JPS598342B2 - シ−ト引取装置 - Google Patents

シ−ト引取装置

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Publication number
JPS598342B2
JPS598342B2 JP53121459A JP12145978A JPS598342B2 JP S598342 B2 JPS598342 B2 JP S598342B2 JP 53121459 A JP53121459 A JP 53121459A JP 12145978 A JP12145978 A JP 12145978A JP S598342 B2 JPS598342 B2 JP S598342B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
sheet
die
cooling
present
Prior art date
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Expired
Application number
JP53121459A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5549229A (en
Inventor
義和 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP53121459A priority Critical patent/JPS598342B2/ja
Publication of JPS5549229A publication Critical patent/JPS5549229A/ja
Publication of JPS598342B2 publication Critical patent/JPS598342B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は押出ラミネート成形に適したシート引取装置に
関するものである。
第1図に示すように垂直に配置された2本以上の冷却ロ
ール2を有するシート引取装置は、ポリスチレン、ポリ
メチルメタアクリレート等のシートを押出成形する際に
一般的によ<用いられる装置であシ、また第2図に示す
ようにこの装置を用いて、冷却ロール2に沿つてフィル
ム4を供給し、押出ラミネートすることも一般的に行な
われていた。
しかしながら、通常の冷却ロールはたわみに対する抵抗
を持たせるため直径が200wtwL以上あるのが普通
であわ、ダイ3から押出された溶融シート5の下面にフ
ィルム4をラミネートする場合には、フィルムを冷却ロ
ール2に沿つて供給する方法では、ダイとロールを限度
一杯に近づけても溶融シート5のたれ下わが生じ、フィ
ルムのしわや、空気の抱き込み等のトラブルが発生し易
く、良好なラミネート品を得るためダイの中央と両端で
の溶融シートの流速を微妙にコントロールする必要があ
わ、また若干の押出条件の変化があつてもダイ等の再調
整が必要になる等、技術上および生産性の面で問題があ
つた。本発明者はダイ3から押出された溶融シート5に
対して、上下両面にフィルム4をラミネートする場合も
含めて、少なくとも下面にフィルム4をラミネートする
場合にトラブルの生じ易い下面に良好なラミネートを行
なうのに適した押出方法および引取装置について鋭意検
討を行なつた結果、ダイ3と冷却ロール2の間に適当な
ロール1を配置することにより溶融シート5のたれ下υ
を減少させ、良好なラミネートが行ない得るようになる
ことを見い出し本発明を完成した。
すなわち本発明は、垂直に配置された2本以上の冷却ロ
ールを備えたシート引取装置において、冷却ロール2の
ダイ3と面する側に直径20〜180wtwLの、冷却
ロールより直径が小さいロール1を、ダイから水平方向
に押出された溶融シート5の下面が接触する位置に配置
したことを特徴とするシート引取装置である。本発明の
シート引取装置に用いられる前ロール1は冷却ロール2
よりも直径が小さいことが重要であわ、小さくすること
によつてダイから押出された溶融シート5のたれ下シを
減少させ、下面へのフィルム4のラミネートを容易にす
ることができる。
従つて前ロール1の直径は180mm以下にする必要が
あシ、さらにロールの強度の点から20mwL以上であ
るべきである。前ロール1の直径の好ましい値としては
30〜100m初xあげられ、さらに好ましくは40〜
80mmがよい。前ロール1を配置する位置は冷却ロー
ル2のダイ3と面する側であるが、その高さは前ロール
の上面の高さと、ダイから押出された溶融シートをはさ
む2本の冷却ロールの下のロールの上面の高さとの差が
100mm以内にするのが好ましく、同じ高さに近づけ
ることが最も好ましい。また前ロール1と上記の下のロ
ールとの面間距離は1〜300m1LS好ましくは50
〜200mmにするのがよい。高さの差が1007n7
!L以上になると実際の操作がやシに〈くなり、ロール
面間距離300m1より大きくなると、ロール間でのた
れ下ジや冷却の問題が生じ易くなる。また前ロール1は
冷却ロール2に対しできるだけ平行度を合わせて配置す
ることが好ましい。前ロールの長さはシート幅以上であ
ればよいが、通常は冷却ロールと同程度が好ましい。前
ロールは特に駆動する必要はなく、自由に回転できる機
構のロールでよいが、面速が冷却ロールの面速と一定の
比になるように駆動してもよい。また本発明のシート引
取装置は前ロールが引取装置自体に組み込まれていても
よく、別装置として引取装置に固定されていてもよい。
特別な場合としては前ロールがダイに固定されていても
本発明と同じ位置関係にあれば本発明に含まれ、本発明
の効果を発揮することができる。本発明のシート引取装
置において、前ロール以外の部分は通常のシート引取装
置と何ら変える必要はな〈、冷却ロールがエンボスロー
ルであつて、もよい。
本発明のシート引取装置を用いて押圧ラミネートを行な
う場合の温度、速度等の運転条件は、通常の押出ラミネ
ートの場合と同じでよ〈、前ロールの温度も冷却ロール
と同様押出物、フイルムの種類卦よび表面性等を考慮し
て適当に決定すればよい。
前ロールは、場合によつては温度調節しなくてもよい。
さらに又、溶融シート5の両面にフイルム4をラミネー
トするには、第3図に示すように上面にフイルム4を冷
却ロールに沿わせて供給しラミネートする。本発明のシ
ート引取装置を用いれば、ダイから押出された溶融シー
トのたれ下vを大幅に減少させることが可能になり、従
つてフイルムのラミネートを行なう場合のしわや空気の
抱き込み等のトラブルを解消することができる。
さらに、粘度の低い材料で発生し易い部分的なたれ下り
現象も防止でき、安定した押出ラミネート条件の幅を広
くする効果も有する。以下に実施例を示すが、本発明は
以下の実施例によつて限定されるものではない。
実施例 第1図に示す装置を用いて、第2図の状態でスチレン−
ブタジエン系熱可塑性弾性体(商品名:タフプレンA1
旭化成工業製)とポリエチレンテレフタレートフイルム
(50μ)をラミネートした。
熱可塑性弾性体の押出温度は200℃、厚みは2m′I
ILとした。冷却ロール2は直径3007!77!で温
度は60℃とした。前ロール1は直径60m7fLで温
度は60℃であり、自由に回転できるロールを用いた。
前ロールの取付位置は、上面の高さが中央の冷却ロール
と同じ高さとなるようにし、面間距離ぱ100UIとし
た。ダイと前ロールの距離は10m71L以下とした。
上記の条件で押出ラミネートを行なつたところ、熱可塑
性弾性体のたれ下ジはほとんど見られず、しわのない、
気泡を含まないラミネートシートが得られた。比較とし
て、前ロールを取り去り、ダイを冷却ロールに一杯に近
づけて同様のラミネートを行なつたところ、熱可塑性弾
性体が10〜15mmたれ下り、ラミネートシートにし
わが発生し、また0.5〜1m11の気泡が数多く観察
された。
【図面の簡単な説明】
第1図ぱ本発明のシート引取装置の一例を示す斜視図、
第2図は本発明のシート引取装置を用いて押出ラミネー
トを行なつている状態を説明する側断面図、第3図は本
発明のシート引取装置を用いて押出ラミネートを行なう
好適な態様の別の例である。 図中の参照数字は次のとおりである。 1:前ロール、2:冷却ロール、3:ダイ、4:フイル
ム、5:溶融シート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 垂直に配置された2本以上の冷却ロールを備えたシ
    ート引取装置において、冷却ロールのダイと面する側に
    直径20〜180mmの、冷却ロールより直径が小さい
    ロールを、ダイから水平方向に押出された溶融シートの
    下面が接触する位置に配置したことを特徴とするシート
    引取装置。
JP53121459A 1978-10-04 1978-10-04 シ−ト引取装置 Expired JPS598342B2 (ja)

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JP53121459A JPS598342B2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 シ−ト引取装置

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JP53121459A JPS598342B2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 シ−ト引取装置

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JPS5549229A JPS5549229A (en) 1980-04-09
JPS598342B2 true JPS598342B2 (ja) 1984-02-24

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02279167A (ja) * 1989-04-21 1990-11-15 Hoomaa Ion Kenkyusho:Kk 頭部電気刺激システム
JPH0316298Y2 (ja) * 1985-07-25 1991-04-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6073759U (ja) * 1983-10-26 1985-05-24 新明和工業株式会社 昇降式駐車設備における安全装置

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JPH02279167A (ja) * 1989-04-21 1990-11-15 Hoomaa Ion Kenkyusho:Kk 頭部電気刺激システム

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JPS5549229A (en) 1980-04-09

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