JPS5998843A - 蓋材 - Google Patents

蓋材

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JPS5998843A
JPS5998843A JP57208827A JP20882782A JPS5998843A JP S5998843 A JPS5998843 A JP S5998843A JP 57208827 A JP57208827 A JP 57208827A JP 20882782 A JP20882782 A JP 20882782A JP S5998843 A JPS5998843 A JP S5998843A
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JP
Japan
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polyester
aluminum
weight
lid
resin
Prior art date
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JP57208827A
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English (en)
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JPH0362547B2 (ja
Inventor
信夫 小松
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルミニウム箔単体又はプラスチックフィルム
、紙などにアルミニウム箔を積層した積層材を基材とす
る易開封性蓋付に関する。
現在、アルミニウム箔を基材とするポリエステル製容器
の易開封性蓋材は、まずアルミニウム面にイソシアネー
ト系、チタン系、イミン系等のアンカーコート剤を塗布
し乾燥後、ポリエステル樹脂を溶剤にとかした溶液をグ
ラビアロール、リバースロール等の方式でコーティング
する方法で作られている。
しかし、上記のような方式で作った蓋付においてシール
強度はポリエステル樹脂の塗布量によって決まるため、
シール強度の安定性に欠は特にシール強度を低下させる
場合は、ポリエステルの膜厚を薄くしなければならず、
安定したシール強度は望めない。
又、製造工程がアンカーコート工程とポリエステル塗布
工程の2工程となるため製造作業が繁雑である。
本発明者は成上の欠点を解消すべく研究の結果、アルミ
ニウム箔面にポリエステルとアルミニウムに接着しやす
い樹脂をブレンドしたブレンドポリマーをアンカーコー
トなしに直接コートすることによりアルミニウム箔を基
材とするづいて本発明を児成したものである。
即ち1本発明の要旨はアルミニウム箔単体又はプラスチ
ックフィルム、紙などにアルミニウム箔を積層した積層
材よりなる基材のアルミニウム面にポリエステル40〜
95重量優にアルミニラムと接着しやすい#1脂5〜6
0重量%をブレンドしたブレンドポリマーよりなるシー
ラント層を積層した蓋付である。
以下、本発明につき、図面を参照しながら詳細に説明す
る。
第1図は本発明の蓋材(1)を示す。
アルミニウム箔単体又はプラスチックフィルム、紙など
にアルミニウム箔を積層した積層オよりなる基材(2)
のアルミニウム面(3)にポリエステル40〜95重量
優にアルミニウムに接着しやすし)樹ハ旨5〜60重量
%をブレンドしたブレンドポリマーよりなるシーラント
層(4)が積層されている。
而して、本発明においてシーラント層を構成するブレン
ドポリマーの成分としてのポリエステル樹脂としてはフ
タル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、マ
レイン酸誘導体。
コへり酸、アジピン酸、セパシン酸の様な飽和多塩基酸
とエチレングリコール、ジエチレンクリコール、グリセ
リン、トリメチロールプロパン、1,2プロピレングリ
フール、1.3ブタンジオール、ジプロピレングリコー
ル、1,4フタンシオール、1.6へキチンジオール、
ペンタエリスリット、ソルビトール、グリセリン、ネオ
ペンチルグリコール、1,4シクロヘキサンジメタツー
ルの様な多価アルコールとのエステル結合により得られ
る飽和ポリエステル樹脂を適用し得る。
又、ポリエステル樹脂は、ブレンドポリマー溶液を塗布
してシーラント層を形成するばあいには、酢酸エチル、
トルエン等の溶剤にとけやすいものを1史用するのが良
く、一方、溶融状態のブレンドポリマーをパークコータ
一方式でシーラント層を形成するばあいには、溶融終了
温度が低いものを使用するのが良い。
以上の点からポリエステル樹脂として線状ポリエステル
が最適である。
次に、アルミニウムと接着しやすい樹脂としては塩化ビ
ニル−1O酸ビニル共重合体が最適であり、合成ゴム、
天然ゴム、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、ポリ塩化ビニル、水添ロジンが好適である。
ポリエステル槽IIN対アルミニウムと接着しやすい樹
脂のブレンド比は40:60ないし95:5が適してお
り、ポリエステル樹脂が40重量%以下であると、ポリ
エステル容器との接着性が悪く、内容物を保護するに十
分なシール強度が得られず、一方、アルミニウムと接着
しやすい樹脂が5重敏チ以下であるとアルミニウムとの
接着強度が充分に得られない。それ故、ポリエステル樹
脂の配合割合は40〜95重量%アルミニウムと接着し
やすい樹脂の配合割合は5〜60重量係でなければなら
ない。
上記ブレンドポリマーには、更に必要に応じて、ポリエ
ステル容器との接着性を低下させて易開封性を高めるた
めに接着阻害剤を添加しても良い。接着阻害剤としては
、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂が最適であ
るが、それ以外lニポリプロピレン、ナイロンなども使
用できる。
尚、接着阻害剤はポリエステルの含有率は、40重量係
、アルミニウムと接着しやすい樹脂の含有率は5 Ji
景%を下まわらない範囲で添加する。
本発明の蓋材を製造するにはまず第1に酢酸エチル、ト
ルエン、MEK等の溶剤にとけるポリエステル樹脂(線
状ポリエステルが適当)とアルミニウムと接着しやすい
樹脂を、溶剤にとかしブレンドする。その後、グラビア
ロール、リバースロールコート方式でアルミニウムニコ
ーティングし溶剤を蒸発1発散させる。この際温度が8
0°C以下であると、アルミニウムとの密着が悪くなる
ので、少なくとも乾燥の温度は80°C以上に保つ。塗
布量は2〜20ノ/m”が良く、2P/m”以下では、
ポリエステル容器をヒートシールしたときシール強度が
弱く実用的でなく 2054/I7J″以上であると残
留溶剤が問題となる。
@2方法として、パークコーター等の方式で溶融した樹
脂を直接コーティングする方法がある。押出コーティン
グは一度ブレンドポリマ一層を膜にしなければならず、
製膜がむずかしいため、パークコータ一方式が適してい
る。
本発明の蓋材は、ポリエステル製のインジェクション、
ブロー、シート成形容器にヒートシ−ルして用いる蓋材
として最適のものであり、フラットフィルムの形でもま
た成形して落し蓋の形にしても任意に使用できる。
このような点から、清涼飲料、炭酸飲料、しよう油等の
調味料、洗剤等の容器に対して使用できる。
本発明の蓋付はポリエステル容器に対して広いヒートシ
ール温度範囲にわたってほぼ同様な開封性を示すのみな
らず、基材に対してシーラント層がしっかりと接着され
ていて層間剥離が生ずることがない。又、本発明の蓋材
は基材のアルミニウム箔面にブレンドポリマーを溶液又
は熱溶融状態で直接コーティングすることにより、容易
に製造することができる。
次に実施例をあげて本発明につき具体的に説明する。
実施例1 下記の線状ポリエステル45重量係、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体5重量係、及び酢酸エチル50ffi量
%を混合し、完全に均一に溶かしたブレンドポリマー溶
液をアルミニウム箔に55’/m(樹脂分)塗布し、1
20°C130秒間熱風乾燥し蓋材を得た。
(1)線状ポリエステル 密度1.5、分子量18,000.ガラス転位温度70
°C1軟化点160°C (2)塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体分  子  量
      14,000この蓋材を厚さ21%のポリ
エチレンテレフタレートのインジェクションプレート(
東洋紡RT−545)とっぎの条件でヒートシールした
温度 100,120,140,160゜180.20
0,220℃ 圧力 2[]1iり/d 時間 1秒 次いで引張速度600%/分で1800剥離試験を行な
ってシール強度測定した。
以上の結果を第2図に示す。図のグラフは本発明による
蓋材が広いヒートシール温度範囲にわたってほぼ一定の
一様な易開封性をもったシールを与えることを示してい
る。
実施例2 実施例1と同様にし、但しシーラントを構成するブレン
ドポリマーとして線状ポリエステル40重量%、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体20重量%、及びポリスチレ
ン(ビカット軟化点90°C,Mx−4密度1.05 
) 40重量%ヲ混合したブレンドポリマーを用いて蓋
材を得、得ら・、ttだ蓋付につきシール強度の測定を
行なった。
その結果を第3図に示す。この図より実施例なのものは
ヒートシール温度が変化してもほぼ一様のヒートシール
強度を示し、良好な易開封性を示すことがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の蓋付の断面図、第2図は実施例1の蓋
材のヒートシール温度対ヒートシール強度のグラフ、第
3図は実施例2の蓋材のヒートシール温度対ヒートシー
ル強度のグラフである。 (2)・・・・・・・・・・・・・・・・・・基材(3
)・・・・・・・・・・・・・・・・・・アルミニウム
面(4)・・・・・・・・・・・・・・・・・・シーラ
ント特許出願人 大日本印刷株式会社 代理人 弁理士   小 西 淳 美 第1図 4 第2図 第3図 電 し−トシール■ (C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルミニウム箔単体又はプラスチックフィルム、紙など
    にアルミニウム箔を積層した積層材よりなる基材のアル
    ミニウム面にポリエステル40〜95重量%にアルミニ
    ウムと接着しやすい樹脂5〜60重量係をブレンドした
    ブレンドポリマーよりなるシーラント層を積層した蓋は
JP57208827A 1982-11-29 1982-11-29 蓋材 Granted JPS5998843A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57208827A JPS5998843A (ja) 1982-11-29 1982-11-29 蓋材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57208827A JPS5998843A (ja) 1982-11-29 1982-11-29 蓋材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5998843A true JPS5998843A (ja) 1984-06-07
JPH0362547B2 JPH0362547B2 (ja) 1991-09-26

Family

ID=16562765

Family Applications (1)

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JP57208827A Granted JPS5998843A (ja) 1982-11-29 1982-11-29 蓋材

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Cited By (2)

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JPS6315745A (ja) * 1986-07-08 1988-01-22 帝人株式会社 蓋材
JP2015042738A (ja) * 2013-07-24 2015-03-05 三菱化学株式会社 シーラント材料用熱可塑性樹脂組成物

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JPS57142845A (en) * 1981-02-19 1982-09-03 Kishimoto Akira Vessel cover which can easily be opened and its manufacture

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JPH0362547B2 (ja) 1991-09-26

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