JPS598495B2 - せん断加工用工具の製造方法 - Google Patents
せん断加工用工具の製造方法Info
- Publication number
- JPS598495B2 JPS598495B2 JP3537975A JP3537975A JPS598495B2 JP S598495 B2 JPS598495 B2 JP S598495B2 JP 3537975 A JP3537975 A JP 3537975A JP 3537975 A JP3537975 A JP 3537975A JP S598495 B2 JPS598495 B2 JP S598495B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punch
- die
- punching
- plate
- star
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は板金の打抜加工に用いるせん断工具の製造方法
に関する。
に関する。
せん断加工は板金製品の打抜、穴あけ、縁仕上、絞わ製
品等の写取り等に広く利用されている。
品等の写取り等に広く利用されている。
これらの加工に用いられている工具は、通常ポンチプレ
ートに植設されたポンチ、及びダイスから成つており、
異形の板金製品の打抜等に利用されるものであるが、従
来はポンチの加工及びポンチプレートにポンチを植設す
る際の位置出し等に高度の熟練と技能を必要とし、その
製造にも長時間を必要とした。本発明は叙上の観点に立
つでなされたものであつて、その目的とするところは、
これらの工具を確実且つ容易に製造できる改良された製
造方法を提供することにある。
ートに植設されたポンチ、及びダイスから成つており、
異形の板金製品の打抜等に利用されるものであるが、従
来はポンチの加工及びポンチプレートにポンチを植設す
る際の位置出し等に高度の熟練と技能を必要とし、その
製造にも長時間を必要とした。本発明は叙上の観点に立
つでなされたものであつて、その目的とするところは、
これらの工具を確実且つ容易に製造できる改良された製
造方法を提供することにある。
以下、図面により本発明の詳細を説明する。
第1図は、以下に述べるせん断工具によ沙穴あけ加工さ
れる部材の一例を示す平面図、第2図ないし第5図はい
ずれも公知のせん断加工用工具の一例を示す図であつて
、第2図はポンチプレートの平面図、第3図A及びBは
それぞれ部材1の星形穴1a打抜用ポンチの側面図及び
平面図、第4図C及びDは同じく角穴lb打抜用ポンチ
の側面図及び平面図、第5図はダイスの平面図であり、
また、第6図、第7図E及びF、第8図G及びH並びに
第9図はそれぞれ本発面にかかる製造方法で製作される
ポンチプレートの平面図、星形穴1a打抜用ポンチの側
面図及び平面図、角形穴lb打抜粛ポンチの側面図及び
平面図、並びにダイス平面図である。この場合の作業目
的は、第1図に示す如く板金製の部材1に星形穴1a及
び角穴lbをせん断加工により穴あけすることである。
れる部材の一例を示す平面図、第2図ないし第5図はい
ずれも公知のせん断加工用工具の一例を示す図であつて
、第2図はポンチプレートの平面図、第3図A及びBは
それぞれ部材1の星形穴1a打抜用ポンチの側面図及び
平面図、第4図C及びDは同じく角穴lb打抜用ポンチ
の側面図及び平面図、第5図はダイスの平面図であり、
また、第6図、第7図E及びF、第8図G及びH並びに
第9図はそれぞれ本発面にかかる製造方法で製作される
ポンチプレートの平面図、星形穴1a打抜用ポンチの側
面図及び平面図、角形穴lb打抜粛ポンチの側面図及び
平面図、並びにダイス平面図である。この場合の作業目
的は、第1図に示す如く板金製の部材1に星形穴1a及
び角穴lbをせん断加工により穴あけすることである。
このような場合には、切口面の形状及び精度に対する要
求や板厚、穴あけ部の面積、材質等に応じ多くの打抜法
のなかから適宜の方法を選択し、ポンチ及びダイスその
他の必要工具を作成する必要がある。
求や板厚、穴あけ部の面積、材質等に応じ多くの打抜法
のなかから適宜の方法を選択し、ポンチ及びダイスその
他の必要工具を作成する必要がある。
この打抜法には普通の打抜法のほか仕上打抜法とか精度
打抜法とか縁仕上法とかがあり、それぞれ必要なポンチ
及びダイスの形状、補助工具等が異なるが、いずれにせ
よポンチとダイス及びポンチから切かすを取除くストリ
ッパプレート若しくは板押えが必要である。而して、ポ
ンチは通常、用いられるプレスのポンチホルダに取つけ
られるポンチプレートと該ポンチプレートに固着される
個々の穴あけ用のポンチとにより構成される。
打抜法とか縁仕上法とかがあり、それぞれ必要なポンチ
及びダイスの形状、補助工具等が異なるが、いずれにせ
よポンチとダイス及びポンチから切かすを取除くストリ
ッパプレート若しくは板押えが必要である。而して、ポ
ンチは通常、用いられるプレスのポンチホルダに取つけ
られるポンチプレートと該ポンチプレートに固着される
個々の穴あけ用のポンチとにより構成される。
而して、本作業例の如き複数の穴あけを行う場合に於い
ては、ポンチプレートに個々の穴あけ用のポンチを強固
且つ正確に取付ける必要がある。
ては、ポンチプレートに個々の穴あけ用のポンチを強固
且つ正確に取付ける必要がある。
この取付方法にはフランジ結合や焼嵌、ねじ止め等が考
えられるが、いずれにせよ、ポンチとポンチプレートの
結合は極めて強固でなければならず且つポンチは正しい
位置に取つけられ、ダイスと組合せて使用する際両者間
に適宜のクリアランスが保証されなければならない。第
2図ないし第5図は公知の一方法を示すものである。
えられるが、いずれにせよ、ポンチとポンチプレートの
結合は極めて強固でなければならず且つポンチは正しい
位置に取つけられ、ダイスと組合せて使用する際両者間
に適宜のクリアランスが保証されなければならない。第
2図ないし第5図は公知の一方法を示すものである。
第3図の星形穴打抜用ポンチ3、及び第4図の角穴打抜
用ポンチ4はいずれもそれぞれ円柱状のシヤンク部3a
,4aと、所望の星形穴1a及び角穴1bと同一輪郭の
打抜部3b及び4bを有し、上記シヤンク部3a,4a
はそれぞれ第2図に示したポンチプレート2の取付穴2
a及び2bに強く圧入され固定される。
用ポンチ4はいずれもそれぞれ円柱状のシヤンク部3a
,4aと、所望の星形穴1a及び角穴1bと同一輪郭の
打抜部3b及び4bを有し、上記シヤンク部3a,4a
はそれぞれ第2図に示したポンチプレート2の取付穴2
a及び2bに強く圧入され固定される。
尚、2c,2cはポンチプレート2をプレスのポンチホ
ルダ(図示せず)に取付けるためのねじ穴、2d,2d
は同じくノツクピン穴である。
ルダ(図示せず)に取付けるためのねじ穴、2d,2d
は同じくノツクピン穴である。
また、第5図に示したダイス5は、部材1の星形穴1a
及び角穴1bより打抜に必要なクリアランス分だけ大き
な輪郭の星形穴5a及び角穴5b、ボルスタに取付ける
ためのねじ穴5c,5c及びノツクピン穴5d,5dを
有する。而して、これらポンチ及びダイスをプレスに取
付け打抜作業を行う際には、星形穴打抜用ポンチ3及び
角穴打抜用ポンチ4の打抜部3b及び4bと、ダイスの
星形穴5a及び角穴5bとの間には、均一且つ所定のク
リアランスが要求される。
及び角穴1bより打抜に必要なクリアランス分だけ大き
な輪郭の星形穴5a及び角穴5b、ボルスタに取付ける
ためのねじ穴5c,5c及びノツクピン穴5d,5dを
有する。而して、これらポンチ及びダイスをプレスに取
付け打抜作業を行う際には、星形穴打抜用ポンチ3及び
角穴打抜用ポンチ4の打抜部3b及び4bと、ダイスの
星形穴5a及び角穴5bとの間には、均一且つ所定のク
リアランスが要求される。
而して、このクリアランスは一般金属材料に対しては通
常の作業で板厚の5〜10%、特に切口の平滑度、製品
の湾曲度等に制約がある場合には3〜5%であることが
必要であり、仕上打抜法、精密打抜法によるときは更に
小さな値であることが要請される。然しながら、叙上の
如き公知の方法では、事実上このノリアランスを一定限
界以下の小さな値とすることは困難であり、特に本作業
例の如き異形穴加工に於いてはクリアランスをやや大き
めにとることが必要であつた。
常の作業で板厚の5〜10%、特に切口の平滑度、製品
の湾曲度等に制約がある場合には3〜5%であることが
必要であり、仕上打抜法、精密打抜法によるときは更に
小さな値であることが要請される。然しながら、叙上の
如き公知の方法では、事実上このノリアランスを一定限
界以下の小さな値とすることは困難であり、特に本作業
例の如き異形穴加工に於いてはクリアランスをやや大き
めにとることが必要であつた。
クリアランスが大きいと、せん断部の平滑度、精度が損
なわれ、また、製品自体の湾曲も増大するという問題が
ある。
なわれ、また、製品自体の湾曲も増大するという問題が
ある。
本発明は叙上の如き問題点を解決し、如何なる形状の打
抜刀旺に対しても、極めて小さなクリアランス、若しく
は要求される適切なクリアランスを保証し得るせん断工
具を提供することを目的とするものである。
抜刀旺に対しても、極めて小さなクリアランス、若しく
は要求される適切なクリアランスを保証し得るせん断工
具を提供することを目的とするものである。
而して.本発明の要旨とするところは、まず例えば第7
図に示す如き星形穴打抜用ポンチ7及び第8図に示す如
き角穴打抜用ポンチ8を製作し、これらのポンチを第6
図に示した如きポンチプレート6、即ぢ星形穴6a、角
穴6b、ポンチホルダに取つけるためのねじ穴6c,6
c、ノツクピン穴6d,6dを有するポンチプレート6
に強固に植設し、これを第9図に示す如きダイスと組合
せて使用することにあり、さらには、これらのポンチ、
ポンチプレート及びダイスの星形穴加工を共通のNCテ
ープにより数値制御される数値制御ワイヤカツト放電加
工装置により加工することにある。
図に示す如き星形穴打抜用ポンチ7及び第8図に示す如
き角穴打抜用ポンチ8を製作し、これらのポンチを第6
図に示した如きポンチプレート6、即ぢ星形穴6a、角
穴6b、ポンチホルダに取つけるためのねじ穴6c,6
c、ノツクピン穴6d,6dを有するポンチプレート6
に強固に植設し、これを第9図に示す如きダイスと組合
せて使用することにあり、さらには、これらのポンチ、
ポンチプレート及びダイスの星形穴加工を共通のNCテ
ープにより数値制御される数値制御ワイヤカツト放電加
工装置により加工することにある。
但し.ポンチ7及び8はポンチプレート6の星形穴6a
及び角穴6bには充分な締代をもつて固く圧入されねば
ならず、また、ダイス9の星形穴9a及び角穴9bには
所望のクリアランスをもつて嵌合しなければならない。
及び角穴6bには充分な締代をもつて固く圧入されねば
ならず、また、ダイス9の星形穴9a及び角穴9bには
所望のクリアランスをもつて嵌合しなければならない。
而して、これらの輪郭線のシフトは、同一のNCテープ
を用いてもその工具シフト量を適切に選定するだけで極
めて簡単に行い得るものであり、且つポンチプレート6
及びダイス9のノツクピン穴6d,9dと上記星形穴6
a,9a、角穴6b,9bとの相対位置も極めて正確に
割出し得るものである。本発明の最も好ましい実施例と
しては、板厚、材質等は使用目的のポンチプレート、ポ
ンチ及びダイスによつて異なるが、形状(通常矩形、正
方形、または円形等)及び寸法を好ましくは全く同一と
するポンチプレート及びダイス用並びにポンチ切出用の
各板を用意し、次いで各板の星形及び角の穴または切り
出しを行なう部分に対応した所定の位置、即ちワイヤカ
ツト放電加工の加工開始位置(ポンチプレート及びダイ
スの場合は星形及び角穴輪郭線の内側で、ポンチの場合
は外側)にワイヤを挿通する下孔を明け、次いでワイヤ
カツト放電加工機の加工テーブルに順次にかつ同一位置
に設置して、前述した所望のクリアランスが与えられる
よう夫々所望のシフト量を設定してカロエを行なう訳で
あつて、ポンチプレート、ポンチ及びダイス夫々の加工
に当つての相互間の相違点は、加工開始位置と前述の所
定同一寸法の星形及び角に対するシフト量及びシフトの
方向のみであるから、ちよつとした、かつ斯種の技術分
野に於て通常容易に可能な工夫をすることにより星形及
び角の輪郭線を記録した1つの記録情報、例えば1本の
穿孔紙テープや記録磁気テープを使用し、後はポンチプ
レート、ポンチ及びダイスの各加工の際にシフト量とそ
の方向を設定するだけで加工ができると言うことになる
ものである。
を用いてもその工具シフト量を適切に選定するだけで極
めて簡単に行い得るものであり、且つポンチプレート6
及びダイス9のノツクピン穴6d,9dと上記星形穴6
a,9a、角穴6b,9bとの相対位置も極めて正確に
割出し得るものである。本発明の最も好ましい実施例と
しては、板厚、材質等は使用目的のポンチプレート、ポ
ンチ及びダイスによつて異なるが、形状(通常矩形、正
方形、または円形等)及び寸法を好ましくは全く同一と
するポンチプレート及びダイス用並びにポンチ切出用の
各板を用意し、次いで各板の星形及び角の穴または切り
出しを行なう部分に対応した所定の位置、即ちワイヤカ
ツト放電加工の加工開始位置(ポンチプレート及びダイ
スの場合は星形及び角穴輪郭線の内側で、ポンチの場合
は外側)にワイヤを挿通する下孔を明け、次いでワイヤ
カツト放電加工機の加工テーブルに順次にかつ同一位置
に設置して、前述した所望のクリアランスが与えられる
よう夫々所望のシフト量を設定してカロエを行なう訳で
あつて、ポンチプレート、ポンチ及びダイス夫々の加工
に当つての相互間の相違点は、加工開始位置と前述の所
定同一寸法の星形及び角に対するシフト量及びシフトの
方向のみであるから、ちよつとした、かつ斯種の技術分
野に於て通常容易に可能な工夫をすることにより星形及
び角の輪郭線を記録した1つの記録情報、例えば1本の
穿孔紙テープや記録磁気テープを使用し、後はポンチプ
レート、ポンチ及びダイスの各加工の際にシフト量とそ
の方向を設定するだけで加工ができると言うことになる
ものである。
前記加工開始位置が輪郭線の内か外かによる相違の点は
、NCテープによるNC加工の開始に先きだつてポンチ
プレートまたはダイスかあるいはポンチかを指定するこ
とによつて、輪郭線の内または外の下孔から輪郭線の位
置迄加工が進み、そ:れ以後NCテープによりかつ所定
の設定シフト量に従つて加工が行なわれるように構成す
れば良いものである。
、NCテープによるNC加工の開始に先きだつてポンチ
プレートまたはダイスかあるいはポンチかを指定するこ
とによつて、輪郭線の内または外の下孔から輪郭線の位
置迄加工が進み、そ:れ以後NCテープによりかつ所定
の設定シフト量に従つて加工が行なわれるように構成す
れば良いものである。
上記の場合、NCテープは各星形や角形等の夫夫独立し
た輪郭線ごとの独立したテープとして、二各部ごとに位
置出しを行なつてから肌工を開始するように構成するこ
とができるが、上記のNCテープには独立した位置にあ
る星形や角形等の輪郭線形状だけではなく、各部の相対
位置の関係寸法、角度等をも穿孔等記録せしめ自動位置
決めを行なjうようにすれば、ポンチプレート,ポンチ
及びダイスの素材を既述の如く同一寸法とした時さらに
有効で、ワイヤの切断及び下孔挿通張設を行なうだけで
後は殆んど自動とすることができる。
た輪郭線ごとの独立したテープとして、二各部ごとに位
置出しを行なつてから肌工を開始するように構成するこ
とができるが、上記のNCテープには独立した位置にあ
る星形や角形等の輪郭線形状だけではなく、各部の相対
位置の関係寸法、角度等をも穿孔等記録せしめ自動位置
決めを行なjうようにすれば、ポンチプレート,ポンチ
及びダイスの素材を既述の如く同一寸法とした時さらに
有効で、ワイヤの切断及び下孔挿通張設を行なうだけで
後は殆んど自動とすることができる。
上記の如く各輪郭加部相互間の位置関係が記,−録され
ているNCテープを使用する場合でも、ポンチ切出し素
材は他のポンチプレート及びダイスの素材と異なる小寸
法のものとすることができる。即ち、例えば各加工部の
位置間の距離や角度等はNC装置に於ける輪郭線加工部
の寸法の縮小,拡大等の如く縮小や回転等が行なえるか
らである。また、本発明に於てNCテープとは、前述の
如く加工輪郭線の寸法や座標或いはさらに位置決め情報
が記録されたもので、通常の場合紙テープや磁気テープ
或いは磁気ワイヤ等であるが、NCの形式によつては之
等から読み出した情報を加工の際記憶する計算機の記録
装置であつても良い。以上のように、本発明は一つの共
通するNCテープによりポンチプレート,ポンチ及びダ
イスを加工することができるようにした新しい方式であ
つて、斯種せん断加工具の製造に従来のように特別な熟
練を要しないようにしたものである。従つて、本発明方
法によるときは、極めて簡単且つ確実に所望の小さなク
リアランスを保証されたせん断加工用工具を製造し得る
ものである。尚、叙上の説明に於ては、本実施例として
穴あけ加工用の工具をとり説明したが、本発明方法によ
れば、穴あけ加工用工具のみでなく、打抜加工用工具、
その他のせん断加具及びそれらに付属するストリツププ
レート、板押え等を自由に製造し得るものである。
ているNCテープを使用する場合でも、ポンチ切出し素
材は他のポンチプレート及びダイスの素材と異なる小寸
法のものとすることができる。即ち、例えば各加工部の
位置間の距離や角度等はNC装置に於ける輪郭線加工部
の寸法の縮小,拡大等の如く縮小や回転等が行なえるか
らである。また、本発明に於てNCテープとは、前述の
如く加工輪郭線の寸法や座標或いはさらに位置決め情報
が記録されたもので、通常の場合紙テープや磁気テープ
或いは磁気ワイヤ等であるが、NCの形式によつては之
等から読み出した情報を加工の際記憶する計算機の記録
装置であつても良い。以上のように、本発明は一つの共
通するNCテープによりポンチプレート,ポンチ及びダ
イスを加工することができるようにした新しい方式であ
つて、斯種せん断加工具の製造に従来のように特別な熟
練を要しないようにしたものである。従つて、本発明方
法によるときは、極めて簡単且つ確実に所望の小さなク
リアランスを保証されたせん断加工用工具を製造し得る
ものである。尚、叙上の説明に於ては、本実施例として
穴あけ加工用の工具をとり説明したが、本発明方法によ
れば、穴あけ加工用工具のみでなく、打抜加工用工具、
その他のせん断加具及びそれらに付属するストリツププ
レート、板押え等を自由に製造し得るものである。
第1図は穴あけ加工される部材の一例を示す平面図、第
2図ないし第5図はいずれも公知のせん断加工用工具の
一例を示す図であつて、第2図はポンチプレートの平面
図、第3図A及びBは星形穴打抜用ポンチの側面図及び
平面図、第4図C及びDは同じく角穴打抜用ポンチの側
面図及び平面図、第5図はダイスの平面図であ板第6図
,第7図E及びF、第8図G及びH、並びに第9図はそ
れぞれ本発明にかかる製造方法で製作されたポンチプレ
ートの平面図、星形穴打抜用ポンチの側面図及び平面図
、角穴打抜用ポンチの側面図及び平面図、並びにダイス
の平面図である。 1・・・・・・加工される部材、2,6・・・・・・ポ
ンチプレート、3,7・・・・・・星形穴打抜用ポンチ
、4,8・・・・・・角穴打抜用ポンチ5,9・・・・
・・ダイス。
2図ないし第5図はいずれも公知のせん断加工用工具の
一例を示す図であつて、第2図はポンチプレートの平面
図、第3図A及びBは星形穴打抜用ポンチの側面図及び
平面図、第4図C及びDは同じく角穴打抜用ポンチの側
面図及び平面図、第5図はダイスの平面図であ板第6図
,第7図E及びF、第8図G及びH、並びに第9図はそ
れぞれ本発明にかかる製造方法で製作されたポンチプレ
ートの平面図、星形穴打抜用ポンチの側面図及び平面図
、角穴打抜用ポンチの側面図及び平面図、並びにダイス
の平面図である。 1・・・・・・加工される部材、2,6・・・・・・ポ
ンチプレート、3,7・・・・・・星形穴打抜用ポンチ
、4,8・・・・・・角穴打抜用ポンチ5,9・・・・
・・ダイス。
Claims (1)
- 1 ポンチプレート、該ポンチプレートに植設されるポ
ンチ、及びダイスから成るせん断加工用工具の製造方法
に於いて、これらのポンチプレートのポンチ取付穴、ポ
ンチ及びダイス穴を、共通の数値制御テープによシ制御
される数値制御ワイヤカット放電加工装置により、それ
ぞれ所望の工具シフトを与えて、ポンチ及びポンチプレ
ート間には所望の締代が与えられ、ポンチ及びダイス間
には所望のクリアライスが与えられるよう加工し、これ
らにより、せん断加工用工具を構成することを特徴とす
る、上記のせん断加工用工具の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3537975A JPS598495B2 (ja) | 1975-03-26 | 1975-03-26 | せん断加工用工具の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3537975A JPS598495B2 (ja) | 1975-03-26 | 1975-03-26 | せん断加工用工具の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51110791A JPS51110791A (en) | 1976-09-30 |
JPS598495B2 true JPS598495B2 (ja) | 1984-02-24 |
Family
ID=12440251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3537975A Expired JPS598495B2 (ja) | 1975-03-26 | 1975-03-26 | せん断加工用工具の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598495B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61100793U (ja) * | 1984-12-07 | 1986-06-27 | ||
JPS61100795U (ja) * | 1984-12-07 | 1986-06-27 | ||
JP2014200876A (ja) * | 2013-04-03 | 2014-10-27 | 株式会社稲葉製作所 | 板材の雌ねじ形成方法およびねじ孔付き板材 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6664294B2 (ja) * | 2016-08-18 | 2020-03-13 | 協栄プリント技研株式会社 | 打抜型の製造方法 |
-
1975
- 1975-03-26 JP JP3537975A patent/JPS598495B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61100793U (ja) * | 1984-12-07 | 1986-06-27 | ||
JPS61100795U (ja) * | 1984-12-07 | 1986-06-27 | ||
JP2014200876A (ja) * | 2013-04-03 | 2014-10-27 | 株式会社稲葉製作所 | 板材の雌ねじ形成方法およびねじ孔付き板材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51110791A (en) | 1976-09-30 |
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