JPH0660863A - 電池ケース - Google Patents
電池ケースInfo
- Publication number
- JPH0660863A JPH0660863A JP28364792A JP28364792A JPH0660863A JP H0660863 A JPH0660863 A JP H0660863A JP 28364792 A JP28364792 A JP 28364792A JP 28364792 A JP28364792 A JP 28364792A JP H0660863 A JPH0660863 A JP H0660863A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- terminal
- battery case
- electrode
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/70—Structural association with built-in electrical component with built-in switch
- H01R13/703—Structural association with built-in electrical component with built-in switch operated by engagement or disengagement of coupling parts, e.g. dual-continuity coupling part
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電池挿入状態で機器本体から取り外した状態
において、電極端子間が導電性物体で短絡されても通電
しないようにした電池ケースを提供する。 【構成】 鍔部21、31、ケース筐体4内に設けられ
たスプリング受け41、42および鍔部21、31との
間に弾発的に挿入されて鍔部21、31をケース筐体4
内面に押しつける圧縮バネ5、6を有しケース筐体4か
ら一部を突出させた電極端子2、3と、電池1の一方の
端子に電気的に接続され、電極端子2の基端部と所定間
隔離れて対向する位置に設けられ、かつケース筐体4内
への電極端子の後退によって電極端子2の基端部と接触
する接点端子11とを備え、オーディオ機器8への装着
によって前記接触を開放するようにした。
において、電極端子間が導電性物体で短絡されても通電
しないようにした電池ケースを提供する。 【構成】 鍔部21、31、ケース筐体4内に設けられ
たスプリング受け41、42および鍔部21、31との
間に弾発的に挿入されて鍔部21、31をケース筐体4
内面に押しつける圧縮バネ5、6を有しケース筐体4か
ら一部を突出させた電極端子2、3と、電池1の一方の
端子に電気的に接続され、電極端子2の基端部と所定間
隔離れて対向する位置に設けられ、かつケース筐体4内
への電極端子の後退によって電極端子2の基端部と接触
する接点端子11とを備え、オーディオ機器8への装着
によって前記接触を開放するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯用オーディオ機器等
に装着される電池ケースに関し、さらに詳細には装着に
よって電極端子と電池との接続が閉成されるスイッチを
備えた電池ケースに関する。
に装着される電池ケースに関し、さらに詳細には装着に
よって電極端子と電池との接続が閉成されるスイッチを
備えた電池ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電池ケースは図3に示す
ように、基端部が電池1に電気的に接続された電極端子
2および3を備え、電極端子2および3に設けた鍔部2
1、31と電気的絶縁材からなるケース筐体4に設けた
スプリング受け41、42との間に挿入された圧縮バネ
5、6によって、ケース筐体4に設けた透孔43、44
から電極端子2、3の先端部所定長突出させ、電池ケー
スをオーディオ機器8に装着したときオーディオ機器8
に設けたジャックに電極端子2、3が挿入されるように
構成されていた。
ように、基端部が電池1に電気的に接続された電極端子
2および3を備え、電極端子2および3に設けた鍔部2
1、31と電気的絶縁材からなるケース筐体4に設けた
スプリング受け41、42との間に挿入された圧縮バネ
5、6によって、ケース筐体4に設けた透孔43、44
から電極端子2、3の先端部所定長突出させ、電池ケー
スをオーディオ機器8に装着したときオーディオ機器8
に設けたジャックに電極端子2、3が挿入されるように
構成されていた。
【0003】なお、ケース筐体4には電極端子2と電極
端子3との間であって、電極端子2、3の先端部所定長
よりも長く突出した短絡防止用の突起7が形成してあっ
て、電極端子間の短絡を防止すると共に、電池ケースを
オーディオ機器8に装着したとき、例えばオーディオ機
器8の電源主スイッチ9と直列に接続された補助スイッ
チ10を突起7によってオン状態に駆動し、電源主スイ
ッチ9に電池1の電圧を印加するように構成されてい
た。
端子3との間であって、電極端子2、3の先端部所定長
よりも長く突出した短絡防止用の突起7が形成してあっ
て、電極端子間の短絡を防止すると共に、電池ケースを
オーディオ機器8に装着したとき、例えばオーディオ機
器8の電源主スイッチ9と直列に接続された補助スイッ
チ10を突起7によってオン状態に駆動し、電源主スイ
ッチ9に電池1の電圧を印加するように構成されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の電池ケースによるときは短絡防止用の突
起が設けられてはいるもの、電池が挿入された状態でオ
ーディオ機器から取り外した場合では、電極端子には電
池の電圧が印加されている状態であって、この状態にお
いて導電性物体が両電極端子に接触したような場合に
は、導電性物体を介して電流が流れ、電池の発熱や、液
漏れなど、不測の状態になるという問題点があった。
たような従来の電池ケースによるときは短絡防止用の突
起が設けられてはいるもの、電池が挿入された状態でオ
ーディオ機器から取り外した場合では、電極端子には電
池の電圧が印加されている状態であって、この状態にお
いて導電性物体が両電極端子に接触したような場合に
は、導電性物体を介して電流が流れ、電池の発熱や、液
漏れなど、不測の状態になるという問題点があった。
【0005】本発明は電池が挿入された状態で機器本体
から取り外した状態において、電極端子間が導電性物体
で短絡されても通電しないようにした電池ケースを提供
することを目的とする。
から取り外した状態において、電極端子間が導電性物体
で短絡されても通電しないようにした電池ケースを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電池ケースは、
機器本体の一側面に着脱自在に取り付けられて内蔵する
電池より電源を機器本体へ供給する電池ケースにおい
て、筐体から一部が突出し、機器本体への装着により機
器本体内の電気回路と電気的に接続される一対の電極端
子と、機器本体への装着によって電極端子の一方と電池
との間の回路を閉成するスイッチとを備えたことを特徴
とする。
機器本体の一側面に着脱自在に取り付けられて内蔵する
電池より電源を機器本体へ供給する電池ケースにおい
て、筐体から一部が突出し、機器本体への装着により機
器本体内の電気回路と電気的に接続される一対の電極端
子と、機器本体への装着によって電極端子の一方と電池
との間の回路を閉成するスイッチとを備えたことを特徴
とする。
【0007】電極端子は鍔部と、筐体内に設けられたス
プリング受けと前記鍔部との間に弾発的に挿入されて前
記鍔部を筐体内面に押しつけるバネとを備え、スイッチ
は電池の一方の端子に電気的に接続され、電極端子基端
部と所定間隔離れて対向する位置に設けられ、かつ筐体
内への電極端子の後退によって電極端子基端部と接触す
る接点端子であってもよい。
プリング受けと前記鍔部との間に弾発的に挿入されて前
記鍔部を筐体内面に押しつけるバネとを備え、スイッチ
は電池の一方の端子に電気的に接続され、電極端子基端
部と所定間隔離れて対向する位置に設けられ、かつ筐体
内への電極端子の後退によって電極端子基端部と接触す
る接点端子であってもよい。
【0008】スイッチは筐体内に一端側が固着され、一
方の電極端子に電気的に接続された線材に所定間隔離れ
て対向し、かつ電池の一方の端子と接触する弾性導体か
らなる可動板と、進退自由に筐体を貫通し、一端が前記
可動板に対向し、かつ他端は前記筐体外に突出し機器本
体への装着により機器本体の筐体によって可動板の方向
に駆動されるアクチュエータとから構成してもよい。
方の電極端子に電気的に接続された線材に所定間隔離れ
て対向し、かつ電池の一方の端子と接触する弾性導体か
らなる可動板と、進退自由に筐体を貫通し、一端が前記
可動板に対向し、かつ他端は前記筐体外に突出し機器本
体への装着により機器本体の筐体によって可動板の方向
に駆動されるアクチュエータとから構成してもよい。
【0009】
【作用】本発明の電池ケースによれば、電池ケースを機
器本体に装着することによってスイッチによって電極端
子の一方と電池との間の回路は閉成され、電極端子と機
器本体内の電気回路とは電気的に接続されて、電池から
の電力が機器本体内の電気回路に供給される。また、機
器本体から電池ケースを離したときはスイッチは開路状
態となって、電極端子間が短絡されてもスイッチが開路
状態になっているために、電池が短絡されるようなこと
は生じない。
器本体に装着することによってスイッチによって電極端
子の一方と電池との間の回路は閉成され、電極端子と機
器本体内の電気回路とは電気的に接続されて、電池から
の電力が機器本体内の電気回路に供給される。また、機
器本体から電池ケースを離したときはスイッチは開路状
態となって、電極端子間が短絡されてもスイッチが開路
状態になっているために、電池が短絡されるようなこと
は生じない。
【0010】電極端子が鍔部と、筐体内に設けられたス
プリング受けと前記鍔部との間に弾発的に挿入されて前
記鍔部を筐体内面に押しつけるバネとを備えた電極端子
であり、スイッチは電池の一方の端子に電気的に接続さ
れ、かつ電極端子基端部と所定間隔離れて対向する位置
に設けられて筐体内への電極端子の後退によって電極端
子基端部と接触する接点端子であるときは、電池ケース
を機器本体へ装着することによって電極端子はバネの力
に抗して筐体内に後退し、電極端子基端部と接点端子と
は接触してスイッチオンの状態となって、電力が機器本
体内の電気回路へ供給される。電池ケースを機器本体か
ら離したときはバネによって鍔部が筐体内面に押しつけ
られて、電極端子基端部と接点端子との接触は開放され
てスイッチオフの状態となり、電極端子間が短絡されて
も電池が短絡されるようなことは生じない。
プリング受けと前記鍔部との間に弾発的に挿入されて前
記鍔部を筐体内面に押しつけるバネとを備えた電極端子
であり、スイッチは電池の一方の端子に電気的に接続さ
れ、かつ電極端子基端部と所定間隔離れて対向する位置
に設けられて筐体内への電極端子の後退によって電極端
子基端部と接触する接点端子であるときは、電池ケース
を機器本体へ装着することによって電極端子はバネの力
に抗して筐体内に後退し、電極端子基端部と接点端子と
は接触してスイッチオンの状態となって、電力が機器本
体内の電気回路へ供給される。電池ケースを機器本体か
ら離したときはバネによって鍔部が筐体内面に押しつけ
られて、電極端子基端部と接点端子との接触は開放され
てスイッチオフの状態となり、電極端子間が短絡されて
も電池が短絡されるようなことは生じない。
【0011】スイッチが前記した可動板とアクチュエー
タとからなるときも同様であって、電池ケースを機器本
体へ装着することによってアクチュエータによって電極
端子に電気的に接続された線材と可動板とは接触してス
イッチオンの状態となって状態となって、電力が機器本
体内の電気回路へ供給される。電池ケースを機器本体か
ら離したときはアクチュエータへの力はなくなり、可動
板の弾性によって線材と可動板とは離れて、スイッチオ
フの状態となり、電極端子間が短絡されても電池が短絡
されるようなことは生じない。
タとからなるときも同様であって、電池ケースを機器本
体へ装着することによってアクチュエータによって電極
端子に電気的に接続された線材と可動板とは接触してス
イッチオンの状態となって状態となって、電力が機器本
体内の電気回路へ供給される。電池ケースを機器本体か
ら離したときはアクチュエータへの力はなくなり、可動
板の弾性によって線材と可動板とは離れて、スイッチオ
フの状態となり、電極端子間が短絡されても電池が短絡
されるようなことは生じない。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。図1
は本発明の一実施例の構成図である。
は本発明の一実施例の構成図である。
【0013】本実施例の電池ケースAにおいて図3に示
した従来例と同一構成要素には同一の符号を付して示し
てある。電極端子2および3に設けた鍔部21、31と
ケース筐体4に設けたスプリング受け41、42との間
に弾発的に挿入された圧縮バネ5、6によって、電極端
子2および3をそれぞれケース筐体側に付勢して、鍔部
21、31をケース筐体4に押しつける。この結果、ケ
ース筐体4に設けた透孔43、44から電極端子2、3
の先端部分は所定長突出し、電池ケースをオーディオ機
器8に装着したときオーディオ機器8に設けたジャック
に電極端子2、3の先端部分が挿入されるように構成さ
れていることは従来例と同様である。
した従来例と同一構成要素には同一の符号を付して示し
てある。電極端子2および3に設けた鍔部21、31と
ケース筐体4に設けたスプリング受け41、42との間
に弾発的に挿入された圧縮バネ5、6によって、電極端
子2および3をそれぞれケース筐体側に付勢して、鍔部
21、31をケース筐体4に押しつける。この結果、ケ
ース筐体4に設けた透孔43、44から電極端子2、3
の先端部分は所定長突出し、電池ケースをオーディオ機
器8に装着したときオーディオ機器8に設けたジャック
に電極端子2、3の先端部分が挿入されるように構成さ
れていることは従来例と同様である。
【0014】一方、電極端子2の基端部は電池1の一方
の電極に電気的に接続してある。電極端子3の基端部
は、電池1の他方の電極に接続され、かつケース筐体4
に支持された接点端子11と所定間隔離れて対向させて
ある。
の電極に電気的に接続してある。電極端子3の基端部
は、電池1の他方の電極に接続され、かつケース筐体4
に支持された接点端子11と所定間隔離れて対向させて
ある。
【0015】上記のように構成した本発明の一実施例に
おいて、電池ケースAをオーディオ機器8に装着したと
きオーディオ機器8に設けたジャックに電極端子2、3
の先端部所定長が挿入される。この挿入によって電極端
子2および3は圧縮バネ5、6の力に抗して、電池ケー
ス内に移動させられ、この移動によって電極端子3の基
端部は接点端子11と接触し、電池の他方の電極と電気
的に接続された状態となる。
おいて、電池ケースAをオーディオ機器8に装着したと
きオーディオ機器8に設けたジャックに電極端子2、3
の先端部所定長が挿入される。この挿入によって電極端
子2および3は圧縮バネ5、6の力に抗して、電池ケー
ス内に移動させられ、この移動によって電極端子3の基
端部は接点端子11と接触し、電池の他方の電極と電気
的に接続された状態となる。
【0016】なお、このとき短絡防止用の突起7によっ
てオーディオ機器8の電源主スイッチ9と直列に接続さ
れた補助スイッチ10がオン状態に駆動され、電源主ス
イッチ9に電池1の電圧が印加される。したがって電源
主スイッチ9をオン操作することによってオーディオ機
器8内の電気回路に電池1が接続された状態となり、オ
ーディオ機器8に電力を供給することができる。また、
電極端子3と接点端子11とはスイッチを構成している
ため、補助スイッチ10を省略しても良い。
てオーディオ機器8の電源主スイッチ9と直列に接続さ
れた補助スイッチ10がオン状態に駆動され、電源主ス
イッチ9に電池1の電圧が印加される。したがって電源
主スイッチ9をオン操作することによってオーディオ機
器8内の電気回路に電池1が接続された状態となり、オ
ーディオ機器8に電力を供給することができる。また、
電極端子3と接点端子11とはスイッチを構成している
ため、補助スイッチ10を省略しても良い。
【0017】逆に、電池ケースAを電池が挿入された状
態でオーディオ機器8から取り外した場合は、圧縮バネ
5、6によって電極端子2、3の鍔部21、31がケー
ス筐体4に押しつけられる。これによって電極端子3の
基端部と接点端子11とは非接触の状態となって、電極
端子2および3間には電池1の電圧が印加されていな
い。したがって、電極端子2と電極端子3とが導電性物
体で短絡されても電極端子2と電極端子3間に電流が流
れることはない。またさらに短絡防止用の突起7によっ
て短絡も起こりにくい。圧縮バネ5および6に代わって
板バネを用いても良い。
態でオーディオ機器8から取り外した場合は、圧縮バネ
5、6によって電極端子2、3の鍔部21、31がケー
ス筐体4に押しつけられる。これによって電極端子3の
基端部と接点端子11とは非接触の状態となって、電極
端子2および3間には電池1の電圧が印加されていな
い。したがって、電極端子2と電極端子3とが導電性物
体で短絡されても電極端子2と電極端子3間に電流が流
れることはない。またさらに短絡防止用の突起7によっ
て短絡も起こりにくい。圧縮バネ5および6に代わって
板バネを用いても良い。
【0018】次に本発明の他の実施例について説明す
る。図2(a)および(b)は本発明の他の実施例の構
成を示すため蓋を除去した状態での平面図および一部を
断面し、かつ一部を破断して示した正面図である。
る。図2(a)および(b)は本発明の他の実施例の構
成を示すため蓋を除去した状態での平面図および一部を
断面し、かつ一部を破断して示した正面図である。
【0019】内部に電池が挿入されるべく中空の箱体状
に構成した電気的絶縁材からなるケース筐体14の一方
の側部内側に、例えばベリリュム銅等の弾性導体からな
り、かつ断面L字状に形成された可動板15の鉛直部分
が固設してあり、該鉛直部分には挿入された電池の陽電
極が当接する。可動板15の水平部自由端側には突出部
151が形成してある。
に構成した電気的絶縁材からなるケース筐体14の一方
の側部内側に、例えばベリリュム銅等の弾性導体からな
り、かつ断面L字状に形成された可動板15の鉛直部分
が固設してあり、該鉛直部分には挿入された電池の陽電
極が当接する。可動板15の水平部自由端側には突出部
151が形成してある。
【0020】ケース筐体14の底部内側には支持体1
7、18および19が固定してあって、支持体17、1
8および19のそれぞれに設けられた溝に挿入されて挾
持されたワイヤコンタクトを形成する線材16が突出部
151に対向して設けてあり、線材16の端部にはケー
ス筐体14を貫通した電極端子20が一体に固設してあ
る。ここで、電極端子20は線材16の端部をU字状に
折り曲げて形成してもよい。
7、18および19が固定してあって、支持体17、1
8および19のそれぞれに設けられた溝に挿入されて挾
持されたワイヤコンタクトを形成する線材16が突出部
151に対向して設けてあり、線材16の端部にはケー
ス筐体14を貫通した電極端子20が一体に固設してあ
る。ここで、電極端子20は線材16の端部をU字状に
折り曲げて形成してもよい。
【0021】一方、先端によって可動板15の突出部1
51を駆動して、該突出部151と線材16とを選択的
に接触させるためのアクチュエータ21がケース筐体1
4の底部を貫通して挿入してあり、アクチュエータ21
の他端側はケース筐体14に形成してある筒状の保護管
22内にまで突出させてある。ここで、可動板15と線
材16とはアクチュエータ21によって駆動されるスイ
ッチを構成しており、保護管22はアクチュエータの保
護のために設けたものである。
51を駆動して、該突出部151と線材16とを選択的
に接触させるためのアクチュエータ21がケース筐体1
4の底部を貫通して挿入してあり、アクチュエータ21
の他端側はケース筐体14に形成してある筒状の保護管
22内にまで突出させてある。ここで、可動板15と線
材16とはアクチュエータ21によって駆動されるスイ
ッチを構成しており、保護管22はアクチュエータの保
護のために設けたものである。
【0022】ケース筐体14の他方の側部内側にコイル
状に巻き回したスプリング23の一端が埋設によって固
着してあり、スプリング23には挿入された電池の陰電
極が当接する。また、ケース筐体14の底部内側には支
持体25が固定してあって、スプリング23の巻き初め
部分の線材231は支持体25に設けられた溝に挿入さ
れて挾持され、線材231の延長端部にはケース筐体1
4を貫通した電極端子26が一体に固設してある。ここ
で、電極端子26は電極端子20と対抗する位置に設け
てある。また電極端子20と同様に電極端子26は線材
231の端部をU字状に折り曲げて形成してもよい。
状に巻き回したスプリング23の一端が埋設によって固
着してあり、スプリング23には挿入された電池の陰電
極が当接する。また、ケース筐体14の底部内側には支
持体25が固定してあって、スプリング23の巻き初め
部分の線材231は支持体25に設けられた溝に挿入さ
れて挾持され、線材231の延長端部にはケース筐体1
4を貫通した電極端子26が一体に固設してある。ここ
で、電極端子26は電極端子20と対抗する位置に設け
てある。また電極端子20と同様に電極端子26は線材
231の端部をU字状に折り曲げて形成してもよい。
【0023】上記のように構成された電池ケースBには
電池が挿入され、電池の陽電極は可動板15の鉛直部に
当接し、電池の陰電極がスプリングに当接することは前
記のとおりである。電極端子20および26に接触する
ジャックを備え、かつケースに保護管22が嵌入される
円状の溝28と、アクチュエータ21の他端側に当接し
てアクチュエータを押圧する突起29とが形成されたオ
ーディオ機器27に、電池が挿入された状態の電池ケー
スBが挿入される。
電池が挿入され、電池の陽電極は可動板15の鉛直部に
当接し、電池の陰電極がスプリングに当接することは前
記のとおりである。電極端子20および26に接触する
ジャックを備え、かつケースに保護管22が嵌入される
円状の溝28と、アクチュエータ21の他端側に当接し
てアクチュエータを押圧する突起29とが形成されたオ
ーディオ機器27に、電池が挿入された状態の電池ケー
スBが挿入される。
【0024】電池ケースBの挿入によって、電極端子2
0および26は対応するジャックに挿入されジャックと
接触する。一方、アクチュエータ21は突起29によっ
て駆動されて、アクチュエータ21により可動板15の
自由端部は図2(b)において上方へ上げられた状態と
なって、可動板15の突出部151と線材16とは接触
する。したがって、電池の電圧は電極端子20および2
6に印加された状態となって、ジャックを介して電力が
オーディオ機器27内の電気回路にに供給される。
0および26は対応するジャックに挿入されジャックと
接触する。一方、アクチュエータ21は突起29によっ
て駆動されて、アクチュエータ21により可動板15の
自由端部は図2(b)において上方へ上げられた状態と
なって、可動板15の突出部151と線材16とは接触
する。したがって、電池の電圧は電極端子20および2
6に印加された状態となって、ジャックを介して電力が
オーディオ機器27内の電気回路にに供給される。
【0025】電池ケースBを電池が挿入された状態でオ
ーディオ機器8から取り外した場合は、アクチュエータ
21は可動板15の弾性によって押し戻されて、可動板
15の突出部151と線材16との接触は解除されて、
アクチュエータ21によって駆動される可動板15と線
材16とからなるスイッチはオフ状態になったのと等価
となる。したがっって、電極端子20と電極端子26と
が短絡されても電流が流れることはない。
ーディオ機器8から取り外した場合は、アクチュエータ
21は可動板15の弾性によって押し戻されて、可動板
15の突出部151と線材16との接触は解除されて、
アクチュエータ21によって駆動される可動板15と線
材16とからなるスイッチはオフ状態になったのと等価
となる。したがっって、電極端子20と電極端子26と
が短絡されても電流が流れることはない。
【0026】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、電池
ケースを機器本体に装着することによってスイッチによ
って電極端子の一方と電池との間の回路を閉成し、電極
端子と機器本体内の電気回路とを電気的に接続して、電
池からの電力が機器本体内の電気回路に供給し、機器本
体から電池ケースを離したときはスイッチを開路状態と
なるように構成したため、機器本体から電池ケースを離
した状態においてはスイッチが開路状態になって、電極
端子間が短絡されても電池が短絡されるようなことは生
じないという効果がある。
ケースを機器本体に装着することによってスイッチによ
って電極端子の一方と電池との間の回路を閉成し、電極
端子と機器本体内の電気回路とを電気的に接続して、電
池からの電力が機器本体内の電気回路に供給し、機器本
体から電池ケースを離したときはスイッチを開路状態と
なるように構成したため、機器本体から電池ケースを離
した状態においてはスイッチが開路状態になって、電極
端子間が短絡されても電池が短絡されるようなことは生
じないという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本発明の他の実施例の構成を示す平面図および
正面図であって、(a)は蓋を除去した状態での平面
図、(b)は蓋を除去した状態で一部を断面し、かつ一
部を破断して示した正面図である。
正面図であって、(a)は蓋を除去した状態での平面
図、(b)は蓋を除去した状態で一部を断面し、かつ一
部を破断して示した正面図である。
【図3】従来の電池ケースの構成図である。
1 電池 2、3、20および26 電極端子 4および14 ケース筐体 5および6 圧縮バネ 8および27 オーディオ機器 21および31 鍔部 15 可動板 16 線材 21 アクチュエータ 41および42 スプリング受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 丈浩 東京都渋谷区渋谷1丁目2番5号 株式会 社ケンウッド内 (72)発明者 水本 邦行 東京都品川区戸越6丁目5番5号 エスエ ムケイ株式会社内 (72)発明者 後藤 廣生 東京都品川区戸越6丁目5番5号 エスエ ムケイ株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 機器本体の一側面に着脱自在に取り付け
られて内蔵する電池より電源を機器本体へ供給する電池
ケースにおいて、筐体から一部が突出し、機器本体への
装着により機器本体内の電気回路と電気的に接続される
一対の電極端子と、機器本体への装着によって電極端子
の一方と電池との間の回路を閉成するスイッチとを備え
たことを特徴とする電池ケース。 - 【請求項2】 請求項1記載の電池ケースにおいて、電
極端子は鍔部と、筐体内に設けられたスプリング受けと
前記鍔部との間に弾発的に挿入されて前記鍔部を筐体内
面に押しつけるバネとを備え、スイッチは電池の一方の
端子に電気的に接続され、電極端子基端部と所定間隔離
れて対向する位置に設けられ、かつ筐体内への電極端子
の後退によって電極端子基端部と接触する接点端子であ
ることを特徴とする電池ケース。 - 【請求項3】 請求項1記載の電池ケースにおいて、ス
イッチは筐体内に一端側が固着され、一方の電極端子に
電気的に接続された線材に所定間隔離れて対向し、かつ
電池の一方の端子と接触する弾性導体からなる可動板
と、進退自由に筐体を貫通し、一端が前記可動板に対向
し、かつ他端は前記筐体外に突出し機器本体への装着に
より機器本体の筐体によって可動板の方向に駆動される
アクチュエータとからなることを特徴とする電池ケー
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28364792A JPH0660863A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 電池ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28364792A JPH0660863A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 電池ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660863A true JPH0660863A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=17668232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28364792A Pending JPH0660863A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 電池ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0660863A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1109236A1 (en) * | 1999-12-13 | 2001-06-20 | Wilson Greatbatch Ltd. | Battery housing, electricity delivering system and method of delivering electricity |
JP2006172985A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Hitachi Ltd | 電池モジュール |
JP2006310061A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 水中航走体 |
JP2011254723A (ja) * | 2010-06-07 | 2011-12-22 | Kuo-Hua Hsu | 二次電池構造及びその応用 |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP28364792A patent/JPH0660863A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1109236A1 (en) * | 1999-12-13 | 2001-06-20 | Wilson Greatbatch Ltd. | Battery housing, electricity delivering system and method of delivering electricity |
JP2001283806A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-10-12 | Wilson Greatbatch Ltd | バッテリーハウジング、給電システム及び給電方法 |
JP2006172985A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Hitachi Ltd | 電池モジュール |
JP2006310061A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 水中航走体 |
JP2011254723A (ja) * | 2010-06-07 | 2011-12-22 | Kuo-Hua Hsu | 二次電池構造及びその応用 |
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