JPH04110302A - 水性樹脂分散体組成物 - Google Patents

水性樹脂分散体組成物

Info

Publication number
JPH04110302A
JPH04110302A JP23215490A JP23215490A JPH04110302A JP H04110302 A JPH04110302 A JP H04110302A JP 23215490 A JP23215490 A JP 23215490A JP 23215490 A JP23215490 A JP 23215490A JP H04110302 A JPH04110302 A JP H04110302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emulsion
parts
polymer
mixture
colloidal silica
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23215490A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokichi Ishino
石野 博吉
Kazuo Hisada
一雄 久田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority to JP23215490A priority Critical patent/JPH04110302A/ja
Publication of JPH04110302A publication Critical patent/JPH04110302A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明ば紙及び段ボール用に用いられる水性インキ及び
オーバープリン1〜(OP)ニスのベースとなる水性樹
脂分散体に関するものである。
さらに詳しくは、本発明は、乾燥性が早く、且つ耐水摩
擦性に優れたフレキソインキ用のビヒクルとして用いら
れる水性樹脂分散体であり、必要に応じては、顔料分散
用樹脂と併用しインキ練肉時に用いられたり、○Pフェ
スとしてトップコートに使用される。
(従来の技術) 従来、上記の用途には、固形分45〜50重量%の水性
樹脂分散体が用いられており、OPニスの場合は、乾燥
後の皮膜のタックをなくす為、ガラス転移点(Tg)が
80°C以上の硬いポリマーが用いられていた。
硬いポリマーの造膜性ば、造膜助剤や軟質ポリマーを併
用しないと、ヒビ割れの皮膜を形成しi1水摩擦堅牢度
の低下を招くことが多かった。それゆえ、常温での成膜
化のため可塑剤や成膜助剤をブレンドするか、軟質のポ
リマーをブレンドして上記問題点を防ぐ目的で、所謂ポ
リマーブレンド法が用いられていた。
しかし、」1記方法にてOPワニスやインキ用樹脂とし
て適応した場合、処方に組みこまれた軟質ポリマーによ
り、皮膜のタンクをいつまでも残し、短時間にタックフ
リーの皮1摸になることばなかった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明が解決しようとする課題は、この様なポリマーブ
レンド法による欠点である、不均一な配合による皮膜タ
ックが解消しにくい事と、細かい皮膜のヒビ割れによる
耐水摩擦性の低下である。
〔発明の構成〕
(課題を解決する手段) 一般に軟質ポリマーは、機械的な安定性が悪く、分散時
の発熱による粒子の凝集が生じ、インキ用ビヒクルとし
ては問題が多い。
また、可塑剤や成膜助剤を多量に配合したポリマーは、
経時保存で樹脂層の分離、さらに印刷時の版詰りなどが
生じてインキ用ビヒクルとしては問題が多い。
そこで本発明者らは、鋭意工夫を重ねて研究を続けた結
果、ポリマーエマルション粒子の表面を有機及び無機の
シラン化合物(SiOz)で覆うことにより、Tgの低
いポリマーでありながら表面のタックが解消できること
が判った。
また、粒子径を大きくすることで、高固形分でも低粘度
のエマルションとなり、インキ処方化時の増粘も減少で
き水分希釈率も低下し、表面積の低下による水分の保水
機能も低下し水分の浸透拡散を容易とすることが出来る
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、ガラス転移点が0℃以下のポリマー
エマルションにコロイダルシリカラ0.5〜10重量%
吸着させた後、さらにα、βエチレン性不性用飽和モノ
マー混合物ラン系ビニルモノマーの混合物を用いて乳化
重合して得られる水性樹脂分散体組成物である。
先づ造膜性に優れた軟質ポリマーエマルシコンを調製す
る。この時軟質ポリマーのTgが≦o°cとなる様に、
α、βエチレン性不性用飽和モノマー混合物いて、乳化
重合してポリマーエマルションを得る。この時、活性剤
を用いる方法、樹脂型分散剤から2段重合にて得る方法
のいづれでもよい。
活性剤を用いる方法における活性剤としては、ノニオン
、アニオン活性剤を用いることができる。
樹脂型分散剤を用いる方法における樹脂とじては、アク
リロイル基を持つ水溶性樹脂、スチレン/マレイン酸エ
ステル水溶性樹脂、ロジン/マレイン酸エステル水溶性
樹脂、ポリエステル水溶性樹脂をあげることができる。
α、βエチレン性不性用飽和モノマー混合物ては、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ラウリル、
等のアクリル酸エステル類、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸イ
ソブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリ
ル酸ラウリル等のメタクリル酸エチル類、アクリルニト
リル、メタクリルニトリル、スチレン、メチルスチレン
、クロルスチレン等から選ばれる2種以上のモノマーを
用いる。
上記の方法で得られた、軟質ポリマーを種ポリマーとし
、この粒子表面にコロイダルシリカを効率的に吸着させ
る様に反応系を70°C程度に保ち、ポリマーエマルシ
ョンとコロイダルシリカラ充分混合攪拌する。この時粒
子表面にシリカが効率よく吸着する様に用いる活性剤量
は、ミセル形成濃度程度でよいが、粒子の凝集を防ぐた
め0.5重量%濃度程度がよい。
コロイダルシリカは、イオン交換法、酸分解法、解膠法
などにより製造され、1欣粒子径が5〜10nmの粒子
の水性分散体である。コロイダルシリカは、得られる水
分散型樹脂組成物の安定領域に応じて、酸性側のもの、
あるいは塩基性側のものを適宜選択することができる。
酸性側のものとしては、スノーテックス0、同OL(い
ずれも商品名、日産化学工業株製)などの非安定化シリ
カ(p、H2,o〜p H4,0)があり、塩基性のも
のとしては、微量のアルカリ金属イオン、アルミニウム
イオン、アンモニウムイオンあるいはアミンの添加によ
って安定化されたコロイダルシリカ(pH8,4〜p 
H10,0)があり、ルドックスAM。
同AS、同TM(いずれも商品名、米国デュポン社製)
、スノーテックス20、同C1同N(いずれも商品名、
日産化学工業■製)などがある。
次に滴下用α、βエチレン系不飽和モノマー混金物は、
シラン化合物吸着の粒子表面との結合を強固とするため
にシラン系ビニルモノマーを少量併用する。
シラン系ビニルモノマーとしてば、ビニル1−リメトキ
シシラン、ビニルトリブトキシシラン、ビニルトリブト
キシシラン、ビニルトリブトキシシラン、ビニルトリ 
(メトギシ)シラン、Tメタクリロキシプロルトリメト
キシシランメタクリロギシエチルトリエトギシシラン、
TアクリロキシエチルトリメI・キシシラン、γーアク
リロギシエチルトリエトギシシラン、T−メタクリロキ
シプロピルトリメトキシシランタクリロキシプロピル引
・リエトキシシラン、Tアクリロキシプロピルトリメト
キシシランアクリロキシプロピルトリエトキシシランチ
ルビニルメ1ーキシシラン、ジメチルビニルエトキシシ
ラン、メチルビニルジメトキシシラン、メチルビニルジ
メトキシシランなどがある。
なお、反応性のシリカ粒子の表面は、活性が高いので、
触媒は水性の有機過酸化物と還元剤の組み合せとして用
いる。
乳化重合における多量の塩の存在は、シリカ粒子の表面
電荷を中和し、粒子の凝集を生じ、沈降物を多量に発生
ずる。
さらに、エマルション粒子全体に効率よくシリカが吸着
し、モノマーが粒子表面で重合し粒子径を増大さーlる
ため、数回のシード重合を繰り返すことにより3〜10
μmの粒子径を有する水性分散体が得られる。
また固形分としては、エマルシコン粒子の安定性のため
、60重量%以下が望ましい。
(実施例) 以下、実施例によりさらに詳細に述べる。
実施例1 水108部と過硫酸アンモニウム塩2部をフラスコに仕
込む。次にスチレン/アクリル酸共重合体(酸価200
)の30%水溶液(p+1= 8. 0 )の100部
をフラスコに仕込む。
アクリル酸ブチル(BA)30部、、アクリル酸2エチ
ル・\キシル(2EHA)45部、メタクリル酸メチル
(MMA.)15部の混合モノマーを滴下し60〜70
°Cにて重合反応を行い柔軟なポリマーエマルション(
T’g=−13°C)を得る。
N V−4 0. 5%、粘度−i 5 0 cps 
、pH= 8. 5(アンモニアにて補正する) ご・うして得られた柔軟なポリマーエマルシロンに、固
形分30重量%のコロイダルシリカ(ルドックス AM
;米国 デュボンン社製)50部を加え70’Cに保っ
て充分攪拌を行・う。その後スチレン(SL)10部、
2EH△(20部)、γメタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン5)部を加えたモノマー混合物を滴下し+
−トに入れる。シリカを粒子表面に吸着させた軟質ポリ
マーエマルション中に、(−ブチルハイドロパーオキサ
イドとロンガリッl− Cの触媒を数回に分けて加え前
記のモノマー混合物をロートより滴下させ乳化重合を行
う。固形分(NV)−43.5重量%、粘度(Vis)
 −4 5 0cps 、 pH=8. 2 (アンモ
ニア水にて調整した。)のシード重合されたエマルショ
ンに次に再度、固形分30重量%コロイダルシリカ(ル
ドックス AM;米国 デュボンン社製)50部を加え
て70°Cに保ちながら充分撹拌を行って粒子表面にシ
リカを吸着させる。S t(20部)、BA(5部)、
2EIIA (20部)、T−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン0、5部の千ツマー混合物を前と同
様の操作を行って、同様の水性触媒にて乳化重合を行・
う。
NV−47.5重量%、Vis= 5 0 0cps 
、pH一8、5(アンモニアにて再調整)のポリマーエ
マルションを得た。次にこのエマルションを冷却後、固
形分30重量%コロイダルシリカ(ルトツクスAM;米
国 テユボンン社製)を加えて充分攪拌してから70°
Cに昇温する。SL(40部)、BA(5部) 、2 
EJ(A (3 5部)、γーメタクリロキシプロピル
トリメI〜ギシシラン(0.5部)のモノマー混合物を
前述と同様の触媒操作にし重合する。
N V = 5 2. 9重量%、Vis=60Qcp
s 、、pH=8、0(アンモニアにて再調整)。
次にごのエマルションポリマーを冷却し、固形分30重
量%コロイダルシリカ(ルドックス AM;米国 デュ
ボンン社製)50部を加えて、粒子表面にシリカを充分
吸着させてから70°Cに昇温する。
5t(30部)、BA(5部) 、2 EHA (25
部)、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
(0,5部)の混合物モノマーを前と同様に添加して乳
化重合を行い最終エマルションポリマーAを得る。N 
V = 55.3重量%、Vis=850cps 、 
pH= 8.5 (アンモニア水にて調整)平均粒子−
5μm (物性試験) 得うれたエマルションポリマーAを用い、へ゛−コータ
にて、コート紙に2g/m2にて塗布し、耐ブロッキン
グ性、ノンスリップ性、耐水性、耐コルゲート適性の各
種物性試験を行った。結果は、表1に示す。
また得られたエマルションポリマーAにて水性インキを
作成し、耐水摩擦性および乾燥性の試験を行い結果を表
1に示す。
〈ノンスリップ性〉 バーコータにて、コート紙に2g/m2にて塗布したも
のを25°C124時間放置乾燥させ、摩擦測定機(東
洋精機製作所製 AN型)にて、1000g/60cm
2.25°C1湿度60%の条件で、塗布面と塗布面の
滑り角度を5回測定し、平均値を求めた。
〈耐水性〉 バーコータにて、コート紙に2g/m2にて塗布したも
のを25°C124時間放置乾燥させ、10時間25°
Cの水に浸漬し、塗膜の溶出の程度を調べた。全く溶出
しなっかだものを○とした。
〈耐コルゲート適性〉 バーコータにて、コート紙に2g/m2にて塗布したも
のを25°C124時間放置乾燥させ、耐熱摩擦試験機
(東洋精機製作所製)にて、180°C1Loom/m
in、500rpm、荷重400gの条件で試験を行っ
た。塗膜の取られが無く、熱摩擦抵抗値が0.3以下の
ものを○とした。
(インキ化) 顔料水性分散体 EMカラー2G−3(商品名東洋イン
キ製造株式会社製)40重量部にエマルションポリマー
Aを60重量部を加え良(混合し、水性インキとした。
〈耐水摩擦性〉 学派型耐摩擦試験機を用いて、荷重200 g/cm2
で、含水カナキン3号で摩擦し、下地の紙面が見えるま
でのストローク回数を調べた。
〈乾燥性〉 段ポールフレキソ印刷機(新幸機械製作所製FPS−2
50型)にて、離合社製ザーンカップ#4で10秒に粘
度を調整したインキで白ライナーシートへの印刷を行い
、ベルト汚れが発生する印刷速度を調べた。
実施例2 BA(40部)、2EHA (86部)、MMA(60
部)、St (20部)の不飽和モノマーを混合する。
フラスコに水276g、ジオクチルスルホサクシネート
アンモニウム塩(2g)を加え?M%Eし、過硫酸アン
モニウム(2g)とアンモニア水にてpH=8.0にフ
ラスコ内を保ぢ70°Cに昇温する。次に前記不飽和モ
ノマー混合物がロートより滴下し乳化重合を行う。NV
−40重量%、pH=8.5、Vis=30cps  
(Tg−−10°C)、この様にして得た柔軟なポリマ
ーエマルションに、固形分30重量%コロイダルシリカ
(ルドックス AM;米国 デュポンン社製)50部を
加えて充分攪拌混合してから70″Cに保つ。
次いでMMA(20部)、2EHA (29部)、AA
(1部)、T−メタクリロキシプロピルトリメトキシシ
ラン(0,5部)を加えてモノマー混合物を作り、t−
ブチルハイドロパーオキサイト(5%)、ロンガリット
(5%)を逐次加えて乳化重合を行う。
NV−44,2重量%、Vt5= 150cps 、、
pH−8,2(アンモニア水にて再調整)。
次に2回目の固形分30重量%コロイダルシリカ(ルド
ックス AM、米国 デュポンン社製)50部を加えて
70°Cに保ち充分攪拌を行い粒子表面にシリカを吸着
させる。St (30部)、BA(10部)、2EI−
TA(20部)、γ−メタクリロキシプロビルトリメト
ギシシラン(0,5部)を加えて前と同様の触媒を用い
て乳化重合を行・う。
N V−47,8重量%、V is= 250 cps
 、 pH= 8゜2(アンモニア水にて再調整)。
第3回目の固形分30重量%コロイダルシリカ(ルドッ
クノ、 AM;米国 デュポンン社製)50部を力++
えて70’Cに保ぢながら充分攪拌を行い粒子表面にシ
リカを吸着させる。
メタクリル酸ブチル(10部)、5t(30部)、2E
)(A(40部)、γ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン と同様の触媒を用いて乳化重合を行・う。
NV−51.8重量%、Vis= 3 5 0cps 
% pH一8、5(アンモニア水にて再調整)。
第4回目の固形分30重量%コロイダルシリカ(ルトツ
クス AM;米国 デュポンン社製)50部を加えて攪
拌し、エマルション粒子表面にシリカを充分吸着させる
St.(50部)、アクリル酸エチルEA (1 0部
)、2EIJA(50部)、γーメタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン(0.5部)の混合物をエマルシ
ョンポリマー中へ滴下する。前述と同様の触媒を用いて
乳化重合を行いエマルションポリマーBを得た。
NV=56重量%、pH=8.5(アンモニア水にて再
調整) 、Vis= 5 6 0cps平均粒子径 7
.5μ (物性試験) 各種物性試験は実例例1にて用いたエマルションポリマ
ーAをエマルションポリマーBに化上、他は同様にて試
験を行った。結果は表1に示す。
実施例3 AA.(2部)、EA(20部)、BA(20部)、2
EHA(80部)、メタクリル酸t−ブチル(50部)
、St(2部部)の不飽和モノマーを混合する。次にフ
ラスコ中に水271gにトデシルヘンゼンスルホン酸ソ
ーダ2g1g解し、APS(2g)とアンモニア水(2
8%)5ccを加えて、pl+=8.5にコントロール
しフラスコ温度を”’to″Cに保つ。
次に不飽和千ツマー混合物を滴下する。
得られた乳化重合物の物性値は、NV−40重量%、p
H=8.5、Vis=50cps (Tg−−3°C)
であった。
上記エマルションに、固形分30重量%コロイダルシリ
カ(ルトックス AM.米国 デュポンン社製)50部
を加え70°Cに保つ。
MMA(10部) 、2 Fl−IA (2 0部)、
EA(10部)、γーメタクリロキシプロピル1ーリメ
トキシシラン(0.5部)、メタアクリル酸(1部)を
混合する。前と同様の触媒を用いて該モノマー混合物を
滴下し乳化重合を行う。
N V−4 3. 2重量%、V is= 7 0 c
ps 、 pH= 8。
上記エマルションポリマーに固形分30重量%コロイダ
ルシリカ(ルドックス AM;米国 デュポンン社製)
50部を加えて充分混合してから70°Cに昇温する。
2回目の千ツマー混合物の組成はαーメヂルスチレン(
20部) 、MMA (10部)、BA(5部)、2E
HA(35部)、γーメタクリロキシプロピルトリメI
・キシシラン(0.5部)を加えて前と同様の触媒を用
いて乳化重合を行う。
N V−4 5. 8%、Vis= 2 8 0cps
 、 pH=8. 5(アンモニア水にて再調整) 3回目の固形分30重量%コロイダルシリカ(ルドック
ス AM;米国 デュポンン社製)50部を加えて該エ
マルションポリマーに加えて充分攪拌を行ってから70
°Cに昇温する。
メタクリル酸イソブチル(26部)、St.(36部)
、、 2 EHA (4. 0部)、T−メタクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン(0.5部)を混合し、
FiT述と同様の触媒を用いて乳化重合を行う。
NV−51.7%、Vis= 3 0 0cps 、 
p)l−8. 5(アンモニア水にて再調整) 最後に固形分30重量%コロイダルシリカ(ルドックス
 AM.米国 デュボンン社製)50部をカロえて同様
に70’Cに保ち粒子表面にシリカを吸着させてから以
下の不飽和モノマー混合物を滴下する。
St (50部)、BA(20部)、2EHA(50部
)、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(
0,5部)を前と同様の操作で乳化重合を行いエマルシ
ョンポリマーCを得た。
N V = 56.3%1、pH=8.5(アンモニア
水言周整) 、Vis= 450cps 、平均粒子径
8μ(物性試験) 各種物性試験は実例例1にて用いたエマルションポリマ
ーAをエマルションポリマーCに化工、他は同様にて試
験を行った。結果は表1に示す。
比較例1 不飽和モノマーの混合物として、スチレン100部、B
A20部、2EHA80部、Tg−−0゜6°Cを混合
し、次にジオクチルスルホサクシネート2gを温水19
6gに溶解し70°Cに加熱する。
過硫酸アンモニウム塩を加えてから上記千ツマー混合物
を水中へ滴下しエマルションポリマーDを得、性状は次
の通りである。
T g −−0,6°C,NV−50%、pl+=8.
5、Vis= 200cps 平均粒子径(0,5〜1μ) (物性試験) 各種物性試験は実例例1にて用いたエマルションポリマ
ーAをエマルションポリマーDに代え、他は同様にて試
験を行った。結果は表1に示す。
比較例2 不飽和モノマーの混合物を以下に調整する。
スチレン100部、メタクリル酸メチル30部、アクリ
ル酸ブチル20部、アクリル酸2工チルヘギシル50部
(T g =25.5°C)のモノマーの1/4を仕込
みに374を滴下する。
フラスコに水196gをドデシルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ2g1過硫酸アンモニウム塩2gを加えてから、フ
ラスコを70°Cに加熱する。初期発熱反応が生じてか
ら75°Cよりモノマーの滴下を行いエマルションポリ
マーEを得る。
NV=50%、pH=8.3、Vis= 150cps
平均粒子径 0.5μであった。
(物性試験) 各種物性試験は実例例1にて用いたエマルションポリマ
ーAをエマルションポリマー已に代え、他は同様にて試
験を行った。結果は表1に示す。
比較例3 比較例1のエマルションにコロイダルシリカを200部
を加えて70°Cにで混合攪拌し、エマルションポリマ
ーFを得た。
(物性試験) 各種物性試験は実例例1にて用いたエマルションポリマ
ーAをエマルションポリマーFに代え、他は同様にて試
験を行った。結果は表1に示す。
(以下余白) 表1 (発明の効果) 本発明により、シー外ボール用の水性インキの乾燥スピ
ードを上げ、表面皮膜のタックを解消すると共に、均一
な連続皮膜を形成して耐水性の向上がはかられた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ガラス転移点が0℃以下のポリマーエマルションに
    コロイダルシリカを0.5〜10重量%吸着させた後、
    さらにα,βエチレン性不飽和モノマー混合物とシラン
    系ビニルモノマーの混合物を乳化重合させて得られる水
    性樹脂分散体組成物。
JP23215490A 1990-08-31 1990-08-31 水性樹脂分散体組成物 Pending JPH04110302A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23215490A JPH04110302A (ja) 1990-08-31 1990-08-31 水性樹脂分散体組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23215490A JPH04110302A (ja) 1990-08-31 1990-08-31 水性樹脂分散体組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04110302A true JPH04110302A (ja) 1992-04-10

Family

ID=16934843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23215490A Pending JPH04110302A (ja) 1990-08-31 1990-08-31 水性樹脂分散体組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04110302A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2730740A1 (fr) * 1995-02-22 1996-08-23 Michelin & Cie Composition aqueuse pour protection anti-migrations et antiozone de pneumatiques
US5563197A (en) * 1995-08-02 1996-10-08 Dow Corning Corporation Storage stable dipsersions of finely divided solids in organosiloxane compositions
US5891525A (en) * 1995-02-22 1999-04-06 Michelin & Cie Aqueous composition for antimigration and antiozone protection of tires
US20150204832A1 (en) * 2012-12-27 2015-07-23 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Calorie calculation device

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2730740A1 (fr) * 1995-02-22 1996-08-23 Michelin & Cie Composition aqueuse pour protection anti-migrations et antiozone de pneumatiques
US5891525A (en) * 1995-02-22 1999-04-06 Michelin & Cie Aqueous composition for antimigration and antiozone protection of tires
US5977239A (en) * 1995-02-22 1999-11-02 Michelin & Cie Aqueous composition for antimigration and antiozone protection of tires
US5563197A (en) * 1995-08-02 1996-10-08 Dow Corning Corporation Storage stable dipsersions of finely divided solids in organosiloxane compositions
US20150204832A1 (en) * 2012-12-27 2015-07-23 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Calorie calculation device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01213371A (ja) アニオン性種の掃除機構を有する水性被覆組成物
JP2008138217A (ja) 水性樹脂分散体、水性樹脂組成物および水性樹脂組成物の製造方法
CN103282340A (zh) 取代的3-氧代戊酸酯及其在涂料组合物中的用途
JP5664766B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂エマルジョン及びその製造方法並びに水性インキ及び記録用紙
JPH04110302A (ja) 水性樹脂分散体組成物
JP5881496B2 (ja) 剥離基材用下塗り剤
JPS6128434A (ja) 分散安定剤とその使用
JPS62119271A (ja) 塩基性複合樹脂粒子、その製法ならびに塗料用樹脂組成物
KR100290596B1 (ko) 양이온성 에멀젼의 제조방법
JP2022034316A (ja) カーボンナノチューブ分散体、およびそれを用いた塗料
JP4273658B2 (ja) 水分散体の製造方法およびその水分散体
JPH0627124B2 (ja) 微小樹脂粒子およびその製法
JP3582920B2 (ja) 路面標示用水性塗料組成物
JPH0476068A (ja) 被覆用組成物
JP2000109564A5 (ja)
JP2005330396A (ja) 水系塗料組成物、塗膜の形成方法及び塗装化粧板
JP3519119B2 (ja) 水性コーティング用組成物およびその製法
JPH07133461A (ja) 貯蔵安定性良好な被覆用水性樹脂組成物
JP4070017B2 (ja) 水性樹脂分散体及びその製造方法
JP2630899B2 (ja) 段ボール滑り防止剤、滑り防止層を有する段ボール箱の製造方法および滑り防止層を有する段ボール箱
JP3502159B2 (ja) シリカ粒子複合水性樹脂組成物及びその製造方法
JP2744842B2 (ja) 水性樹脂分散体
JPH0477565A (ja) 水性塗料組成物
JP3213637B2 (ja) 減感インキ
JP3003279B2 (ja) 水性被覆組成物