JPS5990321A

JPS5990321A - スイツチ

Info

Publication number: JPS5990321A
Application number: JP20061682A
Authority: JP
Inventors: 和久吉田; 耕児宗進; 馨白倉
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1982-11-15
Filing date: 1982-11-15
Publication date: 1984-05-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、リレーやマイクロスイッチなどのように可動
接点と固定接点とが、接触・離反して導通・速断を行な
うスイッチに関する。

従来からのリレーは、数ミＩＪアンペア程度の低負荷電
流から数アンペア程度の中負荷電流までの領域で、接点
開閉に使用されることが多い。したがって接点が小形で
しかもアーク放電領域の電流にも耐えることができる構
造が必要となる。

本発明の目的は、接点の高容量化を図り、耐アーク性能
を向上したスイッチを提供することである。

第１図は、本発明の一実施例の縦断面図である。

電気絶縁性材料から成る基台１には、強磁性材料から成
るフレーム２が固定される。このフレーム２には、コア
３が固着される。このコア３にはコイル４が巻回される
。フレーム２には、強磁性材料から成る可動片５が、支
点６を中心に角変位可能に設けられる。この可動片５は
ばね７によって可動片５がコア３から離反する方向に付
勢される。

この可動片５には、本発明に従うカード８が固着される
。基台１には固定接触子９が固定されており、その端部
は基台１の外方に突出している。この固定接触子９には
、固定接点１０が固着される。

基台１に固定された端子１１には弾発力を有する可動接
触子１２が固着されており、この可動接触子１２には、
可動接点１３が固着される。可動接触子１２の遊端１４
は、カード８に当接することができる。第１図示の状態
では、コイル４は消磁されており、カード８によって可
動接触子１２の遊端１４が押圧され、これによって可動
接点１３は固定接点１０から離反して速断状態にある。

コイル４が励磁されることによってカード８が可動接触
子１２の遊端１４を押圧していない状態では、可動接触
子１２のばね力によって可動接点１３は、固定接点１０
に当接し、電気的導通状態が達成される。コイル４は、
リード線１５を介して端子１６に接続される。基台１に
はカバー１７が着脱自在に取付けられる。

第２図はカード８の斜視図であり、第３図はその断面図
であり、第４図は押圧体２２の斜視図である。カード８
は合成樹脂などの電気絶縁性材料から成るケース２０内
に、ばね２１によってばね付勢される抑圧体２２が収納
される。この抑圧体２２は、本体２３と、その本体２３
に一体的であってケース２０の透孔２４から外方に突出
した突片２５とを有する。本体２３には、固定接点１０
および可動接点１３側に臨む傾斜面２６が形成される。

本体２３の軸線の延長上に突片２５の軸線があり、この
軸線上には傾斜面２６に臨んでばね受凹所２７が形成さ
れる。このばね受凹所２７には、ばね２１の一端部が嵌
りこむ。ケース２０にはまだ、ばね２１の他端部が嵌り
込むばね受凹所２８が形成されている。ケース２０には
、固定接点１０および可動接点１３側に延在する平行な
案内部材２９．３０が形成される。これらの案内部材２
９．３０間には、案内孔３１が形成される。

案内孔３１には、第５図に示されるアーク冷却部材３２
が挿通する。ア・−り冷却部材３１は電気絶縁性材料た
とえば合成樹脂材料などから成る。このアーク冷却部材
３２には、突片２５の延在方向に垂直に延びる切欠き３
３が形成されている。この切欠き３３には、ばね２１が
挿通し、これによってアーク冷却部材３２の移動が許容
される。ばね７，２１のばね力をそれぞれＦ７．Ｆ２１
とし、可動接触子１２のばね力をＦ１２とすると第１式
が成立するようにこれらのばねの力Ｆ７．Ｆ２１゜Ｆ１
２が選ばれる。

Ｆ７＞Ｆ２１　＞Ｆｌ　２・・・・・・・・・・・・　
（１）アーク冷却部材３２には、ばね３４の一端部が固
定される固定用孔３７が形成される。ばね３４の他端部
は、ケース２０に固定される。

アーク冷却部材３１は、ばね３４によってそのアーク冷
却部材３１がケース２０内に収納される方向にばね付勢
される。このばね３４によってアーク冷却部材３１に作
用するケース２０内の方へのばね力は、ばね２１と傾斜
面２６の働きによってアーク冷却部材３１に作用するケ
ース２０から外方へのばね力に比べて小さい。ケース２
０の透孔２４とは反対側には、取付用突起３８が形成さ
れている。この突起３８は可動片５を挿通ｌ〜て嵌め込
まれ、これによってカード８が可動片５に固定される。

コイル４が励磁されて可動片５がばね７のばね力に抗し
てコア３に吸着されている状態では、カード８は第３図
示の状態にある。突片２５は可動接触子１２の端部１４
から離れている。そのためアーク冷却部材３１はケース
２０内に入り込み、固定接点１０および可動接点１３か
ら離間している。そのため両接点１０．１３は接触して
電気的に導通している。

コイル４が消磁されると、第１図および第６図に示され
るようにカード８の突片２５がばね７の働きによって可
動接触子１２の端部１４に当接する。これによって押圧
部材２２がケース２０内に入シ込む。そのため傾斜面２
６の働きによって、アーク冷却部材３１はカード２０の
案内孔３１から突出して行き、固定接点１０および可動
接点１３に近接する。そのため固定接点１０と可動接点
１３との間において生じているアーク３６が、アーク冷
却部材３２によって冷却される。このアーク冷却部材３
２は、固定接点１０と可動接点１３との間にさらに入り
込み、第６図示の状態になる。

そのためアーク３６が分割される。これによって、発生
しているアーク３６が不安定となシ、消弧効果が太きい
。そのため、両接点１０．１３の寿命が向上され、高容
量化を図ることができ、耐アーク性能が向上される。な
お、本発明の考え方によれば、アーク冷却部材３２は両
接点１０．１３の間に入り込まなくてもよく、これらの
接点１０゜１３に少なくとも接近すればよい。

本発明は、上述の実施例のようなフラッパ形すレーに関
連して実施されるだけでなく、その他の構成を有するス
イッチに関連して広範囲に実施されることができる。

以上のように本発明によれば、駆動手段によって可動接
点が固定接点から離反するとき、その離反位置付近にア
ーク冷却部材を接近するようにしたので、アーク発生時
間を短縮することができ、アークエネルギの低減を図る
ことができ、これによって接点の高容量化を図り、耐ア
ーク性能を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図はカード８
の斜視図、第３図はそのカード８の断面図、第４図は押
圧体２２の斜視図、第５図はアーク冷却部材３１の斜視
図、第６図は固定接点ＩＯから可動接点１３が離反する
ときの状態を示す断面図である。１・・・基台、２・・・フレーム、３・・・コア、４・
・・コイル、５・・・可動片、７・・・ばね、８・・・
カード、９・・・固定接触子、１０・・・固定接点、１
２・・・可動接触子、１３・・・可動接点、２０・・・
ケース、２２・・・押圧体、２３・・・本体、２５・・
・突片、２６・・・傾斜面、３１・・・アーク冷却部材代理人　　　弁理士　西教圭一部１１第３図第４図２７第６図

Claims

【特許請求の範囲】

固定接点と接触・離反する可動接点に応動する駆動手段
によって可動接点が固定接点から離反するとき、その離
反位置付近にアーク冷却部材を近接することを特徴とす
るスイッチ。