JPS5993274A - ハンドリング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ワークの移載供給等を行なうだめのハンドリ
ング装置に関するものであり、特に、空圧制御用の配管
を簡素化したハンドリング装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来のハンドリング装置は、様々な形態のものが発明さ
れているが、空圧配管の処理は、制御しようとする空圧
機器から直接ホース等を接続する場合が多い。第１図は
、その具体例であるが、この装置は、モータ１を回転制
御することにより、減速機２を介してボールネジ３を駆
動させ、ベース４に固定された固定ブロック已に対して
、ハンド６を矢印７方向に制御するとともに、エアーシ
リンダ８を制御することにより、同シリンダ８のロッド
９の先端に装着されたハンドらを、矢印１゜の方向に制
御することを目的とするものである。

ここで、減速機２を固着しているブロック１１およびシ
リンダ８を固着しているブロック１２とは、スライド軸
１３の両端に固着されているとともに、ボールネジの両
端を回転可能なように保持しているつとこで、エアシリ
ンダを制御するための空圧回路は、７リングーに直結さ
れたホース１４および１６により行なわれる。

このようにして、従来は、一般的に、スライドする走行
体の先端に、すなわち、ハンドが装着されている側に、
配管を行なう方法がとられている。

しかし、実際の作業現場で使むうとするとき、走行体の
先端は、できるだけ簡素な構造にしておき、狭い空間で
のハンドリング作業を行なえるようにすることが必要と
なってくる。

発明の目的 本発明は、上記従来の欠点に鑑み、走行体先端部での空
圧回路の配管をなくした構造のハンドリング装置を提供
するものである。

発明の構成 本発明は、空圧回路の配管を形成する孔を有したスライ
ド軸と、同様の孔を有したスライドランクと、スライド
ラックと噛合うビニオンとから構成されておシ、前記ス
ライドラックとスライド軸の先端に装着された空圧機器
を、スライドラックに形成された孔と、スライド軸に形
成された孔を利用して制御することによシ、走行体先端
部の配管を省き、簡素な構成とし、狭い空間でのハンド
リング作業を容易ならしめるという特徴を有している。

実施例の説明 以下本発明の一実施例につき、図面を参照しながら説明
する。

第２図は、本発明の実施例におけるハンドリング装置の
上面図を表わす図であり、第３図は、同正面図を表わす
。第２図において、固定ブロック１６に装着されている
モータ１７と、このモータの回転角を検出するロータリ
エンコーダ１８とにより、スライドラック１９を駆動制
御し、その先端ブロック２０に装着されたハンドの位置
制御を行なうことを目的とするものである。以下第３図
に従って、さらに詳しく構成について説明する。固定ブ
ロック１６には、軸受２１を介して、スライドラック１
９と、スライド軸２２とが、軸方向に摺動可能に装着さ
れている。両者の先端には、先端ブロック２ｏが固着さ
れており、後端には、後端ブロック２３が固着されてい
る。また、モータ１７の出力軸２４には、ビニオン２５
が装着されており、前記スライドラック１９の歯面２６
と噛合っている。先端ブロック２ｏには、ピストン２ア
。

ピストンロッド２８とにより、エアシリンダーが形成さ
れており、このピストンロッド２８の先端には、ワーク
をチャッキングするハンド２９が装着されている。一方
、前記後端ブロック２３には、ジョイン）３０．３１が
装着されており、それぞれ、＊−ス３２，３３を接続し
ている。ここで前記スライドラックには孔３４が形成さ
れており、かつ、前記スライド軸には、孔３６が形成さ
れており、この孔３４．３６を介して、ホース３２゜３
３の空圧回路が、前記先端ブロック２ｏ内のピストン２
７を駆動制御するように構成されている。

以上のように構成されたハンドリング装置につき、以下
その動作を説明する。

まず、モータ１７が、その回転角をロータリエンコーダ
１８によシ監視されながら回転駆動されると、スライド
ランク２６および、先端ブロック２０、ハンド２９が、
第３図の左右方向に位置制御される。また、ホース３２
よシ高圧が供給されると、ハンド２９が下方に動き、ホ
ース３３より高圧が供給されると、ハンド２９は上方に
動く。

このようにして、ハンド２９が、左右、上下に駆動され
、ワークのハンドリングを行なう。

以上のようにして、先端ブロックに直接ホースを配管す
ることなく、ピストン２７を駆動することができるため
、先端部を簡素な構造にすることができる。

なお、実施例においては、制御する空圧機器として、上
下動を行なうシリンダを対象としたが、チャックの開閉
動作等を行なわすことも可能である。

発明の効果 以上のようにして、スライドラック捷たはスライド軸に
、それぞれ貫通孔を設けることにより、走行体の先端部
に直接配置する必要がなくなるため、先端部を簡素にす
ることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のハンドリング装置を表わす説明図、第２
図は本発明の一実施例におけるハンドリング装置の上面
図、第３図は同断面図を表わす。 １７・・・・・・モータ、１９・・・・・・スライドラ
ック、３６・・・・・・スライド軸、２ｏ・・・・・・
先端ブロック、２３・・・・°゛後端ブロック、２９・
・・・・・ハンド。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. モータと、これを保持する固定ブロックと、この固定ブ
   ロックに摺動可能に設けられ前記モータにより駆動され
   る中空孔を有したスライドラックと、このスライドラッ
   クと平行に設けられた中空孔を有したスライド軸と、前
   記スライドランクおよびスライド軸の先端部に固着され
   、空圧機器を保持する先端ブロックと、前記スライドラ
   ンクおよびスライド軸の後端部に設けられ、空圧供給用
   ホースを連結した後端ブロックとからなるハンドリング
   装置。