JPH0125285Y2 - - Google Patents

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JPH0125285Y2
JPH0125285Y2 JP1980094831U JP9483180U JPH0125285Y2 JP H0125285 Y2 JPH0125285 Y2 JP H0125285Y2 JP 1980094831 U JP1980094831 U JP 1980094831U JP 9483180 U JP9483180 U JP 9483180U JP H0125285 Y2 JPH0125285 Y2 JP H0125285Y2
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impedance
voltage
detector
resistors
differential amplifier
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば静電容量式差圧検出器或は静
電容量式圧力検出器のように差圧又は圧力の変化
により可変容量素子のような可変インピーダンス
素子のインピーダンスを変化させ、そののインピ
ーダンス変化により電気信号を得るようにしたイ
ンピーダンス変化を電気信号に変換する変換器に
関する。
一般に差圧検出器或は圧力検出器は受圧素子の
変形量を可動電極板に伝達し、可動電極板の変位
により固定電極板との間の静電容量を変化させ、
静電容量の変化により被測定圧力の値に対応した
電気信号を得るようにしている。この外の例とし
ては可変インダクタを用いたり、またはストレン
ゲージのように抵抗変化素子を利用したりする場
合もある。このような可変インピーダンス素子を
利用した検出器には第1図に示すように一対の可
変インピーダンス素子(この例では静電容量の場
合を示す)1a,1bが差動的にその値が変化す
る差動インピーダンス形と、第2図に示すように
一つのインピーダンス素子1aだけが変化する単
一可変インピーダンス形のものとがある。差圧検
出器は差動インピーダンス形、圧力検出器は単一
可変インピーダンス形の構造が採られる場合が多
い。
従来は検出器におけるインピーダンスの変化を
電気信号に変換する変換器は第3図に示す差動イ
ンピーダンス形に適合する形式のものと、第4図
に示す単一可変インピーダンス形に適合する形式
のものに分けて作られている。即ち第3図は差動
可変インピーダンス形検出器に適合する変換器の
例を示す第3図において1は検出器である。検出
器1には一対の可変インピーダンス素子1a,1
bが内蔵され端子T1に可変インピーダンス素子
1a,1bの共通接続点が接続され、端子T2
T3に可変インピーダンス素子1a,1bの他端
が接続される。可変インピーダンス素子1a,1
bと抵抗器2及び3によつてブリツジが構成さ
れ、このブリツジに発振器4から交流電圧が与え
られる。ダイオードD1〜D4は整流用ダイオード
であり、D1,D2により抵抗器2と3に正の半波
を流し、D3とD4により負の半波を抵抗器5に流
すようにしている。
差動インピーダンス形の検出器に適合する変換
器においてはブリツジを流れる電流の和を抵抗器
6によつて検出し、その検出値と一定電圧値との
偏差値を差動増幅器7によつて取出し、その偏差
値によつて発振器4の出力振幅を制御してブリツ
ジを流れる電流の和が常に一定値を保持するよう
にしている。可変インピーダンス素子1a,1b
を流れる電流に比例した電圧を抵抗器2及び3に
発生させ、その電圧信号を差動増幅器8に入力
し、その出力に可変インピーダンス素子1a,1
bを流れる電流の差に対応した電圧信号を得る。
この電圧信号は被測定圧力に対応し、その電圧信
号はトランジスタ9に入力され、トランジスタ9
により電流信号に変換される。この電流信号は検
出器1に与えられた変位Δdに比例して変化する
電流信号I0とされる。この電流信号I0は線式伝送
路11−12を通じて受信器13に伝送される。
尚電流信号I0は一般に4〜20mAに規格化されて
伝送される。可変バイアス源14は検出器1が初
期状態にあるとき伝送路11−12を流れる電流
が4mAとなるように調整するためのゼロ調手段
であり、ポテンシヨメータ15は抵抗器16に発
生する負帰還電圧の適当量を取出して演算増幅器
8に負帰還し、検出器1にスパンの100%に相当
する差圧又は圧力が与えられたとき伝送路11−
12を流れる電流I0が20mAとなるように調整す
るためのスパン調整手段である。
一方第4図は単一可変インピーダンス形の検出
器の場合を示す。この場合検出器1は可変インピ
ーダンス素子1aと固定インピーダンス素子1c
とにより構成され、これらインピーダンス素子1
a,1cと抵抗器2及び3によつてブリツジを構
成する点は第3図の場合と同様である。第4図に
おいて第3図の場合と異なる構成は固定インピー
ダンス素子1cを流れる電流が常に一定となるよ
うに差動増幅器7により発振器4の発振振幅を制
御するようにした点である。従つて抵抗器2には
常に一定の電圧e1が発生し、この一定電圧e1と抵
抗器3に発生する可変電圧e2とを演算増幅器8に
入力し、その出力に電圧e1−e2に対応した電圧信
号を得る。結局この電圧信号は可変インピーダン
ス素子Laのインピーダンス変化に対応し、被測
定圧力と対応付けされる。演算増幅器8の出力側
に得られた電気信号は第3図の場合と同様にトラ
ンジスタ9によつて電流信号に変換され、2線式
伝送路11−12を通じて受信器13に伝送され
る。
このように差動インピーダンス形の検出器を用
いる場合と、単一可変インピーダンス形の検出器
を用いる場合とで変換器の構成が異なるものであ
るから製造者側では製品の種類が多くなり製造管
理が面倒である。またコストが高くなる不都合も
ある。更に需用者側では差動インピーダンス形の
ものと単一可変インピーダンス形の双方を使方を
使う場合にはそれぞれについて予備の変換器を用
意しなければならないため少なくとも二種類の変
換器を予備に用意しなければならず経済的な負担
が大きい。結局差動インピーダンス形に適用する
変換器と単一可変インピーダンス形に適合する変
換器に互換性が附加されると都合がよい。
このような点より少なくとも一方が変化する2
個のインピーダンス素子を含むブリツジ回路網か
らインピーダンス素子のインピーダンス変化に対
応した電気信号を取出す手段において、一方のイ
ンピーダンス相当電気信号と、2つのインピーダ
ンス相当電気信号の和との何れかを得る手段を設
けるものを考えた。
すなわち第5図において第3図及び第4図と対
応する部分には同一符号を附してその重複する部
分の説明は省略するが、この例では抵抗器2及び
3と直列に抵抗器17及び18を接続し、これら
抵抗器2−17及び3−18によつて検出器1内
のインピーダンス素子1a,1bとブリツジを構
成するようにし、抵抗器2と17及び3と18の
接続点A,B間にこの間を必要に応じて容易に接
続し、または切離すことができる電気的開閉設定
手段Jを設けるものである。
この電気的開閉設定手段Jとしては例えば第6
図に示すようにプリント配線基板19において抵
抗器2と17及び3と18の接続点A,Bに相当
する導電薄21,22を互に近接させて形成し、
この間を必要に応じて半田付けにより接続できる
ように構成するか、又は第7図に示すように導電
薄21,22の間にスイツチ23を接続して構成
することもできる。
また第8図に示すように変換器収納ケースの外
側に設けた外部端子板24に抵抗器2と17及び
3と18の各接続点A,Bを導出し、その端子部
25a,25b間を必要に応じてシヨート板26
によつて接続できるように構成することもでき
る。また第9図に示すように端子板24に切換シ
ヨート板27を設け、この切換シヨート板27を
一方の端子27aを中心に回動することにより端
子27bと27cに適宜に切換接続できるように
構成し、その一方の状態で抵抗器2と17及び3
と18の各接続点A,Bを接続した状態に、他方
の状態で接続点A,B間を切離した状態に切換る
ことができるように構成することができる。
このように抵抗器2と17及び3と18の両接
続点A,B間を適宜接続した状態と切離した状態
に切換ることができる開閉設定手段Jを設けるこ
とにより、接続点A,Bを接続した場合には抵抗
器17と18が並列接続され等価的に1本の抵抗
器とみなすことができる。よつてこの状態では抵
抗器17と18で構成される1本の抵抗器に検出
器1内の2つのインピーダンス素子を流れる電流
の和の値に対応した電圧を取出すことができる。
従つて接続点A,Bを短絡した場合には第3図で
説明した変換回路の構成と同一となり差動インピ
ーダンス形の検出器に適合する変換回路を構成で
きる。
また接続点A,Bを切離した場合には抵抗器2
−17,3−18と変換器1内のインピーダンス
素子とによりブリツジが構成され。差動増幅器7
には抵抗器17に発生する電圧が与えられる。こ
の電圧は検出器1内の固定インピーダンス素子1
cを流れる電流値に相当し、その電流値が一定と
なるように発振器4の発振振幅を制御する。よつ
て抵抗器2と17の直列回路には一定電圧e1が発
生し、抵抗器3と18には可変インピーダンス素
子のインピーダンス変化に対応した電圧e2が発生
する。この一定電圧e1と可変電圧e2は差動増幅器
8に入力され差動増幅器8の出力側にe1−e2に対
応した電圧信号を得ることができる。従つてこの
場合には第4図で説明した単一可変インピーダン
ス形の検出器に適合して動作する変換器を得るこ
とができる。
尚第5図に示した変換器によれば発振器4の振
幅を制御する差動増幅器7のループと、インピー
ダンス変化を出力電流I0の変化に変換する差動増
幅器8のループが各別に構成され、それぞれが独
立して動作する回路方式となつている。この回路
方式によれば差動増幅器8の入力側に外部から雑
音が混入し、何等かの外乱が生じたときにはこの
外乱が加算されて出力され、計測結果に誤差が発
生する欠点がある。
これに対し出力電流I0によつて発生する電圧を
発振器4の出力振幅を制御するループに負帰還さ
せ、全体を一つの負帰還ループとすることにより
外乱の影響を受けない変換器を得ることができ
る。この考案はこのように外乱の影響を受けない
ようにしたものである。
第10図はこの考案の一実施例を示す。この例
では検出器1内のインピーダンス素子を流れる電
流を抵抗器2と3に発生する電圧e1,e2によつて
検出する。この検出電圧e1,e2を抵抗器28,2
9を通じて端子A,Bに導出する。端子A,B間
には第6図乃至第9図で説明した電気的に接続、
離脱が容易に行なえる開閉設定手段Jを設ける。
端子A又はBの一方、図の例では端子Aを差動増
幅器8の反転入力端子に接続する。差動増幅器8
の非反転入力端子には基準電圧源31を接続し、
基準電圧e0を差動増幅器8の非反転入力端子に供
給する。
一方抵抗器2と3に発生した電圧e1,e2は抵抗
器32,33を通じて差動増幅器7の両入力端子
に供給する。これと共に差動増幅器7の非反転入
力端子に抵抗器34を通じてゼロ調用バイアス電
源14を接続し、反転入力端子に抵抗器35を通
じてポテンシヨメータ15からスパン調整用負帰
還信号を与える。
このように構成した場合には端子A,B間に接
続した開閉設定手段Jにより端子A,B間を短絡
させた場合は差動インピーダンス形検出器に適合
する変換器として動作し、A,B間を切離した場
合は単一可変インピーダンス形検出器に適合する
変換器として動作する。
即ち端子A,B間を接続した場合には端子T1
T2,T3に差動インピーダンス形検出器を接続す
る。検出器1内の可変インピーダンス素子の値が
差動的に変化し抵抗器2と3に発生する電圧e1
e2が差動的に変化する。その変化は差動増幅器7
に入力される。今e1が減少し、e2が増加したとす
ると差動増幅器7の出力電圧は減少する。よつて
発振器4の制御電圧が減少したこととなり発振器
4の出力振巾が減少する。この振巾の減少が検出
器1内の可変インピーダンス素子1a,1bと抵
抗器2及び3の各直列回路に与えられ、抵抗器2
と3を流れる電流値は減少する。この電流の減少
により抵抗器28と29を通じて演算増幅器8の
反転入力端子に供給される電流和に相当する電圧
信号e1+e2が低下する。演算増幅器8の非反転入
力端子には基準電圧e0が与えられているから反転
入力端子の入力電圧e1+e2が低下するとその出力
電圧は正極性の方向に上昇する。このためトラン
ジスタ9を流れる出力電流は増加し、抵抗器16
に発生する帰還電圧が負方向に増加する。この帰
還電圧はポテンシヨメータ15によりその適当量
が取出されて差動増幅器7の反転入力端子に負帰
還される。こゝで差動増幅器7の増幅率μ1、演算
増幅器8の増幅率μ2が非常に大きいものとすると
この負帰還により差動増幅器7の反転入力端子の
電位は非反転入力端子の電位と等しい状態で平衡
するように動作し発振器4の出力の振巾は元の振
巾に戻される。この結果抵抗器2と3を流れる電
流は元の電流に戻され、抵抗器2と3に発生する
電圧e1,e2の和成分e1+e2は常にe1+e2=e0とな
るように動作する。結局出力電流I0は検出器1内
の可動電極の変位Δdに対し比例関係を保つて変
化し受信器13に被測定圧力に対応した信号を伝
送することができる。
その理由を数式を用いて以下に説明する。こゝ
では差動インピーダンス形に適合する場合を説明
する。検出器1内の可変インピーダンス素子、つ
まりこゝでは可変容量素子は1枚の可動電極極の
両側に一対の固定電極が対向して配置されて構成
されるもものとする。そのそれぞれの対向間隙が
初期状態のときd0であり、これが検出すべき差圧
又は圧力等の物理量にしたがつて変位する受圧ダ
イヤフラム等の受圧素子によつてΔdだけ変位す
るものとすれば、可変容量素子の容量値C1,C2
はそれぞれ C1=C0d0/d0−Δd,C2=C0d0/d0+Δd 又はC1=C0d0/d0+Δd,C2=C0d0/d0−Δd (1) たゞしC0は容量素子C1,C2の初期状態におけ
る値である。
こゝで便宜上抵抗器32,33,34,35の
各抵抗値が等しく、抵抗器28と29の抵抗値も
等しいものとする。
e1=BωC1R (2) e2=EωC2R (3) こゝでEは発振器4の出力電圧、ωはその角周
波数、Rは抵抗器2と3の抵抗値である。
出力トランジスタ9を流れる電流をI1とする
と、 (e1+e2/2−e0)μ2=I1 (4) I0=I1+I2 (5) 抵抗器16の抵抗値をRf、ゼロ調整用バイア
ス源14の電圧をe3とすると、 {(e1−Rf・I0)−(e2−e3)} μ1=E (6) {(e1−e2)−(Rf・I0−e3)} μ1=E (7) (4),(5)式から I0=(e1+e2/2−e0)μ2+I2 e1+e2=2e0+2I0−I2/μ2 (8) また(2),(3),(8)から EωR(C1+C2)=2e0+2I0−I2/μ2 E=2e0/ωR(C1+C2)+2I0−I2/ωR(C1+C2)μ2
(9) 更に(2),(3),(7),(9)式から {(2e0/ωR(C1+C2)+2・I0−I2/ωR(C1+C2
μ2)・ωR(C1−C2)−(RfI0−e3)}μ1 =2e0/ωR(C1+C2)+2・I0−I2/ωR(C1+C2
μ2(10) (2e0/C1+C2+2・I0−I2/(C1+C2)μ2)・(C1
−C2)− (RfI0−e3)=2e0/ωR(C1+C2)μ1+2I0−I2
ωR(C1+C2)μ2(11) こゝでμ1,μ2が非常に大きいものとすれば、 2e0/(C1+C2)・(C1−C2) −(RrI0−e3)=0 RfI0=e3+C1−C2/C1+C2・2e0 (12) こゝに(1)式の関係を導入すれば I0=1/Rf(e3+2Δd/d0・e0) (13) となり、出力電流I0は変位Δdに比例することが
解る。
一方、端子A,B間を切離した場合には、第1
0図に示す回路は単一可変インピーダンス形検出
器に適合する変感器として動作する。即ち検出器
接続端子T2に固定インピーダンス素子Icが接続
されているものとし、他方の端子T3に可変イン
ピーダンス素子1aが接続されているものとする
と、検出器1に物理量が与えられて可変インピー
ダンス素子1aの値が例えば大きくなると、抵抗
器3に発生する電圧e2が増加する。この電圧変化
が差動増幅器7の反転入力端子に与えられ差動増
幅器7の出力電圧を低下させる。このため発振器
4の出力振巾は小さくなる方向に制御される。こ
れと共に電圧e2のの増加分は演算増幅器8の反転
入力端子にも与えられる。これにより演算増幅器
8の出力電圧は低下し、トランジスタ9を流れる
電流I1を減少させる。電流I1が減少したことによ
り抵抗器16に発生する帰還電圧が減少しポテン
シヨメータ15から差動増幅器7の反転入力端子
に供給される負帰還電圧が減少する。よつて差動
増幅器7の反転入力端子に与えられる入力電圧は
更に増加する方向に変化し発振器4の出力振巾を
更に一層減少させる。これにより電圧e2は減少し
e2=e0の状態で安定する。このとき抵抗器16を
通る電流I0の変化は与えられた変位Δdと比例関
係を保つて変化する。
以上により第10に示した回路において端子
A,B間を短絡した場合には差動インピーダンス
形検出器に適合する変換回路として動作し、端子
A,B間を切離した場合には単一可変インピーダ
ンス形検出器に適合する変換回路として動作する
ことが理解されよう。
第10図の実施例より第11図に示すような回
路も考えられる。この例では第5図の例と同様に
抵抗器2と3にそれぞれ抵抗器17,18を直列
接続し、この接続点から抵抗器28と29を通じ
て端子A,Bを導出し、この端子A,B間に電気
的開閉設定手段Jを接続した場合を示す。この場
合も第10図の実施例と同様に動作するのでこれ
以上の詳細説明は省略する。
第12図は更に他の実施例を示す。この例では
抵抗器2と3のそれぞれに抵抗器17,18を直
列接続しこの接続点A,B間に電気的開閉設定手
段Jを設け、抵抗器3と18の接続点Bに発生す
る電圧を演算増幅器8の反転入力端子に供給する
ように構成した場合を示す。この場合にも抵抗器
2−17及び3−18の各直列回路に発生する電
圧e1,e2を差動増幅器7に与え、ポテンシヨメー
タ15から帰還電圧を差動増幅器7の反転入力端
子に帰還させるように構成した点は第10図の場
合と同様である。
この第12図の実施例においても接続点A,B
間を短絡した場合は差動インピーダンス形検出器
に適合する変換器として動作し、接続点A,B間
を切離したときは単一一可変インピーダンス形検
出器に適合する変換器として動作する。その理由
は第10図の動作説明から容易に理解できよう。
以上説明したようにこの考案によれば、電気的
開閉設定手段Jを設けたことにより、この開閉設
定手段Jを開及び閉の状態に設定することにより
少なくとも一方が変化する2個のインピーダンス
素子を含むブリツジ回路網からインピーダンス変
化に対応した電気信号を取出す手段において一方
のインピーダンス相当電気信号と、2つのインピ
ーダンス相当電気信号の和成分の何れかを得るこ
とができる。これにより差動インピーダンス形検
出器と単一可変インピーダンス形検出器の双方に
適合する交換器を共通の回路によつて構成するこ
とができる。よつて変換器に互換性を持たせるこ
とができ製造管理が容易となる。また使用する部
品の種類を少なくすることができるためコストダ
ウンが期待できる。また需要者側では同一変換器
を差動形及び単一可変形の検出器に利用できるた
め予備として用意する変換器を検出器の種類別に
用意しなくても済む利点も得られ、その効果は実
用に供して頗る大である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は差動インピーダンス形及び
単一可変インピーダンス形検出器の一例を説明す
るための接続図、第3図は差動インピーダンス形
検出器に適合する従来の変換器の一例を説明する
ための接続図、第4図は単一可変インピーダンス
形検出器に適合する従来の変換器の一例を説明す
るための接続図、第5図は電気的開閉設定手段を
設けた例を説明するための接続図、第6図、第7
図、第9図はこの考案の要部の一例を示す平面
図、第8図はこの考案の要部の一例を示す斜視
図、第10図はこの考案の一実施例を示す接続
図、第11図、第12図はこの考案の他の実施例
を示す接続図である。 1:検出器、1a,1b:可変インピーダンス
素子、1c:固定インピーダンス素子、2,3,
17,18:ブリツジ回路網を構成する抵抗器、
J:一方のインピーダンス相当信号又は2つのイ
ンピーダンス相当信号を選択して得る手段を構成
する電気的開閉設定手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも一方が変化する2個のインピーダン
    ス素子を含むブリツジ回路網からインピーダンス
    変化に対応した電気信号を取出す手段において、
    上記両方のインピーダンス相当電気信号が差動増
    幅器の反転入力側及び非反転入力側に入力され、
    上記両方のインピーダンス相当電気信号の一方は
    直接、他方は電気的開閉設定手段を介して演算増
    幅器に供給され、演算増幅器の出力はトランジス
    タにより電流信号に変換され、その電流信号が供
    給される抵抗器より帰還信号が取出されて上記差
    動増幅器の反転入力側へ供給され、その差動増幅
    器の出力で上記ブリツジ回路網へ供給する電流、
    電圧の発振器の振幅が制御されてなるインピーダ
    ンス変化を電気信号に変換する変換器。
JP1980094831U 1980-07-04 1980-07-04 Expired JPH0125285Y2 (ja)

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JPS5444542B2 (ja) * 1975-03-19 1979-12-26

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