JPS599485A - 回転式乾燥機の熱応力防止装置 - Google Patents

回転式乾燥機の熱応力防止装置

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JPS599485A
JPS599485A JP58113618A JP11361883A JPS599485A JP S599485 A JPS599485 A JP S599485A JP 58113618 A JP58113618 A JP 58113618A JP 11361883 A JP11361883 A JP 11361883A JP S599485 A JPS599485 A JP S599485A
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air
passage
damper
drying
temperature
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JP58113618A
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English (en)
Inventor
フレドリツク・アデイソン・ガイ
ロバ−ト・スペンサ−・ボ−ル
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Kimberly Clark Corp
Original Assignee
Kimberly Clark Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B11/00Machines or apparatus for drying solid materials or objects with movement which is non-progressive
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/18Drying webs by hot air
    • D21F5/182Drying webs by hot air through perforated cylinders

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プを回転式乾燥機で乾燥する装置に関連し、さらに詳細
には、乾燥装置中で使う高温空気の導入規制によって、
回転式乾燥機が角激な温度変化による損傷を受けず、か
つ上配ウエブをこの乾燥機中に通すための空気透過性支
持体がこれを破損するような高淵度に当らないようにす
る保掻装置に関連している。
、200℃以上の高温空気による通過乾燥装置では、乾
燥工程中に湿潤ウェブが損傷すると、乾燥機の金属部、
特に空気透過性円筒形の回転表面に激しい熱損傷を起し
たり、ポリエステル布等で作られた移送用の空気透過性
支持体を溶融したりすることがある。
このような事態の結果は重大であり、乾燥機金属表面に
熱損傷が起ると、円筒形表面が変形、さらには破断して
、乾燥機を交換したり、円筒表面を修復したりするまで
、作業を停止することになる。
また、支持体が溶融すると、その数ケ所に目詰りが起っ
て、使用に堪えなくなり、この溶融がさらに進むと、回
転ドラムの空気透過性円筒形表面に融着して、その透過
網目を閉塞し、この場合にも乾燥機表面を洗浄するため
の作業停止が必要となる。
従来の温度制御装置の多くは、その作動が緩慢であるた
め、上記のような破損の防止に直ちに対応することが困
難である。また、注水あるいは、バーナーの絞りまたは
消去によって空気透過性支持体を保護するような装置が
現在使れているが、注水は乾燥機に大きな熱損傷を与え
たり、通気性支持体に縮みを起させたりするし、バーナ
ーの消去には、その再点火前に全系統を冷却して掃除す
る必要が伴う。従って、このような諸問題を起すことな
く、事態に迅速に対応することのできる装置に対する要
望が大きく高まっている。また、このような装置は、乾
燥機の通気性円筒形表面や、通気性支持体を過度に高温
な空気に肖てることなく、この乾燥機を試験、始動およ
び故障調査することができるようになっていることが望
ましい。
従って、本発明の目的は、乾燥装置中で、乾燥機自身ま
たはこの乾燥機中に繊維質ウェブを通すための通気性支
持体に熱損傷を起すような異常事態が発生しても、上に
述べたような諸問題を克服または抑制するようにした装
置を提供することにある。なおまた、本発明の他の目的
は、乾燥装置の始動、故障調査および試験中も、送気装
置に関係なく、加熱装置に点火することのできるような
装置を提供することにある。
本発明によって提供されるのは、繊維質材料からなる湿
潤ウェブを通風乾燥し、しかも、このウェブの通気性支
持体と乾燥機とを、当該装曾中で起る異常高温から保護
する装置である。この異常高温によって、乾燥機、特に
回転ドラムの円筒形通気性の外面が熱損傷を受けること
になり、また、温度の急変によって回転ドラムが変形、
破損し、高温度によって通気性支持体が溶融、破壊され
ることになる。
本発明の一つの実施態様は、次のような部分な包含する
ものである。すなわち、(1)高温空気を発生するため
の加熱装置、(u)  紙ウェブをのせるための通気性
支持体を回す回転ドラムの通気性円筒形外表面を部分的
に囲んでいる空気供給フードを備えた空気導入部と炉気
導出部とを包含する乾燥ユニットであり、上記のウェブ
、次に上記の支持体、次いで、乾燥機送り出し部の回転
ドラムの円筒形外表面の順序で高温空気を通して、この
ウェブを乾燥するように構成、配置されている乾燥ユニ
ツ) 、(m)空気導入部からの空気の一部を、上記加
熱装置中で発生された高温空気と混合して、本混合装置
によって、乾燥機の空気導入部に送られる高温空気の温
度を調節し、かつ、乾燥機からの空気の熱を有効に利用
して、これにより上記加熱装置の負荷を減少し、この方
式の熱紅済を改善するための空気混合装置、(lv)乾
燥機空気導出部からの排出空気の少くとも一部分を上記
空気混合装置に送り返すための再循環通路、(V)上記
の加熱装置からの高温空気を空気混合装置に送る第1通
路、(vl)この第1通路中に存し、常時には開いてあ
るダンパー装置、(vll)上記加熱装置からの高温空
気を本装置系外に放出するための第2の通路、および(
vt+t)この第−通路中にある、常時には閉じである
ダンパー装置。
この装置中で異状事態が起った場合には、上記加熱装置
から出て、常時には上記の空気混合装置に送られて、排
出空気の少くとも一部分と混合されていた高温空気は、
第2通路中にある常時には閉じであるダンパー装置を開
き、かつ、第1通路中にある常時には開いであるダン・
母−装置を閉じることによって、上記混合装置に入るこ
となく、本装置外に放出される。このため、上記通気性
支持体と、上記回転ドラムの円筒形通気性の外表面とに
当る高温度と、これに接する時間が低減され、これによ
って、回転式乾燥機と通気性支持体との熱損傷が低下さ
れる。
また、上記の空気混合装置と乾燥ユニット中の空気供給
フードとの間の通路容積を小さくすると、温度上昇はさ
らに制限される。この手段は、加熱装置を隔離し、かつ
、上記の両ダンパー装置を作動することと相持って、熱
損傷を低減し、乾燥機をなるべく一定潟度に維持するこ
とに役立っている。空気混合装置と供給フードとの間の
通路容積は、再循環空気が本装置中を循環し続けている
場合には、全空気循環通路容積のコS容量%未満である
ことが望ましい。これによって、再循環空気が空気混合
装置中の残留空気の温度を低下し、望ましからぬ急激な
温度上昇を防いでいる。或はまた、再循環空気の空気混
合装置を経て供給フードに至る流れを、再?*m通路中
のダンパーを閉じて停止してもよい。これによって、バ
ーナーからの高温空気は大気中に放出され、再循環空気
の流れが止るため、乾燥機に送られる全空気流が停止さ
れる。
別の装置としては、重質燃料等については空気対空気の
熱交換装置を使うものがある。この装置では、熱交換装
置を空気の直接混合装置の代りに使い、異常事態の場合
には、外のバーナーによって発生される高温空気も、熱
交換装置に入ることなく、大気中に放出される。この装
置の場合にも、通路容稽を抑制して、再循環空気がこの
装置中を循環し続けている時には、熱交換装置と供給フ
ードとの間の通路容積を、空り、の全循環通路容積の、
2S容f%未満に制限することが好ましい。
本発明を理解するには、本装置の通常時運転と、損傷ウ
ェブの乾燥等の異常事態発生時との状態を図解的に示し
た添付図面を参照すると便宜である。
先ず、第1図で示されるように、ウェブ形成用布1が、
湿潤繊維質ウェブ2を移送用布3に送り、布3はこのウ
ェブを、全体として4で示される回転式乾燥機中の回転
ドラム6の通気性円筒状外表面5の上に送る。空気混合
装置7からの空気は通路8を通って、回転ドラムの外表
面を部分的に囲んでいる供給フード9に送られる。
この高温空気は、湿潤ウェブ2、移送用布3、次いで回
転ドラム60円筒形通気性表面の11111に通り抜け
て、このウェブの回転乾燥機入口における平均硬さコθ
乃至、2&%が平均go乃至9S%になるまで乾燥する
空気混合装f#7から出た高温空気は、ウェブ2、移送
用布3、および回転ドラムの表面5を通って冷却され、
再循環通路lOを通って出て行く。必要があれば、通路
11を通った補充中りを加えたこの排出空気は、循環用
ファン12と再循環通路13によって、空気混合装置7
に送られる(この実施態様では、再循環通路10および
13と循環用ファン12とで再循環系統が形成されてい
る)。
なお、補充空気の添加量は、乾燥機から通路10を経て
出て来る排出空気のS乃至/S容ii′%とするのが普
通であり、通常は約2 / ’Cの周辺温度と同様であ
る。また、場合によっては、この補充中りな排出空気と
の空気対空気の熱交換によって予熱することもある。
循環用ファン12の下流側で、排出空気と補充空気との
混合気の一部を通路14によって抜き取り、本装置中の
水分(水蒸気)を除く。こ〜で抜き取られる空気量・は
、この点を通過する空気のS乃至コ、t*n%、特に約
/S容量%であるのが普通である。なお、乾燥機から通
路lOを経て出る排出空気の温度は、通常約−00〜、
? 、2 、!!−’P(93乃至763°C)であり
、補充空気を加えて循環用ファン12を出る空気は、通
常、約20θ〜2左θ’F (93乃至720℃)、多
くは約22S°F(707°C)である。通路14で、
その一部が抜き取られた残余の混合空気の約/θ容量%
は通路15を経て、燃焼帯の至折下流側でバーナー16
に供給される。これによって、バーナー16の燃焼帯を
出る約、2gθ0〜35θ0°F(15り0乃至790
0℃)、多くは約3θθθ°F(7630℃)の燃焼空
気が約7.200″F(乙SO℃)に冷却される。この
高温空気(バーナーから通路17を経て出て行く気体を
高温燃焼ガス等と呼ぶこともあるが、本明細書中では、
「空気」と言う言葉を使うことにする。)は通路17を
経て空気混合装置7に送られ、この/、20θ”F (
乙Sθ℃)の空気/体積当り約3体積の約、225″P
CI07℃)の再循環空気と混合されて、約グ0θ〜グ
SO″F(,2θ5乃至230°C)の混合空気となる
。この混合空気は、前に述べたように、通路8を通って
、供給フード9に送られる。
上記は第1図に示す装置の通常時運転を説明したもので
あるが、本装置は、その中で異状が発生した時に作動す
る上記以外の装置を包含している。
このような異常時における本発明装置の動きを説明する
ため、回転式乾燥機の上流側で、ウェブ2が無くなった
と仮定する。もし、温度上昇を防ぐ何等かの抑制手段が
ないか、あるいは在来の作動緩慢な温度却制装置を作動
させても、この装置内では次のようなことが起ることに
なる。(1)移送用布上には、含有水分を蒸発させて、
この布に当る空気の温度を下げる湿潤ウェブが無いため
、この移送布は、空気混合装置7から通路8を経て導入
される高温空気の温度と同様な4tλ、3” ’F’ 
(−一θ℃)以上の高温11’VC,直ちに接すること
になる。(2)同様にして、回転ドラムの円筒形表面も
約7.25°F(−一θ℃)の高温に当ることになる。
(3)通常時には湿潤ウェブの乾燥によって行われるは
ずの空気温度の低下が行われないため、乾燥機から通路
lOを通り、次いで通路13を経て空気混合装置に循環
される空気の温度が廂速に上昇して、約300〜37左
”F(/75乃至790℃)の高温になることになる。
(4)空気混合装置は、・マーナーから来る約/、2θ
θ°p (6s o ’C)またはさらにこれより高い
温度の空気7体積と、乾燥機4からの約37!;′FC
/90℃)の再循環空気S体積との混合気に接角虫する
ことになる。かくして、(5)空気混合装置から供給フ
ード9に送られる空気流の温度が急速に上昇してSθ0
°F(Ω10℃)に近ずくことになる。
上記の事態によって、移送用布と乾燥機との温度が約グ
ーS″F(22θ℃)から約SOO″F(,26θ℃)
に急速に上昇し、湿潤ウェブからの水の蒸発による温度
低下が行われないまま、・々−ナー16によるエネルギ
ー追加が続けられるに従って、さらにこの温度から急速
に上り続ける。この結果、全乾燥系統中に熱損傷が起っ
て、回転ドラムの円筒状通気性の外表面の変形や、移送
用布の破損、さらには全面的破壊と言う事態にも到達す
ることがある。
この装置は、その作業能率を上げるため、可能な限りの
高温で運転することが望ましいため、装置中で何らかの
異状を起っても、その温度がほとんど直ちに規制される
ような装置が望ましいことは明かである。供給フードに
送られる空気の温度を迅速に規制しなければ、長時間の
運転休止、高価な移送布の交換コスト、さらに場合によ
っては、回転式乾燥機の交換等の重大な損失を招くこと
になる。また、この種の回転式乾燥機で普通に使われて
いるポリエステル製移送用布は約4tso″F(Ω30
℃)で融けるため、供給フードに送られる空気のm度が
l/lso°l11(Ω30℃)に近ずくと、事態はさ
らに重大となる。
このような温度上昇と、上昇温度の持続時間とを抑制す
るために、本発明では次のようなことが考案されている
すなわち、第1図で見るように、ダンパー19を備えた
通路18が排気装置、例えば煙突に通じている。何尋か
の異常発生が認められると、常時には閉じであるダンノ
f−19を開くと同時、またはその後、できるだけ迅速
に、乾燥機の運転中は通常は開かれている、通路17中
のダンパー20を閉じる。空気混合装置と供給フードと
の適切な設計と相持って、上記のコ操作によって、乾燥
機中の移送布を破損するような高温の多量の空気が、こ
の系統内に入るのが効果的に抑制される。両ダンパー1
9および20を迅速に作動すると、本系統内にその後に
入って来る高温空気を制限し、その効果は、バーナー調
整を加減する在来の1lAI整装置よりはるかに迅速に
現われる。なおまた、本装置中の、空気混合装置7と供
給フード9との間の高温空気の体積が、空気循環系統全
容積の2S%未満になるように設計することが好ましい
。この循環系統は、異常事態発生時に両ダンパー19お
よび20を作動した時の空気混合装#7、供給フード9
、回転式乾燥機の内部および、通路8゜10および13
を包含した、空気循環系統の全通路を含むものである(
通路10および13と循環用ファン12とで、本装置の
再循環装置が形成されている)。
上に述べた操作の他に、常時には本装置中からの水蒸気
除去に使われている通路14からの空気排出量ど、通路
11によって本装置中に入る補充空気1とを増大して、
再循環通路13を経て空気混合装M7に入る再循環空気
の温度をさらに低下してもよい。
上記の諸手段と本装置の設計とによって、空気混合装f
7と供給フード9との間の高温空気が、本装置内の残余
の比較的低温な空気によって希釈されることになる。
上述の補充空気の添加と排気除去との割合を増加する代
りに、例えば、再循環通路13中に、常時には開いであ
るダンi4−装置21を設けて、常時には閉じであるダ
ン、f−19を開き、常時には開いであるダンパー20
を閉じるに続いて、このダン・母−を閉じて、供給フー
ドに行く空気流を止めてもよい。但し、この場合には、
通路11を通して本装置中に補充空気を送るファンを停
止することが好ましいのは当然である。
第1図によって上に述べた空気直接加熱装置は、天然ガ
ス等の清浄燃料を使う場合には非常に都合がよいが、熱
源として、粉炭、高硫黄分重油、船舶用燃料等の清浄に
は燃焼しない燃料を使うと、湿潤ウェブ上に辰素粒、煤
等の不完合撚焼成生物をもたらすため、このような装置
があまり望しくはないのが当然である。
従って、低質燃料しか使えないような場合には、第一図
にその概略を示した装置の方が好ましい。
この装置は第7図に示したものとほぼ同様であるが、熱
交換装置30を使って、バーナー31からの低質な高温
燃焼ガスを通路32′を紅て空気対空気の熱交換装置3
0に送って、通路33から、この熱交換装置に入る再循
環空気を加熱しており、再循環通路33と、その中の循
環用ファン34とで、この実施態様の再循環装置が形成
されている。熱交換装[aOで所望の温度に加熱された
、この再循環空気は、次いで通路35を経て、乾燥機3
7の空気供給フード36に供給される。
この装置中で湿潤ウェブの&It損その他の異常事態が
発生した場合には、排気通路39中の常時には閉じであ
るダンi+ −3gを開いて、高温燃焼ガスの供給を、
本装置外に放出する。これと同時か又はこの操作後可及
的迅速に、通路32中の常時には開いであるダン/f−
40を閉じて、熱交換装置中えの高温燃焼ガスのその伊
の供給を締め切る。
なおこの上に、通路41からの補充9輝の追加と、通路
42によ石排出空気の引抜きとの1を増加して、通路3
3を通って熱交換装置30に入る再循環中りの温度をさ
らに下げてもよい。
また、補充空気の追加量と排出空気の抜き取り量とを減
らず代りに、例えば、再循環通路33中に、常時には開
いであるダンパー装#43を設けて、常時には閉じ【あ
るダンパー38の開放と、常時には開けであるダンノ’
? −49の閉頗と同時に、このダンパー43を閉じて
、供給フードえの空気流を止めてもよい。但しこの場合
には、通路41を通して補充空気を本装置中に追加する
ファンを締切ることが好ましい。バーナー31の燃焼帯
の直ぐ下流側で、通j844から併給されて、この燃焼
帯からの高温空気の温度を下げている空り流は、バーナ
ーが通常通りに働いている間は、第1図で示した装置に
おけると同様に、白熱そのまへ続けられて、燃焼帯から
出る高温空気が過度に加熱されて空気の通路を通らない
ようにしている。なお、第1図および第2図の両装置中
のバーナーは、異常事態の時には、その燃焼を絞ること
が望ましいが、本発明では、バーナーからの高温空気が
本装置外に放出されるため、バーナーを絞ったり、切っ
たりする必要はない。
乾燥機のフードに供給される高温空気の温度上昇は、上
記の各手法によって抑止される。第1図に示した装置に
おけると同様に、熱交換装@aOと供給フード36との
間の空間、すなわち通路35の容積はできるだけ小さく
して、本装置中のその他の部分に残っている空気によっ
て冷却しなければならない空気量を少くしており、供給
フード36、乾燥機37の内部、熱交換装置の被加熱空
気側、および異常事態が発生して両ダンノ9−38およ
び40が作動された時の、空気循環系統中の全通路すな
わち通路33と35によって形成される空気循環系統の
全容積の2!f容f%*満に抑えられている(通路33
と循環用ファン34とで、本装置の再循環装置が形成さ
れている)。
前にも述べたように、本発明の上記に加えた利点は、空
気乾燥系統とは全く無関係に、バーナーを燃焼させ得る
ことであり、この事は、本装置の始動時、試験および故
障調査に当っては特に都合がよい。
上記の説明で明かなように、本発明による装置によって
、装置内に異常事態が起った時の通過乾燥機中の温度上
昇を抑制する手段が提供される。
本発明によって、温度上昇の程度が抑えられるとともに
、同転ドラムや、ポリエステル製移送用布等の通気性支
持体が高温度に当る時間が短縮される。上記のように、
本発明を好ましい実施態様によって説明したが、本発明
はこれらの実施態様だけに限定されるものではない事を
了解されたい。
すなわち、本発明の趣旨および範囲に包含されるすべて
の代替物や相肖品も本発明に含まれるものである。例え
ば、本発明は乾t#機送出し部の前に吹付は乾燥部を設
けた回転式乾燥機にも適用される。
代替物の例として、湿潤ウェブが空気透過性支持体でな
く、例えば、乾燥機の通気性円筒状の外表面を囲んでい
るステンレス鋼の網目スリーブ上に支持されて乾燥機中
を通るような回転式乾燥装置にも、本発明は有効に利用
される。この場合には、高温度に当らぬように保論じな
ければならない通気性支持体は存在しないが、この乾燥
機はなお虐激な温度変化を避ける必要がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の/実施例を図解したものであり、バ
ーナーによって発生された高温空気は再循環空気と混合
された後、直接に乾燥機に供給されるようになっている
。 第一図は、本発明の他の実施例を図示したものであり、
空気対空気の熱交換装置を使って、再循環空気を間接的
に加熱し、この高温空気を乾燥機に供給しているように
なっている。 2;浸潤繊維質ウェブ、 6;回転ドラム、 7:空気混合装置、 19.20,21:ダンパー装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)空気透過性支持体上にのせた繊維質材料の湿潤ウ
    ェブを回転式乾燥機を通して乾燥する装置であって、 (1)高温空気を発生するための加熱装置、(IIX 
    a )上記支持体を支持する回転ドラムの空気透過性円
    筒形外表面を部分的に囲んでいる空気供給フードを有す
    る空気導入部と、(b)空気導出部とを包含していて、
    高温空気を上記のウェブ、上記支持体および上記の円筒
    形表面を経て空気排出部に送って上記のウェブを乾燥す
    るように構成、配置されている乾燥ユニット、 (II+)上記の空気導入部からの空気の少くとも一部
    分を上記加熱装置で発生された高温空気と混合して、該
    混合空気を上記の空気導入部に供給するための空気混合
    装置、 (Iv)上記乾燥ユニットの上記空気導出部からの空気
    の少くとも一部分を上記空気混合装置に移送するための
    再循環通路、 (V)  上記高温空気を上記加熱装置から上記の空気
    混合装置に送るための第1の通路、 (vl)上記第1の通路中にあって、常時には開いであ
    る第1のダンパー装置、 (vll)上記高温空気を本装置外に排出するための第
    一の通路、および (vlll)上記第2通路中にあって、常時には閉じで
    ある第2のダンパー装置、 を有し、かつ、装置異状時には、上記加熱装置で発生さ
    れ、常時には、上記空気混合装置に送られて、」二重の
    空気導出部からの空気の上記の部分と混合されている高
    温空気を、上記第−通路中に存し常時には閉じである上
    記第一のダンパー装置を開き、かつ、上記第1通路中に
    存し常時には開いである上記第1のダンパー装置を閉じ
    て、本装置外に排出して、これにより、上記の異常事態
    によって上記支持体および上記回転ドラムの上記円筒形
    表面が受ける高温度と、この温度に接する時間とを低減
    するようになっていることを特徴とする前記乾燥装置。 (2)前記の空気混合装置と前記空気供給フードとの間
    の空気通路の空間容積が、空気循環通路の全空間容積の
    15−容f%未満であることを特徴とする、前記第(1
    )項の装置。 (3)前記再循環通路中に、常時には開いである第3の
    ダン・ぐ−装置を設けて、常時には閉じである前記第一
    のダンパー装置の開放、および常時には開いである前記
    第1のダンパー装置の閉塞と同時に、上記第3のダンパ
    ー装置を閉じて、上記再循環通路を通って前記空気混合
    装置に向う空気流を止めるようになっていることを%徴
    とする前記第(1)項の装置。 (4)空気透過性支持体上にのせた、MI維質材料の湿
    潤ウェブを回転式乾燥機を通して乾燥する装置であって
    、 (1)高温空気を発生するための加熱装置、(llla
    )  上記支持体を支持する回転ドラムの空気透過性円
    筒形外表面を部分的に囲んでいる空気供給フードを有す
    る空気導入部と、(b)  空気導出部とを包含してい
    て、高温空気を上記ウェブ、上記支持体および上記の円
    筒形表面を経て空気排出部に送って、上記ウェブを乾燥
    するように構成、配置されている乾燥ユニット、 (F++)上記の空気導入部からの空気の少くとも一部
    分を、上記加熱装置で発生された高温空気によって加熱
    し、この加熱空気を上記の空気導入部に供給するための
    空気対空気熱交換装置、 (1v)上記乾燥ユニットの上記空気導出部からの空気
    の少くとも一部分を上記熱交換装置に移送するための再
    循環通路、 (V)上記高温空気を、上記加熱装置から上記熱交換装
    置に移送するための第1の通路、(vl)上記第1の通
    路中にあって、常時には開いである第1のダンパー装置
    、 (vll)上記高温空気を本装置外に排出するための第
    一の通路、および (vlll)上記第一の通路中にあって、常時には閉じ
    である第一のダンパーit、 を有し、かつ異状が起った場合には、上記加熱装置で発
    生され、常時には上記熱交換装置に送られて、上記乾燥
    装置の上記空気導出部からの空気の少くとも一部分を加
    熱している高温空気を、上記第一通路中に存し常時には
    閉じである上記第一のダン・ザー装置を開き、かつ、上
    記第1通路中に存し常時には開いである。上記第1のダ
    ンパー装置を閉じて、本装置外に排出し、これによって
    、上記の異常事態によって、上記支持体、および上記回
    転ドラムの上記円筒形表面が受ける高温度と、この温度
    に接する時間とを低減するようになっていることを特徴
    とする前記乾燥装置。 (5)前記熱交換装置と前記の空気供給フードとの間の
    空気通路の空間客積が、空気循環通路の全空間容積の2
    5容量%未満であることを特徴とする前記第(4)項の
    装置。 (6)前記再循環通路中に、常時には開いである第3の
    ダンパー装置を設けて、常時には閉じである前記第一の
    ダン・9−装置の開放、および、常時には開いである前
    記第1のダンパー装置の閉鎖と同時に、上記第3のダン
    パー装置を閉じて、上記再循環通路を通って、前記熱交
    換装置に何ら空気流を止めるようになっていることを特
    徴とする前記第(4)項の装置。 (7)前記の空気排出部の前に吹付は乾燥部を設けであ
    ることを特徴とする前記(1)乃至(6)項中の何れか
    の装置。
JP58113618A 1982-06-23 1983-06-23 回転式乾燥機の熱応力防止装置 Pending JPS599485A (ja)

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