JPS598953A - 歯科用取付構造体 - Google Patents

歯科用取付構造体

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JPS598953A
JPS598953A JP57112623A JP11262382A JPS598953A JP S598953 A JPS598953 A JP S598953A JP 57112623 A JP57112623 A JP 57112623A JP 11262382 A JP11262382 A JP 11262382A JP S598953 A JPS598953 A JP S598953A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は口腔内に局部義歯、継続歯、ブリッジ構造のい
ずれかを取外可能に取付は及び支持するために適用され
る歯科用取付構造体に関する。取付構造体は互に共働す
る取付部材と1両取付部材間に配置されてスリーブ、ラ
イチ、コーティング等として特徴づけられる素子とから
成る。一方の取付部材は口腔内に永久的に位置決めされ
、他方の取付部材は取外可能の義歯等に取付けられ一体
化されている。素子はプラスチック製で両取付部。
材に、特に取外可能の義歯等に堅固に9機械的に掛は止
めされ、取付部材の摩耗を防止する。
口腔内に局部義歯、継続歯、ブリッジ構造のいずれかを
取外可能に取付は及び支持する歯科用取付構造体につい
ては公知技術がある。米国特許1324476号、  
1664726号、  3787975号に示すものは
実際に使用されている。米国特許1324476 シj
は抜き差し嵌合する柱部材とスリーブ部材とを示す。
局部義歯を(コ腔内に取付けるときにスリーブ部材と柱
部材との係合を容易とするため、スリーブ部祠内に互に
共働する四部と凸部とによって位置決めされるライニン
グもこの特許に示されている。
取付時の摩擦接触は柱部材とライニングとの間のみに作
用する。
米国特許1664726号の局部義歯取付は及び支持用
構造体はn11述のものとほぼ同様であるが、互に抜き
差し係合する両部材間に摩擦保持力を与えるため独立の
金属製板ばねを有している。前述特許と同様にこの場合
も両部材の摩耗という問題がある。
米国特許3787975号は局部義歯又は全義歯に対゛
する取外可能の取付は及び支持用構造体を示す。
この構造体はスリーブの基部にソケット状をなして形成
されたアンカ部と9局部又は全義歯のための支持ユニッ
トとを有している。アンカ部は歯の予め歯科学的に処理
された根元部に位置決めされる。支持ユニットは全義歯
又は局部義歯のフレーム構造に取付けられ、ソケット部
に取外可能に取付けられるに適した球状の頭部を有して
いる。アンカ部及び又は支持ユニットはコム、プラスチ
ック、又は金属製である。
上述各特許は種々の欠点および問題点を有しており、特
に重要なものは、接触表面が摩耗したと診断されたとき
に取付構造体を交換または修理する必要がある点である
。接触表面の摩耗は1−」腔内における義歯の取付は及
び支持の態様に基づくことが多い。このため前述特許1
324476号のライニングは金属、望ましくは硬い金
属とし、保持に必要な弾性すなわちばね性を与えている
。義歯の挿。
入、抜取りをくりかえすと柱部材が摩耗して交換又は再
製作が必要となる。さらに、短い歯に取付けるため柱部
材を短くすることによって生ずる間1題がある。柱部材
、これに伴ってスリーブ部材の両者を短くするとライニ
ングと柱部材との接触面積が減少し、摩擦保持力がこれ
によって制限される。
接触表面の摩耗の問題は前述性Jγ37879755:
の場合も同様である。これは他の2つと異なってライニ
ングを使用しておらず5表面′摩耗はアンカ部。
ユニット部の一方または双方に生ずる。摩耗が大となれ
ば全体を交換する必要がある。
従来技術としてAPMスタンゴールド社でバーター垂直
延長体(Hader Vertical Extens
ion )としノで市販され使用されている特殊冠状取
付構造体がある。
これは雄部材と雌部イ”4とを含み、使用時にプラスデ
ック材料製の雄部材が支台歯の冠状形状の外側におかれ
た金属月内に鋳造成形される。雌部材は義歯の中空とさ
れたプラスチック部内にアクリル樹脂で成形される。前
述各特許の取付構造体と同様に接触表面の摩耗の問題が
存在するほか、プラスチック製雌部材の強度特性の問題
もある。さらにこの構造は雄部1.=Aが外部に突出し
ているという欠点を持っている。
本発明による歯科用構造体は概略的には5口腔内におけ
る支台歯と取外可能の義歯とのいずれか一方に永久的に
取付けられる雄部材と、支台歯と取外可能の義歯との他
方に永久的に取付けられる雌部材と2弾性材料製であっ
て雄部材と雌部材とのいずれか一方に機械的に掛止めさ
れる素子とを含んでおり、雌部材の延長部を雄部材のポ
ケット部内に抜き差し的に収容することによって両部材
を係合せしめたとき該素子が延長部とポケット部の壁と
の双方に面対面接触をする。素子はスリーブ、ライニン
グ等の構造の交換可能のプラスチック層を含んでおり、
雌部材の延長部と雄部材のポケット部の壁との双方に設
けられた補完的な構造と共働する機械的掛止め構造を有
している。本発明の一態様によれば素子は取外可能の義
歯に取付けられた部材に強固に機械的に掛止めされる。
本発明の一態様によれば、雌部材はベースと。
ベー・スの一方側に取付けられて雄部材を義歯の金属フ
レーム部に取付けるラグとを含む。ベースはほぼ矩形の
形状をなし、ラグは平坦な外形を有して少なくともベー
スの主要長さ方向に延長する。
複数の孔がラグに沿って形成され、鋳造過程において又
は適宜の樹脂による取付けに際して取付用の孔あき表面
として作用する。本発明の別の態様において雄部材は歯
根部に形成される孔に固着される。本発明の別の態様に
おいて雄部材は、歯根部1一方に形成された面取部に固
着♀ノf造されたコーピング(coping )に取付
けられるベースを含む。両態様において雌部材と雄部材
とは義歯を口腔内に取付けるとき抜き差し的に係合する
素子は取付用構造体の両部材の接触表面を覆う。
すなわちこれは交換が困離または不可能である両部材の
摩耗の問題を解決し、これによって義歯の。
困)11Eな修理、高価な再製作という問題を取除(。
さらに取付部4Aと一体として構成された金属製機械的
掛止め装置の破損という一般的問題点も本発明により解
決される。
さらに、従来装置において通常の雄部材と雄部材との間
の金属対金属接触が2本発明によりプラスチック対金属
接触となされたから、精密な機械加工が不要または著し
く減少せしめられ9両部材は例えはインベストメント鋳
造法の如き大量生産に適して■」、つ良好な嵌合精度か
得られる方法で作ることができる。本発明によるその他
の効果としてプラスチック素子が簡単、迅速、hつ安価
に交換可能であり、当初の保持力を直ちに復元し、義歯
の良好な嵌合を得ることが挙げられるが、これらは以下
の説明において明らかとなる。
口腔内に局部義歯またはブリッジ構造(以下単に゛′義
歯″′という)を取外6f能に保持する取付構造体10
が第1図に示さする。構造体10は雄部44’12と、
雌部材14と素子16とを含む。素子16はR1部材内
に収容され7組立状態において第2図ないし第6図に明
らかの如く両部IJ’12.14間に位置する。
第1図は口腔内の一部を示し9本来の歯18.20と゛
義歯′”22とが示される。“義歯′”22は隣接する
歯20に取外し可能に保持されるもので2つ以−1−の
歯から成るものでもよい。歯18.20.22は小FB
!r。
大臼歯などのいずれであってもよい。
雄部材12はパ義歯°′22の金属製のフレーム(図示
しない)に取付けられ、雌部材14は支台歯20に取付
けられる。矢印24は素子16を雌部材12に抜き差し
的に取付けた後に雄部材と素子j6とを雌部材14に抜
き差し的に取付ける方向を示し、これによって゛義歯゛
′22は口腔内の所定位置に位置決めされる。図示しな
いが同様の取付構造体を反対側にも方向を反対として配
置してパ義歯″°を両側の隣接する歯で支持してもよい
klV r”r+I 4A’ ] 2はベース26と、
ベースから−・力方向に延長するラグ28と、ベースか
ら反対方向に延長する延長部30とを含む。ベースは平
坦な矩形の形状をしている。延長部30はベースの主要
長さく第1図1−下方向長さ)と実質上同長であって外
端部30aとウェブ301) (第6図)とを含み、ウ
ェブは外端部30aとベース2Gとを連結する。外端部
30aは例えば梯形の如き非矩形の形状を持っている。
ウェブは矩形断面てその厚さは連結される梯形の短辺の
幅と等しくする。
ラグ28もベースの主要長さと実質」−同長とし。
矩形の形状とする。第1図ないし第4図の実施例におい
てラグ28は矩形の外形の延長部288を有している。
延長部28aはラグ28の一方端に位置し。
全体として17字形を形成している。複数の孔32がラ
グに設けられているが、これについては後述する。孔は
望ましくはラグとその延長部とに等間隔に設ける。
第6図の雄部材12′はほぼ前述雌部材12と同様であ
る。両者の差はラグ28′にある。ラグ28′は延長部
を具えていない。スリーブ34が雄部4’)4’ ]2
’に関連して設けられる。スリーブ34の溝部すなわち
ポケット部34aにラグ28′が収容される。
前述の如く雄部材12(又は雌部材j2′)がパ義歯2
2の金属製フレーム部に取付けられる。雌部材12′に
関連して述べれば、公知技術によりフレーム部の形状が
直接にスリーブ34の形状を持ち、従ってスリーブ34
がフレーム部のためのワックスの一部をなすものとして
もよい。この場合スリーブをプラスチック等の材料製と
してインへストメント鋳型製造時にワックスと共に燃焼
し気化して湯口から逃げるようにして金属のフレーム部
を製造する。
雌部材12′はフレーム部鋳型製造時の炉の影響を受け
ず、インベストメント鋳造による金属製のフレーム部に
関して所望の方向性を維持する。鋳造時に溶湯はラグ2
8′の孔32内にまで入りこみ、金属製のフレーノ、部
が直接にラグ28′を取囲んで形成される。
簡単であり、生産性が高く旧っ後の調整を容易とするた
めに雌部材12をアクリル樹脂1脂によって金属製フレ
ーム部に取付けてもよい。この場合、ラグ28の表面積
を大とし孔32の数を増加することが卸゛部44と金属
製フレーム部との安定化と接続の一体化とのために必要
である。そこでラグ28をL字形とすることが望ましい
。アクリル樹脂は両者間の間隙に流入しラグ28の孔3
2内て固化して両者を接着する。調整が必要の場合には
熱を加えて樹脂を軟化せしめる。
雌部材14は支台歯20の歯冠部全体について又ははめ
こみ部内に設けられる。雌部4n’]4はベース36と
、ベースから延びる一対の壁38.4.0とを含む。
両壁38.40は連結壁42によって閉しられ、これに
よってベースの後方にその全長に沿ってポケット部4/
lが限定される。ポケット部44は支台歯の根元部(図
示しない)の側の端部において閉じている。
スロット46カベース36 +C形成サレル。スロット
46はポケット44の上端部開口部付近から実質子、ベ
ース36の下方端まで延長し、その幅は雄部Hのウェブ
30bを受入れるに適している。壁42に沿ってポケッ
ト44内に第1図に示す如く突条48が形成される。第
5図の雌部材14’はその他の点では第1図ないし第4
図の雌部材と同様であるが、突条48′を2つ有してい
る。この場合一方の突条48′は壁38に。
他方の突条は壁40の対応する位置(図示しない)に設
けられる。雌部材14.14’の突条については後述す
る。
本発明の取付構造体の重要な特徴の一つは素子16にあ
る。素子16はナイロン、テフロン等のプラスチックの
層とすることができ、スリーフ、ライニング、コーティ
ング等の形式のものとする。素子16は雌部材12の延
長部30と同長とし、その断面形は雌部材14.14’
のポケット44にぴったり収容されるものとする。従っ
て素子16は矩形の断面形を有し、延長部30の外部部
30aの形状と合致する外形形状の切欠部50を有する
。さらに、素子16は切欠部内に例えば球状の突起部5
2を有し、延長部30の外方端30aに形成された(第
3図、第4図参照)凹入部54と機械的に掛止めされる
。突起部は望ましくは切欠部の閉鎖端に近い位置とする
素子16とム(11部材12とは雄ユニットを構成しこ
れが雌部材14に機械的に掛止めされる。このため素子
1GはtI+756を有し、この溝とポケット44内の
突条48との共働作用によって機械的掛止めが達成され
る。
雄ユニットの同様な機械的掛止め装置の変形例として第
5図の素子16’(JJ!11部利12部材12′と組
合わされる)と雌部4’、4’14’とが示される。素
子16′の一対の溝が雌部材の壁38.40に設けた突
条48′と掛11−め係合する。
゛義歯“′22を1」腔内に位置決めするとき、素子1
6、16’が雄部材12.12’の延長部30と係合さ
れ掛止・めされ5次にR(ユニットが雌部材14.14
’のポケット44と抜き差し係合し掛止めされる。組立
状態を第2図ないし第4図に示すが、雄部4J’12.
12’のベース26は雌部+414.14’のベース3
6に隣接し、ウェブ301〕はスロット46を貫通延長
し、雄ユニットは鰺′部材のポケット内に掛止めされる
。雄ユニットの機械的掛止め力は組立状態の全装置の機
械的掛止め力よりも大とする。すなわち゛義歯゛を取外
すとき雄ユニットはユニットとして雌部材から取外され
る。
第7図、第8図は主として継続歯に使用する取付構造体
60を示す。構造体60は雌部材62と、雌部材64と
、素子66とを含み、これらの機能は前述構造体10の
場合とほぼ同様である。
雄部材62はベース68と、ベースに連結台座部70b
によって支持された球形端部70aを含む延長部70と
を含む。ベース68は第7図に示す如く少なくとも一つ
、望ましくは一対の平坦な円形のベース部オA68a、
 68bを含む。両ベース部材はネック部を形成する凹
所69によって互に隔てられている。ネック・部と延長
部70とはベース68の中心軸線」二にある。
雌部材64は、一端が閉じ他端の開ロア2が実質」1円
筒形のポケット74と連通している。ポケット74・の
閉鎖端の形状は延長部70の球形端70aの形状と補完
的である。望ましくはハウジングの閉鎖端にはフランジ
76が設けられ、雌部材と継続歯との強固な連結を1■
能とする。
本発明の構造体60の主要な特徴の一つとして素r66
がある。素子66は雌部材64のポケット74内に収容
されるに適した形状を有し、1」、つ雄部材62の球状
端70を収容するポケット78を有している。
−・つ又は望ましくは複数の突条80が素子66の外(
nlに形成され、補完的な形状の同数の溝82が雌部材
’(’+4の内面に設けられる。溝82と突条80とは
素子が所定位置にスナップ止めされたとき雌ユニットの
一体性を維持する機械的掛止め部となる。保持リング8
11かポケット78内に設けられるが、これについては
後述する。
111工辻の911<構造体60は主として継続歯用と
して使用される。歯材技術において周知の如く歯の歯)
ぐき−1−に突出延長する部分は外科的に取除かれ。
1J1根部が雄部A’A’ 62を取付けるために処置
される。
例えは歯根部は面取りされ、雌部材が歯根部のコーピン
グ」−に接着される。詳細には、雌部材のベース68が
歯根部のコーピング上に接着され、延長部70が雌部材
64と継続歯とを取付けるために突出する。歯根部の表
面を覆うコーピングは雄部+4’62を内部に具えたワ
ックスとなされる。前述と同様なインベストメント鋳造
技術を使用することによってコーピングは例えば金の如
き合金の鋳造品鋳造され、溶融しやすい合金製の雄部4
・Aを機械的に掛止めする。次にこの装置をl」腔内の
歯根部」−に固着する。
継続歯を取外可能に取付けるとき、保持リングが初めに
雄部材の大きい断面形状部に接触し、この断面形状部を
越えて移動して第8図の位置までスナップ的に保持され
る。
継続歯の製造時に図示しないスペーサを使用して開ロア
2における雌部材64の端部と雄部4’A’ 62のベ
ース68との間に間隙を設ける。同様な間隙が延長部7
0の球形端70aと素子66の内面との間に形成される
。完成した継続歯を取付けるときスペーサを取除く。そ
こで継続歯は歯根部に対して垂直方向にいくらか運動せ
しめられる。本実施例の取(=J構造体の場合、継続歯
は歯根部に対して回転運動可能である。このようにする
ことにより歯根部は過大な力から保護される。
第7図、第8図に示す構造体は前述の素子16とほぼ同
様な製作用素子90(第9図)を有するものとしてもよ
い。素子90は義歯製造の全工程(型取り、雌部材の義
歯の金属製フレーム構造への取付は等)において雄ユニ
ット゛の雌部材に対する機械的掛止めが必要でない場合
に、雄部材に取付けて使用される。製作用素子90は義
歯の使用を患者に“習熟ぜしめる初の段階にも使用され
る。このため製作用素子90には溝と閉鎖端との間の区
域に肉抜き部が形成されている。製作用素子は素子16
′とほぼ同様のものとしてもよい。すなわち雄ユニット
の雌部イAに対する機械的掛止め能力を低減又はゼロと
することができ、このようにすることにより義歯の取付
取外がさらに容易となる。
素子16は従来技術では達成できなかったいくつ・かの
効果を有する。その主な効果は、素子16が雄・部材お
よび又は雌部材に最高の保護を与え9両部祠の摩耗を防
止し、従って従来必要とされた交換修理、再製作を省略
できる点にある。従来技術の構造体の場合には交換が困
難又は不可能であり。
修理、再製作は高価である。本発明によれば例えば射出
成形法なとの多量生産技術によって製作可能のプラスチ
ック製であるから、摩擦によって摩耗したと診断された
場合に交換できる。素子自体は比較的安価であり、その
弾性の程度によっては。
従来金属対金属の接触を達成するため両部材に対して実
施された精密機械加工が不必要となる。実際上、精密機
械加工を行った場合よりも良好な嵌合状態が両部材間に
達成されることが判った。さらに1本発明による素子は
貴金属以外の歯科的に承認された合金の使用を可能とす
る。これらの合金は低コストで高い硬度および高い強度
特性を持っている。雄部材および雌部材はインベストメ
ント鋳造の如き安価な製造技術により製作可能である。
さらに素子は機械的掛止め能力を有している・。
以上要するに本発明による素子は著しく良好な保護を両
部材に与え、義歯の製作およびそれを1」腔内に取付け
る段階において著しくコスI・を低減しさらに、使用感
を快適とするに役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による取付構造体を局部義歯用として歯
冠部に設けた実施例の展開斜視図、第2図は嵌合状態を
示す斜視図、第3図は第2図の線3−3に沿う断面図で
掛止め構造も示す図、第4図は第3図の線4−4に沿う
断面図で掛止め構造の詳細を示す図、第5図は掛止め構
造の変形例を示す本発明による取付構造体の部分斜視図
、第6図は第1図ないし第4図の変形例として示す取付
構造体の月1部材を示す斜視図で、スリーブとラグ延長
部とは離れて示されている。第7図は継続両川の支台キ
ートップ取付構造体の展開斜視図、第8図は第7図の取
付構造体の取付状態を示す断面図第5〕図は結合用素子
の側面図である。 10.60・・・取付構造体 12.12’、 62・
・・雌部材]4.14’、 G7+・・雌部材 16.
 ]、6’、 66・・素子26.68・ベース   
30.70・・延長部30a、 70a−端部   3
0b・・ウェブ28、28’  ラグ    32・・
・孔14、14’、 64・・・雌部材 36,68・
・・ベース38.40・・・壁     42・・・連
結壁44、74.78・・・ポケット 48、48’、 80・・・突条  56,82・・・
溝20・・・支台歯     18・・・歯22・・・
義歯46・・・スロット 代理人弁理士 中村純之助

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)局部義歯、継続歯、フリフジ等の歯科用義歯を口
    腔内に取外可能に取付ける歯利用構造体において。 延長部と、当該雄部材に設けられてこれを口腔内の支台
    歯および口腔内に取外可能に取付けられる前記歯科用義
    歯のいずれか一方に永久的に取付ける装置とを含む雄部
    材と。 ハウシングとポケットとを含み、前記義歯を口腔内に取
    付けるとき該ポケット内に雄部材の延長部が抜き差し的
    に収容され、前記義歯が口腔内から取外されるとき該延
    長部が抜き差し的に抜出される々[1(なされ、前記支
    台歯および前記義歯の他方に永久的に取付けられる雌部
    4Aと。 弾性非金属製拐料製の本体を含む素子であって。 雄部4・2の延長部又は雌部第4のポケットのいずれか
    一方に取付けられ2両部材が抜き差し的に係合するとき
    前記延長部とポケットの壁との双方と面対面接触を行い
    、堅固な抜き差し的の係合を達成すると共に収容および
    取外し時の両部材の摩擦接触を防止する前記素子、とを
    含むことを4”t)徴とする歯科用取付構造体。 (2)前記取付ける装置がベースとラグとを含み。 ベースは矩形で平坦な形状を有し、ラグは延長部とは反
    対側でベース部から少なくともその長手方向に沿って延
    長していることを特徴とする特許端1求の範囲第1項記
    載の構造体。 (3)前記ラグがL字形の形状を有していることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の構造体。 (4)前記ラグに複数の孔が前記人11部利を義歯に取
    ・付けるためにラグに沿って設けられていることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項または第3項記載の構造体
    。 (5)前記ラグがほぼ矩形であってその長さに沿って複
    数の孔が設けられ、前記構造体はさらに、詠うグに沿っ
    て滑動的に嵌合する溝を具えたスリーブを含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第2項記載の構造体。 (6)前記延長部がベースの主要長さに沿って形成され
    、その外方端は非矩形の断面を有し、該外方端とベース
    とがウェブによって連結されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載の構造体。 (7)前記外方端が梯形断面を有し、ウェブが矩形断面
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の
    構造体。 (8)前記本体が前記ポケットの外形に補完的な外形を
    有する固体であって、前記外方端の外形に補完的な形状
    の切欠部とを含み、これによって前記面対面接触を達成
    していることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の
    構造体。 (!リ 前記取付ける装置がほぼ円形の平坦な形状のベ
    ースを含み、前記延長部の外方端は球形をなしており、
    該外方端をベース−1−に支持する台座部が設けられて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の構造
    体。 (10)前記本体がポケットに補完的な外形形状のライ
    ニングであり、該ライニングは開放端と閉鎖端とそれら
    の間の表面とを有してM記ポケットと面対面接触をして
    いることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の構造
    体。 (11)前記本体を雄部材と雌部材との一方に取付ける
    第1の取付装置と、前記両部材が抜き差し係合したとき
    に前記本体を雌部材と雌部材との他方に取付ける第2の
    取付装置とを含み、第1の取付装置が第2の取付装置よ
    りも強固な取付けを与えていることを特徴とする特許請
    求の範囲第8項または第10項記載の構造体。 (12)前記第1の取付装置が前記本体上の少な(とも
    一つの突起と前記部材に形成されて共働する111所と
    を含むことを特徴とする特許請求の範囲第11項記載の
    構造体。 (13)前記第1の取付装置が前記切欠きに形成された
    球状突出部の形状のjドーの突起と、前記外方端に形成
    されて共働する凹所とを含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第12項記載の構造体。 旧)前記第1の取付装置が前記ライニングに形成された
    突条の形状の複数の突起と、前記ポケットに形成されて
    共働する複数の凹所とを含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第12項記載の構造体。 (15)前記第2の取付装置がi1■記ポケット内の少
    なくとも−・つの突条と、前記本体に設けられてそれぞ
    れの突条と共働する溝とを含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第13項記載の構造体。 (lli)  前記雌部材がベースを含み、前記ハウジ
    ングが該ベースから延びる一対の側壁と連結壁とを含み
    + nif記突条が連結壁に形成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第15項記載の構造体。 (17)前記第2の取付装置が突条を含み、該突条はラ
    イニング内に旧つ前記開放端近傍で前記表面を囲んで形
    成され、該突条は両部材が抜き差し係合したときに最大
    寸法部分のさきて前記球状部の一部分と共働することを
    特徴とする特許請求の範囲第12項記載の構造体。 (18)  前記素子がプラスチック材料製であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の構造体。 Q!it  局部義歯、継続歯、ブリッジ等の形式の義
    歯を口腔内証取付ける方法において。 雄部材と雌部材とのいずれか一方を該義歯に取付け。 雄部材と雌部材との他方を口腔内の支台歯にITV付け
    。 弾性、非金属性の材料製の本体を有する素子を前記義歯
    に取付けられた部材に取付けl−Lつ機械的に掛止めし
    、該素子と前記部材との間に面対面接触を与え。 前記両部材を抜き差し係合せしめて義歯を1−1腔内に
    位置決めし、前記素子と支台歯に取付けられた前記部材
    とを面対面関係で接触せしめ。 前記両部材を前述機械的掛は止めよりも弱(機械的に掛
    けl−めし、これによって前記義歯が「1腔自から取外
    されるとき前記素子が前記義歯とともに掛止め位置から
    解放されることを特徴とする前記方法。 (20)局部義歯、継続歯、ブリッジ等の歯科用義歯を
    口腔内に取外可能に取付ける歯科用構造体において。 ベースと、該ベースの主要長さに沿って配置される延長
    部と、該延長部とベースとを連結するウェブ部分てあっ
    てその厚さが延長部の最大厚さよりも小である前記ウェ
    ブ部分と、ベースから前記延長部とは反対側に延長して
    設けられ該雄部材を永久的に前記義歯に取付けるに役立
    つラグと、を含む雄部イAと。 ポケットをイ]’L/、該ポケットは前記義歯を口腔内
    に取付けるとき前記延長部と抜き差し係合的に受は入れ
    るに適し、該抜き差し係合時および前記義歯を口腔内か
    ら引き抜くとき前記ウェブ部分の運動を許容するスロッ
    トか設けられ、1」腔内の支台歯に永久的に取イ;]け
    られている。雌部材と。 弾性非金属44料の本体を含み、前記雄部材の延長部に
    よって取イ」けられるに適した素子であって前記卸部十
    Aの延長部に取付けられるに適しており、これによって
    前記両部44が互に抜き差し的に係合するとき該素子が
    前記延長部とポケットの壁との間に配置されて11つ面
    対面接触を行って両部材間に緩衝を行うと共に堅固な差
    しこみ係合を勾え11゜つ取付けおよび取外し時の両部
    44の摩擦接触を防止する前記素子と。 前記素子と延長部とに設けられて前記素子を延長部に取
    付ける第1の機械的取付装置と。 前記素子とハウジングのポケットとに設けられて前記義
    歯を口腔内に取外iiJ能に固定する第2の機械的取付
    装置であって、その機械的固定能力が第1の機械的取付
    装置の機械的固定能力よりも小であり、これによって前
    記義歯を1」腔内から取外すとき前記素子が前記義歯に
    固定される如くなされた、前記第2の機械的取付装置と
    。 を含む前記構造体。 cl)前記ベースがほぼ矩形の平坦な形状を持ち前記ラ
    グがベースの主要寸法に沿って該主要寸法と実質上同長
    に延長していることを特徴とする特許請求の範囲第20
    項記載の構造体。 ■ 前記延長部の両側面がウェブから外方に拡って外方
    端まで延び、これによって非矩形の断面となされている
    ことを特徴とする特許 20項記載の構造体。 23)前記第1の取付装置が,前記本体に設けられた少
    な《とも一つの突起と前記延長部に設けられ各突起と共
    働する凹入部とを含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第20項記載の構造体。 圀} 前記本体が前記ポケットの外形と補完的な外形を
    有する中実体であって,その外形が前記延長部の外形に
    補完的な切除部を含み,前記第1の機械的数イ」装置が
    該切除部」二に形成されて球状の突起部の形態の単一の
    突起と,前記延長部に形成された共働する凹入部とを含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第23項記載の構造
    体。 に)前記第2の取付装置がn1f記ポケツト内に設けら
    れた溝と共働する少な《とも1つの突条を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第20項記載の構造体。 (至) 前記雌部4Aがベースを含み,スロットがベー
    ス内に位置ぜしめられ,前記ハウジンクがベースから延
    長する一対の側壁と両側壁を連結する連結壁とを含み+
     iif記突条が連結壁に形成されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第25項記載の構造体。 曽 局部義歯,継続歯,ブリッジ等の歯科用義歯を口腔
    内に取外可能に取付ける歯科用構造体において。 ほぼ円形で平坦な外形を有し口腔内の支台歯内に永久的
    に取付けられるベースと,球の形状の外方端を有する延
    長部と,該延長部をベース上に支持する台座部と,を含
    む雄部材と。 前記義歯を口腔内に取付けるとき前記延長部を抜き差し
    係合的に収容し前記義歯を口腔内から取外すとき延長部
    が抜き差し係合的に抜出されるポケットを具えたハウジ
    ングを含み,前記義歯に永久的に取付けられる雌部材と
    。 弾性,非金属性の材料製であって前記ポケットに補完的
    なライニングの形状の本体を含む素子であって,開放端
    と,閉鎖端と,前記雌部材のポヶソ1・内に取付けられ
    るに適した表面とを有し,前記両部材が抜き差し係合し
    たとき両部月間に位置して前記延長部とポケットの壁と
    に面対面接触を行って両部材間に緩衝を行うと共に堅固
    な抜き差し係合をI−j、え11.っ取付けおよび取外
    し時の両部材の摩擦接触を防止する前記素子と。 前記素子に設けられて前記延長部の表面と共働する第1
    の機械約数(=j装置と。 前記ポケット内でハウジングと前記素子との両者に設け
    られる第2の機械的取付装置であって。 その機械的固定能力が前記第1の機械的取付装置よりも
    大であって、これによって前記義歯を口腔内の取外可能
    の取付位置から取外すとき前記素子がハウジングに固定
    されて留っている前記第2の取付装置と。 を含むことを特徴とする前記構造体。 (支)前記第2の取付装置がライニングの外面に形成さ
    れた突条の形状の少なくとも1つの突起と。 ポケットに形成されて共働する凹所とを含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第27項記載の構造体・。 (支)前記第1の取(=J装置が前記開放端の近傍てラ
    イニングの内面に形成された突条を含み、該突条は両部
    材が抜き差し的に係合してライニングが延長部と係合す
    るとき前記延長部の最大寸法部分のさきの方の部分と共
    働することを特徴とする特許請求の範囲第27項記載の
    構造体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60190312U (ja) * 1984-05-25 1985-12-17 和田精密歯研株式会社 可撤性義歯の維持構造
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JP2012143560A (ja) * 2011-01-10 2012-08-02 Tai-Wu Lin 義歯構造
KR102226077B1 (ko) 2019-09-03 2021-03-10 신영석 복합융착식 pe밸브 및 이를 위한 융착기

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