JPS5989370A - 磁性塗料組成物 - Google Patents

磁性塗料組成物

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JPS5989370A
JPS5989370A JP19806782A JP19806782A JPS5989370A JP S5989370 A JPS5989370 A JP S5989370A JP 19806782 A JP19806782 A JP 19806782A JP 19806782 A JP19806782 A JP 19806782A JP S5989370 A JPS5989370 A JP S5989370A
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JP
Japan
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magnetic
water
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carboxylic acid
unsaturated carboxylic
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JP19806782A
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Ryuichi Tachikawa
立川 隆一
Souhei Mitsumoto
三本 崇平
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気記録体の基イ本面に磁性塗膜を形成するに
際し、アクリル系共重合体の水性分散体又は水溶液が磁
性粉体と分散混合されて磁性粉体の分散性が改善される
水性分散系の磁性塗料組成物に関するものである。
通常の磁性塗料はバインダーとしての樹脂を有機溶剤に
溶解し、溶液中に磁性粉体な分散混合して調整するが、
このような有機溶剤系の磁性塗料を使用する方法が提案
されている。これによれば前述の有機溶剤系の問題点は
解消されているが、磁性粉体の分散性が不充分なため安
定に分散混合するにはボールミル中で長時間分散混合す
る必要がある。
本発明者らは水性分、散系の磁性塗料に関して種々検討
した結果、アルキル基の炭素数が1〜4のメタクリル酸
アルキルエステル及び/又はアクリル酸アルキルエステ
ルを少なくとも一種と不飽和カルボン酸を必須成分とし
、共重合体成分中のカルボン酸成分を塩基で部分的に水
溶性塩としたコロイド状アクリル系共重合体の水性分散
体又は水溶液を磁性粉体のバインダーとして用いると極
めて良好な分散性が得られることを見出し、本発明を完
成するに至った。
本発明の塗料組成物は水系であるので、従来問題に成っ
ていた溶剤の揮散による毒性及び磁性塗料の分散安定性
及び磁性層内での分散性及び磁性塗膜の耐水性が解決さ
れる。
即ち、本発明で用いるコロイド状アクリル系共重合体の
水性分散体又は水溶液はアルキル基の炭素数が1〜4の
メタクリル酸アルキルエステル及び/又はアクリル酸ア
ルキルエステル(以下該アクリル系水性重合体と略称す
る)を少なくとも一種と不飽和カルボン酸を必須成分と
する通常の乳化重合反応による共重合体であり、かつ共
重合成分中のカルボン酸成分の25tル係以上を塩基で
中和することばよって01ミクロン以下の粒子径に細砕
化された共重合体の水性分散液又は水溶液である。
アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、イソプロピル基、ルーブチル基、イソブチル基、
t−ブチル基などが挙げられる。
メタクリル酸アルキルエステルの含量は30重重量板上
を占めることが望ましく、それ未満では共重合体の軟化
温度が低下し、塗膜の面」ブロッキング性及び削摩耗性
が悪くなる。また共重合体の構成成分としては炭素数が
1〜4のアクリル酸アルキルエステル、例えばアクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、ナクリル酸ブチルなどが
使用される。
また、該アクリル系水性重合体中のカルボン酸成分は単
量体全量中1〜30重量%の範囲で使用するのが好まし
く、より好ましくは5〜15重量%の範囲である。1重
量係未満では粒子の細砕化が不充分で磁性粉末の分散性
が悪く塗膜の耐水性が劣る。30重量%以上では磁性粉
末を混合した時にゲル化しやすい。また、カルボン酸成
分の塩基性塩の形成に使用される塩基としてはアンモニ
ア、トリメチルアミン、モノエチルアミン、ジエチルア
ミン、トリエチルアミン、2−メチルアミノプロパツー
ル、モルホリン、n−プロピルアミン、ループチルアミ
ン、モノエタノールアミンなどが挙げられる。
本発明の磁性塗料組成物は該アクリル系重合体に磁性粉
体を加え、分散混合をボールミル中で行い調整するか、
もしくは予め磁性粉体を水性の系でカゼイン、スチレン
、無水マレイン酸共重合体ナトリウム塩、カルボキシメ
チルセルロースのような高分子電解質やピロリン酸ナト
リウムのようなリン酸塩の1種また1Lま2種以上の分
散剤を併用して分散した磁性粉体の水性ペーストを該ア
クリル系水性重合体に加えて磁性塗料組成物とする。
該アクリル系水性重合体と磁性粉末の混合比率は磁気記
録体としての出力感度を高める意味からも該アクリル系
水性重合体樹脂量が少ないほうが良く本発明の方法でも
磁性粉体100重量部に対して該アクリル系水性重合体
樹脂量は20〜50重敗部が好ましい。磁性粉体はニッ
ケル、クロム、黒鉛酸化鉄、銀、マンガン、コバルトな
どが挙げられる。
本発明に於いては該アクリル系水性重合体の他にも水溶
1生高分子化合物、例えばポリビニルアルコール、でん
ぷん、カゼイン、アラビアガム、カルボキシメチルセル
ロース、メチルセルロース、ヒドロギシエチルセルロー
ス、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム
などやワックス類、シリコン系の1替水剤及び耐水化剤
としてのメラミン樹脂を併用することができる。また、
本発明の塗料組成物は紙面、布面なとへ塗装されること
が多い。
次に本発明の実施例について述べる。実施例中の「部」
と「係」は「重量基準」である。
実施例1゜ ラウリル硫酸ソーダ04部、メチルメタアク!J レ−
) 60部、エチルアクリレート40部、メクアクリル
酸8部、水46部、ドデシルメルカプタン05部を仕込
み、攪拌して乳、化単量体混合液を作成し、次に攪拌機
、還流冷却器および仕込口を設けて通常の乳化重合反応
容器に水51部、ラウリル硫酸ソーダ01部を仕込み、
65℃に加熱し、次いで水6部、過硫酸カリウム07部
の混合液を15部加え、更に上記乳化単量体混合液の1
5部を加えて70°Cまで加熱して30分間重合した。
30分後上記混合液の残り52部と上記乳化単量体混合
液の残り1399とを60分間平行添加重合し、添加終
了後30分間80℃に保ち、水13部を加え温度を70
℃に保ち、水80部、28チアンモニア水25部の混合
液を5分間で滴下し、さらに70℃で30分間熟成した
後攪拌しながら室温まで冷却して固型分260係、p 
)i 8.5、粘度1100cps。
平均粒子径0001ミクロンのコロイド状アクリル系共
重合体の水性分散体を得た、 上記コロイド状アクリル系共重合体の水性分散体132
部に予め水109部分散剤としてオロタン731■(花
−Fアトラス製)30部、消泡剤としてFormast
er AP■(サンノブコ社製)01部、γ−酸化鉄(
戸田工業■製MX−450、抗磁力350エルステツド
)106部を添加し、ボールミル中で4時間分散した。
水性磁性ペースト218部を混合磁性塗料(固型分40
係、p)(8,u、粘度1200CpS)を坪@160
 g/ 1n2の上質紙に乾燥厚味が20ミクロンにな
るようアプリケーターで塗工し塗膜が乾燥しないうちに
磁場中を通過させて磁性粒子を配向させた後乾燥し、線
圧100kg / crn、温度50°C130m/分
の速度でカレンダー処理を行った。磁気記録体を直流磁
化特性自動記録装置で測定した結果、抗磁力320エル
ステツド、残留磁気束47マソクスウエル/ cm 1
. 角型比(残留磁束/最大磁束)0.801を得た。
また、磁気記録体の耐水性は磁性面に水滴を落し、数分
後に水滴をふき取る配水テストに於いても磁性面に変化
が見られず、磁性面の耐湿熱ブロッキング性は50℃、
80%RH500g/C1n2.24時間で良好で、耐
摩耗性は(JISp−8136板紙耐摩耗性テスト法)
優れた結果を得た。
実施例2 実施例1で用いたコロイド状アクリル系共重合体の水性
分散体132部に予め調整したγ−酸化鉄(戸田工業■
製MX−450、抗磁力350エルステツド)106部
、水109部、分散剤としてオロタン731■(化工ア
トラス製)30部、消泡剤としてFormaster 
AP■(サンノプコ社製)01部を添加し、20時間ボ
ールミル中で混合分散した水性磁性ペース)218.1
部を攪拌混合し、固型分395%、p H8,0、粘度
980 Cps  の磁性塗料を得た。この磁性塗料を
実施例1と同様の手順で磁気記録体を作製し評価の結果
、抗磁力320エルステツド、残留磁束54マツクスウ
エル/ c/n、角型比0804であり、耐水性、耐湿
熱ブロッキング性、耐摩耗性の良好な磁性塗膜が得られ
た。
比較例1 実施例2に用いたコロイド状アクリル系共重合体の水性
分散体に変えスチレン−ブタジェン共重合体の水性分散
体(商品名Dowラテックス、] 57 ]、ダウケミ
カル社製、固型分50%)686部と10重量%のアン
モニア水60部と水34部を混合攪拌しながら実施例2
で用いた予め調整した水性磁性ペースト218.1部を
混合しく固型分398%、p H8,2、粘度940 
cps )の磁性塗料を調整した。実施例1と同様の手
順で磁気記録体を作製し評価の結果角型比が0689と
低く、磁性粉末の分散性が不充分であった。
比較例2 実施例2に用いたコロイド状アクリル系共重合体の水性
分散体に変えエチレン−酢酸ビニル共重合体の水性分散
体(商品名0M−4200クラレ社製、固型分56%)
612部と水708部を実施例2で用いた予め調整した
水性磁性ペース)218.1部を混合し、固型分401
部、p H7,4、粘度4500(!l)Sの磁性塗料
を調整した。実施例1と同様の手順で磁気記録体を作製
し評価の結果、角型比が0578と低く、磁気特性が不
充分であった。
比較例3 実施例2に用いたコロイド状アクリル系共重合体の水性
分散体に変え酢酸ビニル重合体の水性分散体(商品名セ
ビアン522、ダイセル化学工業社製、固型分46.5
%)73.8部に水582部を実施例2で用いた予め調
整した水性磁性ペース)218.1部と混合し、固型分
402チ、p H7,2、粘度2800 cpsの磁性
塗料を調整した。実施例1と同様の手順で磁気記録体を
作製し評価の結果、角型比が0.656と低く、磁気特
性が不充分であった。
特許出願人 ダイセル化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルキル基の炭素数が1〜4のメタクI) )し酸アル
    キルエステル及び/又はアクリル酸アルキルエステルを
    少なくとも一種と不飽和カルボン酸を含み、不飽和カル
    ボン酸成分を部分的に塩基で水溶性塩と1.たコロイド
    状アクIJ )し系共重合体の水性分散体又は水溶液に
    磁性粉体を分散して成ることを特徴とする磁性塗料組成
    物。
JP19806782A 1982-11-11 1982-11-11 磁性塗料組成物 Granted JPS5989370A (ja)

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JPS5989370A true JPS5989370A (ja) 1984-05-23
JPH022903B2 JPH022903B2 (ja) 1990-01-19

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62183845A (ja) * 1986-02-10 1987-08-12 Idemitsu Petrochem Co Ltd 水性塗料用分散剤
JPH01307016A (ja) * 1988-06-02 1989-12-12 Oji Kako Kk 磁気塗料およびそれから作られる磁気カード

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2795564A (en) * 1953-05-13 1957-06-11 Rohm & Haas Aqueous paint bases and water-base paints and process for preparing them
JPS568468A (en) * 1979-07-04 1981-01-28 Teijin Ltd Composition for forming ultraviolet ray-curable magnetic coated film and coated film formation employing the same

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JPH022903B2 (ja) 1990-01-19

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