JPS5830178Y2 - 容量式変位変換器 - Google Patents

容量式変位変換器

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JPS5830178Y2
JPS5830178Y2 JP1978118042U JP11804278U JPS5830178Y2 JP S5830178 Y2 JPS5830178 Y2 JP S5830178Y2 JP 1978118042 U JP1978118042 U JP 1978118042U JP 11804278 U JP11804278 U JP 11804278U JP S5830178 Y2 JPS5830178 Y2 JP S5830178Y2
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JP
Japan
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voltage
pulse width
output
pair
capacitances
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JP1978118042U
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JPS5534279U (ja
Inventor
増生 花若
宗広 細川
Original Assignee
横河電機株式会社
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Publication date
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧力、変圧等に対応する変位量に応じて容量
が差動的に変化する一対の可変コンデンサを用いた容量
式の変位変換器に関する。
一般に容量の変化を利用して変位量を電気信号に変換す
る場合には、高周波の励振電源が必要で、しかも励振電
源の電圧や周波数等の変化の影響を受ける。
このため従来は実公昭44−15398号公報に示され
ているように、一対の可変コンデンサの容量の和に対応
した電気信号が一定になるように励振電源を制御し、容
量の差に対応した電気信号を出力とすることにより励振
電源の電圧や周波数等の変化による影響を除去している
また特開昭52−21851号公報に示されるように容
量の差に対応した電気信号と容量の和に対応した電気信
号との除算を行うことによって、励振電源の電圧や周波
数等の変化の影響を除去することも行われている。
ところで最近の変換器では、コンピュータとの結合を容
易にするため、変位量に応じたパルス幅信号を出力でき
るように構成されることがある。
この場合パルス幅信号発生用の電圧・パルス幅変換器と
、高周波の励振電源とはそれぞれ独立に設けられている
ため、全体構成が複雑になっていた。
本考案は、電圧・パルス幅変換器の出力で一対の可変コ
ンデンサを励振することによって、簡単な構成でパルス
幅信号を出力できる容量式の変位変換器を実現したもの
である。
以下図面を用いて本考案の変換器を説明する。
第1図は本考案変換器の一実施例を示す接続図である。
図において、C1,C2はその容量値が互いに差動的に
変化する一対の可変コンデンサで、例えば第2図に示す
如く圧力や差圧等に応じて変位する可動電極10と、こ
の可動電極10に対向配置されている固定電極11.1
2とで構成されており、これ等の容量値は可動電極10
が中性点にあるとき互に等しく、可動電極10の変位に
よってC工。
C2の容量が差動的に変化する。
なお第2図イは電極間距離変化形、第2図口は電極面積
変化形の例である。
D1〜D4は各々整流用ダイオード、Cfl。Cf2は
各々平滑用コンテ゛ンサ、R1−R3は各々抵抗、A1
は差動増幅器で、C1,C2の容量の差に対応した電圧
E1を出力するもので゛ある。
、A2はバッファ増幅器で、C1,C2の容量の和に対
応した電圧E2を取り出すものである。
Mはバッファ増幅器A2の出力E2に係数m(ただしm
〈1)を乗する係数器、PWMは電圧・パルス幅信号変
換器で、入力に加わる電圧Eiをパルス幅がtで周期が
Tなるパルス幅信号PWに変換するものである。
PWMの具体的な構成の一例を第3図に示す。
第3図のPWMは入力端子Eiが抵抗R4を介して非反
転入力端子←)に加えられる演算増幅器OPと、OPに
正帰還を施す抵抗R5と、OPの出力で駆動され基準電
圧ErをオンオフするスイッチSと、Sによってオンオ
フされた電圧を平滑してOPの反転入力端子(→に加え
るコンデンサC3と抵抗R6のフィルタ回路Fとからな
っている。
このような構成のPWMにおいては、まずOPの非反転
入力端子(ト)の電圧Epが反転入力端子(−)の電圧
Efよりも大きいと、OPの出力が高レベルになり、ス
イッチSをオン側aに接続する。
その結果フィルタ回路Fのコンテ゛ンサC3が時定数C
3R6で充電され、反転入力端子(→の電圧Efが上昇
する。
EfがEpよりも大きくなると、OPの出力が低レベル
に反転する。
OPの出力が低レベルになるとスイッチSがオフ側すに
倒れ、C3が時定数C,R,で放電し、Efが減少する
Etが減少しEpよりも小さくなると、OPの出力は再
び高レベルになる。
このようにして、OPとSおよび下からなるループは周
期Tでオンオフを繰り返し自励振動する。
ここでOPに正帰還を施しているので、比較動作の立上
りを鋭くできるとともに、ヒステリシスをもたせること
ができる。
また自励振動ループの発振周期Tは、ヒステリシスの幅
とフィルタ回路Fの時定数および入力端子のレベルによ
り決定されるため、OP+S等の特性の影響を受けない
利点があり、発振動作が安定である。
なお本実施例では自励振動ループの発振周波数は数kH
zに調整されている。
そしてOPの利得は充分に大きいので、帰還電圧Efの
平均値が入力端子Eiと等しくなるように働き、自励振
動ループのオン時間をtとすると、パルス幅出力PWは
、 となり、入力端子Eiに比例したものとなる。
本実施例では、第1図に示すように差動増幅器A1の出
力E0と係数器Mの出力mE2との和を入力電圧Eiと
し、バッファ増幅器A2の出力E2を基準電圧Erとし
ているので、パルス幅信号PWは、 となり、差動増幅器A1の出力E1とバッファ増幅器A
2の出力E2の比に、バイアス値mを加えたものとなる
バイアス値mはElが零のときでもPWMに発振を持続
させるためのものであり、またバイアス値mを調整する
ことによって零調整すなわちElが0%のときのPWの
値を定めることができ、しかも零調整はmがEl、C2
に無関係で係数器Mの係数値のみで決まるため、スパン
調整(E、が100%のときのPWの値の調整)とは独
立できる。
このパルス幅信号PWが出力端子OUTに与えられると
ともに、一対の可変コンデンサC1゜C2に励振用とし
て加えられる。
このように構成した本考案変換器の動作を以下に説明す
る。
まず一対の可変コンデンサC1,C2に加えられたパル
ス幅信号PWは、ダイオードD1〜D4および平滑用コ
ンテ゛ンサCt1.Crzによって平滑される。
パルス幅信号PWの周波数はC工、C2のインピーダン
スがR□、R2,R3に比べて充分大きくなるように選
ばれているので、R1およびR2を流れる電流はそれぞ
れkCl(= ■t)およびkC2(二I2)と略々な
る。
なおkはパルス幅信号PWの振幅や周波数の関数である
そして差動増幅器A1によって、■、によるRoの電圧
降下とI2によるR2の電圧降下の差を取出すとその出
力E1はE工=に、kR(C,−C2)・・・・・・(
3)ただし、R1= R2= R K、 : A、のゲイン となり、C1+ C2の容量の差に対応する。
また抵抗R3には11とI2の和の電流が流れており、
その両端電圧をゲインかに2なるバッファ増幅器A2で
取出すと出力E2は、 C2=に2k R3(C1+C2)・・・・・・(4)
となり、容量の和に対応する。
よって、(1) 、 (2) 、 (3)式からパルス
幅信号PWは、 となり、kの項が除去され励振電源として用いたパルス
幅信号の周波数や振幅の変化の影響を受けない。
しかもKl、 R2,R、R3,mは一定であるので、
PWは容量の和と差の変化のみに関連したものとなる。
そして一対の可変コンデンサC1,C2の容量が、第2
図イの場合可動電極10の変位量Xに対し、 の関係で変化するので、パルス幅信号PWは、となり、
変位量Xに正確に対応したものとなる。
なお、COは初期容量で、dは固定電極11.12間の
距離である。
また第2図口の場合にも同様にPWは変位量Xに正確に
対応する。
なお上述では、パルス幅信号PWのみを出力する場合を
例示したが、パルス幅・電圧変換器を付加すれば電圧出
力を取出すこともできる。
この場合パルス幅・電圧変換器の前段にフォートカプラ
等の絶縁結合手段を設ければ、PWと絶縁された電圧出
力が得られる。
また上述では変位量Xが零のときPWMの発振を持続さ
せるためA2の出力E1にA2の出力E2の係数を乗じ
た電圧を加える場合を例示したが、その他の手段を用い
てもよいこと言うまでもない。
以上説明したように本考案において、電圧・パルス幅変
換器の出力で一対の可変コンデンサを励振するようにし
ているので、別個に励振電源を必要とせず簡単な構成で
パルス幅信号を出力できる容量式の変位変換器が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す接続図、第2図は本考
案に用いる可変コンテ゛ンサの一例を示す構成説明図、
第3図は本考案に用いる電圧・パルス幅変換器の一例を
示す回路図である。 C1,C2・・・・・・一対の可変コンデンサ、PWM
・・・・・・電圧・パルス幅変換器、Ao・・・・・・
差動増幅器、A2・・・・・・バッファ増幅器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変位量に応じて容量が互いに差動的に変化する一対の可
    変コンデンサと、この一対の可変コンデンサの容量の差
    に対応した電圧および容量の和に対応した電圧を取り出
    す手段と、容量の差に対応した電圧が入力端に加えられ
    、容量の和に対応した電圧が基準側に加えられる電圧・
    パルス幅変換器と、この電圧・パルス幅変換器の出力で
    前記一対の可変コンテ゛ンサを励振する手段とを有して
    なる容量式変位変換器。
JP1978118042U 1978-08-29 1978-08-29 容量式変位変換器 Expired JPS5830178Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978118042U JPS5830178Y2 (ja) 1978-08-29 1978-08-29 容量式変位変換器

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JP1978118042U JPS5830178Y2 (ja) 1978-08-29 1978-08-29 容量式変位変換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5534279U JPS5534279U (ja) 1980-03-05
JPS5830178Y2 true JPS5830178Y2 (ja) 1983-07-02

Family

ID=29072016

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5276950A (en) * 1975-12-23 1977-06-28 Hokushin Electric Works Capacitive displacement converter

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5276950A (en) * 1975-12-23 1977-06-28 Hokushin Electric Works Capacitive displacement converter

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JPS5534279U (ja) 1980-03-05

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