JPS5997564A - セメント分散剤 - Google Patents
セメント分散剤Info
- Publication number
- JPS5997564A JPS5997564A JP20741882A JP20741882A JPS5997564A JP S5997564 A JPS5997564 A JP S5997564A JP 20741882 A JP20741882 A JP 20741882A JP 20741882 A JP20741882 A JP 20741882A JP S5997564 A JPS5997564 A JP S5997564A
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- JP
- Japan
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- cement
- water
- concrete
- polymerized
- salt
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、セメント分散剤、さらに詳しくは、セメント
組成物であるセメントペースト、モルタル及びコンクリ
ートに使用する減水剤釜びにスランプロス防止剤に関す
るものである。
組成物であるセメントペースト、モルタル及びコンクリ
ートに使用する減水剤釜びにスランプロス防止剤に関す
るものである。
セメント分散剤としては、各種のものが知られているが
、代表的なものとしては、β−ナフタレンスルポン酸ホ
ルムアルデヒド縮合物(以下β−NBFと略す)塩、メ
ラミンスルホン酸ポルムアルデピド縮合物塩、リグニン
スルホン酸(以下LSと略す)塩が知られている。これ
らはセメント組成物を混練する際に使用され、これによ
υ使用水量の減少や作業性の向上が計られている。とこ
ろが、これらの公知の分散剤はいずれも共通の欠点とし
て経時的に流動性の低下(以下スランプロスと称す)が
著しく大きいことが知られている。
、代表的なものとしては、β−ナフタレンスルポン酸ホ
ルムアルデヒド縮合物(以下β−NBFと略す)塩、メ
ラミンスルホン酸ポルムアルデピド縮合物塩、リグニン
スルホン酸(以下LSと略す)塩が知られている。これ
らはセメント組成物を混練する際に使用され、これによ
υ使用水量の減少や作業性の向上が計られている。とこ
ろが、これらの公知の分散剤はいずれも共通の欠点とし
て経時的に流動性の低下(以下スランプロスと称す)が
著しく大きいことが知られている。
一般に、水硬性セメント組成物は、練pまぜ後時間の経
過とともにセメント粒子の化学的および物理的凝集が進
み、流動性を次第に失い施I上ワーカビリチーに問題が
生ずる。特にβ−NSFに代表される高性能減水剤を添
加したコンクリートは、コンクリート用混和剤を用いな
い時や、AE剤、減水剤、AE減水剤などの従来の混和
剤を用いた時に比較して、その減水率が高度となるため
にスランプロスが著しい。この様なスランプロスが生ず
ると、例えばコンクリート2次製品工場などにおいてセ
メント組成物のポンプ圧送を行っている際、昼休みやト
ラブルによって圧送を一時中断し、その後圧送を再開し
た時に、圧送圧が急激に増大したシーポンプが閉塞する
などの事故となるし、また型枠にセメント組成物を打ち
込んだのち倒れかのjIH由で締め固めなどの成型が遅
れた場合未充填などの問題を生ずる。
過とともにセメント粒子の化学的および物理的凝集が進
み、流動性を次第に失い施I上ワーカビリチーに問題が
生ずる。特にβ−NSFに代表される高性能減水剤を添
加したコンクリートは、コンクリート用混和剤を用いな
い時や、AE剤、減水剤、AE減水剤などの従来の混和
剤を用いた時に比較して、その減水率が高度となるため
にスランプロスが著しい。この様なスランプロスが生ず
ると、例えばコンクリート2次製品工場などにおいてセ
メント組成物のポンプ圧送を行っている際、昼休みやト
ラブルによって圧送を一時中断し、その後圧送を再開し
た時に、圧送圧が急激に増大したシーポンプが閉塞する
などの事故となるし、また型枠にセメント組成物を打ち
込んだのち倒れかのjIH由で締め固めなどの成型が遅
れた場合未充填などの問題を生ずる。
レデイミクストコンクリートについても、コンクリート
製造プラントから打設現場に到る期間中にスランプロス
が起こシ、作業性が著しく低下したシ、ポンプの閉塞、
成型時の未充填等の問題を引き起こすことがある。この
ようなスランプロスの原因は明確にはなっていないが、
セメントペースト中のセメント粒子が水と接触後、化学
的な水利反応による凝結、および(又は)粒子間引力に
よる物理的凝集が進行し、セメントペーストひいては水
硬性セメント組成物の流動性が経時的に低下するためと
考えられている。特にβ−NSF+L8などのコンクリ
ート用減水剤(セメント分散剤)を添加すると、減水剤
がセメント粒子に吸着し、セメント粒子のジータ電位を
上げ、その電気的な反撥力により、セメント粒子を分散
させ、水硬性セメント組成物の流1+D性を向上させる
ことができるが(座部、コンクリート工学14巻3号、
12〜19頁、1976年3月号参照)1時間とともに
セメントの水利析出鉱物中に減水剤が収蔵され、その電
気的反撥力が期待できなくなシ流動性が低下してくると
考えられる。したがって、セメント粒子を分散する減水
剤を何らかの方法で供給し続けることができると、セメ
ント粒子を常に一次粒子の形態のまま分散させることが
でき、水硬性セメント組成物のスランプロスを防止する
ことができると考えられる。
製造プラントから打設現場に到る期間中にスランプロス
が起こシ、作業性が著しく低下したシ、ポンプの閉塞、
成型時の未充填等の問題を引き起こすことがある。この
ようなスランプロスの原因は明確にはなっていないが、
セメントペースト中のセメント粒子が水と接触後、化学
的な水利反応による凝結、および(又は)粒子間引力に
よる物理的凝集が進行し、セメントペーストひいては水
硬性セメント組成物の流動性が経時的に低下するためと
考えられている。特にβ−NSF+L8などのコンクリ
ート用減水剤(セメント分散剤)を添加すると、減水剤
がセメント粒子に吸着し、セメント粒子のジータ電位を
上げ、その電気的な反撥力により、セメント粒子を分散
させ、水硬性セメント組成物の流1+D性を向上させる
ことができるが(座部、コンクリート工学14巻3号、
12〜19頁、1976年3月号参照)1時間とともに
セメントの水利析出鉱物中に減水剤が収蔵され、その電
気的反撥力が期待できなくなシ流動性が低下してくると
考えられる。したがって、セメント粒子を分散する減水
剤を何らかの方法で供給し続けることができると、セメ
ント粒子を常に一次粒子の形態のまま分散させることが
でき、水硬性セメント組成物のスランプロスを防止する
ことができると考えられる。
このような考え方によりスランプロスの対策として見い
出された方法としては、次のようなものがある。すなわ
ち 1)コンクリート用混和剤を粉末あるいは粒状にするか
、担体に封じ込めて有効成分を徐々に系に放出してその
効果を持続する(例えば特開昭54−139929号公
報)。
出された方法としては、次のようなものがある。すなわ
ち 1)コンクリート用混和剤を粉末あるいは粒状にするか
、担体に封じ込めて有効成分を徐々に系に放出してその
効果を持続する(例えば特開昭54−139929号公
報)。
11)コンクリート用混和剤全機械力によって繰返し水
硬性セメント組成物に添力11する( 9’Jえは特公
昭51−15856号公報)。
硬性セメント組成物に添力11する( 9’Jえは特公
昭51−15856号公報)。
などであるO
しかしながら1)においては、スランプロス防止効果は
十分に認められている力ヨ、スランフ゛維持の目的を終
了したのちにもセメント分散却」力;セメント配合物中
に局在的に残存し、局部的なブリージングの発生、ひい
ては強度低重などの悪影響を残す。it)においても、
スランプロス防止効果は認められるが、ミキャ゛−排出
後のコンクリートが圧送配管中あるいは型枠中&Cある
とコンクリート用混和剤の添加は困難となる0又スラン
プロス防止対策として、セメント粒子の化学的凝結を抑
制するために、オキシカルボン酸塩やりゲニンスルホン
酸塩などの物質を添加おるいは併用してセメントの初期
水利反応を遅延させる方法(例えば特公昭52−245
53号公報、特公昭52−13855号公報、特開昭5
4−17918号公報)も見い出されているが、この方
法によりセメント粒子の化学的凝結はある程度抑制され
るが、その効果は十分でない。又効果を高めるために添
加量を大きくすると、初期スランプが大きくなり過ぎ、
骨材分離を引き起こす危険がある。
十分に認められている力ヨ、スランフ゛維持の目的を終
了したのちにもセメント分散却」力;セメント配合物中
に局在的に残存し、局部的なブリージングの発生、ひい
ては強度低重などの悪影響を残す。it)においても、
スランプロス防止効果は認められるが、ミキャ゛−排出
後のコンクリートが圧送配管中あるいは型枠中&Cある
とコンクリート用混和剤の添加は困難となる0又スラン
プロス防止対策として、セメント粒子の化学的凝結を抑
制するために、オキシカルボン酸塩やりゲニンスルホン
酸塩などの物質を添加おるいは併用してセメントの初期
水利反応を遅延させる方法(例えば特公昭52−245
53号公報、特公昭52−13855号公報、特開昭5
4−17918号公報)も見い出されているが、この方
法によりセメント粒子の化学的凝結はある程度抑制され
るが、その効果は十分でない。又効果を高めるために添
加量を大きくすると、初期スランプが大きくなり過ぎ、
骨材分離を引き起こす危険がある。
このように、何れの方法も各々欠点を有しておシ、実用
上問題がある0 本発明者らは上記1)の方法におけるように分散剤が粉
末あるいは粒状のような固型ではなく、また11)の方
法におけるように機械力によるのではなく、通常の形態
のコンクリート用混和剤によるスランプロス防止方法を
研究し本発8Aを完成するに到った。
上問題がある0 本発明者らは上記1)の方法におけるように分散剤が粉
末あるいは粒状のような固型ではなく、また11)の方
法におけるように機械力によるのではなく、通常の形態
のコンクリート用混和剤によるスランプロス防止方法を
研究し本発8Aを完成するに到った。
すなわち、本発明は高分子化されたりゲニンスルホン酸
又はその塩であシ、その20%水溶ある化合物と他のセ
メント減水剤を必須成分として含む、スランプロス防止
型のセメント分散剤を提供するものである。
又はその塩であシ、その20%水溶ある化合物と他のセ
メント減水剤を必須成分として含む、スランプロス防止
型のセメント分散剤を提供するものである。
本発明の高分子化されたりゲニンスルホン酸(以下LS
と略す)又はその塩は、LS又はその塩と水溶性過酸化
物をpH9以下、好ましくは8以下の水中で10〜60
C’1好ましくは20〜45rにて反応させ得ること
ができる。用いられるLS又はその塩は、木材のパルプ
化の際得られる一般のLSでよいが硬化遅延を抑制する
ためには限外p適法などにょシ残存する糖分含量を減少
したものが好ましい。
と略す)又はその塩は、LS又はその塩と水溶性過酸化
物をpH9以下、好ましくは8以下の水中で10〜60
C’1好ましくは20〜45rにて反応させ得ること
ができる。用いられるLS又はその塩は、木材のパルプ
化の際得られる一般のLSでよいが硬化遅延を抑制する
ためには限外p適法などにょシ残存する糖分含量を減少
したものが好ましい。
水溶性過酸化物としては過硫酸アンモニウム(以下AP
Sと略す)や過硫酸カリウムC以下KPSと略す)、過
酸化水素が使用されるが、高分子化反応の制御のために
はAPS又はKPSが最も好ましい。APS又はKPS
の場合はLSの固型分に対し5〜20重量%使用され、
過酸化水素の場合は、LSの固型分に対し2〜10重量
%使用して反応し、pH5〜8における20チ水溶液粘
度が400〜20万cps (2o c)、好ましくは
100o〜1o万cpθ(20c)まで高分子化される
ことが必要である。
Sと略す)や過硫酸カリウムC以下KPSと略す)、過
酸化水素が使用されるが、高分子化反応の制御のために
はAPS又はKPSが最も好ましい。APS又はKPS
の場合はLSの固型分に対し5〜20重量%使用され、
過酸化水素の場合は、LSの固型分に対し2〜10重量
%使用して反応し、pH5〜8における20チ水溶液粘
度が400〜20万cps (2o c)、好ましくは
100o〜1o万cpθ(20c)まで高分子化される
ことが必要である。
本発明に於て必須成分として使用される他のセメント減
水剤としては次のようなものが例示される。
水剤としては次のようなものが例示される。
即チ、β−す7タレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合
物(β−NSF)、リグニンスルホン酸(L S )
s メラミン樹脂スルホン酸、ポリカルボン酸又を。J
これらの塩などであって、これらの中、β−N S F
及びLSの塩が最も好ましい0 リグニンスルホン酸を高分子化すると次の第1表にLS
−APS−1として例示する如く、モル1’ k 7
o−値ハ従来のりゲニンスルホン酸CLs−1)に比べ
て低下するが、これに他のセメント分散剤を併用すると
後述する実施例(第4゜5表)に示す如く長時間スラン
プを一定に保つことができる。本発明に使用される高分
子化リグニンスルホン酸は第1図に示す如くそのゲルク
ロマトグラフィーが従来のりゲニンスルホン酸のものと
は全く異なるパターンを示している。
物(β−NSF)、リグニンスルホン酸(L S )
s メラミン樹脂スルホン酸、ポリカルボン酸又を。J
これらの塩などであって、これらの中、β−N S F
及びLSの塩が最も好ましい0 リグニンスルホン酸を高分子化すると次の第1表にLS
−APS−1として例示する如く、モル1’ k 7
o−値ハ従来のりゲニンスルホン酸CLs−1)に比べ
て低下するが、これに他のセメント分散剤を併用すると
後述する実施例(第4゜5表)に示す如く長時間スラン
プを一定に保つことができる。本発明に使用される高分
子化リグニンスルホン酸は第1図に示す如くそのゲルク
ロマトグラフィーが従来のりゲニンスルホン酸のものと
は全く異なるパターンを示している。
1) ボレーガート社製市販リグニンスルホン酸塩2)
LS−1にその固型分の15重量%の過硫酸アンモ
ニウム(以下APSと略す)を50〜50Cにて8時間
反応させる。pHは酢酸及び炭酸水素す) IJウムに
よシ調節した。
LS−1にその固型分の15重量%の過硫酸アンモ
ニウム(以下APSと略す)を50〜50Cにて8時間
反応させる。pHは酢酸及び炭酸水素す) IJウムに
よシ調節した。
5) 20%固型分濃度、B型粘度計にて測定4ン フ
ェニルプロパン当シのモル数 (測定法) 透析によりAPSを除去した後、カチオン交換を行ない
、 0. I N−NHllOHを滴定液として電導
度測定によシ求めた。
ェニルプロパン当シのモル数 (測定法) 透析によりAPSを除去した後、カチオン交換を行ない
、 0. I N−NHllOHを滴定液として電導
度測定によシ求めた。
5) 各種のLSを固型分にて3部とり、これを水27
0部に溶解し、普通ポルトランドセメント600部、細
骨材1200部を加え、モルタルミキサーにて混合しモ
ルタルを得、J工5R−5201に準じてそのモルタル
フロー値を測定した。
0部に溶解し、普通ポルトランドセメント600部、細
骨材1200部を加え、モルタルミキサーにて混合しモ
ルタルを得、J工5R−5201に準じてそのモルタル
フロー値を測定した。
なお、最近フェニルプロパン当fi0.20モル以上の
カルボキシル基と0.10モル以上のスルホン基ヲ肩す
るLS塩によるスランプロス防止剤が開示されておシ(
%公昭56−40106号公報)、かかる構造を有する
LS塩がセメント中のaとキレートを形成しやすいため
、水利を抑制し、スランプロスを防止する旨説明されて
いる。これに対して本発明の高分子化LS又はその塩は
例えば第1表に示した通シ、カルボキシル基が0.16
モル、スルホン基が0.07モルであシ、これらの基の
含有量に関係なく、過酸化物により高分子量化されたL
Sがスランプロス防止効果を発揮するものと考えられる
。
カルボキシル基と0.10モル以上のスルホン基ヲ肩す
るLS塩によるスランプロス防止剤が開示されておシ(
%公昭56−40106号公報)、かかる構造を有する
LS塩がセメント中のaとキレートを形成しやすいため
、水利を抑制し、スランプロスを防止する旨説明されて
いる。これに対して本発明の高分子化LS又はその塩は
例えば第1表に示した通シ、カルボキシル基が0.16
モル、スルホン基が0.07モルであシ、これらの基の
含有量に関係なく、過酸化物により高分子量化されたL
Sがスランプロス防止効果を発揮するものと考えられる
。
本発明の分散剤の添加量としては高分子化されたLS又
はその塩の添加量はセメント組成物のセメントに対して
、固型分重量%として0.05〜1.0が良い。0.0
5%以下であるとスランプ防止効果の時間が短かくな夛
、充分な効果を示さない。又、1.0%以上使用しても
差しつかえはないが、経済的に無意味となる。又、高分
子化されたLS以外のセメント減水剤の添加量はセメン
ト組成物のセメントに対して固型分重量%として0.1
〜0.5%が良く、所要スランプ値に応じて添加量を決
定することができる。
はその塩の添加量はセメント組成物のセメントに対して
、固型分重量%として0.05〜1.0が良い。0.0
5%以下であるとスランプ防止効果の時間が短かくな夛
、充分な効果を示さない。又、1.0%以上使用しても
差しつかえはないが、経済的に無意味となる。又、高分
子化されたLS以外のセメント減水剤の添加量はセメン
ト組成物のセメントに対して固型分重量%として0.1
〜0.5%が良く、所要スランプ値に応じて添加量を決
定することができる。
本発明によるセメント分散剤配合物の水硬性セメント組
成物への添加形態は水溶液状において実施されることが
最も望ましいが、粉末あるいは粒状においてもスランプ
ロス防止効果は得られる。また、その添加時期は、配合
物を練シまぜ水に溶解する、練夛上がった水硬性セメン
ト組成物に添加する、粉末にてセメントに添加するなど
が可能である。さらに配合物の各成分をあらかじめ混合
しておくことが実用上便利であるが、水硬性セメント組
成物線シまぜの任意の過程に各成分を別々に添加するこ
とも可能である。
成物への添加形態は水溶液状において実施されることが
最も望ましいが、粉末あるいは粒状においてもスランプ
ロス防止効果は得られる。また、その添加時期は、配合
物を練シまぜ水に溶解する、練夛上がった水硬性セメン
ト組成物に添加する、粉末にてセメントに添加するなど
が可能である。さらに配合物の各成分をあらかじめ混合
しておくことが実用上便利であるが、水硬性セメント組
成物線シまぜの任意の過程に各成分を別々に添加するこ
とも可能である。
又本発明のセメント分散剤には、硬化遅延剤を併用して
もよいし、ポリビニルアルコールやポリエチレングリコ
ール、ポリアルキレングリコール等の水溶性高分子化合
物−を併用することも出来る。
もよいし、ポリビニルアルコールやポリエチレングリコ
ール、ポリアルキレングリコール等の水溶性高分子化合
物−を併用することも出来る。
以下に本発明の実施例を挙げ本発明を説明するが、本発
明はこれら実施例に限定されるものではない。
明はこれら実施例に限定されるものではない。
参考例(高分子化リグニンスルホン酸塩の製造)市販リ
グニンスルホン酸塩(ボレガード社製、以下LS−1と
略す)の20%固型分水溶液300yを酢酸及び炭酸水
素ナトリウムにょシpH5,4に調節し、この溶液に過
硫酸アンモニウム(hPs)qyをboyの水に溶かし
たものを室温にて滴下する。滴下後6o〜SaCで8時
間反応し゛C畠分子反応生成物(以下L8−AP8−1
と略す)を得る0水分を調節して20%固型分とした所
、pH5,4における粘度は36000cpe(20C
)であった。処理条件を変更して同様にして得られた高
分子化リグニンスルホン酸塩を第2表に示した。KPS
は過硫酸カリウムを示す。
グニンスルホン酸塩(ボレガード社製、以下LS−1と
略す)の20%固型分水溶液300yを酢酸及び炭酸水
素ナトリウムにょシpH5,4に調節し、この溶液に過
硫酸アンモニウム(hPs)qyをboyの水に溶かし
たものを室温にて滴下する。滴下後6o〜SaCで8時
間反応し゛C畠分子反応生成物(以下L8−AP8−1
と略す)を得る0水分を調節して20%固型分とした所
、pH5,4における粘度は36000cpe(20C
)であった。処理条件を変更して同様にして得られた高
分子化リグニンスルホン酸塩を第2表に示した。KPS
は過硫酸カリウムを示す。
1)LSの固型分に対する重量係
2) NaOHにより調節
5) 20%固型分濃度にてB型粘度計及びレオメータ
−RM−1(高滓製)によシ測定 実施例 リ コンクリートの配合および使用材料筒 3 表 セメント(Gl) :普通ポルトランドセメント(小野
田セメント)細骨材(S):紀の用産砂(比重2.5
B、 7M2.91 )粗骨材(G):宝塚産砕石(比
重2.61. FM6.98 )水(Wl コンクリートの練り混ぜ方法 方法1:セメント分散剤をあらかじめ練り混ぜ水に溶解
し25Cにて可傾式ミキサ ーにおいて、4011R勺混ぜ第3表のコンクリートを
得、さらにその回転数 を2 rpmにて所定時間線シ続け、スランプと空気量
の経時変化を測定した○ スランプ、空気量、圧縮強度の測定お よび強度供試体の採取などは全てJ工Sに準拠して行な
った0 方法2:セメント分散剤をコンクリート練シ上シ後に添
加すること以外は方法1と 同様に行った。
−RM−1(高滓製)によシ測定 実施例 リ コンクリートの配合および使用材料筒 3 表 セメント(Gl) :普通ポルトランドセメント(小野
田セメント)細骨材(S):紀の用産砂(比重2.5
B、 7M2.91 )粗骨材(G):宝塚産砕石(比
重2.61. FM6.98 )水(Wl コンクリートの練り混ぜ方法 方法1:セメント分散剤をあらかじめ練り混ぜ水に溶解
し25Cにて可傾式ミキサ ーにおいて、4011R勺混ぜ第3表のコンクリートを
得、さらにその回転数 を2 rpmにて所定時間線シ続け、スランプと空気量
の経時変化を測定した○ スランプ、空気量、圧縮強度の測定お よび強度供試体の採取などは全てJ工Sに準拠して行な
った0 方法2:セメント分散剤をコンクリート練シ上シ後に添
加すること以外は方法1と 同様に行った。
2)試験条件
コンクリートの練シ混ぜ条件を第4表に示す。
3)試験結果
試験結果を第5表に示す。
第1図a IJゲニンスルホン酸と本発明に使用する高
分子化リグニンスルホン酸のゲルクロマトグラフィーを
示す図である。 出願人代理人 古 谷 馨 第 1 図 小 手続補正書(自発) 昭和58年1月10日 特許庁長官若杉和夫 殿 1 事件の表示 特願昭57−207418号 2 発明の名称 セメント分散剤 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 (0911花王石鹸株式会社 4代理人 明細書の発明の詳細な説明の欄 6 補正の内容 (1) 明細書13頁1行「水分を調節」を「水分と
pHとを調節」と訂正 (1)同15頁第2表の脚注の21 r NaO
Hにより調節」を「酢酸および炭酸水素ナトリウムによ
り調節」と訂正
分子化リグニンスルホン酸のゲルクロマトグラフィーを
示す図である。 出願人代理人 古 谷 馨 第 1 図 小 手続補正書(自発) 昭和58年1月10日 特許庁長官若杉和夫 殿 1 事件の表示 特願昭57−207418号 2 発明の名称 セメント分散剤 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 (0911花王石鹸株式会社 4代理人 明細書の発明の詳細な説明の欄 6 補正の内容 (1) 明細書13頁1行「水分を調節」を「水分と
pHとを調節」と訂正 (1)同15頁第2表の脚注の21 r NaO
Hにより調節」を「酢酸および炭酸水素ナトリウムによ
り調節」と訂正
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高分子化リグニンスルホン酸又はその塩と400セ
ンチボイズを越え20万センチポイズ以下の範囲のもの
であること′fr:%徴とするセメント分散剤。 2 高分子化リグニンスルホン酸又はその塩が酸素ラジ
カルを発生し得る水溶性過酸化物によfi IJゲニン
スルホン酸又はその塩を高分子化したものである特許請
求の範囲第1項記載のセメント分散剤。 3 水溶性過酸化物が過硫酸アンモニウム又は過硫酸カ
リウムである特許請求の範囲第2項記載のセメント分散
剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57207418A JPH0613424B2 (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | セメント分散剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57207418A JPH0613424B2 (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | セメント分散剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5997564A true JPS5997564A (ja) | 1984-06-05 |
JPH0613424B2 JPH0613424B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=16539419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57207418A Expired - Lifetime JPH0613424B2 (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | セメント分散剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613424B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0445469B2 (ja) * | 1984-09-26 | 1992-07-24 | Mitsui Toatsu Chemicals | |
CN102180615A (zh) * | 2011-03-18 | 2011-09-14 | 华南理工大学 | 一种改性碱木质素水泥助磨剂及其制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5884159A (ja) * | 1981-11-11 | 1983-05-20 | 電気化学工業株式会社 | セメント分散剤 |
-
1982
- 1982-11-26 JP JP57207418A patent/JPH0613424B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5884159A (ja) * | 1981-11-11 | 1983-05-20 | 電気化学工業株式会社 | セメント分散剤 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0445469B2 (ja) * | 1984-09-26 | 1992-07-24 | Mitsui Toatsu Chemicals | |
CN102180615A (zh) * | 2011-03-18 | 2011-09-14 | 华南理工大学 | 一种改性碱木质素水泥助磨剂及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0613424B2 (ja) | 1994-02-23 |
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