JPS598455Y2 - 直流機 - Google Patents
直流機Info
- Publication number
- JPS598455Y2 JPS598455Y2 JP1978013473U JP1347378U JPS598455Y2 JP S598455 Y2 JPS598455 Y2 JP S598455Y2 JP 1978013473 U JP1978013473 U JP 1978013473U JP 1347378 U JP1347378 U JP 1347378U JP S598455 Y2 JPS598455 Y2 JP S598455Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commutator
- brush
- insulating ring
- rotating shaft
- insulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は直流機、とくにブラシの摩耗粉の発生による
絶縁低下を改善するようにした直流機に関するものであ
る。
絶縁低下を改善するようにした直流機に関するものであ
る。
第1図〜第3図は従来の直流機の構戒を示すもので、第
1図において1は回転軸、2は回転軸1に支持される電
機子鉄心、3は電機子巻線、4は整流子、5,6は回転
軸1を端部において支持する負荷側軸受と反負荷側軸受
、7は磁極、8は磁極7に巻回される界磁巻線、9は磁
極7ならびに負荷側軸受5を支持するハウジング、10
は反負荷側軸受6を支持するブラケット、11はブラケ
ット10をハウジング9に連結する通しボルト、12は
ブラケット10の内側部に取付られる絶縁リング、13
は絶縁リング12の側部に支持されるブラシ保持器、1
4はブラシ保持器13に支持され、ばね15により整流
子4に押圧されるブラシ16は整流子4と反負荷側軸受
6 (以下単に軸受という)間において回転軸1の外周
をおおう絶縁環である。
1図において1は回転軸、2は回転軸1に支持される電
機子鉄心、3は電機子巻線、4は整流子、5,6は回転
軸1を端部において支持する負荷側軸受と反負荷側軸受
、7は磁極、8は磁極7に巻回される界磁巻線、9は磁
極7ならびに負荷側軸受5を支持するハウジング、10
は反負荷側軸受6を支持するブラケット、11はブラケ
ット10をハウジング9に連結する通しボルト、12は
ブラケット10の内側部に取付られる絶縁リング、13
は絶縁リング12の側部に支持されるブラシ保持器、1
4はブラシ保持器13に支持され、ばね15により整流
子4に押圧されるブラシ16は整流子4と反負荷側軸受
6 (以下単に軸受という)間において回転軸1の外周
をおおう絶縁環である。
第2図、第3図は整流子4の詳細を示し、17は整流子
片、18は片間絶縁、19は■絶縁、20はクランパ2
1はスパイダ、22は胴絶縁である。
片、18は片間絶縁、19は■絶縁、20はクランパ2
1はスパイダ、22は胴絶縁である。
以上のように構或されているが、長時間の運転により、
整流子片17と接触するブラシ14から摩耗粉23が発
生し、第1図に示されるように■絶縁19の端部ならび
に絶縁環16の表面にこの摩耗粉が集積される。
整流子片17と接触するブラシ14から摩耗粉23が発
生し、第1図に示されるように■絶縁19の端部ならび
に絶縁環16の表面にこの摩耗粉が集積される。
その結果、整流子4からスパイダ21,絶縁環16、軸
受6、ブラケツ}10を通る漏洩電流回路ならびに整流
子4からスパイダ21,回転軸1、軸受6、ブラケツl
− 10を通る漏洩電流回路が形或され、税縁抵抗が低
下する欠点があった。
受6、ブラケツ}10を通る漏洩電流回路ならびに整流
子4からスパイダ21,回転軸1、軸受6、ブラケツl
− 10を通る漏洩電流回路が形或され、税縁抵抗が低
下する欠点があった。
とくに航空機用のものにおいては耐久試験後において、
100 MΩ以上の絶縁抵抗を有し、商用周波数で10
00 Vの耐圧試験に耐えることが要求されているが、
これらの要求を満たすことが困難であった。
100 MΩ以上の絶縁抵抗を有し、商用周波数で10
00 Vの耐圧試験に耐えることが要求されているが、
これらの要求を満たすことが困難であった。
この考案は上記に鑑みなされたもので、長時間の運転後
においても、ブラシの摩耗粉の発生により絶縁性能が低
下するのを゜防止するようにした直流機を提供するもの
である。
においても、ブラシの摩耗粉の発生により絶縁性能が低
下するのを゜防止するようにした直流機を提供するもの
である。
以下、この考案の一実施例を第4図により説明する。
図において、第1図〜第3図と同一符号は同一または相
当部分を示し、24は整流子4の側部すなわち整流子4
の■絶縁19の端面に密接して整流子4と絶縁環16間
に設けられた薄肉絶縁板で、薄肉絶縁板24はブラシの
摩耗粉23に対して非粘着性を有する合戊樹脂例えば4
弗化エチレン樹脂等で形或され、外径が整流子4の外径
より大きく、ブラシ保持器13を支持する絶縁リング1
2の内周部と微小間隙をもって対向している。
当部分を示し、24は整流子4の側部すなわち整流子4
の■絶縁19の端面に密接して整流子4と絶縁環16間
に設けられた薄肉絶縁板で、薄肉絶縁板24はブラシの
摩耗粉23に対して非粘着性を有する合戊樹脂例えば4
弗化エチレン樹脂等で形或され、外径が整流子4の外径
より大きく、ブラシ保持器13を支持する絶縁リング1
2の内周部と微小間隙をもって対向している。
以上のように、■絶縁19の側部を薄肉絶縁板24でお
おったので、■絶縁19の端面よりくぼんだスパイダ2
1の端面にブラシの摩耗粉が付着することなく、スパイ
ダ21,回転軸1を通る漏洩電流回路は形或されない。
おったので、■絶縁19の端面よりくぼんだスパイダ2
1の端面にブラシの摩耗粉が付着することなく、スパイ
ダ21,回転軸1を通る漏洩電流回路は形或されない。
また薄肉絶縁板24の外周部と絶縁リング12の内周部
を微小間隙をもって対向するようにしたので、軸受6側
へブラシの摩耗粉の侵入が防止されるようになった。
を微小間隙をもって対向するようにしたので、軸受6側
へブラシの摩耗粉の侵入が防止されるようになった。
また薄肉絶縁板24をブラシ摩耗粉に対し非粘着性の合
戒樹脂で形威したので、表面にブラシ摩耗粉の付着が殆
んどなくなり、また付着しても遠心力により半径方向に
飛散される。
戒樹脂で形威したので、表面にブラシ摩耗粉の付着が殆
んどなくなり、また付着しても遠心力により半径方向に
飛散される。
さらに、薄肉絶縁板24の外周部と絶縁リング12の内
周部間の微少間隙よりブラシの摩耗粉が侵入して、絶縁
環16に付着しても、薄肉絶縁板24によってスパイダ
21と絶縁環16との間の漏洩電流回路は形或されない
。
周部間の微少間隙よりブラシの摩耗粉が侵入して、絶縁
環16に付着しても、薄肉絶縁板24によってスパイダ
21と絶縁環16との間の漏洩電流回路は形或されない
。
以上のように、この考案によるときは漏洩電流回路を形
戊する部分にブラシの摩耗粉の侵入が防止され、絶縁物
の沿面距離を長く保つことができるので、絶縁性能が向
上し、苛酷な絶縁試験にも十分耐えることができる。
戊する部分にブラシの摩耗粉の侵入が防止され、絶縁物
の沿面距離を長く保つことができるので、絶縁性能が向
上し、苛酷な絶縁試験にも十分耐えることができる。
第1図〜第3図は従来例を示し、第1図は縦断面図、第
2図は整流子の詳細を示す縦断面図、第3図は第2図の
側面図、第4図はこの考案の一実施例を示す縦断面図で
ある。 図において、同一符号は同一または相当部分を示し、1
は回転軸、4は整流子、6は反負荷側軸受、10はブラ
ケット、12は絶縁リング、13はブラシ支持器、23
はブラシの摩耗粉、24は薄肉絶縁板である。
2図は整流子の詳細を示す縦断面図、第3図は第2図の
側面図、第4図はこの考案の一実施例を示す縦断面図で
ある。 図において、同一符号は同一または相当部分を示し、1
は回転軸、4は整流子、6は反負荷側軸受、10はブラ
ケット、12は絶縁リング、13はブラシ支持器、23
はブラシの摩耗粉、24は薄肉絶縁板である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 回転軸1に支持される整流子4と、上記回転軸1の端部
に装着され、ブラケット10に支持される軸受6との間
に絶縁環16を有する直流機において、上記整流子4の
側部に接して整流子4と絶縁環16の間に、外径が上記
整流子4の炸径より大きい薄肉絶縁板24を設け、 この薄肉絶縁板24として、ブラシの摩耗粉23に対し
非粘着性を有し、外周部が、ブラケツ} 10の内側部
に取付けられて、ブラシ保持器13を支持する絶縁リン
グ12の内周部と、微小間隙をもって対向するものを用
いたことを特徴とする直流機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978013473U JPS598455Y2 (ja) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | 直流機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978013473U JPS598455Y2 (ja) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | 直流機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54116705U JPS54116705U (ja) | 1979-08-16 |
JPS598455Y2 true JPS598455Y2 (ja) | 1984-03-15 |
Family
ID=28831629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978013473U Expired JPS598455Y2 (ja) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | 直流機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598455Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4920002U (ja) * | 1972-05-22 | 1974-02-20 |
-
1978
- 1978-02-06 JP JP1978013473U patent/JPS598455Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54116705U (ja) | 1979-08-16 |
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