JPS5991877A - ホツプから圧縮製品を製造する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ホップ又は適当な場合は粉砕ホップから圧縮
製品を製造する方法忙関する。ホップは、ビールを製造
する際に風味を形成する点に関して最も重要な原料とし
ての価値を有する。

しかしながら、ホップの大きな欠点は、熟成に対する抵
抗力に乏しいことである。０℃付近の温度で保存してい
る間でさえも、醸造工程のために重要な成分の品質は劣
化し、且つその望ましい性質は損なわれる。

長期間にわたる安定性と保存性を確保することのできる
有用な形態にホップをするために、長い間努力が払われ
た。これらの努力が基礎となってまっ先にいわゆるホッ
プ抽出物があられれた。

ここ１０年の間に重要となった形態は、圧縮されたホッ
プ製品により代表される。これを用いることにより、工
程の間にホップを投与することが大いに自動化され、適
正に調節されるという長所がうまれる。この圧縮製品の
通常の大きさは直径約４〜６龍であり、その調製は何等
問題を提出しない。・ ガラスフラスコ中でホップ、このホップからつくられた
粉末、及びこの粉末からつくられた圧縮製品の上に沸騰
水をかけた場合忙、未処理のホップと粉末ホップの間で
は芳香に関する差が識別されえないが、圧縮製品をつく
るために圧縮されたホップについてはかなりの差が存在
する。品質のよいビールの場合には、いくつかのホップ
成分の劣化は出来上かったビールに影響を与える。

このことからみて、品質面における有害な劣化の原因は
明らかに圧縮の間にホップに対して加えられた物理的且
つ化学的な歪みである。

圧縮されたホップ製品は７０〜８０“Ｃの温度で圧縮機
から出る為に、圧縮後に冷却する必要がある。種々の文
献には、この温度上昇は圧縮ダイの孔（ｐｅｒｆｏｒａ
ｔｉｏｎ）中における圧縮ホップの摩擦により生じると
いう意見が示されてきた。

然し乍から、ホップの圧縮において全く明らかに見落さ
れてきたことは、その中に封入された空気もまたホップ
粉末と一諸に圧縮されていたという事実である。

ホップを圧縮するために用いられる装置に関しては次の
ことを考察すべきである。

まず、環状のダイは直径５．５朋の孔を２５２０個もち
、これは１つの孔当りの断面積が２３．７−であること
知相当する。即ち、ダイの全自由逼過面積は、計算の結
果、５．９７ｄぜとなる。

ホップの植物性物質の密度は１．５９７−であり、圧縮
されたホップ製品の密度は約１．４．９　／ｃＩ＆にな
るようにセットされる。

１時間に１０００ｋｇの圧縮製品をつくる場合に、これ
は７１４ｄｍの体積（嵩体積ではない）を有する圧縮製
品をつくる。この体積を断面積で割ることにより、圧縮
製品の１時間当りの伸長が１２．０ｍであると計算され
、これは１秒間当り３．３４ｒｔｔｎに相当する。換言
すれば、長さ４５間のダイの孔を通過するのに各ホップ
粒子は１３．５秒を要する。

即ちその場合、圧縮されたホップ製品の密度が１、４　
ｇ／ｃｒｌであることを基礎とすると、そのホップ製品
中にはホップ物質の他に６．７％９の空気を充満した空
洞が含まれる。

換言すると、１，１．ｌの圧縮されたホップ製品物質は
１．４０ｋｇのホップ物質（０，９３３ａセ）と６７ｍ
１の空気を含有する。

通常のホップ粉末は、０．１３　ｋｇ／　ｄｍ”、の嵩
重量、即ち約９１４の空気含量を有する。測定によって
は決定することのでとないその空気部分は一諸に圧縮さ
れ、圧縮製品がダイの孔を出た後圧冷却断面上にとどま
りながら、圧力の実質的な差により自然と圧縮製品から
大気中へ拡散する。然し乍がら必然的に空気部分の断熱
圧縮をまねく圧縮工程の間には、その温度は次のように
なる。

ただし　諺（空気の場合）＝１．４ Ｔ１：　　室温（２０゛Ｃ）の絶対温度（０Ｋ）’ｒ２
　：　＃終温度（０Ｋ） Ｐｌ：　空気の圧力（１バール） Ｐ２：　　圧縮圧力（１０００バール）＝　　２９３０
００ ＝２１１２’Ｋ（ＩＲ４σＣに相当） そしてこのことは、摩擦熱に加えて、圧縮空気量の関数
として圧縮製品を上記温度に加熱することに寄与する。

この温度においては、少なくとも１３秒間、酸素分用を
少なくとも２００バールにすることが効果的であるとい
うことを理解すべきである。このような結合により、醸
造の為に重要なホップ成分に対して質的に高度な、且つ
、有害な変質をまねくことになる反応を回避することが
可能となる。

ドイツ特許第１０７０１２１号には、ホップを予備圧縮
したのち、ガス透過性の被膜を設けた上でガス不透過の
容器中に配置する方法が既に開示されている。次いでホ
ップはこの容器中で高真空にされ、最後にこの方法でホ
ップの芳香を保持する為に加圧下の不活性ガスが容器中
に供給される。

然し乍からこの公知の方法にも、圧縮製品を製造する間
圧大気中の空気が必然的に同時に圧縮され、圧縮製品中
如含まれる圧縮空気が確実に且つ寸法的に安定な圧縮製
品の生成を阻げ、その上前記した損害を与えるという欠
点がある。そしてこの方法でつくられた圧＠製品は、真
空にさらされた時には、その中に含有する圧縮空気の過
圧力により必然的に破壊される。従ってこの公知の方法
の場合には、成型された製品はガス透過性の被障を設吃
且つ、ぴんと張られたバンド又はワイヤーで梱包する必
要がある。

このタイプのポール中における空気の割合は、必然的に
極めて高い。１００ｋｇの圧縮されたホップ：ｌ−７（
ｈｏｐ　ｃｏｎｅ）からなる直径０．６２ｍ、高さ１．
１ｍの一般的な円筒ポールの場合には、ホップと圧縮空
気との正味質量の割合は約１：４になる。この圧縮製品
（ポール）を製造する間に約６０バールの圧力を課した
結果、短詩間約６３０°Ｃに加熱する間に酸素含有の空
気を圧縮することにより、酸素とホップ成分との反応が
かなり促進される。そしてこの反応は、ホップの芳香性
物質にとって有害となる。

本発明は、これら全ての欠点の原因が圧縮製品を製造す
る間に大気中の空気が圧縮され、そのためこれらの圧縮
製品がその中に含まれる酸素含有の空乍１ジロー諸に醸
造所中で更（処理されるということ如あるという事実に
基づいている。通常この追加的な処理は、圧縮工程の数
週間後に行われる。

すなわち本発明によれば、圧縮の前及び／又はその間に
酸素含有の空気がホップから少なくとも部分的に除去さ
れ、次いで必要な場合には異なる強度の圧縮製品を得る
ため圧選ばれる１バールまでの減王を有するホップ不活
性なガスを供給することにより、この除去された空気が
置換される。

公知の方法の場合には、その中に含まれる空気と酸素が
ホップと一諸ｆまず圧縮され、それにより生じた芳香性
物質の劣化に対する損害を減少させるような試みがなさ
れただけであったのに対して、本発明による方法の場合
には、圧縮の前にこの空気を既に除去しておく為に酸素
含有の空気による有害な作用がない。このように圧縮空
気の断熱圧縮では不可避であり、且つ、芳香性物質の損
傷をまねく温度の上昇は回避される。

従って本発明によれば、一方においてホップ又は適当な
場合は粉砕ホップは圧縮の前に脱気され、それにより酸
素含有の空気を含有ｌ−なくなり、又、他方においてこ
れを越えると、適当な場合には酸素含有の空気ではなく
不活性ガスのみが実際の圧縮の前圧ホップに到達し、そ
れがホップ中に既に含まれる空気と置換するように苗量
するということが必要である。

この方法においては、供給されるガスの圧力を０〜１バ
ールに調節すること圧より、圧縮製品の強度が任意に都
合よく影響され、変えられる。

添付された図は、異なる密度をもつ圧縮製品を製造する
為に用いられる圧縮圧力を例示したものである。この図
においては、圧縮圧力はグラフの横軸上にバールで表示
されており、又、密度はその縦軸上にｋｔｉ　／　ｍｍ
で表示されている。縦軸上で（１）はｍ片に切ったホッ
プ物質を示し、又、（２）は粉末状のホップ物質を示す
。曲線の（３）Ｇ’！、低圧力忙よる圧縮に相当し、（
４）は高圧力による圧ｍＫ相当し、（５）は練炭状の圧
縮製品をつくるブリケット化圧縮に相当し、（６）は前
記した密度をもつ圧縮製品をつくる圧縮に相当する。

（９） 実施例１ 高程度の脆さをもつホップコーンを得るために、１００
ｋｇのホップを一２０’Ｃに冷却した。この状態でホッ
プコーンがハンマーミルに供給され、特別な粒径虻粉砕
された。このよう忙して粒状化されたホップは、貯蔵す
ることが現在もできるが、所望圧出じて冷却又は常温に
加熱されたのち、圧縮機に供給された。

圧縮は、脱気された容器の内部に配置された環状グイ圧
縮機により行われた。粉砕ホップは、ゲートを通して脱
気された空間に供給された。圧縮製品をつくる為に処理
されたホップは、別の門を通って取り出される。

比較テストでは、大気圧下でつくられた圧縮ホップ製品
は圧縮機を出る時に７２℃の温度になり、又、その時に
生じる酸化により黄色化するということがわかった。そ
の上、悪いことＫは芳香も損なわれた。一方、これに対
して４０ミリバールで圧縮された圧縮製品は、新鮮な緑
色であり、且つ、良好なホップ芳香をもっていた。

ｈ鵡 ＭＩＥは４０ミリバール市でしか達成しなかったが、本
発明だよる圧縮製品の温度は僅か５２℃であった。これ
は主ｆダイ王縮機中における摩擦に原因する。この２ｏ
”ｃの温度差により圧縮空気の体清が計算され、その結
果、ホップには１　ｋｇ当り６ｇの酸素が負荷された。

これは、１Ｊ、当りの酸素のｍｇが計算されるような醸
造産業においては、警報の源となる。

実施例２ 圧縮製品をつくる為に処理された粉砕ホップのみが醸造
産業に用いられるだけではｔ、ｃ＜、ホップコーンも又
、多くの醸造所において用いられる。

その為、後者に関してもテストが行われた。

５に９のホップコーンが断面積３００Ｘ３００闘の圧縮
モールドに供給された。圧縮スタンプを導入したのち、
空気が（おそらくは減圧することにより）吸い出され、
次いで適半な場合には圧縮操作の間中このことが行われ
た。その結果、最後の圧縮密度が得られるまで、脱気が
維持され達成される。

２つの実施例において、０〜１バールの範囲内の不活性
ガスを添加することにより、圧縮製品の強度を必要なも
のに定めるということが可能であった。

【図面の簡単な説明】

図面は、圧縮ホップ製品をつくるのに用いられる圧縮圧
力とその圧縮ホップ製品の密度の関係を示す図である。 符号説明 （１）・・・・・・細片に切ったホップ物質（２）・・
・・・・粉末状のホップ物質（３）・・・・・・低圧力
による圧縮 （４）・・・・・・高圧力による圧縮 （５）・・・・・・練炭状の圧縮製品をつくるブリケッ
ト化圧縮（６）・・・・・・高密度をもつ圧縮製品をつ
くる圧縮図面の浄書（内容に変更なし） り匈 今 ０　　　０．１　　　１　　　１０　　　１００　　１
０００１０α℃→ぬＹ 手続補正書 昭和５８ｖ１２．圃４日 特願昭５８−１７１０４０号 ２、発明の名称 ホップから圧縮製品ン製造する方法 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　　所 ４、代理人 ５、　補正命令の８寸　　自発補正 ７、補正の内容　別紙の通り

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 醸造期間中に有益な成分を保持するため（脱気したのち
   に、窒素又は二酸化炭素のようなホップ不活性ガスを加
   えながら、とにかく更に処理してホップ又は適白な場合
   は粉砕ホップから圧縮製品を製造する方法において、圧
   縮の前及び／又はその間にホップから少なくとも部分的
   に酸素含有の空気を除去すること、及び必要な場合には
   異なる強度の圧縮製品を得るためＫＩＡばれる１バール
   までの圧力を有するホップ不活性ガスを供給することに
   より、上記除去された空気と置換することを特徴とする
   ホップから圧縮製品を製造する方法。