JPS5998144A - 防曇性合成樹脂フイルム - Google Patents
防曇性合成樹脂フイルムInfo
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- JPS5998144A JPS5998144A JP57207303A JP20730382A JPS5998144A JP S5998144 A JPS5998144 A JP S5998144A JP 57207303 A JP57207303 A JP 57207303A JP 20730382 A JP20730382 A JP 20730382A JP S5998144 A JPS5998144 A JP S5998144A
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- JP
- Japan
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- synthetic resin
- polyhydric alcohol
- resin film
- fatty acid
- higher fatty
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Wrappers (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
- Greenhouses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、防り性合成樹脂フィルムに関するものである
。更に詳しくは、低温における防曇性に優れ、かつ、高
温における防曇持続性の優れた防曇性合成樹脂フィルム
に関するものである。
。更に詳しくは、低温における防曇性に優れ、かつ、高
温における防曇持続性の優れた防曇性合成樹脂フィルム
に関するものである。
従来から、水蒸気を透過しない熱可塑性合成樹脂フィル
ムによシ、野菜や肉類等の食品を包装した場合、水滴が
フィルム内面を覆い、フィルム自体のもっている透明性
を損う現象が多発した。これら水滴は、透明フィルムを
曇らして内容物を見にくくするばかシでなく、結露した
水滴が収納食品に付着し、細菌繁殖の原因となる。
ムによシ、野菜や肉類等の食品を包装した場合、水滴が
フィルム内面を覆い、フィルム自体のもっている透明性
を損う現象が多発した。これら水滴は、透明フィルムを
曇らして内容物を見にくくするばかシでなく、結露した
水滴が収納食品に付着し、細菌繁殖の原因となる。
他方、農業用分野で使用される合成樹脂フィルムは、ハ
ウス(温室)やトンネルの被覆資材としての用途が主で
あるが、との゛用途でもフィルムの防曇性は、重要な性
能である。被覆資材として使用されている場合には、土
壌又は栽培植物から蒸発する水分によシ、フィルム内面
に水滴が付着して不透明となり、このため太陽光線を反
射したり遮断したりして栽培植物の発育を損うばかりで
なく、結露した水滴が栽培植物に落下し、病気発生、品
質低下の原因となる。
ウス(温室)やトンネルの被覆資材としての用途が主で
あるが、との゛用途でもフィルムの防曇性は、重要な性
能である。被覆資材として使用されている場合には、土
壌又は栽培植物から蒸発する水分によシ、フィルム内面
に水滴が付着して不透明となり、このため太陽光線を反
射したり遮断したりして栽培植物の発育を損うばかりで
なく、結露した水滴が栽培植物に落下し、病気発生、品
質低下の原因となる。
上記欠点を改良するため、合成樹脂フィルムの表面に親
水性を付与するために、基体樹脂にいわゆる防曇剤を配
合する方法が広く行なわれている(例えば、特公昭3g
−3372号公報、特公昭ダg−377qg号公報、特
公昭左/ −39/、 Aワ食品包装合成樹脂フィルム
にあっては、食品を包装し冷所に長期間保存された場合
でも、防曇性を発揮する必要がある。他方、農業用に供
される合成樹脂フィルムにあっては、冬季の低温期にお
いても防曇性を発揮し、夏季の高温期においても防曇剤
が抽出流去することなく、紫外線によって分解すること
も々く防曇性を持続するものでなければならない。
水性を付与するために、基体樹脂にいわゆる防曇剤を配
合する方法が広く行なわれている(例えば、特公昭3g
−3372号公報、特公昭ダg−377qg号公報、特
公昭左/ −39/、 Aワ食品包装合成樹脂フィルム
にあっては、食品を包装し冷所に長期間保存された場合
でも、防曇性を発揮する必要がある。他方、農業用に供
される合成樹脂フィルムにあっては、冬季の低温期にお
いても防曇性を発揮し、夏季の高温期においても防曇剤
が抽出流去することなく、紫外線によって分解すること
も々く防曇性を持続するものでなければならない。
しかしながら、上記公報に記載の技術では、(J)低温
時の防馬性(低温特性)がよく、かつ、(2)高温にさ
らされても防曇性が長期間持続する(持続性の優れた)
ものはなかった。
時の防馬性(低温特性)がよく、かつ、(2)高温にさ
らされても防曇性が長期間持続する(持続性の優れた)
ものはなかった。
本発明者らは、かかる状況にあって、上記二つの性質を
兼備した防曇性合成樹脂フィルムを提供することを目的
として、鋭意検討した結果、本発明を完成するに至った
ものである。
兼備した防曇性合成樹脂フィルムを提供することを目的
として、鋭意検討した結果、本発明を完成するに至った
ものである。
しかして本発明の要旨とするところは、合成樹脂10θ
重量部に対し、糖類(ヘキソーズ)の還元によって得ら
れる6価のアルコール(ヘキシットール)及び/又はこ
れらアルコールから7〜2分子の水の離脱によって得ら
れる多価アルコール類と、高級脂肪酸類とを原料とし、
エステル化して得られる高級脂肪酸多価アルコール部分
エステル混合物であυ、かつ、ジエステル類の含有割合
が20− g 0重量%、モノエステル類とトリエステ
ル類との和の含有割合がgO−200重量%シなるもの
を、/〜5重量部台部し、フィルム化したことを特徴と
する、低温における防曇性及び高温における防曇持続性
の優れた防曇性合成樹脂フィルムに存する(第1発明)
。更には、基体合成樹脂に配合される物質が、上記(A
)高級脂肪酸多価アルコール部分エステル混合物と、(
B)上記(A)成分にアルキレンオキサイドを付加した
化学構造をもつアルキレンオキサイド付加型高級脂肪酸
多価アルコール部分エステル混合物、とよりなる混合物
であることを特徴とする防曇性合成樹脂フィルムに存す
る(第2発明)。
重量部に対し、糖類(ヘキソーズ)の還元によって得ら
れる6価のアルコール(ヘキシットール)及び/又はこ
れらアルコールから7〜2分子の水の離脱によって得ら
れる多価アルコール類と、高級脂肪酸類とを原料とし、
エステル化して得られる高級脂肪酸多価アルコール部分
エステル混合物であυ、かつ、ジエステル類の含有割合
が20− g 0重量%、モノエステル類とトリエステ
ル類との和の含有割合がgO−200重量%シなるもの
を、/〜5重量部台部し、フィルム化したことを特徴と
する、低温における防曇性及び高温における防曇持続性
の優れた防曇性合成樹脂フィルムに存する(第1発明)
。更には、基体合成樹脂に配合される物質が、上記(A
)高級脂肪酸多価アルコール部分エステル混合物と、(
B)上記(A)成分にアルキレンオキサイドを付加した
化学構造をもつアルキレンオキサイド付加型高級脂肪酸
多価アルコール部分エステル混合物、とよりなる混合物
であることを特徴とする防曇性合成樹脂フィルムに存す
る(第2発明)。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において合成樹脂とは、一般に、フィルム形成性
の熱可塑性合成樹脂があげられる。
の熱可塑性合成樹脂があげられる。
具体的には、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体、塩化ビニル−アクリル酸エステル共重合体、
塩化ビニル−メタクリル酸エステル共重合体等の塩化ビ
ニル系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体
、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−
メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−ブチレン共
重合体等のオレフィン系樹脂;ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリアミド、ポリメチルメタクリレート、ポリア
クリレート、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル、含フ
ツ素樹脂等もしくはこれら重合体のブレンド物等をいう
。農業用掩蓋物の用途には、耐候性、光透過性、経済性
、強度、作業性等の観点から、塩化ビニル系樹脂及びオ
レフィン系fit脂が好適であり、最も有利にはポリ塩
化ビニルである。
共重合体、塩化ビニル−アクリル酸エステル共重合体、
塩化ビニル−メタクリル酸エステル共重合体等の塩化ビ
ニル系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体
、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−
メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−ブチレン共
重合体等のオレフィン系樹脂;ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリアミド、ポリメチルメタクリレート、ポリア
クリレート、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル、含フ
ツ素樹脂等もしくはこれら重合体のブレンド物等をいう
。農業用掩蓋物の用途には、耐候性、光透過性、経済性
、強度、作業性等の観点から、塩化ビニル系樹脂及びオ
レフィン系fit脂が好適であり、最も有利にはポリ塩
化ビニルである。
これら合成樹脂基材には、糖@(ヘキソーズ)の還元に
よって得られる6価のアルコール(ヘキシットール)及
び/又はこれらアルコールから7〜2分子の水の離脱に
よって得られる多価アルコール類と、高級脂肪酸類とを
原料とし、エステル化して得られる高級脂肪酸多価アル
コール部分エステル混合物であって、モノエステル類、
ジエステル類及びトリエステル類が特定の含有割合のも
のを、特定量配合する(第7発明)。
よって得られる6価のアルコール(ヘキシットール)及
び/又はこれらアルコールから7〜2分子の水の離脱に
よって得られる多価アルコール類と、高級脂肪酸類とを
原料とし、エステル化して得られる高級脂肪酸多価アル
コール部分エステル混合物であって、モノエステル類、
ジエステル類及びトリエステル類が特定の含有割合のも
のを、特定量配合する(第7発明)。
更には、上記(A)高級脂肪酸多価アルコール部分エス
テル混合物と、(B)上記(A)成分にアルキレンオキ
サイドを付加した化学構造をもつアルキレンオキサイド
付加型高級脂肪酸多価アルコール部分エステル混合物、
とよりなる(A)成分とCB)成分とよりなる混合物を
、特定!配合する(第2発明)。
テル混合物と、(B)上記(A)成分にアルキレンオキ
サイドを付加した化学構造をもつアルキレンオキサイド
付加型高級脂肪酸多価アルコール部分エステル混合物、
とよりなる(A)成分とCB)成分とよりなる混合物を
、特定!配合する(第2発明)。
本発明において多価アルコールとは、糖類(ヘキソーズ
)の還元によって得られる6価のアルコール(ヘキシッ
トール)、ヘキシットールから7分子の水の離脱によっ
て得られる多価アルコール(ヘキシタン)及びヘキシタ
ンカラ/分子の水の離脱によって得られる多価アルコー
ル(ヘキシット)をいう。これら多価アルコールは、単
一種、同−範噴内にある複数のアルコールの混合物、異
なる範噴にあるアルコール同志の混合物であってもよい
。
)の還元によって得られる6価のアルコール(ヘキシッ
トール)、ヘキシットールから7分子の水の離脱によっ
て得られる多価アルコール(ヘキシタン)及びヘキシタ
ンカラ/分子の水の離脱によって得られる多価アルコー
ル(ヘキシット)をいう。これら多価アルコールは、単
一種、同−範噴内にある複数のアルコールの混合物、異
なる範噴にあるアルコール同志の混合物であってもよい
。
上記多価アルコール類のうちへキシットールの具体例と
しては、ソルビット(ソルビトール)、マンニット(マ
ンニトール)、イジツト(イシットール)、タリット(
タリトール)、ズルシット(ズルシトール)、アロズル
シット(アロズルシトール)等が挙げられる。ヘキシタ
ンの具体例としては、ソルビタン、マンニタン、イジツ
タン、タリツタン、ズルシトール、アロズルシットン等
が挙げられる。ヘキシットの具体例としては、ソルバイ
ト、マンニット、イノラド、タリツド、ズルシット、ア
ロズルシット等があげられる。
しては、ソルビット(ソルビトール)、マンニット(マ
ンニトール)、イジツト(イシットール)、タリット(
タリトール)、ズルシット(ズルシトール)、アロズル
シット(アロズルシトール)等が挙げられる。ヘキシタ
ンの具体例としては、ソルビタン、マンニタン、イジツ
タン、タリツタン、ズルシトール、アロズルシットン等
が挙げられる。ヘキシットの具体例としては、ソルバイ
ト、マンニット、イノラド、タリツド、ズルシット、ア
ロズルシット等があげられる。
上記多価アルコールのうち、ソルビット(ソルビトール
)系多価アルコール(ソルビット、ソルビタン、ソルバ
イト)及ヒ/′又(rl−r y 、=−ソト(マンニ
トール)系多価アルコール(マンニット、マンニタン、
マンニット)が、これを高級脂肪酸とエステル化して得
られたものを、合成樹脂フィルムに配合したとき、防曇
効果、防曇持続性が特に優れたものとなυ、特に好丑し
い。
)系多価アルコール(ソルビット、ソルビタン、ソルバ
イト)及ヒ/′又(rl−r y 、=−ソト(マンニ
トール)系多価アルコール(マンニット、マンニタン、
マンニット)が、これを高級脂肪酸とエステル化して得
られたものを、合成樹脂フィルムに配合したとき、防曇
効果、防曇持続性が特に優れたものとなυ、特に好丑し
い。
上記多価アルコール類とエステル化反応させる高級脂肪
酸としては、炭素数/2〜.22個の脂肪酸が好適であ
る。具体的には、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸などの脂
肪酸のほか、牛脂、なたね油、とうもろこし油、大豆油
、綿実油、パーム油、と1油、アマニ油またはこれらの
硬化油から得られる混合脂肪酸が挙げられる。中でも、
脂肪酸が、パルミチン酸及び/又はステアリン酸をSO
重重量以上含有している混合脂肪酸であると、前記多価
アルコールとエステル化して得られる脂肪酸多価アルコ
ールエステルを配合した合成樹脂フィルムの防曇効果、
防曇持続性が優れたものとなり、特に好ましい。
酸としては、炭素数/2〜.22個の脂肪酸が好適であ
る。具体的には、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸などの脂
肪酸のほか、牛脂、なたね油、とうもろこし油、大豆油
、綿実油、パーム油、と1油、アマニ油またはこれらの
硬化油から得られる混合脂肪酸が挙げられる。中でも、
脂肪酸が、パルミチン酸及び/又はステアリン酸をSO
重重量以上含有している混合脂肪酸であると、前記多価
アルコールとエステル化して得られる脂肪酸多価アルコ
ールエステルを配合した合成樹脂フィルムの防曇効果、
防曇持続性が優れたものとなり、特に好ましい。
前記多価アルコール類と上記高級脂肪酸とを反応させて
エステルとする際には、(イ)多価アルコールの水酸基
の全てが脂肪酸とエステル化反応したエステル、(ロ)
多価アルコールの水酸基の一部分が脂肪酸とエステル化
反応した部分エステル、(/→未反応物、の三成分の混
合物として得られる。
エステルとする際には、(イ)多価アルコールの水酸基
の全てが脂肪酸とエステル化反応したエステル、(ロ)
多価アルコールの水酸基の一部分が脂肪酸とエステル化
反応した部分エステル、(/→未反応物、の三成分の混
合物として得られる。
本発明者らの実験によれば、高級脂肪酸多価アルコール
エステルのうち、上記(イ)のエステル類と(ロ)の部
分エステル類では、それぞれを配合して得られる合成樹
脂フィルムの防曇性及び防曇持続性の効果発揮状況が異
なること、すなわち、上記(イ)のエステル類を配合し
たフィルムよシは、上記(ロ)の部分エステル類を配合
したフィルムの方が、低温における防曇性及び高温にお
ける防曇持続性が優れていることが分った。
エステルのうち、上記(イ)のエステル類と(ロ)の部
分エステル類では、それぞれを配合して得られる合成樹
脂フィルムの防曇性及び防曇持続性の効果発揮状況が異
なること、すなわち、上記(イ)のエステル類を配合し
たフィルムよシは、上記(ロ)の部分エステル類を配合
したフィルムの方が、低温における防曇性及び高温にお
ける防曇持続性が優れていることが分った。
更には、(I:I)の高級脂肪酸多価アルコール部分エ
ステルヲ、モノエステル類、ジエステル類、トリエステ
ル類をそれぞれ分別抽出し、各エステル類を配合した合
成樹脂フィル7、の防曇性及効果は、モノエステル類〉
ジエステル類〉トリエステル類の順であシ、防曇持続性
効果は、ジエステル類とトリエステル類がそれぞれ優れ
ていることが分った。
ステルヲ、モノエステル類、ジエステル類、トリエステ
ル類をそれぞれ分別抽出し、各エステル類を配合した合
成樹脂フィル7、の防曇性及効果は、モノエステル類〉
ジエステル類〉トリエステル類の順であシ、防曇持続性
効果は、ジエステル類とトリエステル類がそれぞれ優れ
ていることが分った。
上記実験結果にもとづき、(1)低温における防曇性(
低温特性)がよく、かつ、(2)高温にさらされても防
曇性が長期間持続する(持続性の優れた)ものとするに
は、高級脂肪酸多価アルコール部分エステル混合物を、
ジエステル類の含有割合を20〜go重量係、モノエス
テル類とトリエステル類との和のき有割合をgO−20
重1a %の範囲とするのがよい、ということが分った
。上記範囲内において、ジエステル類の含有割合が、モ
ノエステル類とトリエステル類の和の含有割合を上まわ
る割合のものが、特に好寸しい。
低温特性)がよく、かつ、(2)高温にさらされても防
曇性が長期間持続する(持続性の優れた)ものとするに
は、高級脂肪酸多価アルコール部分エステル混合物を、
ジエステル類の含有割合を20〜go重量係、モノエス
テル類とトリエステル類との和のき有割合をgO−20
重1a %の範囲とするのがよい、ということが分った
。上記範囲内において、ジエステル類の含有割合が、モ
ノエステル類とトリエステル類の和の含有割合を上まわ
る割合のものが、特に好寸しい。
本発明に係る防曇性合成樹脂フィルムは、上記(A)高
級脂肪酸多価アルコール部分エステル混合物の一部を、
(B)上記(A)成分にアルキレンオキサイドを付加し
た化学構造をもつアルキレンオキサイド付加型高級脂肪
酸多価アルコール部分エステル混合物におきかえ、(A
)成分と(B)成分とを併用配合する(第2発明)こと
ができる。
級脂肪酸多価アルコール部分エステル混合物の一部を、
(B)上記(A)成分にアルキレンオキサイドを付加し
た化学構造をもつアルキレンオキサイド付加型高級脂肪
酸多価アルコール部分エステル混合物におきかえ、(A
)成分と(B)成分とを併用配合する(第2発明)こと
ができる。
高級脂肪酸多価アルコール部分エステルに付加すること
のできるアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキ
サイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、
フェニレンオキサイド、ポリエチレンオキサイド、ポリ
プロピレンオキサイド、ポリブチレンオキサイド等が挙
げられる。
のできるアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキ
サイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、
フェニレンオキサイド、ポリエチレンオキサイド、ポリ
プロピレンオキサイド、ポリブチレンオキサイド等が挙
げられる。
基体合成樹脂への、上記(A)成分、又は(A)成分と
(B)成分との合計量は、合成樹脂700重量部に対し
て、/〜左重量部の範囲とする。上記範囲より少ないと
きは、合成樹脂フィルムの防曇性が好ましくなく、逆に
上記範囲より多いときは、フィルム表面にブリードアウ
トしたりして好ましくないからである。
(B)成分との合計量は、合成樹脂700重量部に対し
て、/〜左重量部の範囲とする。上記範囲より少ないと
きは、合成樹脂フィルムの防曇性が好ましくなく、逆に
上記範囲より多いときは、フィルム表面にブリードアウ
トしたりして好ましくないからである。
本発明に係る合成樹脂フィルムを構成する合成樹脂基材
はまた、必要に応じて、通常の各種樹脂添加物、例えば
可塑剤、滑剤、熱安定剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、
顔料、染料等を、通常の量で含むことができる。
はまた、必要に応じて、通常の各種樹脂添加物、例えば
可塑剤、滑剤、熱安定剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、
顔料、染料等を、通常の量で含むことができる。
例えば、本発明において好適な軟質塩化ビニル系樹脂に
ついていえば、重合度が約7000〜2000のポリ塩
化ビニル100重量部に対して、可塑剤を約30〜70
重量部の割合で配合することができる。用いうる好適な
可塑剤としては、例えばジ−n−オクチルフタレート、
ジ−ニーエテルへキシルフタレート、ジベンジルフタレ
ート、ジイソデシルフタレート、ジドデシルフタレート
、ジイソデシルフタレート等のフタル酸誘導体;ジイソ
オクチルフタレート等のインフタル酸誘導体;ジ−n−
ブチルアジペート、ジオクチルアジペート等のアジピン
酸誘導体;ジ−n−ブチルマレート等のマレイン酸誘導
体;トリーn−ブチルシトレート等のクエン酸誘導体:
モノブチルイタコネート等のイタコン酸誘導体;ブチル
オレート等のオレイン酸誘導体゛;グリセリンモノシト
レート等のリシノール酸誘導体;その他トリクレジルホ
スフェート、エポキシ化大豆油、エポキシ樹脂系可塑剤
等があげられる。
ついていえば、重合度が約7000〜2000のポリ塩
化ビニル100重量部に対して、可塑剤を約30〜70
重量部の割合で配合することができる。用いうる好適な
可塑剤としては、例えばジ−n−オクチルフタレート、
ジ−ニーエテルへキシルフタレート、ジベンジルフタレ
ート、ジイソデシルフタレート、ジドデシルフタレート
、ジイソデシルフタレート等のフタル酸誘導体;ジイソ
オクチルフタレート等のインフタル酸誘導体;ジ−n−
ブチルアジペート、ジオクチルアジペート等のアジピン
酸誘導体;ジ−n−ブチルマレート等のマレイン酸誘導
体;トリーn−ブチルシトレート等のクエン酸誘導体:
モノブチルイタコネート等のイタコン酸誘導体;ブチル
オレート等のオレイン酸誘導体゛;グリセリンモノシト
レート等のリシノール酸誘導体;その他トリクレジルホ
スフェート、エポキシ化大豆油、エポキシ樹脂系可塑剤
等があげられる。
寸だ、合成樹脂基材に含ませうる滑剤または熱安定剤と
しては、例えばポリエチレンワックス、ビスアマイド、
ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸バリウ
ム、ステアリン酸カルシウム、リシノール酸バリウム等
があげられる。紫外線吸収剤としては、例えばベンゾト
リアソール系、ベンゾエート系、ベンゾフェノン系、シ
アノアクリレート系、フェニルサIJ シレート系等の
紫外線吸収剤があげられる。また、顔料及び染料として
は、例えば酸化チタン、シリカ、群青、フタロシアニン
ブルー等があげられる。
しては、例えばポリエチレンワックス、ビスアマイド、
ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸バリウ
ム、ステアリン酸カルシウム、リシノール酸バリウム等
があげられる。紫外線吸収剤としては、例えばベンゾト
リアソール系、ベンゾエート系、ベンゾフェノン系、シ
アノアクリレート系、フェニルサIJ シレート系等の
紫外線吸収剤があげられる。また、顔料及び染料として
は、例えば酸化チタン、シリカ、群青、フタロシアニン
ブルー等があげられる。
これら樹脂添加物は、通常の含有量、例えば前記合成樹
脂基材100重景部当り、5重量部以下の少量で含ませ
うる。
脂基材100重景部当り、5重量部以下の少量で含ませ
うる。
基体の合成樹脂に、前記(A)成分、又ハ(A)成分と
(B)成分を配合し、更に要すれば各種樹脂添加物を含
ませるには、通常の配合技術、混合技術、例えばりポン
プレンダ−、バンバリーミキサ−、スーパーミキサー、
その他の配合機、混合機を用いることによυ、可能であ
る。
(B)成分を配合し、更に要すれば各種樹脂添加物を含
ませるには、通常の配合技術、混合技術、例えばりポン
プレンダ−、バンバリーミキサ−、スーパーミキサー、
その他の配合機、混合機を用いることによυ、可能であ
る。
合成樹脂をフィルム化するには、それ自体公知の方法、
例えば溶融押出法、溶液流延法、カレンダー法等を採用
すればよい。
例えば溶融押出法、溶液流延法、カレンダー法等を採用
すればよい。
本発明に係る防曇性合成樹脂フィルムは、余9薄いと強
度が不充分で好捷しくなく、逆に余り厚すぎると包装用
の用途、農業用の用途等に用いるとき、切断、接着等の
作業に不便をきたすので、0.0/〜0.5flの範囲
とするのがよい。
度が不充分で好捷しくなく、逆に余り厚すぎると包装用
の用途、農業用の用途等に用いるとき、切断、接着等の
作業に不便をきたすので、0.0/〜0.5flの範囲
とするのがよい。
以上説明したとおり、本発明に係る防曇性フィルムは、
従来から使用されている各種防曇性フィルムと同様、各
種食品の包装用、有用植物栽培用のノ・ウス又はトンネ
ルの掩蓋用として、利用することができる。
従来から使用されている各種防曇性フィルムと同様、各
種食品の包装用、有用植物栽培用のノ・ウス又はトンネ
ルの掩蓋用として、利用することができる。
前記(A)成分、又は(A)成分と(B)成分とを配合
した本発明に係る防曇性合成樹脂フィルムを、野菜や肉
類の包装に使用した場合は、冷所に長期間保存された場
合でも防曇性を発揮する。また、本発明に係る防曇性合
成樹脂フィルムを、有用植物を栽培するノーウスの掩蓋
用として使用した場合には、冬季の低温期においても防
う性を発揮し、夏季の高温期においても防曇剤が抽出流
出することがなく、紫外線によって分解することもなく
、優れた防曇持続性を発揮する。よって、本発明に係る
防曇性合成樹脂フィルムは、食品包装用又は農業用掩蓋
物の用途において、利用価値が極めて甚大である。
した本発明に係る防曇性合成樹脂フィルムを、野菜や肉
類の包装に使用した場合は、冷所に長期間保存された場
合でも防曇性を発揮する。また、本発明に係る防曇性合
成樹脂フィルムを、有用植物を栽培するノーウスの掩蓋
用として使用した場合には、冬季の低温期においても防
う性を発揮し、夏季の高温期においても防曇剤が抽出流
出することがなく、紫外線によって分解することもなく
、優れた防曇持続性を発揮する。よって、本発明に係る
防曇性合成樹脂フィルムは、食品包装用又は農業用掩蓋
物の用途において、利用価値が極めて甚大である。
以下、本発明を実施例にもとづいて詳訓に説明するが、
本発明はその要旨を超えない限り、以下の例に限定され
るものではない。
本発明はその要旨を超えない限り、以下の例に限定され
るものではない。
実施例/〜乙、比較例/〜グ
ポリ塩化ビニル(p=i3oO) / o o重
量部ジオクチルフタレート タ0 〃バリウ
ムー亜鉛系液状安定剤 、l //バリ
ウムー亜鉛系粉末安定剤 / Iを基本
組成とし、これに第1表に示す防曇剤を、ポリ塩化ビニ
ル100重量部に対し2重量部配合した(ただし、比較
例3においては配合しなかった。)。その混合物を、/
gOCに加温したカレンダーに供給し、常法によりフィ
ルム化し、厚さθ、/fiのフィルム7種を作成した。
量部ジオクチルフタレート タ0 〃バリウ
ムー亜鉛系液状安定剤 、l //バリ
ウムー亜鉛系粉末安定剤 / Iを基本
組成とし、これに第1表に示す防曇剤を、ポリ塩化ビニ
ル100重量部に対し2重量部配合した(ただし、比較
例3においては配合しなかった。)。その混合物を、/
gOCに加温したカレンダーに供給し、常法によりフィ
ルム化し、厚さθ、/fiのフィルム7種を作成した。
上記9種のフィルム及び市販されている農業用塩化ビニ
ルフィルム(厚さ0./H)について、次の方法に従っ
て、防曇性を評価した。
ルフィルム(厚さ0./H)について、次の方法に従っ
て、防曇性を評価した。
〈防曇性の評価〉
愛知県名古屋市の圃場に、間口2m、椋鳥am、奥行2
0mの片屋根型ハウスに、前記9種のフィルムを被覆し
く昭和S3年り2月//日)、各々のフィルムの防曇性
を肉眼で観察し、評価した。その結果を、第1表に示す
。
0mの片屋根型ハウスに、前記9種のフィルムを被覆し
く昭和S3年り2月//日)、各々のフィルムの防曇性
を肉眼で観察し、評価した。その結果を、第1表に示す
。
「防り性の評価」の数値は、それぞれ次のような意義を
有する。
有する。
「1」・・・・・・・・・水が薄膜状に付着し、水滴が
認められない状態。
認められない状態。
「2」・・・・・・・・水が薄膜状に付着しているが、
わずかに大粒の水滴が認められる状 態。
わずかに大粒の水滴が認められる状 態。
「3」・・・・・・・・水が薄膜状に付着しているが、
部分的に大粒の水滴の付着が認めら れる状態。
部分的に大粒の水滴の付着が認めら れる状態。
「4」・・・・・・・・・部分的に細かい水滴の付着が
認められる状態。
認められる状態。
「5」・・・・・・・・・フィルム内表面全体に、細か
い水滴の付着が認められる状態。
い水滴の付着が認められる状態。
第1表よυ、次のことが明らかとなる。
(I)本発明に係るフィルムは、厚みが0./MITI
と薄いにもかかわらず、冬期スシーズンにわたって使用
することができる。これに対して、市販の同じ厚さの農
業用塩化ビニルフィルムは、冬期/シーズンの使用によ
って防曇性は極端に低下する。
と薄いにもかかわらず、冬期スシーズンにわたって使用
することができる。これに対して、市販の同じ厚さの農
業用塩化ビニルフィルムは、冬期/シーズンの使用によ
って防曇性は極端に低下する。
(2)高級脂肪酸多価アルコール部分エステルの組成が
、特許請求の範囲内にある場合は、これを配合されたフ
ィルム(実施例/〜乙)、の防曇性及び防曇持続性は優
れているが、特許請求の範囲外にある場合は、これを配
合されたフィルム(比較例/〜コ)の防長性及び防曇持
続性は余シ優れたものとならない。
、特許請求の範囲内にある場合は、これを配合されたフ
ィルム(実施例/〜乙)、の防曇性及び防曇持続性は優
れているが、特許請求の範囲外にある場合は、これを配
合されたフィルム(比較例/〜コ)の防長性及び防曇持
続性は余シ優れたものとならない。
(3)高級脂肪酸多価アルコール部分エステル混合物に
おいて、ジエステル類の含有割合が、モノエステル類と
トリエステル類の和の含有割合を上まわる場合は、優れ
た防曇持続性を示す(実施例3と実施例グとの比較)。
おいて、ジエステル類の含有割合が、モノエステル類と
トリエステル類の和の含有割合を上まわる場合は、優れ
た防曇持続性を示す(実施例3と実施例グとの比較)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)合成樹脂100重量部に対し、糖類(ヘキソーズ
)の還元によって得られる6価のアルコール(ヘキシッ
トール)及び/又はこれらアルコールから1〜2分子の
水の離脱によって得られる多価アルコール類と、高級脂
肪酸類とを原料とし、エステル化して得られる高級脂肪
酸多価アルコール部分エステル混合物であり、かつ、ジ
エステル類の含有割合が20〜go重量%、モノエステ
ル類とトリエステル類との和の含有割合が50〜20重
量%よシなるものを、/〜5重量部台部し、フィルム化
したことを特徴とする、低温における防曇性及び高温に
おける防曇持続性の優れた防曇性合成樹脂フィルム。 (2)高級脂肪酸多価アルコール部分エステル混合物に
おいて、ジエステル類の含有割合が、モノエステル類と
トリエステル類の和の含有割合を上まわることを特徴と
する特許請求の範囲第(1)項記載の防曇性合成樹脂フ
ィルム。 (3)合成樹脂が、オレフィン系樹脂又は軟質配合塩化
ビニル系樹脂であることを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項ないし第(2)項記載の防曇性合成樹脂フィル
ム。 (4)多価アルコールが、ソルビット(ソルビトール)
系多価アルコール及び/又はマンニット(マンニトール
)系多価アルコールである(5)合成樹脂フィルムが、
農莱用掩蓋物であることを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項ないし第(4)項記載の防曇性合成樹脂フィル
ム。 (6)高級脂肪酸が、バルミチン酸及び/又はステアリ
ン酸を50重i%以上含有している脂肪酸であることを
特徴とする特許請求の範囲第(11項ないし第(5)項
記載の防曇性合成樹脂フィルム。 (7)合成樹脂/θO重景重量対し、(A)糖類(ヘキ
ソーズ)の還元によって得られる6価のアルコール(ヘ
キシットール)及び/又はこれらアルコールから7〜2
分子の水の離脱によって得られる多価アルコール類と、
高級脂肪酸類とを原料とし、エステル化して得られる高
級脂肪酸多価アルコール部分エステル混合物であり、か
つ、ジエステル類の含有割合が20−go重量係、モノ
エステル類とトリエステル類との和の含有割合がgθ〜
20重量係よりなるもの、及び、(B)上記高級脂肪酸
多価アルコール部分エステル混合物にアルキレンオキサ
イドを付加した化学構造をもつアルキレンオキサイド付
加型高級脂肪酸多価アルコール部分エステル混合物、と
より々る混合物を、/〜S重量部台部し、フィルム化し
たことを特徴とする防曇性合成樹脂フィルム。 (8)高級脂肪酸多価アルコール混合物において、ジエ
ステル類の含有割合が、モノエステル類とトリエステル
類の和の含有割合を上捷わることを特徴とする特許請求
の範囲第(7)項記載の防曇性合成樹脂フィルム。 (9)合成樹脂が、オレフィン系樹脂又は軟質配合塩化
ビニル系樹脂であることを特徴とする特許請求の範囲第
(7)項ないし第(8)項記載の防曇性合成樹脂フィル
ム。 00)多価アルコールが、ソルビット(ソルビトール)
系多価アルコール及び/又はマンニット(マンニトール
)系多価アルコールであることを特徴とする特許請求の
範囲第(7)項ないし第(9)項記載の防曇性合成樹脂
フィルム。 (11) 合成樹脂フィルムが、農業用掩蓋物である
ことを特徴とする特許請求の範囲第(7)項ないし第(
10)項記載の防曇性合成樹脂フィルム。 (I2)高級脂肪酸が、パルミチン酸及び/又はステア
リン酸を50重量係以上含有している脂肪酸であること
を特徴とする特許請求の範囲第(7)項ないし第(11
)項記載の防曇性合成樹脂フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57207303A JPS5998144A (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | 防曇性合成樹脂フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57207303A JPS5998144A (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | 防曇性合成樹脂フイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5998144A true JPS5998144A (ja) | 1984-06-06 |
JPS6210125B2 JPS6210125B2 (ja) | 1987-03-04 |
Family
ID=16537538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57207303A Granted JPS5998144A (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | 防曇性合成樹脂フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5998144A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61111349A (ja) * | 1984-11-06 | 1986-05-29 | Mitsubishi Monsanto Chem Co | 防曇性農業用フイルム成形用塩化ビニル系樹脂組成物 |
JPH01289853A (ja) * | 1988-05-18 | 1989-11-21 | C I Kasei Co Ltd | 防曇性塩化ビニル系樹脂フイルム |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5045846A (ja) * | 1973-08-31 | 1975-04-24 | ||
JPS5430698A (en) * | 1977-08-08 | 1979-03-07 | Gorou Ishibashi | Excrement collector for flush lavatory |
JPS559431A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-23 | Toshiba Corp | Method of manufacturing oxide cores for high frequencies and large amplitudes |
JPS5628827A (en) * | 1979-08-20 | 1981-03-23 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Method of preventing shift of defogging agent to surface of film for farm use |
JPS5632533A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-02 | Chisso Corp | Vinyl chloride resin film for agriculture |
-
1982
- 1982-11-26 JP JP57207303A patent/JPS5998144A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5045846A (ja) * | 1973-08-31 | 1975-04-24 | ||
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JPS559431A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-23 | Toshiba Corp | Method of manufacturing oxide cores for high frequencies and large amplitudes |
JPS5628827A (en) * | 1979-08-20 | 1981-03-23 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Method of preventing shift of defogging agent to surface of film for farm use |
JPS5632533A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-02 | Chisso Corp | Vinyl chloride resin film for agriculture |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61111349A (ja) * | 1984-11-06 | 1986-05-29 | Mitsubishi Monsanto Chem Co | 防曇性農業用フイルム成形用塩化ビニル系樹脂組成物 |
JPS6253543B2 (ja) * | 1984-11-06 | 1987-11-11 | Mitsubishi Kasei Vinyl | |
JPH01289853A (ja) * | 1988-05-18 | 1989-11-21 | C I Kasei Co Ltd | 防曇性塩化ビニル系樹脂フイルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6210125B2 (ja) | 1987-03-04 |
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