JPS599264Y2 - 電子楽器の開閉回路装置 - Google Patents

電子楽器の開閉回路装置

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Publication number
JPS599264Y2
JPS599264Y2 JP11847078U JP11847078U JPS599264Y2 JP S599264 Y2 JPS599264 Y2 JP S599264Y2 JP 11847078 U JP11847078 U JP 11847078U JP 11847078 U JP11847078 U JP 11847078U JP S599264 Y2 JPS599264 Y2 JP S599264Y2
Authority
JP
Japan
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circuit
signal
opening
mixing
closing
Prior art date
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Expired
Application number
JP11847078U
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English (en)
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JPS5535553U (ja
Inventor
英夫 小倉
崇 國井
Original Assignee
ヤマハ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電子楽器において押鍵に対応して楽音信号を
開閉するための開閉回路装置に関する。
従来から、電子楽器では信号の開閉に際してその立上り
時や立下り時のクリック音を除去するためと、サステイ
ン効果を得るために開閉回路が使用されていた。
この開閉回路は第1図に示すように、各鍵に対応して、
又は同時発音チャンネルの各チャンネル毎に、トランジ
スタ等の開閉素子や電圧制御型可変利得増幅器(VCA
)を用いた開閉回路1と、各開閉回路1の開閉を制御す
るエンベロープ信号形或回路2が設けられている。
そして、開閉回路1には音階音に応じた周波数のクロッ
ク信号であるノート信号(楽音信号)NSが入力される
一方、エンベロープ信号形戊回路2は押鍵信号KONの
入力に応じてエンベロープ信号ESを発生し、それによ
って開閉回路1を制御し、エンベロープ彰威した楽音信
号NS’を得る。
しかしながら、このエンベロープ形或した楽音信号NS
’は第1図に示すような片側エンベロープとなり、eで
示すような直流信号が重量されている。
そのため、この直流分の変動が不快なクリック音として
聞えるという問題があった。
この考案は、上記の問題を解消するためになされたもの
で、各開閉回路から出力される楽音信号を混合すると共
に、各エンベロープ信号形戊回路から出力されるエンベ
ロープ信号を混合し、これらの混合された二つの信号の
うち、一方を反転して他方と混合することによりエンベ
ロープ形威された楽音信号の直流分を除去し、クリック
音の発生を除くことができ、しかも回路構或の簡単な電
子楽器の開閉回路装置を提供するものである。
以下、添付図面の第2図以降を参照してこの考案の実施
例を説明する。
第2図は、この考案を同時発音チャンネルが8チャンネ
ルの電子楽器に適用した実施例の回路図であり、2点鎖
線の内側はIC化部分を示す。
1点鎖線で囲んだCH−1〜CH−8の部分は各発音チ
ャンネル毎に設けた開閉回路及びエンベロープ信号形或
回路等であり、エンベロープ形或回路のコンデンサC1
〜C8のみがICチップ外に接続されている。
この回路の動作については第3図を参照して後述する。
各チャンネル毎に設けた抵抗Raと共通の抵抗Rcとに
よって各チャンネルの楽音信号出力を混合する第1の混
合回路が形或され、各チャンネル毎に設けた抵抗Rbと
共通の抵抗Rdとによって各チャンネルのエンベロープ
信号出力を混合する第2の混合回路が形或されている。
3は反転増幅器、抵抗Re, Rfは第3の混合回路を
形戊するミキシング用抵抗、4はミキシング用増幅器で
ある。
第3図は第2図の回路における第1発音チャンネルCH
−1の部分を拡大して示したものである。
1は開閉回路で、2個のスイッチング用FET,Q1,
Q2とインバータINとから.・なり、入力端子aが“
0”のときはFETQ1がオン、・Q2がオフとなり出
力点bの出力は“0”で゛あり、入力端子aが“1”の
ときはFETQ2がオン、Q1がオフとなり、出力点b
にはC点の電圧がそのまま出力される。
一方、2はエンベロープ信号形或回路であり、スイッチ
ング用FETQaとコンデンサC1、抵抗R1,R2か
らなる。
そして、入力端子dが“1”になるとFETQ,がオン
となり、電源の−5■が抵抗R1を介してコンテ゛ンサ
C1にR1,C1の時定数で充電され、入力端子dが“
0”になるとFETQ3がオフになり、コンテ゛ンサC
1の充電電荷は抵抗R2を介してR2,CIの時定数で
放電する。
そこで、入力端子aに楽音信号MS−1が、入力端子d
に押鍵信号KON−1が入力すると、C点にはエンベロ
ープ信号ESが発生し、それによって開閉回路1のb点
の出力が制御されて楽音信号NS一1がエンベローフ゜
形戊され、バツファ用のFETQ4を介してエンベロー
プ形威された楽音信号NS’−1が出力される。
また、C点に発生するエンベロープ信号もバツファ用の
FETQ5を介して別に出力される。
第2〜第8発音チャンネルCH2〜CH−8についても
全く同様な回路構戒であるからその説明を省略する。
再び第2図を参照すると、各発音チャンネルCH−1〜
CH−8の開閉回路1がら出力される栗音信号(エンベ
ロープ形威された楽音信号)は夫々抵抗Ra, Rcか
らなる第1の混合回路によって混合される。
したがって、■点には第4図Aに示すような各発音チャ
ンネルからの片側エンベロープの楽音信号が混合されて
出力する。
一方、各発音チャンネルCH−1〜CH−8のエンベロ
ープ信号形或回路2から出力されるエンベロープ信号は
夫々抵抗Rb, Rdからなる第2の混合回路によって
混合される。
したがって、■点には第4図Bに示すような各発音チャ
ンネルからのエンベロープ信号が混合されて出力する。
この■点の信号を反転増幅器3によって反転増幅し、Q
点には第4図Cに示すような信号を得る。
この時、Re = Rfとした場合、人力信号■に対し
て出力信号0のレベルが宛になるようにする。
そして、■点の信号とQ点の信号とを抵抗Re,Rf及
びミキシング用増幅器4からなる第3の混合回路によっ
て混合すると、その出力0は第4図Dに示すように両側
エンベロープの楽音信号となり、直流分が除去されたも
のとなる。
また、反転増幅器3はレベルをそのままで、単に入力信
号を反転する反転増幅器とし、ミキシング抵抗Re,
Rfを適当に選ぶことにより出力0を得るようにしても
よい。
要は、出力0を得るために第1、第2の混合回路の各抵
抗値、反転増幅器3の増幅度、ミキシング抵抗Re,
Rfの各抵抗値は適宜選択し得るものである。
以上実施例について説明したように、この考案によれば
、複数の開閉回路によりそれぞれエンベロープ形戊した
楽音信号の直流戒分を除去することができ、直流威分の
変動によるクリック音の発生を除去することができるの
で、特に、ペダル音のような低音の開閉回路において、
フィルタによって直流分を除去することができない場合
に有効である。
しかも、各開閉回路のエンベロープ形威された楽音信号
を予め全て混合するとともに、各開閉回路に対するエン
ベロープ信号を予め全て混合し、その後これらの混合楽
音信号と混合エンベロープ信号とを反転関係で混合する
ことにより直流戊分を除去するようにしたので、楽音信
号とエンベロープ信号を反転関係で混合する混合回路は
、複数の開閉回路に対して共通に1個設けるだけでよい
ので、回路構戊が非常に簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の開閉回路の説明図、第2図はこの考案の
1実施例を示す回路図、第3図は第2図の第1発音チャ
ンネルCH−1のみを示す回路図、第4図A−Dは第2
図の実施例の説明に供するための各部の信号波形図であ
る。 1・・・・・・開閉回路、2・・・・・・エンベロープ
信号発生回路、3・・・・・・反転増幅器、4・・・・
・・ミキシング用増幅器、C1〜C8・・・・・・エン
ベロープ信号形或用のコンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の開閉回路と、該開閉回路の夫々に対して設けられ
    その開閉を制御するエンベロープ信号を形或出力する複
    数のエンベロープ信号形或回路と、前記複数の開閉回路
    から夫々出力される楽音信号を混合する第1の混合回路
    と、前記複数のエンベロープ信号形或回路から夫々出力
    されるエンベロープ信号を混合する第2の混合回路と、
    前記第1及び第2の混合回路からの出力信号のうち、一
    方の出力信号を反転して出力信号と混合する第3の混合
    回路とを具備し、前記開閉回路から得られる片側エンベ
    ロープの楽音信号から直流或分を除去するようにしたこ
    とを特徴とする電子楽器の開閉回路装置。
JP11847078U 1978-08-31 1978-08-31 電子楽器の開閉回路装置 Expired JPS599264Y2 (ja)

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JPS5535553U JPS5535553U (ja) 1980-03-07
JPS599264Y2 true JPS599264Y2 (ja) 1984-03-23

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