JPS5997349A - 自動変速機の保護装置 - Google Patents
自動変速機の保護装置Info
- Publication number
- JPS5997349A JPS5997349A JP57204962A JP20496282A JPS5997349A JP S5997349 A JPS5997349 A JP S5997349A JP 57204962 A JP57204962 A JP 57204962A JP 20496282 A JP20496282 A JP 20496282A JP S5997349 A JPS5997349 A JP S5997349A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- speed
- gear
- circuit
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/006—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion power being selectively transmitted by either one of the parallel flow paths
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動変速機に関し、特に、複数のギア接続機構
とそれぞれの接続機構に対応する複数のクラッチを備え
て、入力軸と出力軸との回転速度比を自動的に変える自
動変速機の保護装置に関する。
とそれぞれの接続機構に対応する複数のクラッチを備え
て、入力軸と出力軸との回転速度比を自動的に変える自
動変速機の保護装置に関する。
この種の変速機に、たとえば第1図に示すようなものが
ある。第1図を参照して説明すると、1が入力軸で2が
出力軸である。入力軸1の左側にはエンジンの出力軸が
接続され、出力軸2の左側にはプロペラシャフトが接続
される。3および4がクラッチである。クラッチ3およ
び4はソレノイドにより電気的に制御される形式のもの
である。
ある。第1図を参照して説明すると、1が入力軸で2が
出力軸である。入力軸1の左側にはエンジンの出力軸が
接続され、出力軸2の左側にはプロペラシャフトが接続
される。3および4がクラッチである。クラッチ3およ
び4はソレノイドにより電気的に制御される形式のもの
である。
クラッチ3の一端は入力軸1に接続してあり、他端は歯
車5および6に接続しである。クラッチ4の一端は入力
軸1に接続してあり、他端を歯車7および8に接続しで
ある。歯車5,6..7および8は、それぞれ歯車?、
10,1・1および12と噛み合っている。
車5および6に接続しである。クラッチ4の一端は入力
軸1に接続してあり、他端を歯車7および8に接続しで
ある。歯車5,6..7および8は、それぞれ歯車?、
10,1・1および12と噛み合っている。
歯車5−9.6−10.7−11および8−12の各組
が、それぞれ第1速、第3速、第2速および第4速のと
きに接続される歯車である。クラッチ3.歯車5および
6は一体になっており、クラッチ3が接続すると歯車5
および6が回転する。またクラッチ4.歯車7および8
が一体になっており、クラッチ4が接続すると歯車7お
よび8が回転する。歯車9,10.’11および12は
出力軸2に対して回動自在になっている。歯車9,1゜
および歯車11,12の間には、それぞれ出力軸2に固
着した切換接続機構13および14が備わっている。し
たがって、第1速にする場合には切換接続機構13を歯
車9に接続し、第3速にする場合には13を歯車1oに
接続する。また第2速にする場合には切換接続機構14
を歯車11に接続し、第4速にする場合には14を歯車
12に接続する。
が、それぞれ第1速、第3速、第2速および第4速のと
きに接続される歯車である。クラッチ3.歯車5および
6は一体になっており、クラッチ3が接続すると歯車5
および6が回転する。またクラッチ4.歯車7および8
が一体になっており、クラッチ4が接続すると歯車7お
よび8が回転する。歯車9,10.’11および12は
出力軸2に対して回動自在になっている。歯車9,1゜
および歯車11,12の間には、それぞれ出力軸2に固
着した切換接続機構13および14が備わっている。し
たがって、第1速にする場合には切換接続機構13を歯
車9に接続し、第3速にする場合には13を歯車1oに
接続する。また第2速にする場合には切換接続機構14
を歯車11に接続し、第4速にする場合には14を歯車
12に接続する。
実際の車輌の走行状態において、たとえば第1速では切
換接続機構13が歯車9に接続されクラッチ3が入力軸
1と接続されている。この状態から第2速に切換える場
合、まず切換接続機構14を歯車11に接続し、その後
に、少しずつクラッチ3を離しつつクラッチ4を接続す
る。第2速から第3速に切換る場合には同様にして、切
換接続機構13を歯車10に接続した後で、少しずつク
ラッチ4を離しつつクラッチ3を接続する。
換接続機構13が歯車9に接続されクラッチ3が入力軸
1と接続されている。この状態から第2速に切換える場
合、まず切換接続機構14を歯車11に接続し、その後
に、少しずつクラッチ3を離しつつクラッチ4を接続す
る。第2速から第3速に切換る場合には同様にして、切
換接続機構13を歯車10に接続した後で、少しずつク
ラッチ4を離しつつクラッチ3を接続する。
ところが、この種の変速機においては入力軸1と出力軸
2を接続する経路が2系統あるので、もしもクラッチ3
とクラッチ4との接続のタイミングを誤まって2つのク
ラッチを同時に完全な接続状態にすると、出力軸2には
異なる部分に異なる回転速度の力が加わるので、出力軸
2が折れたり、歯車を破損することになる。たとえばギ
ア切換機構が故障した場合、あるいはマイクロコンピュ
ータが誤動作した場合は、2つのクラッチが同時に接続
状態になる可能性がある。
2を接続する経路が2系統あるので、もしもクラッチ3
とクラッチ4との接続のタイミングを誤まって2つのク
ラッチを同時に完全な接続状態にすると、出力軸2には
異なる部分に異なる回転速度の力が加わるので、出力軸
2が折れたり、歯車を破損することになる。たとえばギ
ア切換機構が故障した場合、あるいはマイクロコンピュ
ータが誤動作した場合は、2つのクラッチが同時に接続
状態になる可能性がある。
本発明は、最悪の場合でも制御の誤りによりシャフト、
歯車等の破損が生じないようにすることを第1の目的と
し、安価な自動変速機を提供することを第2の目的とす
る。
歯車等の破損が生じないようにすることを第1の目的と
し、安価な自動変速機を提供することを第2の目的とす
る。
上記の目的を達成するために、本発明においては、各部
の歯車接続状態を検出して、2組以上の変速歯車が同時
にシャフトに連結している状態が所定時間以上継続する
と、クラッチ等を自動的に切り離して変速機を保護する
。これによれば、たとえばリレー等でクラッチを制御す
るソレノイドの電源を遮断する等比較的簡単な構成で、
確実に変速機を保護しうる。
の歯車接続状態を検出して、2組以上の変速歯車が同時
にシャフトに連結している状態が所定時間以上継続する
と、クラッチ等を自動的に切り離して変速機を保護する
。これによれば、たとえばリレー等でクラッチを制御す
るソレノイドの電源を遮断する等比較的簡単な構成で、
確実に変速機を保護しうる。
以下、図面を参照して一実施例を説明する。第2a図に
一実施例の自動変速機の概略ブロックを示し、第2b図
に変速機構の一路を示す。まず第2b図を参照して説明
する。この実施例では変速機には第1速、第2速、第3
速、第4速およびリバース用の歯車が備わっている。概
略でいうと、第1速の歯車5,9.第3速の歯車6,1
0.リバースの歯車15,16.17.第1クラツチ3
等が1組の変速機構(ギアボックス)を構成しており、
第2速の歯車7,11.第4の歯車8,12、第2クラ
ツチ4等がもう1組の変速機構を構成している。出力軸
2と歯車17は切換接続機構18で連結される。
一実施例の自動変速機の概略ブロックを示し、第2b図
に変速機構の一路を示す。まず第2b図を参照して説明
する。この実施例では変速機には第1速、第2速、第3
速、第4速およびリバース用の歯車が備わっている。概
略でいうと、第1速の歯車5,9.第3速の歯車6,1
0.リバースの歯車15,16.17.第1クラツチ3
等が1組の変速機構(ギアボックス)を構成しており、
第2速の歯車7,11.第4の歯車8,12、第2クラ
ツチ4等がもう1組の変速機構を構成している。出力軸
2と歯車17は切換接続機構18で連結される。
第2a図を参照して説明する。実施例の自動変速機は制
御コンピュータユニットCPUにより集中制御される。
御コンピュータユニットCPUにより集中制御される。
コンピュータユニットCPUのデジタル入力ボートには
第1クラツチ3の動作を検出するスイッチ、第2クラツ
チ4の動作を検出するスイッチ、第1速、第2速、第3
速、第4速およびリバースの各々の歯車の連結状態を検
出するスイッチ、およびマニュアルレンジスイッチを接
続しである。コンピュータCPUのアナログ信号入力ボ
ートには第1クラツチストローク信号、油温信号、車速
信号、エンジン回転数信号およびスロットル開度信号が
印加される。アナログ信号は、コンピュータCPU内部
のA/Dコンバータによりデジタル信号に変換される。
第1クラツチ3の動作を検出するスイッチ、第2クラツ
チ4の動作を検出するスイッチ、第1速、第2速、第3
速、第4速およびリバースの各々の歯車の連結状態を検
出するスイッチ、およびマニュアルレンジスイッチを接
続しである。コンピュータCPUのアナログ信号入力ボ
ートには第1クラツチストローク信号、油温信号、車速
信号、エンジン回転数信号およびスロットル開度信号が
印加される。アナログ信号は、コンピュータCPU内部
のA/Dコンバータによりデジタル信号に変換される。
コンピュータユニットCPUの出力ポートからは、第1
速、第2速、第3速、第4速およびリバースの各歯車を
選択接続するための5つのソレノイド付勢信号、第1ク
ラツチ3を調圧制御するためのアナログ制御信号、第2
クラツチ4を調圧制御するためのアナログ制御信号、お
よび第2クラツチ4をオン・オフ制御するためのソレノ
イド付勢信号が出力される。切換接続機構13,14お
よび18、第1クラッチ3.および第2クラツチ4はこ
の実施例では油圧制御になっている。切換接続機構13
はソレノイドSLI、SL2.SL3の付勢により動作
し、切換接続機構14はSF4゜SF5の付勢により動
作し、第1クラツチ3はSF6の付勢により動作し、第
2クラツチ4はSF7およびSF8の付勢により動作す
る。
速、第2速、第3速、第4速およびリバースの各歯車を
選択接続するための5つのソレノイド付勢信号、第1ク
ラツチ3を調圧制御するためのアナログ制御信号、第2
クラツチ4を調圧制御するためのアナログ制御信号、お
よび第2クラツチ4をオン・オフ制御するためのソレノ
イド付勢信号が出力される。切換接続機構13,14お
よび18、第1クラッチ3.および第2クラツチ4はこ
の実施例では油圧制御になっている。切換接続機構13
はソレノイドSLI、SL2.SL3の付勢により動作
し、切換接続機構14はSF4゜SF5の付勢により動
作し、第1クラツチ3はSF6の付勢により動作し、第
2クラツチ4はSF7およびSF8の付勢により動作す
る。
第3図に、第2a図の自動変速機の概略動作を示す。第
3図を参照して説明する。
3図を参照して説明する。
まず発進する場合、第1速の歯車9に切換接続機構13
を接続し、第1クラツチ3をゆっくりと接続する。第1
速から第2速への変速指令があると、第2速歯車11に
切換接続機#i14を接続する。
を接続し、第1クラツチ3をゆっくりと接続する。第1
速から第2速への変速指令があると、第2速歯車11に
切換接続機#i14を接続する。
そして、第2クラツチ4の接続を開始するとともに第1
クラツチ3の切離しを開始する。第1クラツチ3が離れ
たら、第1速歯車9がら切換接続機構13を離す。第2
速から第3速への変速指示がある場合、および第3速か
ら第4速への変速指示がある場合も上記と同様の動作を
行なう。
クラツチ3の切離しを開始する。第1クラツチ3が離れ
たら、第1速歯車9がら切換接続機構13を離す。第2
速から第3速への変速指示がある場合、および第3速か
ら第4速への変速指示がある場合も上記と同様の動作を
行なう。
第2速から第1速への変速指示があると、第1速の歯車
9に切換接続機構13を接続する。そして、第1クラツ
チ3の接続を開始するとともに第2クラツチ4の切離し
を開始する。第2クラツチ4が離れたら、第2速の歯車
11から切換接続機構14を切り離す。第3速から第2
速に変速する場合および第4速から第3速に変速する場
合も同様である。
9に切換接続機構13を接続する。そして、第1クラツ
チ3の接続を開始するとともに第2クラツチ4の切離し
を開始する。第2クラツチ4が離れたら、第2速の歯車
11から切換接続機構14を切り離す。第3速から第2
速に変速する場合および第4速から第3速に変速する場
合も同様である。
第1速の状態から停止に移る場合、第1クラツチ3およ
び第2クラツチ4を共に切り離し、切換接続機構13お
よび14をニュートラルに設定する。
び第2クラツチ4を共に切り離し、切換接続機構13お
よび14をニュートラルに設定する。
そしてリバース設定指示があるかどうかをチェックする
。リバース設定指示があると、リバース歯車17に切換
接続機構18を接続し、第1クラツチ3の接続を開始す
る。リバース設定解除になると、第1クラツチ3の切り
離しを開始し、これが離れたら切換接続機構18をリバ
ース歯車17から切り離す。
。リバース設定指示があると、リバース歯車17に切換
接続機構18を接続し、第1クラツチ3の接続を開始す
る。リバース設定解除になると、第1クラツチ3の切り
離しを開始し、これが離れたら切換接続機構18をリバ
ース歯車17から切り離す。
第4図に、第2a図の制御コンピュータユニットCPU
に含まれる保護回路30を示す。第4図を参照して説明
する。SEL、SF3.SF3゜SF3およびSF3は
、切換接続機構13,14および15を駆動するソレノ
イドSL1.SL2゜SF3.SF4およびSF5のド
ライバである。
に含まれる保護回路30を示す。第4図を参照して説明
する。SEL、SF3.SF3゜SF3およびSF3は
、切換接続機構13,14および15を駆動するソレノ
イドSL1.SL2゜SF3.SF4およびSF5のド
ライバである。
ドライバSEI、SE2およびSF3の各々の出力端は
ブロックB1の入力端に接続してあり、SF3およびS
F3の出力端はブロックB2の入力端に接続しである。
ブロックB1の入力端に接続してあり、SF3およびS
F3の出力端はブロックB2の入力端に接続しである。
ブロックB1およびB2はノア(N OR)回路である
。ブロックB1の出力端と82の出力端はブロックB3
の入力端に接続しである。ブロックB3はオア(OR)
回路である。
。ブロックB1の出力端と82の出力端はブロックB3
の入力端に接続しである。ブロックB3はオア(OR)
回路である。
ブロックB3の出力端はブロックB4に接続しである。
ブロックB4は、タイマ回路であって、抵抗器とコンデ
ンサでなる時定数回路とアナログ比較器とでなっている
。VRIが時定数を設定する可変抵抗器である9この実
施例では、VRIの調整によりタイマの時間を0.5〜
1.5秒の範囲で変更しうるようになっている。ブロッ
クB4の出力端にはインバータINIおよびIN2を接
続しである。インバータINIの出力端はマイクロコン
ピュータのリセット入力端に接続しである。この実施例
ではマイクロコンピュータは低レベルLでリセットがか
かるようになっている。インバータIN2の出力端はリ
レーRLを駆動するトランジスタQlに接続しである。
ンサでなる時定数回路とアナログ比較器とでなっている
。VRIが時定数を設定する可変抵抗器である9この実
施例では、VRIの調整によりタイマの時間を0.5〜
1.5秒の範囲で変更しうるようになっている。ブロッ
クB4の出力端にはインバータINIおよびIN2を接
続しである。インバータINIの出力端はマイクロコン
ピュータのリセット入力端に接続しである。この実施例
ではマイクロコンピュータは低レベルLでリセットがか
かるようになっている。インバータIN2の出力端はリ
レーRLを駆動するトランジスタQlに接続しである。
リレーRLはノーマリクローズ接点を2系統備えている
。これらの接点は、それぞれ第1クラツチ3のソレノイ
ドSL6および第2クラツチ4のソレノイドSL7の電
源ラインに挿入しである。DVIおよびDV2がソレノ
イドSL6およびSF7の制御回路であり、トランジス
タQ2およびQ3がそれぞれのドライバである。リレー
RLのソレノイドには、並列に発光ダイオード表示器を
接続しである。
。これらの接点は、それぞれ第1クラツチ3のソレノイ
ドSL6および第2クラツチ4のソレノイドSL7の電
源ラインに挿入しである。DVIおよびDV2がソレノ
イドSL6およびSF7の制御回路であり、トランジス
タQ2およびQ3がそれぞれのドライバである。リレー
RLのソレノイドには、並列に発光ダイオード表示器を
接続しである。
ドライバSEI、SE2およびSF3の出力端が全てL
(すなわちソレノイドSLI、SL2およびSF3が消
勢)であると、ノア回路B1の出力端は高レベルHにな
るが、ドライバSEI、SE2およびSF3のいずれか
1つがH(すなわちソレノイド付勢)になると、B1の
出力端が低レベルLになる。また、ドライバSE4およ
びSF3の出力端が共にLであるとノア回路B2の出力
端はHになるが、ドライバSE4又はSF3の出力端が
Hになると、B2の出力端がLになる。したがって、オ
ア回路B3の出力端は、ソレノイドSL1.SL2およ
びSL3のいずれかとソレノイドSL4およびSL5の
いずれかが同時に付勢されるときのみHになり、それ以
外ではLになる。
(すなわちソレノイドSLI、SL2およびSF3が消
勢)であると、ノア回路B1の出力端は高レベルHにな
るが、ドライバSEI、SE2およびSF3のいずれか
1つがH(すなわちソレノイド付勢)になると、B1の
出力端が低レベルLになる。また、ドライバSE4およ
びSF3の出力端が共にLであるとノア回路B2の出力
端はHになるが、ドライバSE4又はSF3の出力端が
Hになると、B2の出力端がLになる。したがって、オ
ア回路B3の出力端は、ソレノイドSL1.SL2およ
びSL3のいずれかとソレノイドSL4およびSL5の
いずれかが同時に付勢されるときのみHになり、それ以
外ではLになる。
タイマ回路B4は、入力端がしてあると出力端をLにす
るが、入力端がHになると、所定時間Tmを経過した後
で出力端をHに反転する。タイマB4の出力端がHにな
ると、インバータIN2およびトランジスタQ1を介し
てリレーRLをオンし、ソレノイドSL6およびSL7
の電源ラインを遮断(すなわちクラッチ断)する。
るが、入力端がHになると、所定時間Tmを経過した後
で出力端をHに反転する。タイマB4の出力端がHにな
ると、インバータIN2およびトランジスタQ1を介し
てリレーRLをオンし、ソレノイドSL6およびSL7
の電源ラインを遮断(すなわちクラッチ断)する。
第5図に、第1速から第2速に変速する場合のクラッチ
および歯車の概略動作タイミングを示す。
および歯車の概略動作タイミングを示す。
第5図を参照して説明する。第1速、すなわち歯車9に
切換接続機構13が接続し、第1クラツチ3が接続状態
にあるとき、第2速への変速指示があると、第2速の歯
車11に切換接続機構14を接続し、その後にゆっくり
と第1クラツチ3を離しながら第2クラツチ4を接続す
る。コンピュータCPUが正常に動作し変速動作がうま
くいくと、変速動作を開始してから所定時間Tnで変速
を完了する。ところが万一変速動作中にコンピュータC
PUが暴走すると、第1速歯車9および第2速歯車11
が出力軸2に接続され、クラッチ3および4が共に接続
された状態で動作を停止することになる。この場合、変
速動作開始からTmを経過すると第4図に示す保護回路
30が作動し、クラッチ3,4のソレノイドの電源を遮
断して出力軸2の破損を防止する。またこの実施例では
、それと同時にコンピュータCPUにリセットをかけて
、暴走を止め所定の動作に戻す。
切換接続機構13が接続し、第1クラツチ3が接続状態
にあるとき、第2速への変速指示があると、第2速の歯
車11に切換接続機構14を接続し、その後にゆっくり
と第1クラツチ3を離しながら第2クラツチ4を接続す
る。コンピュータCPUが正常に動作し変速動作がうま
くいくと、変速動作を開始してから所定時間Tnで変速
を完了する。ところが万一変速動作中にコンピュータC
PUが暴走すると、第1速歯車9および第2速歯車11
が出力軸2に接続され、クラッチ3および4が共に接続
された状態で動作を停止することになる。この場合、変
速動作開始からTmを経過すると第4図に示す保護回路
30が作動し、クラッチ3,4のソレノイドの電源を遮
断して出力軸2の破損を防止する。またこの実施例では
、それと同時にコンピュータCPUにリセットをかけて
、暴走を止め所定の動作に戻す。
以上のとおり本発明によれば、万一変速制御回路が誤動
作を生じた場合にも出力軸等の破損は確実に防止しうる
。
作を生じた場合にも出力軸等の破損は確実に防止しうる
。
第1図は自動変速機の機構部の一例を示す縦断面図、第
2a図は本発明の一実施例を示す装置ブロック図、第2
b図は第2a図の装置の変速機構を示す縦断面図、第3
図は第2a図の制御コンピュータユニットCPUの概略
動作を示すフローチャート、第4図は第2a図の制御コ
ンピュータユニットCPUの保護回路30を示すブロッ
ク図、第5図は第2a図の装置の第1速から第2速への
変速動作の一例を示すタイミングチャートである。 に入力軸 2:出力軸 3:第1クラツチ 4:第2クラツチ5.6,7,
8,9,10,11,12,15゜16.17:歯車 13.14,18:切換接続機構(ギア接続機構)30
:保護回路(制御手段) Bl、B2:NOR回路 B3:OR回路B4:タイマ
回路 SEl、SF3.SF3.SF3.SF3 :ソレノイ
ドドライバ(ギア接続検出手段) RL:リレー(遮断手段) SLI−8L7:ソレノイド 弔5V 方1ソ 褐2bソ
2a図は本発明の一実施例を示す装置ブロック図、第2
b図は第2a図の装置の変速機構を示す縦断面図、第3
図は第2a図の制御コンピュータユニットCPUの概略
動作を示すフローチャート、第4図は第2a図の制御コ
ンピュータユニットCPUの保護回路30を示すブロッ
ク図、第5図は第2a図の装置の第1速から第2速への
変速動作の一例を示すタイミングチャートである。 に入力軸 2:出力軸 3:第1クラツチ 4:第2クラツチ5.6,7,
8,9,10,11,12,15゜16.17:歯車 13.14,18:切換接続機構(ギア接続機構)30
:保護回路(制御手段) Bl、B2:NOR回路 B3:OR回路B4:タイマ
回路 SEl、SF3.SF3.SF3.SF3 :ソレノイ
ドドライバ(ギア接続検出手段) RL:リレー(遮断手段) SLI−8L7:ソレノイド 弔5V 方1ソ 褐2bソ
Claims (3)
- (1)複数のギア接続機構を僅え、それぞれのギア接続
機構と入力軸もしくは出力軸を接続する複数のクラッチ
を備える変速機において;変速機の入力軸と出力軸とを
非接続状態に設定する遮断手段; 各々のギア接続機構のギア接続状態を検出するギア接続
検出手段;および 複数のギア接続機構のギアが同時に接続状態になり、こ
の状態が所定時間以上継続すると、遮断手段を材上して
入力軸と出力軸との接続を遮断する制御手段; を備える自動変速機の保護装置。 - (2)遮断手段は、クラッチの接続を遮断するクラッチ
遮断手段である、前記特許請求の範囲第(1)項記載の
自動変速機の保護装置。 - (3)遮断手段は、クラッチ駆動ソレノイドの電源を遮
断するリレーである、前記特許請求の範囲第(2)項記
載の自動変速機の保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57204962A JPS5997349A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 自動変速機の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57204962A JPS5997349A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 自動変速機の保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5997349A true JPS5997349A (ja) | 1984-06-05 |
JPH0122506B2 JPH0122506B2 (ja) | 1989-04-26 |
Family
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