JPS598570B2 - 農用トラクタ−等における動力伝達装置 - Google Patents

農用トラクタ−等における動力伝達装置

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JPS598570B2
JPS598570B2 JP6439077A JP6439077A JPS598570B2 JP S598570 B2 JPS598570 B2 JP S598570B2 JP 6439077 A JP6439077 A JP 6439077A JP 6439077 A JP6439077 A JP 6439077A JP S598570 B2 JPS598570 B2 JP S598570B2
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unload
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智朗 東
彰 砂子
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KANZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 農用トラクター等における主クラッチを二段クラッチ(
ドユアル・クラッチ)に構成し、主クラッチペダルの踏
込み操作時に、該ペダルを浅く一段踏込むと走行動力が
断たれるがPTOは回転を続け、さらにもう一段深く踏
込むことによってPTO動力も断たれるようにするとき
は、変速のための歯車の入替え時などにPTOの回転が
停止しないとか、慣性質量大で正規回転数にまでの回転
開始に時間を要するディスクモア等の作業機をトラクタ
ー走行開始に先立ち回転開始させ得るとか、その他、作
業機駆動は継続したままでトラクター走行のみ停止させ
度い場合にこれを容易に行ない得る等の長所が発揮され
るが、この発明は、構造複雑な二段クラッチを用いるこ
となく同様の作用を構成すると共に、このため機構を利
用して簡単な構造で車輌を小加速度での発進もしくは微
速走行させ得るようにされた、農用トラクター等におけ
る新規な動力伝達装置に関するものである。
すなわち、この発明は、例えば本願出願人の権利に係る
米国特許A3831690等より、それ自体は公知であ
る油圧クラッチ式の走行動力変速装置を設けた農用トラ
クター等において、上記の油圧クラッチ式変速装置の存
在を巧みに利用して、簡単な構造で二段クラッチ同様の
作用を達成すると共に、例えば特にショックのない車輌
発進が望まれる場合とか特に微速での車輌走行が望まれ
る場合等にこれを、上記の油圧クラッチ式変速装置と上
記の二段クラッチ同様作用を得るための機構とを利用し
た簡単な構造で達成し得るようにされた、新規な動力伝
達装置を提供するものである。
図示の実施例について、この発明に係る農用トラクター
等における動力伝達装置の構成を説明すると、第1図に
示すように、機体最前部にエンジン1を塔載し、機体の
走行を、該エンジン1により左右の後輪2を回転駆動し
て行なわせると共に、図示されていない連結機構を介し
機体後部に連結され油圧リフト装置3により昇降せしめ
られる作業機(図示せず)の駆動を、該作業機に連動連
結されるPTO軸4を上記エンジン1により回転駆動し
て行ない、また機体の操向を、座席5に座乗せる作業者
が操縦・・ンドル6にて前輪1を旋回操作して行なうよ
うに構成された農用トラクターにおいて、この発明は次
のように実施されている。
すなわち、この農用トラクターにおけるエンジン1から
後輪2へ至る伝動機構とPTO軸4に至る伝動機構とは
、第2図に示すように構成されている。
つまりエンジン1に主クラッチ8を介して連動連結され
た駆動軸9が設けられていて、この駆動軸9と後輪車軸
2a間が、駆動軸9と該駆動軸9に平行せる伝動軸10
間に配設された走行動力主変速装置11であって駆動軸
9に伝動軸10を適宜の変速比で選択的に連動連結する
走行動力主変速装置11と、伝動軸10の延長線上に配
された他の伝動軸12を上記伝動軸10に適宜の変速比
で選択的に連動連結する走行動力副変速装置13と、伝
動軸12に傘歯車14,15伝動機構を介し連動連結さ
れた左右後輪2用の差動装置16と、この差動装置16
の左右出力軸16aと左右後輪車軸2a間を連動連結す
る最終歯車減速伝動機構17とを介し、連動連結され走
行動力伝動機構が完成されており、また駆動軸9とPT
O軸4間が、駆動軸9に中間駆動軸18を介し連動連結
された他の駆動軸19とPTO軸4間に配設された作業
機動力変速装置20であって駆動軸19にPTO軸4を
適宜の変速比で選択的に連動連結する作業機動力変速装
置20を介し、連動連結され作業機動力伝動機構が完成
されているのであるが、上記した走行動力主変速装置1
1は、次のような油圧クラッチ式変速装置、つまり駆動
軸9に嵌着して設けたF1変速歯車21、F2変速歯車
22、F3変速歯車23及びR変速歯車24と、伝動軸
10に遊嵌され上記変速歯車21一24のうちの相当す
るものに直接またはR中間歯車24aを介し噛合された
F1遊転歯車25、F2遊転歯車26、F3遊転歯車2
7及びR遊転歯車28と、一方の摩擦板を上記遊転歯車
25一28の各々に、他方の摩擦板を伝動軸10に固定
せるクラッチハウジングに、それぞれクラッチ軸線方向
に摺動のみ自在に支持させて多板式油圧クラッチに構成
された油圧クラッチ29−32であつて圧油作用による
上記摩擦板間の保合によって作動せしめられ遊転歯車2
5−28の各々を選択的に伝動軸10に結合するF1油
圧クラッチ29、F2油圧クラッチ30、F3油圧クラ
ッチ31及びR油圧クラッチ32とを備えた、それ自体
は公知の油圧クラッチ式変速装置に構成されている。
そして、上記した油圧クラッチ式の走行動力主変速装置
11における油圧クラッチ2132に対する作動油の給
排制御は、第3図に示すような油圧回路、つまり前記変
速装置11,13,20を収容せるミッションケース3
3(第1図)内の低部を利用して構成された油タンク3
4から前記主クラッチ8と駆動軸9間に介装せる油圧ポ
ンプ35にて油圧クラッチ29−32に作動油を供給す
る給油回路36であって調圧弁37にてその油圧を設定
される給油回路36に、中立位置Nと、F1油圧クラッ
チ29のみを作動させる前進1速位置F1 と、F2
油圧クラッチ30のみを作動させる前進2速位置F2と
、F3油圧クラッチ31のみを作動させる前進3速位置
F3 と、R油圧クラッチ32のみを作動させる後進位
置Rとの5位置を備えた切換弁38を設けてある油圧回
路にて、行なわれるようにされているのであるが、上記
した給油回路36から油タンク34方向に導かれた分岐
回路39には、同様に第3図に示すように、分岐回路3
9をブロツクする非作動位置Nと給油回路86より作動
油を油タンク34方向にドレーンするアンロード作動位
置ULとを備えた、油圧クラッチ式走行動力主変速装置
11用ないし油圧クラッチ2132用のアンロードバル
ブ40を、挿入して設けてある。
このアンロードバルブ40は、第3図に示す調圧弁37
と切換弁38を内蔵させてある、ミッションケース33
上面の弁機構ノ・ウジング41(第1図)内に設けられ
ており、第4図に示すような構造のものとされている。
すなわち、このアンロードバルブ40は、そのバルブケ
ース42内においてスプール43長さ方向の前後で、ポ
ンプポート44を介し前記給油回路36に常時接続され
た関係とされている高圧油室45と、タンクポート46
を介し前記油タンク34に常時接続された関係とされて
いる低圧油室47とを、有するものに構成されている。
そして上記スプール43は、第4図に図示の状態で上記
両油室45,47間を遮断する大径部L1 と、該大
径部L1 に引続いた小径部L2であってスプール43
がバルブケース42外方向に若干量l1 引出されると
高圧油室45を低圧油室4γに連通される小径部L2
とを、有するものに構成されており、またこのスプール
43は、その大径頭部43aとケース42内のバネ受壁
部48とに両端を当てて該スプール43上に設けられた
弱い第1の圧縮スプリング49により、バルブケース4
2内への突入方向に常時移動附勢されており、なおまた
バルブケース42内にはそのカバー42aにて形成され
た段部にて最前進位置を規制される可動バネ受板50で
あってスプール43が上記の11量より若干犬な、第4
図に図示の12量以上、引出されるとスプール太径頭部
43aにより後退せしめられる可動バネ受板50を、配
設してあり、このバネ受板50と上記バネ受壁部48と
に両端を当ててスプール43土に強い第2の圧縮スプリ
ング51が、設けられている。
以上のようであるから、走行動力変速用の油圧クラッチ
式走行動力主速装置11の作動状態でスプール43をス
プリング49力に抗し若干量11引出すと、給油回路3
6が油タンク34へと接続される関係となり、油圧クラ
ッチ式走行動力主変速装置11が非作動状態ないし中立
状態へともたらされるものであり、その直後よりスプー
ル頭部43aがバネ受板50に接当し、第2の圧縮スプ
リング51力も、スプール43引出し抵抗として作用し
始めることから、スプール43の引出しに要する力が著
増せしめられることとなるものであるが、上記したスプ
ール43の大径部Ll と小径部L2の境界部には特
に、次のようなテーパ一部43bを設けてある。
すなわちこのテーパ一部4 3 bは、第4図に示すよ
うに、スプール43の長さ方向に沿い一定巾αを有する
ものとされているが、このテーパ一部43bは、スプー
ル43を一定長以上引出した場合に該テーパ一部43b
にて形成される油室45,47間の小間隙連通路の断面
積が、スプール43引出しに伴ない除々に増大せしめら
れる向きに傾斜せしめられていて、アンロードバルブ4
0のアンロード作動の初期において上記の小間隙連通路
がアンロード用油逃がし路を形成すると共に、バルブ4
0のアンロード位置UL方向への変位により次第に該連
通路ないし油逃がし路の開度が大、逆に言えば絞り度が
小?なるように、図ってあるのである。
以上のようであるから、油圧クラッチ式走行動力主変速
装置11の作動状態でスプール43を上記の量1以上引
出して、高圧油室45が/J\径部L2を介して低圧油
室47へと連通せしめられるアンロード作用位置ULへ
と、アンロードバルブ40を変位させると、給油回路3
6が油タンク34へと接続され全油圧クラッチ2 9
−3 2が非作動状態をとって変速装置11が中立状態
へもたらされ、トラクターの走行が停止せしめられるこ
ととなるものであり、且つそれまでの間は、スプール4
3が第4図に図示の13(13=11=α)量引出され
た時点からテーパ一部43b外周に形成された絞り油通
路を介し高圧油室45から低圧油室47方向へと、つま
り前記給油回路36から油タンク34方向へと、油が小
割合でドレーンされることとなり、高圧油室45内の油
圧、したがって給油回路36の油圧が前記の調圧弁37
に設定された油圧より低下し、このため油圧クラッチ2
9−3 2に対する作用油圧が低下せしめられて、作
動状態にある油圧クラッチ29,30,31または32
の摩擦板間の圧接力が減せしめられ、該油圧クラッチが
スリップ運転されハーフクラッチ状態が得られて、伝動
軸100回転速度が著しく低下せしめられることとなる
ものであって、この回転速度低下の度合いは、テーパ部
43bの巾αの範囲内でスプール43の引出し量を調節
することにより、任意に調節し得る。
そして、上記のように、スプール43を距離1、引出し
てアンロードバルブ40を完全アンロード動作させた状
態ではエンジン1後位の主クラッチ8が未だ離脱せしめ
られないように、アンロードバルブ40の操作機構を主
クラッチ8操作機構に関連させたとすれば、トラクター
の走行を停止させPTO軸4のみを回転駆動する状態が
得られることとなる。
そこでこの発明においてはさらに、アンロードバルブ4
0のスプール43を、次のように、主クラッチ8の操作
手段である主クラッチペダル52に連動連結している。
すなわち、第4,5図に示すように、スプール43の基
端には、バルプケース42外において該ケース42の外
端面に接当するストッパー金物53を割りピン54にて
固着してスプール430ケース42内方向への移動量を
規制してあるが、このストッパー金物53には、第4,
5図に示すように、左右方向に突出する作動ヒソ55を
固定して設けてある。
そして弁機構ハウジング41には、該ハウジングの側外
方へ突出する、軸線まわりで回動自在な回動軸56を支
持させてあり、ノ・ウジング41内においてこの回動軸
56の先端に、上記の作動ピン55に車輌後端側方向か
ら接当する1対の突起部57aを備えた回動金物57を
固定している。
したがって回動軸56を第4,6図の矢印S方向に回動
させるときは、それに伴なって軸56の軸線まわりで回
動する回動金物57の突起部57aに作動ピン55を押
されて、スプール43を引出す方向にストッパー金物5
3が変位せしめられるものである。
そして、主クラッチ8は、第6図に示すように、通例の
摩擦板形式の機械式クラッチであり、その離脱は、クラ
ッチ離脱カムを作動させる回動金物58の回動変位にて
行なわれ、この回動金物58と主クラッチペダル52間
が、第6図に示すように、ペダル52回動支点軸上の回
動筒59であってペダル52回動により軸線まわりで回
動せしめられる回動筒59と、この回動筒59に突設せ
るアーム60と、連杆61と、上記回動金物58と共通
の回動支点軸62まわりで回動自在な回動アーム63で
あって上記連杆61を介し上記アーム60と連動連結さ
れた回動アーム63と、軸線まわりで回動自在に支持さ
れた上記回動支点軸62とを介し、主クラッチペダル5
2の踏込みにより回動金物58が主クラッチ8離脱方向
に回動変位せしめられるように、連動連結されているの
であるが、同様に第6図に示すように、弁機構ノ・ウジ
ング41内のアンロードバルブ40のスプール43を変
位させるための上記回動軸56をペダル支点軸上の回動
筒59上のアーム60に形成した上方延長部60aに、
連杆64、支点65aまわりで回動可能なベルクランク
65、連杆66及び回動アーム67を介し連動連結し、
主クラッチペダル52の踏込みにより上記連動連結機構
60−67を介し回動金物57がスプール43を引出す
方向に回動変位せしめられるように、図ってある。
そして上記の連杆61,66の中途にはそれぞれ、該連
杆61,66の長さ調節を行なって主クラッチ8離脱の
タイミングとスプール43引出しのタイミングとを調節
するための調節機構61a,66aが設けられているが
、上記の両タイミングは、主クラッチペダル52の踏込
みにより、主クラッチ8の離脱に先立ちスプール43が
先ずアンロードバルブ40の完全アンロード作動位置ま
で引出され、これよりさらに主クラッチペダル52を踏
込むと、主クラッチ8が離脱せしめられるように図られ
ている。
なお、前記した走行動力副変速装置13は、第2図に示
すように、駆動軸9の延長部9aに遊嵌して設けられた
一連の変速歯車71,72,73,74であって該歯車
7174に連動回転する駆動軸延長部9a上の歯車75
を伝動軸10端の歯車76に噛合せることで伝動軸10
により回転せしめられる4個の変速歯車71−74と、
伝動軸12にスプライン嵌合された3個のシフト歯車7
7 ,78 ,79と、シフト歯車79変位で作動せし
められる、伝動軸10,12間の噛合クラッチ80とを
備えた機械式変速装置に構成され、シフト歯車77−7
9の伝動軸12上での選択的な変位により、歯車71
,77間の噛合いで1速の変速比、歯車72,77間の
噛合いで2速の変速比、歯車73,78間の噛合いで3
速の変速比、歯車74 ,79間の噛合いで4速の変速
比、噛合クラッチ80の作動で5速の変速比で、それぞ
れ伝動軸10.12間を選択的に連動連結するものとさ
れている。
また前記した作業機動力変速装置20は、駆動軸19上
の4個の固定変速歯車81,82,83,84と、PT
O軸4にスプライン嵌合された3個のシフト歯車85,
86,87と、PTO軸4に遊嵌され駆動軸19上の変
速歯車81に噛合された遊転歯車88とシフト歯車85
間に介在させた噛合クラッチ89とを備えた機械式変速
装置に構成され、シフト歯車85−87のPTO軸4上
での選択的な変位により、噛合クラッチ89の作動で1
速の変速比、歯車82 , 85間の噛合いで2速の変
速比、歯車83,86間の噛合いで3速の変速比、歯車
84 .87間の噛合いで4速の変速比で、それぞれ駆
動軸19とPTO軸4間を連動連結するものに構成され
ている。
第2図において90は、前記差動装置出力軸16a端に
配して設けた左右後輪2用のブレーキである。
以上のようであって、第1−6図に図示の農用トラクタ
ーの使用時において、畦際等の狭い場所でトラクターを
移動させ作業を行なうときで微速走行させなげれば作業
を行ない難い場合とか、該トラクター倉庫或はガレージ
等へ格納走行させるときで微速走行が要求される場合、
或はさらにPTO軸4にて駆動される防除機等の作業機
を用いて定置作業を行なうに先立ち微速で位置決めを行
なう場合には、主クラッチペダル52を浅く踏込んでア
ンロードバルブ40のスプール43を前記の距離l3か
ら巾αの範囲内で引出して、切換弁38位置に応じ作動
状態にあるl油圧クラッチ29,30,31または32
をスリップ運転させハーフクラッチ状態を得ることで、
上記のような微速走行を得ることができる。
′またこの農用トラクターの発進前に、主クラッチペダ
ル52の浅い踏込みで上記のようなハーフクラッチ状態
が得られるようにしておけば、トラクター発進時の加速
度を小さくすることができるから、例えばガラス製品等
のこわれ易いものをトラクター上に置いている場合とか
、雪上等の滑り易い路面でトラクターを発進させる場合
、或はこのトラクターをトラクター運搬車輌へ積込むと
かトラクターを登坂させる発進時等に、加速度小なトラ
クター発進を得て、上記のような場合において急速発進
に伴ない生じ得る不都合、つまりショックによる物体破
損、或はトラクターのスリップ等を避けた円滑な発進を
行なわせ得る。
そしてさらに、第1−6図に図示の農用トラクターによ
る作業時において、トラクターの走行のみを停止し作業
機駆動を継続し度い場合には、主クラッチペダル52を
若干量より深く踏込んで、スプール43の距離l1ない
しそれより若干犬な引出しによるアンロードバルプ40
の完全アンロード作動によって給油回路36を油タンク
34へと完全に接続し、油圧クラッチ式走行動力主変速
装置11を非作動ないし中立状態として、該変速装置1
1部分で走行動力伝導径路を断つことで、上記の状態を
得ることができるものである。
次に第7図に図示の変形例について説明すると、この変
形例では図示のように、前記テーパ一部43bに代えて
1個または複数個の切欠き状溝穴91をスプール43周
面に、大径部L,の端部において形成し、小径部L1方
向に向けて断面積を大とするこの切欠き状溝穴91によ
り、スプール48の距離I3引出し後のアンロード作動
初期における、引出し巾αの範囲内で絞り度調節可能な
絞り油通路であるアンロード用油逃がし路を形成させる
ようにしており、前記の場合と同様の作用が達成される
以上は、アンロードバルブ40に設けられた絞り油通路
43b,91であってアンロード作動の初期においてア
ンロード用油逃がし路を形成する絞り油通路43b ,
91を、この発明の一実施態様に従って、アンロードバ
ルブ40のアンロード位置方向への変位により絞り度を
小とする絞り油通路に構成した例であるが、この絞り油
通路は、固定絞りのものとしても、油圧クラッチ29−
31のスリップ運転ないしノ・−フクラツチ状態を得る
ことができるから、他の実施例においては、第8図に示
すように、前記調圧弁37の設定圧を適当値だけ低下さ
せ上記状態を得させる、スプール43長さ方向で油ドレ
ーン断面積一定の絞り油通路92が設けられる。
すなわち、第8図に図示の絞り油通路92は、スプール
43の距輪13引出し後に引出し巾αの範囲で断面積一
定の切欠き状溝穴92とされている。
なお、アンロードバルブ40のアンロード作動初期にお
ける油圧クラッチ式走行動力主変速装置11における油
圧クラッチ29−32の7・−フクラツチ状態を感知す
ることは,作業者のペダル52上の足の感覚で充分でき
るもので、操作上不都合はないが、このハーフクラッチ
状態を適確に感知させる手段も、当然に設け得るもので
ある。
第9図はそのような手段の一例を示すもので、戻しバネ
93にて引張ってある、主クラッチペダル52のペダル
アーム52aに、ペダル52踏込み時に踏込み抵抗の著
変を与える2種のコイルスプリング94 ,95を関連
させている。
すなわち、機体刊則に張出して設けたブラケット96上
の板状支枠97に支持させて直立状の螺杆98を設け、
この螺杆98上に、1対のナット99にて抜出しを防止
して上下動自在な受け板100を設けると共に、この受
け板100と板状支枠97間で螺杆98上に、外周側の
第1のコイルスプリング94であってペダル52の踏込
みによりペダルアーム52aを介し受け板100が或る
量下降せしめられた後にはじめて圧縮され始めるコイル
スプリング94と、内周側の第2のコイルスプリング9
5であって受け板100がさらに或る量下降せしめられ
た後にはじめてペダル52踏込み抵抗として作用し始め
るコイルスプリング95とを、配設してあって、第1の
コイルスプリング94がペダル52踏込み抵抗として作
用し始める時点で前記のアンロードバルブ40が初期ア
ンロード作動を完了し、次いで第2のコイルスプリング
95がペダル52踏込み抵抗として作用し始める時点で
は、主クラッチ8は未ご離脱せしめられないがアンロー
ドバルブ40が完全アンロード作動を行なうように、タ
イミングが図ってある。
したがって、第1のコイルスプリング94による抵抗で
アンロードバルブ40の初期アンロード作動による前記
のハーフクラッチ状態を、また第2のコイルスプリング
95による抵抗でアンロードバルブ40の完全アンロー
ド作動による前記の走行停止及び作業機駆動継続状態を
、それぞれ適確に感知できる。
なお、アンロードバルプ40内の前記圧縮スプリング5
1は、上記第2のコイルスプリング95と同機能のもの
であるから、このうちの一方のスプリング51または9
5はこれを省略してよい。
なお以上の実施例では、アンロードバルブ40をスライ
ドスプール43を備えたものに構成したが、これは勿論
、ロータリースプールないしローターを備えたアンロー
ドバルプに構成しても、よいものである。
以上の説明からも明らかなように、この発明の、農用ト
ラクター等における動力伝達装置は、エンジン1に主ク
ラッチ8を介して連動連結された走行動力伝導用兼作業
機動力伝動用の伝動軸9と最終走行駆動千段2との間に
配して、走行動力変速用の油圧クラッチ式変速装置11
を設けてある農用トラクター等において、前記油圧クラ
ッチ式変速装置11における油圧クラッチ2L−32に
対する作動油圧の作用を選択的に解除するアンロートハ
ルブ40を設け、このアンロードバルブ40を前記主ク
ラッチ8の操作手段52に、該操作千段52の主クラッ
チ8離脱方向への操作により先ず上記アンロードバルプ
40がアンロード作動せしめられ次いで主クラッチ8が
離脱せしめられるように、連動連結すると共に、上記ア
ンロードバルブ40に、アンロード作動の初期において
アンロード用油逃がし路を形成する絞り油通路43b,
91,92を設けてなるものであって、前記した作用の
説明から明らかなように二段クラッチを設げた動力伝達
装置同様の機能を発揮するものでありながら、複雑構造
の二段クラッチを避けた構造簡単なものである。
しかも二段クラッチ同様機能を発揮させるアンロードバ
ルブに、そのアンロード作動の初期においてアンロード
用油逃がし路を形成する絞り油通路を設け、油圧クラッ
チ式定行動力変速装置における油圧クラッチに対する作
動油圧を選択的に低下させ該油圧クラッチのスリップ運
転ないしハーフクラッチ状態を得ることができるように
構成してあることから、この発明の動力伝達装置は、該
ハーフクラッチ状態として農用トラクター等を微速走行
及び低加速度発進させ得ることとするもので、前記のよ
うにこのような微速走行もしくは低加速度発進が望まれ
るか要求される場合に、極く便利に用いられ、それであ
りながら、そのための機構が既存の油圧クラッチ式変速
装置と二段クラツ同様作用を得るためのアンロードバル
ブとを利用して構成されていることから、極めて簡単化
されているといった顕著な長所を備えている。
なおこの発明の一実施態様に従って、上記絞り油通路4
3b,91を、上記アンロードバルブ40のアンロード
位置方向への変位により絞り度を小とする絞り油通路4
3b,91に構成するときは、上記変速装置の油圧クラ
ッチへの作用低油圧をコントロールし得て、上記したト
ラクター等の微速走行の速度もしくは低茄蓮発進の加速
度をコントロールできることとなり、上記の長所がます
ます高められることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を装備した農用トラクター
の概略側面図、第2図は同トラクターにおける動力伝達
機構を示す機構図、第3図は同実施例の油圧回路を示す
回路図、第4図は要部の部材の縦断側面図、第5図は第
4図の■−■線に沿う、要部のみの縦断正面図、第6図
は上記トラクターの一部の部分縦断側面図、第7図及び
第8図はそれぞれ変形例の要部を示す縦断側面図、第9
図は他の実施例の要部の部材のみの部分縦断側面図であ
る。 1・・・・・・エンジン、2・・・・・・後輪、4・・
・・・・PTO軸、8・・・・・・主クラッチ、9・・
・・・・駆動軸、10・・・・・・伝動軸、11・・・
・・・油圧クラッチ式走行動力主変速装置、29,30
,31 ,32・・・・・・油圧クラッチ、38・・・
・・・給油回路、39・・・・・・分岐回路、40・・
・・・・アンロートハル7”、42・・・・・・バルブ
ケース,43・・・・・・スプール、43a・・・・・
・太径頭部、43b・・・・・・テーパ一部、44・・
・・・・ポンプポート、45・・・・・・高圧油室、4
6・・・・・・タンクポート、47・・・・・・低圧油
室、49・・・・・・圧縮スプリング、50・・・・・
・可動バネ受板、52・・・・・・主クラッチペダル、
53・・・・・・ストッパー金物、55・・・・・・作
動ピン、56・・・・・・回動軸、57・・・・・・回
動金物、57a・・・・・・突起部、59・・・・・・
回動筒、60・・・・・・アーム、60a・・・・・・
上方延長部、64・・・・・・連杆、65・・・・・・
ベルクランク、66・・・・・・連杆、67・・・・・
・回動アーム、91 , 92・・・・・・切欠き状溝
穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジンに主クラッチを介し連動連結された走行動
    力伝導用兼作業機動力伝動用の伝動軸と最終走行駆動手
    段との間に配して、走行動力変速用の油圧クラッチ式変
    速装置を設けてある農用トラクター等において、前記油
    圧クラッチ式変速装置における油圧クラッチに対する作
    動油圧の作用を選択的に解除するアンロードバルブを設
    け、このアンロードバルブを前記主クラッチの操作手段
    に、該操作手段の主クラッチ離脱方向への操作により先
    ず上記アンロードバルブがアンロード作動せしめられ次
    いで主クラッチが離脱せしめられるように、連動連結す
    ると共に、上記アンロードバルブに、アンロード作動の
    初期においてアンロード用油逃がし路を形成する絞り油
    通路を設けたことを特徴としてなる動力伝達装置。 2 前記絞り油通路を、前記アンロードバルブのアンロ
    ード位置方向への変位により絞り度を小とする絞り油通
    路に構成したことを特徴としてなる、特許請求の範囲第
    1項に記載の動力伝達装置。
JP6439077A 1977-05-31 1977-05-31 農用トラクタ−等における動力伝達装置 Expired JPS598570B2 (ja)

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