JPS598936B2 - 投射型陰極線管の製造方法 - Google Patents
投射型陰極線管の製造方法Info
- Publication number
- JPS598936B2 JPS598936B2 JP12707176A JP12707176A JPS598936B2 JP S598936 B2 JPS598936 B2 JP S598936B2 JP 12707176 A JP12707176 A JP 12707176A JP 12707176 A JP12707176 A JP 12707176A JP S598936 B2 JPS598936 B2 JP S598936B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathode ray
- ray tube
- panel
- projection
- phosphor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、投射型テレビジョン装置用@極線管の製造方
法に係り、特にいわゆる′゛コサイン四乗法則′”の影
響による投射スクリーン上の輝度むらを光源側で補償す
べく構成した投射型テレビジョン用陰極線管の製造方法
に関する。
法に係り、特にいわゆる′゛コサイン四乗法則′”の影
響による投射スクリーン上の輝度むらを光源側で補償す
べく構成した投射型テレビジョン用陰極線管の製造方法
に関する。
高輝度陰極線管の画面を拡大投写レンズを通してスクリ
ーン上に投写する場合、投写レンズの中心光軸或はその
近傍(即ち、画面の中央部)においては、スクリーン上
で投写レンズのF値に略対応する明るさの像を得ること
が可能である。
ーン上に投写する場合、投写レンズの中心光軸或はその
近傍(即ち、画面の中央部)においては、スクリーン上
で投写レンズのF値に略対応する明るさの像を得ること
が可能である。
然し乍ら、前記高輝度陰極線管の画面周辺部の如く、投
写レンズの中心光軸に対し角度をもって入射する光線は
、[レンズよりみてθの方向にある光源の投写体上にお
ける明るさ■θは、 ■θ一■。
写レンズの中心光軸に対し角度をもって入射する光線は
、[レンズよりみてθの方向にある光源の投写体上にお
ける明るさ■θは、 ■θ一■。
Cos4θとなる」といういわゆる″コサイン四乗法則
″に従って、その一部が遮られて入射角が大きくなる程
(画面中心から離れるほど)有効光束の断面は小さくな
り、周辺部の明るさは著しく低下することになる。
″に従って、その一部が遮られて入射角が大きくなる程
(画面中心から離れるほど)有効光束の断面は小さくな
り、周辺部の明るさは著しく低下することになる。
このようなスクリーン上の周辺ぼけを解消するために、
高輝度陰極線管に加える輝度信号に対し、例えばCos
4θに逆比例するような輝度変調をかけることも提案さ
れているが、実用上回路か複雑となるのみならず、満足
な補正が行い難いという欠点を否めない。
高輝度陰極線管に加える輝度信号に対し、例えばCos
4θに逆比例するような輝度変調をかけることも提案さ
れているが、実用上回路か複雑となるのみならず、満足
な補正が行い難いという欠点を否めない。
本発明は、斯る欠点に鑑み為されたもので、特に、高輝
度陰極線のパネル面の中心部と周辺部の螢光体の厚みを
連続的に変化させて螢光面の発光効率を変えることによ
って、ラスク画面の場合、画面の中心部よりも周辺部の
方が明るくなるように構成し投写レンズによってスクリ
ーン上に投写される拡大画面の輝度むらを改消するもの
である。
度陰極線のパネル面の中心部と周辺部の螢光体の厚みを
連続的に変化させて螢光面の発光効率を変えることによ
って、ラスク画面の場合、画面の中心部よりも周辺部の
方が明るくなるように構成し投写レンズによってスクリ
ーン上に投写される拡大画面の輝度むらを改消するもの
である。
高輝度陰極線管の加速電圧とビームの電流密度が一定の
場合、螢光体の厚みと輝度の関係は第1図のようになる
。
場合、螢光体の厚みと輝度の関係は第1図のようになる
。
to は最適厚みといわれているもので螢光体の種類と
加速電圧に依存する。
加速電圧に依存する。
膜厚がt。
よりも薄いと発光密度が低下し、to より厚いと発光
側から観察側へ行くまでに螢光体粒子に散乱されるので
、いずれの場合も画面の明るさは減少する。
側から観察側へ行くまでに螢光体粒子に散乱されるので
、いずれの場合も画面の明るさは減少する。
投写用の高輝度陰極線管は、高輝度を得るため高圧、高
電流密度でドライブされるので螢光体の劣化という点か
ら見ると、螢光体の膜厚は厚い方が良い。
電流密度でドライブされるので螢光体の劣化という点か
ら見ると、螢光体の膜厚は厚い方が良い。
従って、螢光面の螢光体の膜厚を周辺部でt。
となるようにして、中心部に向かうにしたがってt。
よりも徐々に厚くなるように構成することにより、中心
部よりも周辺部のほうが明かるい画面を作ることができ
、このような画面をレンズを通して投写すると投写スク
リーン上に均一な明かるさの投写像が得られるようにな
る。
部よりも周辺部のほうが明かるい画面を作ることができ
、このような画面をレンズを通して投写すると投写スク
リーン上に均一な明かるさの投写像が得られるようにな
る。
次にこのような螢光面の製造方法について説明する。
通常のテレビジョン受像機用の陰極線管の螢光面を製造
する場合に、沈澱塗布法と称される方法が用いられてい
る。
する場合に、沈澱塗布法と称される方法が用いられてい
る。
この方法は、水ガラスと螢光体の微細な粉末の混合液を
攪拌した後、被塗布パネル面上に静置するもので、塗布
される螢光体の膜厚は、パネル面上の混合液の高さに比
例することが知られている。
攪拌した後、被塗布パネル面上に静置するもので、塗布
される螢光体の膜厚は、パネル面上の混合液の高さに比
例することが知られている。
以下第2図及び第3図を参照しつつ説明を加える。
上述の螢光面の塗布に当っては、前記パネル面P及び混
合液等を入れる容器Vを円錐形状或は四角錐形状若しく
は、被塗布面Fからの曲面までの高さが、所望の膜厚分
布、例えば投写レンズに対し、入射角θとなる画面上の
点に対応する位置k において h=−十K(但しk, KはいずれCos’
θ も定数)となる形状とし、前記容器の底部にパネル面を
置き、電解質(例えば、K2SO’ , Ba(AC)
2 (醋酸バリウム)の水溶液をクッション液Cとして
容器Vの中央上部の注入口0から水ガラスと螢光体の混
合液を攪拌しながら注入して後注入口Oを封止して静置
する。
合液等を入れる容器Vを円錐形状或は四角錐形状若しく
は、被塗布面Fからの曲面までの高さが、所望の膜厚分
布、例えば投写レンズに対し、入射角θとなる画面上の
点に対応する位置k において h=−十K(但しk, KはいずれCos’
θ も定数)となる形状とし、前記容器の底部にパネル面を
置き、電解質(例えば、K2SO’ , Ba(AC)
2 (醋酸バリウム)の水溶液をクッション液Cとして
容器Vの中央上部の注入口0から水ガラスと螢光体の混
合液を攪拌しながら注入して後注入口Oを封止して静置
する。
その他の工程は、通常の陰極線管の螢光面の製造と変る
ところがないのでその説明を割愛する。
ところがないのでその説明を割愛する。
本発明に依れば、付属回路等を用いることなく投写レン
ズに基因するスクリーン上の輝度むらを補正し得る投射
用陰極線管が極めて高精度に製造できる。
ズに基因するスクリーン上の輝度むらを補正し得る投射
用陰極線管が極めて高精度に製造できる。
第1図は、螢光面の膜厚と輝度の関係を表わす図、第2
図は、螢光体塗布準備工程の説明図、第3図は螢光体塗
布工程の説明図である。 ■・・・・・・容器、P・・・・・・パネル面、F・・
・・:・被塗布面、C・・・・・・クッション液。
図は、螢光体塗布準備工程の説明図、第3図は螢光体塗
布工程の説明図である。 ■・・・・・・容器、P・・・・・・パネル面、F・・
・・:・被塗布面、C・・・・・・クッション液。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 沈澱法により投射型陰極線管の螢光面を形成する工
程において、沈澱容器としてその底面に設置したパネル
の被塗布面から前記容器の上部内面に至る垂直高さが、
投射光学系において投射レンズの光軸に対して入射角θ
となる螢光面上の点にk 対応するパネル上の位置において、h 一− +Cos
’θ K(但し、k及びKはいずれも定数)となる形状の容器
を用い、この容器中に電解質の水溶液をクツション液と
して水ガラスと螢光体の混合液を攪拌注入し、前記パネ
ル上に形成される螢光面の周辺部の膜厚を最適厚みt。 とじ、画面中心方向に順次その膜厚を増加せしめ、投射
像の輝度むらを補正する様な膜厚に螢光体を沈澱する工
程を含む投射型陰極線管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12707176A JPS598936B2 (ja) | 1976-10-19 | 1976-10-19 | 投射型陰極線管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12707176A JPS598936B2 (ja) | 1976-10-19 | 1976-10-19 | 投射型陰極線管の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5350616A JPS5350616A (en) | 1978-05-09 |
JPS598936B2 true JPS598936B2 (ja) | 1984-02-28 |
Family
ID=14950846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12707176A Expired JPS598936B2 (ja) | 1976-10-19 | 1976-10-19 | 投射型陰極線管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598936B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH021302Y2 (ja) * | 1984-03-17 | 1990-01-12 | ||
WO2019065508A1 (ja) | 2017-09-29 | 2019-04-04 | Jfeスチール株式会社 | フェライト系ステンレス熱延焼鈍鋼板およびその製造方法 |
-
1976
- 1976-10-19 JP JP12707176A patent/JPS598936B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH021302Y2 (ja) * | 1984-03-17 | 1990-01-12 | ||
WO2019065508A1 (ja) | 2017-09-29 | 2019-04-04 | Jfeスチール株式会社 | フェライト系ステンレス熱延焼鈍鋼板およびその製造方法 |
KR20200026952A (ko) | 2017-09-29 | 2020-03-11 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 페라이트계 스테인리스 열연 어닐링 강판 및 그의 제조 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5350616A (en) | 1978-05-09 |
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