JPS60101007A - コンクリ−ト板成型用化粧マツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は，建染構辿物の施工やコンクリート板等のコン
クリート製品の製造に際し，打ち込まれるコンクリート
材料の表面に接して用いられる脱型性と模様転写性に優
れたコンクリート板成型用化粧マットに関する。

従来，上記コンクリート製品を脱型するに際しては，コ
ンクリート板成型用化粧マット（以下。

単に化粧マットと記す）の模様転写面となる表面に，シ
リコン油あるいは水溶性離型油等の離型剤を，施工する
たびに塗布して行なっていた。

しかしながら、ウ＼広る従来の化粧マツトラ用いたかか
る方法では以下に述べる欠点がある。

即ち，かかる方法においては，乍型剤を化粧マット表面
に均一に塗布するのに手間がかかり，また離型剤の塗り
過ぎによる使用一の顆状が生ずるなど作業能率，コスト
上の欠点を有する一方，塗布むらがあもと脱型性が悪く
，また離型剤が生コンクリ｝の表面層に巻き込まれたり
，あるいは溶は込んだりして．コンクリートの硬化を妨
げたり，あるいはコンクリート表面に気泡を生ぜしめた
り，あるいけコンクリート製品の表面を汚染したりなど
して良好な製品が得られないという欠点がある。

僚た，特に化粧マットの脱型に際しては，コンクリート
表面層が内部に比べて早期に硬化し，内部よりも強度が
低下する傾向にあるという事情から，脱型の際に無理な
力が作用するとコンクリート表面にヒビ割れが生じ，良
好な模様転写が行なえず，良好な製品が得られないとい
う欠点がある。

本発明は，かかる事情に基づいて発明されたものであっ
て、従来の欠点を１す′〆決した脱型性と５模随転写性
に劫れたコンクリート板成型用化粧マットを４１，１供
することを目的とする。

本ンｔ１明の特徴とする所＋−Ｊ：　、第り図１５至第
２図に示す如く、打ち込まれるコンクリ−１・材料に接
し。

成型さ！′シるコンクリート板に３）のｔ’Ｇ　Ｌｌ’
ｌ！に転写模様を付与１ｊ　（、、に’）る化わ１：マ
ット（１）の表面に、水膨１１■叶物質（２）をイｆ在
せしめた（１り成にしたことにある。

以ｌ・９本范明を計則に説明−４″る。

木元明の化オＪ１、マット（１）は９例え・よ、建築物
のコンクリート壁にみらｌしるように、主に装飾、美観
の向トを目的として、コンクリート表面に平ｍ模様ある
いは幾ｆｉＪ学ｔ４４糺木目模謙、格子模様等の所望の
凹凸模様全、コンクＩＪ　ｌ材料の打ち込みと同時に形
成するために、型枠（４）等に固定あるいは装置するな
どしＣ用いらノｔも。

そして、か９蔦る化粧マット（［）は、金属、４＜等の
に’１ｌｌｌ　ｉ生部１才によってｌ’ｆ４成すること
も可能で、ちるが。

施工能率の点、さ１鴇には脱型性、＋Ａ様転写性、軽址
′８・の点では、ゴムろ一部いはｍｌ脂寺の弾性部材が
好ましく、さらには断熱性を考１．釘するとかかる弾性
部材の発泡体、さらには加工性ケ考即すると液状注型成
型可能な材料９例えばウレタンゴム乃至樹脂が好呼しい
２ 一方１本発明の水膨γ１異性物質（２）は、水と接触す
ると短時間で吸水１膨潤し、吸収した水を保持すると共
に、乾燥によって容易に吸収水を放出する機能を有する
物質であり、吸水状態にお（八ても適度なゲル強度を有
し、水および溶媒に殆んど溶解せず、熱、紫外線等に対
して極めて安定なものが好ましく９例えば、ポリアクリ
ル酸塩系重合体、ビニルアルコ−／Ｉ／／アクリル酸塩
共１１ｃ自体、アクリル酸塩／アクリルアミド共重合体
等が用いられる。

かかる水膨潤性物質（２）は、粉末状、粉粒状、顆粒状
等があり、その平均粒径は、約ＩＯ〜５００μ、ＰＨ１
，−Ｊ：はぼ中性、吸水能は純水で８０〜１０００倍＜
ｍｚ／ｐ＞、食塩水で４０〜１００倍（ｍｚ／ｐ　＞程
度のものがあり、必要に応じ適宜選択して用いられる。

尚、かかる水膨潤性物質（２）の適用においては。

化粧マ、／）＋１１表面にあらかじめ接着剤を塗布して
ず？キ、これらをスグレーユ＃＝＋等によって塗布する
方法、ちるいは化粧７ソト（１）の表面層にかかる物質
を含有せしめる方法等があり、必要νこ応じ適宜選択し
て用いられる。

以上説明した４ｕき本発明によれば、化粧マント（１）
の表＋ｉ４ｉに水膨潤性物質（２）が存在しているので
。

コンクリート材料が１Ｊち込まれると、水膨潤性物質（
２）はコンクリート材料中に含まｈる水の一部を吸収し
、ゲル状態となって膨潤し、吸収水を保持する。そして
、この状態において１．水を吸収していない状態に比べ
て、コンクリート表向と化粧マツ）＋１１表面間の茜擦
係数が低下するので、化粧マット（ｘｉの脱型性が模れ
ると共に、水膨潤性物質（２）は、コンクリートの硬化
養生中も吸収水を保持してコンクリート表面ｆ：湿潤せ
しめているので。

コンクリート板の表面の早期硬化による強度低下全防止
し「尋るので、化粧マット（１）の脱型に際し。

コンクリート表面にヒビ割れを生ぜしめるようなことが
なくなり、模様転写性が良好になり、良好なコンクリー
ト板等のコンクリート製品が得られるとめう実用上付意
義な効果を契する。

また、化粧マット（１）の表面に水膨・個性物質（２）
を強固に結合乃至含有せしめることにより、従来のよう
に施工する毎に化粧マット表面に１誰型剤を塗布する必
要がなくなるので、施工能率が向上すると共に、連続生
産性あるいはレリ返し再使用性に優れ、大幅なコスト低
減が図れるという付帯効果欠も奏する。

以ｆ９本発明の実施例を示す。

〔実施例１〕 化粧マット成形型の上に水１１！ｌ潤性物質（ポリアク
ＩＪ　／し酸ソーダ系重合体）を均一に散布し、液状ウ
レタンゴムを注型して、ベース板部肉厚２　ｍ　。

凹凸模様部肉厚２０欄、タテｉ　ｏ　ｏ　ｏｘ、ヨコ３
００Ｍの化粧マツ１．５−製造した。

この化粧マットを、木製の養生ベッド中に凹凸模様が１
叫になるように敷いて、この上に生コンクリートを流し
込み、産生後固形コンクリート面より化粧マットを剥離
した所、コンクリート面のヒビ割れ（・ｊ生ずる侃とな
く、脱型性が容易であった。

〔実施例２〕 １伎状ウレタンゴム１００　！１（置部に対して、水膨
潤性物質（ビニＩレアルコール／アクリル酸ソーダ共小
合体）を０．１重量綿混合した組成物を、化粧マット成
形型内にゲルコート状に注型し、その後。

水膨潤性物質を含打しない液状ウレタンゴムを注型して
１表面す（でのみ水膨潤性物質を合釘せしめた化１）ｉ
マットを製造した。

次いで、この化粧マツ）？木製養生ベッドに敷い゛Ｃ１
生コンクリートを流し込与、養生後固形コンクリート面
より化粧マット全剥離した所、離型剤を／ρ布しないに
も−７１かわらず、脱型性が容易で。

鮮明な凹凸模様の付いたコンクリート板を製造すること
ができた。ざらに、脱型後の化粧マットを引続いて用い
、同様にしてコンクリート板の製造金繰り返しく１０回
）行ｌったが、いずれも脱型性に優れ且つ鮮明な凹凸模
様の付いたコンクリ−ト板を製造することができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の化粧マ、ｌ−の一実施例を示す断＋ｒ
ｉｉ図であり、第２図はその実施１声様をにＱ　８月す
るだめの断面図である。 ■・・・化粧マット、２・・・水膨潤性物質３・・・コ
ンクリート板、４・・・型枠特許出頭人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ４゛」ち込まれるコンクリート材料Ｋｍし，成型される
   コンクリート板の表面に転写模墜を付与せしめる化粧マ
   ットの表面に，水膨潤性物質をｆＴ在せしめてなること
   を持帰とするコンクリート板成型用化粧マット、