JPS5998662A - 野菜類加工食品又は加工素材の製造法 - Google Patents

野菜類加工食品又は加工素材の製造法

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JPS5998662A
JPS5998662A JP57209155A JP20915582A JPS5998662A JP S5998662 A JPS5998662 A JP S5998662A JP 57209155 A JP57209155 A JP 57209155A JP 20915582 A JP20915582 A JP 20915582A JP S5998662 A JPS5998662 A JP S5998662A
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JP
Japan
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vegetables
water
vegetable
heating
foods
Prior art date
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Pending
Application number
JP57209155A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Mukai
明 向井
Masako Fujii
藤井 眞砂子
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、野菜臭特に青臭みの強い野菜類を原料とする
加工食品又は加工素材の製造法に関し、その目的とする
ところは、野菜類特有の青臭みをマスキングして風味全
体を改善し、より嗜好性の高い野菜類加工食品又は加工
素材として提供することにある。
ニンジン、キャベツ、ホウレノソウ、ピーマン、カポチ
ャ、セロリ、トマト、その他の野菜類は、野菜ジュース
、野菜ペーストをはじめとする種々の加工食品又は加工
素材として、飲食されることの多い食品であるが、これ
らの野菜類には、特有の野菜臭、いわゆる青臭があるた
め、一般の嗜好に合う、いわゆる食べ易く、飲み易い食
品とは必ずしもいえない。即ち、繊維質、ヒタミ/等(
こ富む健康食品として、これらの野菜類含有食品が広く
受は入れられる上で、その嗜好性が大きな制約因子であ
るといっても過言ではない。
このような野菜臭を低減する方法としては、野菜類を水
洗したり、加熱処理を行う、或いは、消臭効果を有する
物質や香辛料を添加する等、種々の方法が従来行われて
いる。しかしながら、これらの従来法は消臭効果が不十
分であり、特に消臭剤、香辛料の添加はコスI・や味、
風味の総合的・【ランスから必ずしも満足てきる結果が
得られなし・。
本発明者らは、上記の如き、野菜類にすう有の青臭を低
減し、クセの少ない風味の野菜類加」−食品又は加工累
月を取得すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に述べる水
中加熱とアルコール添加処理とを組合せることにより、
好ましくない青臭が十分にマスキングされ、従来法では
得られなかった嗜好性の高い野菜類加工食品又は加工累
月が取丙できるとの知見に至り、本発明を完成したもの
である。
即ち、本発明は、青臭みの強い野菜類を原料とする加」
二食品又は加工累月の製造において、(1)原料野菜類
を水中加熱し、次いで水分を分1!ill除去し、必要
に応じこの処理を繰り返した後(2)水切りした野菜類
をスラリー化し、(3)該スラリー化工程の前、中又は
後にアルコール類を添加し、アルコール類のJL:存下
て加熱処理を行うか又は行わずに、次いて(1)心安に
応じ加工処理することを特徴とする野菜類加工食品又は
累月の製造法である。
本発明の対象となる食品又は素材には、青臭みをマスキ
ングする必要がある食品又は累月であればすべて含まれ
るが、特に、ニンジン、キャベツホウレンソウ、ピーマ
ン、カポチャ、セロリ、キュウリ、トマト、レタス、グ
リーンピース、そう豆、ネギ、ふき、しゆんぎく、もや
し、コマンナ、コーン7リー、アロエ等の青臭みの強い
野菜類をIt l’lとするものが適する。
食品又は素材の形態としては、ジュース、スープ類やペ
ースト状のもの、これらを更に凝固剤(ゼラチン、寒天
、ガム、カラギーナン等)を用いて固めたもの、冷凍し
たもの、乾燥したもの等が挙げられ、その性状を問わな
いが、特に、ジュース、スープ、ペースト、ゼリー又は
これらのX /lb 品において本発明の効果が顧著で
ある。尚、本発明の食品又は素拐の範晴tこけ、薬用の
ものてあっても飲食に供せられるものであれば含まれる
上記野菜類を次のように処理する。
fl+  野菜類を水中加熱し、次いて水を分丙1除去
する。
原料野菜類は必要に応じ、水洗、剥皮し、次いで適当な
大きさにカントする。水中加熱における加熱温度及び時
間については、原料野菜類の種類、大きさにより異なる
が、一般的には、90〜100℃、1〜5分間程度であ
る。
加熱する水の量は原旧野菜のかさにより異なるがその重
重の4〜7倍量が普通である。
加熱終了後、野菜類と水を分離し、水を除去する。
尚、水中加熱に際しては、野菜類以外の原料を共存させ
てもよいし、又、アルコール類、香辛料等を添加するこ
とも可能である。更に、加熱処理前に予めアク抜きを行
っておいてよい。
この水中加熱後、水を分離1−る操作は、好ましくは1
〜2回程繰り返すが、この回数が多すきると、好ましく
ない青臭みのみならず、好ましい他の野菜風味も損失が
大きくなり、また工(+11数も増えて、エネルギーコ
スト的にも負担が」S′1人するため、2回以下に止め
るようにする。
+21一連順副!た野菜類をスラリー化する。
スラリー化は、フートミキサー、フードカッター、その
他適当な捕かい機を用い、必要な場合には新たに加水を
行い、水切りした野菜類を単独で又は他の原料と合せて
スラリー化する。
−ル類としては、エタノール及びそれを含有するブラン
ディー、ワイン、コアントロー、ジン、ラム、リキュー
ル、中国酒、日本酒、みりん、等の酒類、特にブランデ
ィー、みりん、ジ/、コアントローの使用が好ましい。
添加量は、水切りした野菜類(又は野菜類及びその他の
原料)に対し1〜1096稈度である。
アルコール類は一種類でも二種以」二を併用してもよく
、アルコール類を添加後、野菜類は、必要に応じ、適当
に加水し、乃至は他の原料を添加して、加熱処理するこ
とにより、アルコール分を抜くが、目的とする製品の種
類により加熱処理は省略できるし、或いは、後の加工処
理において、加熱を伴う場合には、この段階での加熱を
省略できる。尚、アルコール類の添加、アルコール類共
存下での加熱処理は、Illの工程終了後のいずれの段
階、即ち、スラリー化工程の+iij N中、後を問わ
ず行うことができる。
スラリー化により液状〜ペースト状化した野菜類は、そ
のままジュース、スープ類、ペース1として提fノ(て
きるが、必要に応じ、更に、訴味、加熱、6棟その他の
加工処理を行う。
本発明方法によれば、青臭みによる野菜%に特有のクセ
がマスキングされるため、嗜好差が別れることなく、好
ましい風味の野菜類含有食品が得られ、病態食、乳幼児
食その他、野菜類が嫌いな唐にも受は入れられやすい食
品又は素4Aとして各種の用途に利用可能てあり、持に
従来、」1記野菜50の利用が少なかった製菓、飲(′
1等へのIIJ広い適用が期triてぎる。
尚、本発明方法は、香辛料、香料(特に、柚子、しそ、
しようが、グレーズ、レモン、アプリフッ1−、パイナ
ツプル等が好ましい)、all味月その他の味、風味改
良物質のfJI用を特に排除するものでないことはいう
まてもなく、また、ビタミン類(ビタミンC1B1その
他)等の各種栄養成分を更に添加すれば、繊維質、栄養
成分に富んだ健康食品として、極めて満足できる品質の
ものを提供できる。
以下、実施例により本発明を更に説明する。
実施例1 ホウレンソウの根を除き、よく水洗した。このホウレン
ノウl ’kfを鍋に入れ熱湯5 kgを加えて95℃
で1分間加熱し、内容を金網カゴにあけて水を除去した
。ホウレンソウを直ちに水道水で洗い、次に水道水を加
えて全量をl kgとして鍋に入れ、ブラノデー207
を加えて1分間煮た。内容物を40℃迄冷却してからフ
ードミキサーで処理してスラリーとした。
同時にり・]照品(対照1)としてホウレンノウ11(
りに熱湯5 kgを加えた後95℃で1分間加熱し、金
網カゴにあけて水を除いた後、ホウレンソウに水道水を
加えて] kgとし次でフードミキサーでスラリーにし
たものを調製した。また、対照2としてホウレンソウを
生のままフードミキサーでスラリーとしたものを作った
本発明方法で得たホウレンソウのスラリーと対照1並び
に対照2を20名の官能検査のを用い、野菜臭の強さ、
風味の好ましさ及び総合評価について官能評価を行った
。官能評価は2点比較法に」、すt′jい、総合評価は
最高点を10点、最低点を0点として評価した。第1表
に結果を示したが本発明品が野菜臭が少なく、風味の好
ましさと総合i’F 価て有意に例れている。
第  1  表 蘇 危険率1%て有意差あり。
実施例2 厚さ約5″/nの輪切りにした人参2kgを鍋に入れ熱
湯10 kgを加えて98℃で1分間加熱した後、人参
を金網カゴに取り、水で洗った。更にもう1度この熱水
加熱を繰り返し柔かく煮て水洗した人参約21(7をフ
ードミキサーでスラリーとした。
ゼラチン137に水657を加えて約10分放置して膨
潤させてから約60℃に加熱して溶解した。
一方人参スラリー2 kqに砂糖3007とコア/ドロ
ー207を加えて溶かし、これにゼラチン溶液を加えて
よく混合した後、アイスクリームフリーザーに入れ一2
0℃の冷凍庫中に置き、視性下に陳結させてンヤーベソ
トを〃・4製した。
対照として、生の人参2 kgをフードミキサーでスラ
リーとしこのスラリーを使って上記と同じ方法でンヤー
ベソト(対照3)を調製した。
別に人参2 kyを厚さ約5nXmの輪切りにし鍋に入
れ、熱湯10に9を加えて98℃で柔かく加熱した後、
人参を金網カゴに取り、人参をミキサーてスラリ−とし
て人参スラリーを作り、この人参スラ1)  l、−使
って」1記と同様にして/ヤーベノトを調製し、これを
2月ノく14として本発明の7ヤヘベノトの官能評価を
実施例1と凹球にしてt)った。結果を第2表に示した
が、本発明品が野菜の臭いが弱く、風味の好ましさ、総
合評価て有意に援れている。
第  2  表 特許出願人 味の素株式会社 ・f二続ンfR止lイ 昭和57年12月101E+ 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 昭和57年11月29日イq特W1願(1)2、発明の
名称 野菜類加コニ食品又は加工素材の製)Δ法3、補正をづ
る古 事(9との関係  特ii’l出願人 住所   東京都中央区京橋−丁目5番8シシ5、福H
により増加する発明の故   なし[・・・水洗し、必
要に応じ、剥皮し・・・」と5]正りる。
手続補正書く方式〉 1、事例の表示 昭和57年特許願第209155号 2、発明の名称 野菜類加工食品又は加工素材の製造法 3、補正をする壱 事件との関係  特許出願人 住所   東京都中央区京橋−丁目5番8号7、補正の
内容   明細書の第9頁及び第11頁を別紙の通り補
正する。
本発明方法で得たホウレンソウのスラリーと対照1並び
に対照2を20名の官能検査I」を用い、野菜臭の包さ
、風味の好ましさ及び総合評価について官能評価を行っ
た。官能評価は2点比較法によりわい、総合評価は最高
点を10点、鼓低点を0点として評価した。第1表に結
果を示したが本発明品が野菜臭が少なく、風味の好まし
さと総合評価で有意に隈れている。
第  1  表 蘇 危険率1%で有意差あり。
ラリ−として人参スラリーを作り、この人参スラリ’L
tx使って上記と同様にしてシャーベットを調製し、こ
れを対照4として本発明のシャーベットの官能評価を実
施例1と同様にして杓った。結果を第2表に示したが、
本発明品が野菜の臭いが弱く、風味の好ましさ、総合評
価で1意に優れている。
第  2  表 舷危険率196で有意差あり。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 青臭めの強い野菜類を原料とする加工食品又は加−■−
    素月の製造において、f11原料野菜類を水中加熱し、
    次いて水を分離除去し、必要に応じこの処理を繰り返し
    た後、(2)水切りした野菜類をスラリー化L 、fa
    ll ORスラリー化工程の前、中又は後にアルコール
    類を添加し、アルコール類の共存下で加熱処理を行うか
    又は行わずに、次いで(4)必要に応じて加工処理する
    ことを特徴とする野菜類加工食品又は加工素材の製造法
JP57209155A 1982-11-29 1982-11-29 野菜類加工食品又は加工素材の製造法 Pending JPS5998662A (ja)

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JP57209155A JPS5998662A (ja) 1982-11-29 1982-11-29 野菜類加工食品又は加工素材の製造法

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JP57209155A JPS5998662A (ja) 1982-11-29 1982-11-29 野菜類加工食品又は加工素材の製造法

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ID=16568221

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JP (1) JPS5998662A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4828848A (en) * 1987-01-29 1989-05-09 Owades Joseph L Method of making salt-free pickles
JPH0398547A (ja) * 1989-09-08 1991-04-24 Uenishi Takashi 野菜の加工方法
JPH03127722A (ja) * 1989-10-12 1991-05-30 T Hasegawa Co Ltd 蒸留酒配合香粧品
JP2011239752A (ja) * 2010-05-21 2011-12-01 Reiko Negishi 破砕加工食品

Cited By (4)

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