JPS60102147A - ノ−シユガ−チユ−インガム及びその製造方法 - Google Patents

ノ−シユガ−チユ−インガム及びその製造方法

Info

Publication number
JPS60102147A
JPS60102147A JP58208719A JP20871983A JPS60102147A JP S60102147 A JPS60102147 A JP S60102147A JP 58208719 A JP58208719 A JP 58208719A JP 20871983 A JP20871983 A JP 20871983A JP S60102147 A JPS60102147 A JP S60102147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chewing gum
powder
reduced
palatinose
decomposition product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58208719A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0376902B2 (ja
Inventor
Hide Oosawa
大沢 ヒデ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto AGF Inc
Original Assignee
Ajinomoto General Foods Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto General Foods Inc filed Critical Ajinomoto General Foods Inc
Priority to JP58208719A priority Critical patent/JPS60102147A/ja
Publication of JPS60102147A publication Critical patent/JPS60102147A/ja
Publication of JPH0376902B2 publication Critical patent/JPH0376902B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Confectionery (AREA)
  • Seasonings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は甘味料としてL−アスパラチル−L −フェニ
ルアラニンメチルエステル(以下、AIIMという);
パラチノース(インマルチロース);および還元澱粉分
解物および/または還元麦芽麦(水あめ粉末)を使用す
ることを特徴とする低う触性または難う触性のノーシュ
ガーチューインガム及びその製造方法忙関する。
従来、チューインガム用甘味料としては、砂糖、ブドー
糖、水あめ等が使用されている。チューインガムはかむ
ことによってガム中に存在する香味および甘味を味わう
ものであるから、使用される甘味料は適度に小さい溶解
速度および滑らかな触感が要求されている。上記の糖は
このような特性は満しているが、虫歯を生成し易い(う
触性)という欠点があった。
チューインガムは口腔内に比較的長く存在し、また上記
の糖は口腔内細菌の作用を受けて有機酸が生じるためう
触性が高い。更に、これらの糖はカロリーが高く、カロ
リー摂取が過剰になるという欠点もある。
発明者らはパラチノースが口腔内細菌によって有機酸が
生成されることなく、また不溶性グルカン生成の基質に
ならないために、低う触性であること忙注目し、研究を
進め本発明を完成した。パラチノースはそれ自体低う触
性であるばかりでなく、砂糖により惹起されるう触性に
対抗17てむし歯の生成を抑える抗う触性も認められる
ので、この特性を利用して抗う触性を持つノーシュガー
チューインガムを作ることに成功した。本発明で使用さ
れるパラチノースははちみつに微量含まれる天然物であ
り、工業的には砂糖を特殊な酵素で処理することによっ
て製造される。
しかしながら、パラチノースは砂糖の甘味の約40%と
甘味が低いため、チューインガムへの使用には難点があ
った。
これまで、チューインガムにパラチノースを使用して香
味の増強および持続性を増すことが提案されたが、甘味
が低いという実用上の難点があった。更に、パラチノー
スは砂糖に比べて粘着性が低いため、チューインガムに
使用する場合には高分子多糖類を併用することが必要と
されていた。
パラチノースの甘味を補強する為に、ブドウ糖や砂糖等
を添加するチューインガムも提案されている。しかしな
がら、この組成では添加したパラチノースの低う触性が
著しく損われる。また添加されるパラチノースの微粉化
が完全でないため、ややザラついた口あたりがあり、更
忙チューインガムもや〜硬く柔軟性忙欠けるという欠点
もあった。その上、製造中の加熱忙よってパラチノース
が褐変化お起し、全体の外観が褐変化することも問題で
あった。
発明者はチューインガムの甘味料としてパラチノース甘
味を補うためのA P M、および主としてAPMを被
覆する目的で還元澱粉分解物および/または還元麦芽糖
水あめ粉末を組合せて使用することにより、上記、欠点
を克服し、低う触性チューインガムを製造することに成
功した。
本発明ではパラチノースを例えばジェットミル粉砕機で
細砕砕して5〜10μの平均粒度にし;一方、APMを
還元澱粉分解物および/または還元麦芽糖水あめ粉末と
共K、水に溶解し、乾燥、微粉末化することによって、
APMをカプセル化した。この微粉砕化パラチノースと
カプセル化APMとを甘味料とし、必要に応じて還元澱
粉分解物および/または還元麦芽糖水あめ粉末を添加す
ることにより、APMおよびパラチノースが安定化され
、また得られるチューインガムは柔軟性、展延性および
成型性が優れていた。
APMのカプセル化は、APMと還元澱粉分解物および
/または還元麦芽糖水あめ粉末とを重量比で0.1〜9
5:99.9〜5.好しくは10〜60:90〜40の
比率で水、好ましくは28〜40℃の温水に溶解し、必
要に応じて均質化し、乾燥微粉砕することによって製造
される。
乾燥は噴霧乾燥、凍結乾燥、真空/減圧乾燥などの慣用
方法で行うことができる。粉砕はジェットミル粉砕機の
ような慣用の装置で行うことができる。
還元澱粉分解物および還元麦芽糖水あめ粉末は口腔内の
細菌によっても有機酸を生じることがな(、虫歯生成の
原因にもならないという1特徴があり、パラチノースの
使用とあいまってチューインガムのう触性を著しく低下
することができる。又、甘味度は砂糖の約10〜80%
と低く、異味異臭もなく、チューインガムの香味および
風味に悪影響を与えることがない。
本発明のチューインガムに使用するAPMおよびパラチ
ノースは共に口腔内での溶解速度が低く、甘味および香
味の持続性が高いという特徴もある。
尚、チューインガム忙通常使用される充填剤でである炭
酸カルシウムはAPMと接触してAPMの分解を促進す
るため、本発明では使用しないことが好ましい。
このようにして得られるチューインガムは咀シャク時の
口あたりが滑らかであり、柔軟性、展延性等の物理的特
性も優れている。
本発明のチューインガムは砂糖に変えて本発明の甘味料
を用いることにより慣用の方法で製造することができる
すなわち、慣用のチューインガムベースに必要に応じて
還元澱粉分解物および/または還元麦芽糖水あめ粉末お
よび微粉砕したパラチノースを添加し、60℃以下の温
度、好ましくは40〜60℃で、均一になるまで十分に
混練し、次いで前記のカプセル化APMおよびフレーバ
ーを添加し、均一に混練した後、常法により圧延、成型
、冷却し、包装する。
以下の実施例により、本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 工程I:カプセル化APMの調製 A P M粉末1.5 kgと還元澱粉分解物15kg
とをよく混合し、60℃の温水30/に添加して良く攪
拌して溶解した。この溶液を100〜130 kg/c
yAの圧力でホモゲナイザーを通過させ均質化を行った
。次いでこの溶液を回転式ノズルスプレードライヤーに
より高速回転で乾燥した約620メツシユのカブ七ル化
APM微粉末を?ffだ。
工程■:チューインガムの製造 下記の成分からチューインガムを製造した。
チューインガムベース 25 パラチノース(14μ)17 還元澱粉分解物 49 タルク 5 カプセル化10%APM(工程I製造のもの)0.7フ
レーバー(ペパーミント)1.3 チユーインガムベースに、パラチノース、還元澱粉分解
物を添加し、55〜60℃でミキサーにて均一になるま
で強力に混練した。次いで工程■で調製したカプセル化
APMおよびフレーバーを混和し、更にタルクを添加し
て約6分間練成した。
得られた棒状チューインガムを常法により圧延し、成型
し、冷却し、裁断し、包装を行ってシュガーレスチュー
インガム製品を得た。
得られた製品は上品で良質の甘味を持ち、滑らかな歯ご
たえであった。また、フレーバーおよび甘味が咀しやく
中長期間口腔内に持続した。
実施例2 工程I:カプセル化APMの調製 APM粉末1kgと還元澱粉分解物99kl?を良く混
合し、これを28℃の温水6001中に添加し、良く攪
拌して溶解した。この溶液をホモゲナイザーに通し、1
40kg/c!Iの圧力で均質化を行った。
均質化した溶液を回転式ノズルスプレードライヤーによ
り高速回転で回転しながら乾燥し、約320メツシユの
カプセル化APM微粉末を得た。
チューインガムベース 25 パラチノース(10μ以下微粉末)17力プセル化1%
APM粉末 (工程■・製造のもの)47 還元麦芽糖水あめ粉末 8.0 フレーバー 1.5 レシチン 1.5 合 計 ioo、。
チューインガムベース忙微粉末パラチノース(10μ以
下の粒径)、還元麦芽糖水あめ粉末およびレシチンを添
加混合し、55〜60℃の温度で強力なミキサー中にて
均一になるまで混練した。
次いで、工程■で調製したカプセル化APMおよびフレ
ーバーを添加し約8分間練成した。
得られた棒状チューインガムを圧延、成型し、冷却後に
裁断し、包装を行ってパラチノース入り、シュガーレス
チューインガム製品を得た。
得られた製品は上品で良質の甘味を持ち、滑らかな歯ご
たえであった。また、フレーバーおよび甘味が咀しやく
中長く口腔内で持続した。
特許出願人 味の素ゼネラルフーヅ株式会社(グト4名
λ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチ
    ルエステル;還元澱粉分解物及び/または還元麦芽糖粉
    末;及びパラチノース;を甘味料として用いることを特
    徴とする低うしよく性または難うしよく性ノーシュガー
    チューインガム組成物。
  2. (2)チューインガム中に炭酸カルシウムを含まない特
    許請求の範囲第1項記載のノーシュガーチューインガム
    組成物。
  3. (3)還元澱粉分解物及び/または還元麦芽糖粉末で予
    じめ微粉カプセル化されたL−アスパルチル−L−フェ
    ニルアラニンメチルエステルヲ使用することを特徴とす
    る特許 は第2項記載のノーシュガーチューインガム組成物。
  4. (4)チューインガムベースに微粉砕したバラチノース
    ,乳化剤および必要に応じて還元澱粉分解物および/ま
    たは還元麦芽糖水あめ粉末を添加して混練し、 次いでカプセル化したし一アスパルチルーLーフエニル
    アラニンメチルエステル微粉末およびフレーバーを添加
    して練成し、 この組成物を成型、冷却することから成る低う触性また
    は難う触性ノーシュガーチューインガムの製造方法。
  5. (5)パラチノースをジェットミル粉砕機で5〜10μ
    の粒径に微粉化し、同量以上の還元澱粉分解物および/
    または還元麦芽糖水あめ粉末と共にチューインガムベー
    スに添加することを特徴とする、特許請求の範囲第4項
    記載のノーシュガーチューインガムの製造方法。
JP58208719A 1983-11-07 1983-11-07 ノ−シユガ−チユ−インガム及びその製造方法 Granted JPS60102147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58208719A JPS60102147A (ja) 1983-11-07 1983-11-07 ノ−シユガ−チユ−インガム及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58208719A JPS60102147A (ja) 1983-11-07 1983-11-07 ノ−シユガ−チユ−インガム及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60102147A true JPS60102147A (ja) 1985-06-06
JPH0376902B2 JPH0376902B2 (ja) 1991-12-06

Family

ID=16560945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58208719A Granted JPS60102147A (ja) 1983-11-07 1983-11-07 ノ−シユガ−チユ−インガム及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60102147A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015177789A (ja) * 2014-02-28 2015-10-08 クラシエフーズ株式会社 チューインガム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS565053A (en) * 1979-06-21 1981-01-20 Life Savers Inc Chewing gum containing substitute for sugar
JPS5786246A (en) * 1980-11-17 1982-05-29 Mitsui Seito Kk Palatinose-containing chewing gum

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS565053A (en) * 1979-06-21 1981-01-20 Life Savers Inc Chewing gum containing substitute for sugar
JPS5786246A (en) * 1980-11-17 1982-05-29 Mitsui Seito Kk Palatinose-containing chewing gum

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015177789A (ja) * 2014-02-28 2015-10-08 クラシエフーズ株式会社 チューインガム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0376902B2 (ja) 1991-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2641323B2 (ja) フルクトオリゴ糖を使用したチューイングガム製品
US5366740A (en) Chewing gum containing wheat gluten
JP3672934B2 (ja) 甘味料を含むチューインガム
US3352689A (en) Sugarless gum
US4556565A (en) Sweetener composition, process for making the same, and comestibles comprising said sweetener composition
RU2662783C2 (ru) Новое кондитерское изделие с улучшенной хрусткостью
JP2008509665A (ja) 温化組成物及びそれらの送達システム
JPH0353849A (ja) 可食性の清涼および呼気爽快組成物
JPH0833451A (ja) 有粒菓子製品及びその製造方法
US4493849A (en) Process for preparing a non-chalky, organoleptically pleasing chewing gum composition
JPH0321649A (ja) 実質的に酸を含まない粉砕ポリデキストロースの製法及びそれを含有する組成物
JPH0148739B2 (ja)
EP0161244A1 (en) Sweetener composition, process for making the same, and comestibles comprising said sweetener composition
JP3276038B2 (ja) 粒状物入り粘弾性食品
JP2855532B2 (ja) アモルファスパラチノースの製造法および該アモルファスパラチノースによる菓子の製造法
JPH0323135B2 (ja)
JPS60102147A (ja) ノ−シユガ−チユ−インガム及びその製造方法
JPS6094058A (ja) 低う蝕性チヨコレ−トおよびその製造方法
JPS58193655A (ja) シユガ−レスチユ−インガムおよびその製造方法
JPS6225014B2 (ja)
JP2793271B2 (ja) 食味の改善された低カロリー低う蝕性キヤンデイ及びその製造方法
JPH0119860B2 (ja)
JPH1084878A (ja) 檳榔子入りチューインガム
JP2000116343A (ja) グミキャンデイ組成物
JP3389344B2 (ja) チューインガム