JPS60101126A - ホルマ−ルスポンジの製造方法 - Google Patents

ホルマ−ルスポンジの製造方法

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JPS60101126A
JPS60101126A JP20960583A JP20960583A JPS60101126A JP S60101126 A JPS60101126 A JP S60101126A JP 20960583 A JP20960583 A JP 20960583A JP 20960583 A JP20960583 A JP 20960583A JP S60101126 A JPS60101126 A JP S60101126A
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JP
Japan
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meth
polyoxyethylene
oxyalkylene group
sponge
vinyl acetate
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JP20960583A
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JPH0329100B2 (ja
Inventor
Kiichi Maruhashi
丸橋 基一
Tsukasa Oishi
司 大石
Takeo Kawabata
川端 岳生
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Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 木発りIIま水保有性、水戻り性、肌触り性の改良され
たホルマールスポンジを製造する方法にINするもので
ある。
ポリビニルアルコールから得られるホルマールスポンジ
は広く普及しているが、乾燥すると極めて硬くなること
、水に接触させたときの水戻り性が必ずしも円滑でない
こと、水を含ませたときの肌触りの点で若干滑らかさを
欠くことなどの問題点がある。
そこでこの点を改良するためホルマールスポンジ内に多
価アルコールを含有させることが提案されているが、そ
れによる効果は一時的で持続性がない。又原料として酸
基や酸エステル基を導入した変性ポリビニルアルコール
を用いてホルマール化する試みも特公昭ろ8−9428
号公報に示されているが、その改良効果は充分とは言え
ない。
しかるに本発明者等は鋭意研究を重ねた結果、オキシア
ルキレン基を有する不飽和単量体と酢酸ビニルとの共重
合体ケン化物(又はこれとポリビニルアルコールとの混
合物)を強酸の存在下にホル・マール化するさきは、水
保有性1.水戻り性、肌触り性の顕著に優れたホルマー
ルスポンジが得られることを見出鼻し本発明を完成する
に至った。
上記クン化物を強酸の存在下にホルマール化して得られ
たスポンジを従来品と対比するさ、(1) 乾燥状態の
スポンジを水に投入したときの水戻り性は本発明のスポ
ンジの方が従来品より連込。
(2)一旦保水するとそれが長時間に亘って保持され、
いわゆる乾燥速度が従来品より遥かに遅い。
(3) 水に戻したとき(水を含ませたとき)の柔軟性
は本発明のスポンジの方が遥かに柔軟で、肌触り性が優
れている。即ち肌に触ったときざらざらとした感触がな
く、極めて滑らかな感じを与える。
の如き効果の差がある。
不発EIIJでいうオキシアルキレン基とは一般式%式
% 〔但しR1、R2け水素又はアルキル基、Xけ水素、ア
ルキル基、アルキルエステル基、アルキルアミド基、ス
ルホン酸瞥基等の有機残基、nけ1〜ろ00の整数を示
す。〕で表わされる構造を有するものである。Xは通常
は水素である。nの数が有利に/ri2〜300、待K
MましくU5〜300程度のオキシアルキレン基が実用
的であり、ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレ
ン基、ポリオキシブチレン基等が効果的である。
オキシアルキレン基を有する不飽和単量体としてFi次
の様なものが例示される。但し、本発明ではこれらのみ
に限定されるものではない。
(メタ)アクリル酸エステル型 RRI R2 で示される(但しRけ水素又はメチル基、At′iアル
キレン基、置換アルキレン基、フェニレン基、置換フェ
ニレン基、mけ0又I″i1以−Lの整数、nは1〜3
00好ましくは2〜500.特に好ましくは5〜600
の整数)もので、ポリオキシエチレン(メタ)アクリレ
ート、ポリオキシプロピレン(メタ)アクリレート等が
挙げられる。
で示される(似しR3Iri水素又はアルキル基又はも
ので、ポリオキシエチレン(メタ)アクリル酸アミド、
ポリオキシプロピレン(メタ)アクリル酸アミド、ポリ
オキシエチレン(1−(メタ)アクリルアミド−1,1
−ジメチルグロピル)エステル等が挙げられる。
で示される( R,R’、R”、nけ前記と1「f1様
)ものでポリオキシエチレン(メタ)アリルエーテル、
ポリオキシプロピレン(メタ)アリルエーテル等が挙ケ
られる。
ビニルエーテル で示される( A、R1,R2,m、nは前記と同様)
ものでポリオキシエチレンビニルエーテル、ポリオキシ
プロピレンビニルエーテル等が挙げられる。かかる$、
量体の中で(メタ)アリルアルコール型のものが好適に
使用される。
かかるオキシアルキレン基を有する不飽和単11f。
体と酢酸ビニルを共重合し、それをケシ化することによ
って本発明の出発原料が得られるのである。
本発明においては上記の如き共重合法によって原料を製
造するのが特徴の一つである。即ち、オキシアルキレン
基を含有するポリビニルアルコールの製造方法さしては
ポリビニルアルコールに酸化エチレン等のオキシアルキ
レン類を後反応させる方法やポリオキシアルキレンの存
在下に酢酸ビニルをグラフト重合し、それをり゛ン化す
る方法が考えられるが、曲者においてはいわゆる固液反
応であることから品質の一定した製品が得難く、一方)
・ 婢7゛者においてはクリット重合体以外にポリ酢酸ビニ
ルがかなり副生ずるので、均一組成の製品が得難く、結
局かかる方法で製造された原料から得られるスポンジに
は本発明の如き顕著な性能改善効果は認められない。
本発明においてオキシアルキレン基を有する不飽和単バ
)体と酢酸ビニルとの共重合に際しては、これらと共重
合し/、J4る不飽和単h1体を少量共存させることが
出来る。かかる単量体としてはエチレン、プロピレン、
イソブチレン、α−オクテン、α−ドデセン、α−オク
タデセン等のオレフィン類、アクリル酸、メタクリル酸
、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸等不飽和酸
類あるいけその塩あるいはモノ又はジアルキルエステル
等、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のニトリ
ル類、アクリルアミド、メタクリルアミド等のアミド類
、アルキルビニルエーテル類、ビニルケi・ン、N−ビ
ニルピロリドン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、プロピ
オン酸ビニル、パーサティック酸ビニル等が挙げられる
。しかし必ずしもこれらに限定されるものではない。
該共重合体は常法に従ってケン化される。
不発1ylで用いるオキシアルキレン基を有する不飽和
単に体と酢酸ビニルの共重合体ケン化物の組成について
は、特に限定はなく任意の成分のものが使用可能である
が、特に効果が顕著に得られるのはオキシアルキレン基
含有不飽和単量体の含量が0.01モル%以上好ましく
は0.05〜20モlし%、ケン化物中のオキシアルキ
レン基含喰が5〜80重量%、酢酸ビニル部分のケン化
度が60〜100モル%好ましくは80〜100モル%
のものである。
ホルマール化は公知の方法に従い水溶液の状態で強酸を
触媒としてホルムアルデヒド、ポリオキシメチレン、ヘ
キサメチレンテトラミンなどを反応させることにより行
なわれる。他のアルデヒドを少量併用することもできる
。強酸触媒としては塩酸、リン酸、硝酸、硫酸、トリク
ロロ酢酸、有機スルホン酸などが用いられる。
発泡させる方法としては、機械的に撹拌発泡する育芒、
可溶性物質を使用する方法、繊維その他の結合物質を混
入する方法、高粘度を与える物質を使用する方法、加圧
ガスを使用する方法、発泡剤を使用する方法など公知の
方法がいずれも採用される。−例を挙げれば上記ケン化
物の水溶液に澱粉などの可溶性物質を加え、さらにホル
マリンと強酸を加えてホルマール化反応を行ない、つい
で得られた固形物を水で充分に洗浄して可溶性物質を除
去すればよい。
本発明においては、スポンジは薄膜状を含め任意の形状
であってよい。又スポンジの形成を織布、不織布、網目
体等の基材上で行ない、これら基材と有1層したイ昔造
のスポンジとしてもよい。
かくして得られたスポンジは家庭用(化粧用、浴用、台
所用)、産業用、内装用、身回品、農業l’ii R用
をはじめ広い用途に用いることができる。
以下実施例によって不発11を更に詳しく説明する。
尚例中、「部」又tま「%」とあるのけ特にことわりの
ないかぎり、取計基準である。
\ ′実・絶倒1 ビーカーに馬れいしよ澱粉5部を投入後、水26部を加
え撹拌して均一な懸濁液を調製した。これにポリオキシ
エチレンモノアリルエーテル(n−9)2モル%と酢酸
ビニル98モル%とからなる共重合体クシ化物(ケン化
度98モル%)の20%水溶液45部を加え、次に65
%ホルマリン水溶液12部、及び50q6硫酸15部を
加えて充分撹拌、分散した後成型用ガラス梨に流しこん
だ。
50℃の恒温水槽に浸漬し24時間後生成したスポンジ
を取り出し、流水にて澱粉を流し出し目的物を得た。
又対照例1として重合度1400、ケン化度98モル%
のポリビニルアルコールを、対照例2として重合度14
00、ケン化度98モル%のポリビニルアルコールにオ
キシエチレンを20モル%後反応させたものを、対照例
6としてポリオキシエチレン(n=9)の酢酸ビニルグ
ラフト重合体ケン化物(ケン化度98モル%)を、それ
ぞれ原料として用いたほかは実施例1と同様にしてスポ
尚、乾燥速度は初期の保水帆に対する24時間後の保水
猷の割合を百分率で示した。
実施例2〜3 下記のケン化物を用いたl’iかけ実施例1と同様にし
てスポンジを製jf:t した。
実施例2;ボリオギシエチレンモノアリルエーテル(n
=60)/酢酸ビニル共重合 体ケン化物(ケン化度98モル%) 実施例6;ポリオキシプロピレンモノアリルエーテル(
n=+0)/酢酸ビニル共重 合体ケン化物(ケン化度98モル%) 結果を第2表に示す。
¥症例4 実施例1で使用した共重合体ケン化物25部及び亀合度
1400.ケン化度98モル%のポリビニルアルコール
50部を用いて実施例1と同様にしてスポンジを?!i
た。
その結果も第2表に示す。
第1表 第 2 表 特許出願人 日本合成化学工業株式会社手 続 補 正
 書(方式) ■、事件の表示 昭和58年特許順第209605号 2、発明の名称 ホルマールスポンジの製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (L 所 大阪市北区野崎町9番6号 4、補正命令の日付 昭和59年2月28日(発送日) 明細書の浄書(内容に変更なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 オキシアルキレン基を有する不飽和単量体と酢酸
    ビニルとの共重合体ケン化物又はこれとポリビニルアル
    コールとの混合物を強酸の存在ドにホルマール化するこ
    とを特徴とするホルマールスポンジの製造方法。 2 オキシアルキレン基を有する不飽和単量体がポリオ
    キシエチレンモノアリルエーテルである特許111“f
    氷の範囲第1項記載の製造方法。
JP20960583A 1983-11-07 1983-11-07 ホルマ−ルスポンジの製造方法 Granted JPS60101126A (ja)

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JP20960583A JPS60101126A (ja) 1983-11-07 1983-11-07 ホルマ−ルスポンジの製造方法

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JP20960583A JPS60101126A (ja) 1983-11-07 1983-11-07 ホルマ−ルスポンジの製造方法

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JPS60101126A true JPS60101126A (ja) 1985-06-05
JPH0329100B2 JPH0329100B2 (ja) 1991-04-23

Family

ID=16575572

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JP20960583A Granted JPS60101126A (ja) 1983-11-07 1983-11-07 ホルマ−ルスポンジの製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006028436A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The ポリビニルアセタール多孔質体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006028436A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The ポリビニルアセタール多孔質体

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JPH0329100B2 (ja) 1991-04-23

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