JPS5990491A - オ−デイオ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はオーディオ装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来、スピーカにモーシ日すＶフィードバラク（以下Ｍ
ＦＢという）をかけるため、＠１図に示すようにスピー
カユニフト２に振動検出器３を取付け、帰還回路４を介
してその検出信号を電力増幅器１の反転入力に帰還して
いた。ところが、この振動検出器３はスピーカユニット
２の振動は検出できるが、スピーカユニつト以外から放
射されるバスレフ（位相反転型キャビネウド）等の放射
に７１　してはその放射を検出できなかった。特にバス
レフボートでは、スピーカキャビネット内のコンプライ
アンスの非直線歪がそのまま放射される問題があるため
、従来のスピーカのＭＦＢは密閉型のキャビネ咋トに限
られていた。またバスレフの場合のスピーカにＭＦＢを
かけるとしても、そのスピーカユニットの加速度音圧周
波数特性は、＠２図のように実線真のようにバスレフボ
ートの共振周波数ｆＩｌにおいて谷を生じ位相が急しゅ
んに変化するため、負帰還後の特性が不安定であった。

なお破＆Ｉｂはバスレフボートの音圧周波数特性である
。

発明の目的 この発明の目的は、簡車な構成によりＭＦＢをかけるこ
とができ、バスレフボートの音圧本検出でき、かつ特性
の安定を図ることができるオーディオ装置を提供するこ
とである。

発明の構成 この発明は、位相反転型スピーカに詔いてバスレフボー
トを含むスピーカの再生音をマイクロホンで検出し電力
増幅器の入力へ帰還したことを特徴とする。その結果、
バスレフボートの音圧１１に出でき、ＭＦＢにより特性
を安定化できる。

実施例の説明 この発明の一実施例を第３図ないし＠５図に示す。すな
わち、スピーカボックス５にスピーカユニット９とバス
レフボート６が設けられ、検出用のマイクロホン８がス
タンド７によって固定され、スピーカユニット９および
バスレフボート６の音圧を検出できるようにしている。

このマイクロホン８の検出信号を第４図のように帰還回
路４を介して電力増幅器１の反転入力へ帰還すると加速
度帰還となり、スピーカの低減再生限界周波数が低下す
る。第５図の音圧周波数特性において実線Ｃが帰還前の
特性、点＠ｄが帰還後の特性である。

すなわち、実ｍｃはバスレフボート６の放射ｆｅ含む特
性であるため、バスレフボート６からの放射音にも帰還
がかかつていることを示す。したがって、受聴点におけ
る音圧特性および歪特性にできるだけ一致するようなス
ピーカの近傍にマイクロホン８を設定すると効果的であ
り、一般にはボスレプボート６とスピーカユニット９か
ら等距離にあれば、受聴点に近い音圧および歪特性が得
られる。

また検出点（マイクロホンの出力）の歪は、帰還量に比
列して低下するため受聴点における歪も低下する。すな
わち従来バスレフボート６からの歪音は低減できなかっ
たが、この実施例のように／＜　Ｘ　ｖ　ｙ　ホー　）
　６の放射音をマイクロホン８を使用して検出すること
によって、バスレフ方式のスピーカの歪特性を改善する
ことができる。さらに前記したようにスピーカユニット
の加速度音圧周波数特性では、バスレフボート６の共振
周波数ｆｐの付近で位相が急しゅんに変化し、フィード
バック後の特性が不安定であったがバスレフボート放射
音も含めて帰還することによって位相が急激に変化しな
いため帰還後も不安定にならない。

低域再生周波数以下では１８ｄＢ／オクターブとなって
いるため位相差が２７０度になり密閉キャビネットの１
８０度位相差より位相差が大きいが、スピーカの感度が
著しく低下しているため、帰還量は１以下になり、夾害
はない。またＭＦＢの欠点である低域のアンプ出力電圧
の増加は密閉型キャビネットに比ベパスレフボート６の
放射音分だけ少なくて艮−ため有利になる。さらにボー
ト６の共振周波数ｆｐではスピーカユニットの振幅が低
下してユニットの駆動歪が密閉型より改善される。ま。

たバスレフボート６からのキャビネ９トコンプライアン
スの非直線歪が発生して歪特性に一長一短があったバス
レフ方式において、ＭＦＢをかけることによって、バス
レフボートからの放射音歪をも改善でき、従来にない低
歪を実現できる。

発明の効果 この発明のオーディオ装置は、バスレフボートの音圧を
含めてマイクロホンにより検出する簡単な構成によりＭ
ＦＢをかけることができ、特性の安定を図ることができ
るという効果がある。とくにマイクロホンの設定場所を
受聴点に近い特性の得られるように選ぶことによって帰
還量だけ検出点の特性が改善されるとともに受聴点にお
いても改善されるようになり、またマイクロホンによっ
て（５） スピーカボックスからの放射音を検出するため、スピー
カ振動板の屈曲による歪も低減しさらにスピーカボック
スの回折効果による周波数特性の乱れも含めて帰還する
ため、受聴点では周波数特性もなめらかになる等、数多
くの利点を持つ。

【図面の簡単な説明】

１３１図は従来のＭＦＢシステムブロック図、＠２図は
バスレフスピーカの音圧周波数特性図、第３図はこの発
明の一実施例のスピーカの斜視図、第４図はそのＭＦＨ
のプローＪり図、第５図はその帰還前後の音圧周波数特
性図である。 １・・・電力増幅器、４・・・帰還回路、５・・・スピ
ーカキャビネウド、７・・・スタンド、８・・・マイク
ロホン、９…スピーカ （６） ４ 第４図 □困波歇（Ｈｚ） 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 位相反転型スピーカと、この位相反転型スピーカのバス
   レフボートを含む再生音を検出して前記スピーカを制御
   する帰還用マイクロホンとを備えたオーディオ装置。