JPS5982946A - 排ガス浄化用触媒の製法 - Google Patents

排ガス浄化用触媒の製法

Info

Publication number
JPS5982946A
JPS5982946A JP57191939A JP19193982A JPS5982946A JP S5982946 A JPS5982946 A JP S5982946A JP 57191939 A JP57191939 A JP 57191939A JP 19193982 A JP19193982 A JP 19193982A JP S5982946 A JPS5982946 A JP S5982946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
aqueous solution
iron
noble metal
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57191939A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Tsuchiya
一雄 土谷
Shin Yamauchi
慎 山内
Kiyoshi Yonehara
米原 潔
Tetsutsugu Ono
哲嗣 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP57191939A priority Critical patent/JPS5982946A/ja
Publication of JPS5982946A publication Critical patent/JPS5982946A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は排ガス浄化用触媒の製法に関する。詳しく述べ
ると本発明は炭化水素(以下HCとする)、−酸化炭素
(以下Coとする)および窒素酸化物(以下NOxとす
る)を単一反応層にて同時に炭酸ガス、水および窒素に
変換せしめ実質的に無害化しうるいわゆる13元触媒」
の製法に関するもので、とくに内燃機関排ガス浄化用3
元粒状触媒の調製法に関するものである。
化学工業の各種プラントに応用される公害除去装僅や自
動車排ガス浄化装置に用いられる粒状触媒(ベレット触
媒)の製法には、あらかじめ成型された担体に触媒構成
元素を効果的に担持せしめる方法の1つとして、すでに
多くの含浸法が提案されできた。特に上記公害除去用触
媒や自動車排ガス浄化触媒は装置の大きさをコンパクト
にするため、最少の触媒容量で最大ガス処理を達成でき
るように高空間速度で活性の高いものが要求されている
かかる触媒においては、触媒活性成分が充分表面に近い
個所に集中的にかつ微細分散状態に担持せしめることが
重要であシ、このための担持法として多くの提案がなさ
れている。
例えば、特公昭55−40291号公報にはアルミナ担
体に白金族元素を担持する盲、ノニオン系界面活性剤を
用いることや特公昭56−1936号公報には塩化白金
酸に適量の硝酸を添加して担持する方法が開示されてい
る。
しかしながら、白金族金属が一種類のみよシなる触媒調
製法には有効であっても多種成分の場合やこれに卑金属
成分が多量用いられる系の触媒の調製法に適用するには
含浸工程は白金族元素の相持と卑金属元素の担持とを独
立して各A−行い、かつその間には焼成による既担持成
分の熱分解固定を行わ々ければならず、工程が複雑で長
いという欠点がある。例えば、米国特許第、j、153
,579号明細省、に見られる自動車用3元触媒の製法
はまず硝酸セリウムを担持、焼成後白金(およびパラジ
ウム)担持、焼成、ロジウム担持焼成という長い工程で
完成触媒をえている如くである。
そして本発明者らはすでに特願昭56−179819号
において、かかる3元触媒の製法として、すぐれて工業
的実施を容易にし、かつえられる触媒性能の高水準を達
成しうろことを明らかにした。すなわち、上記出願にお
いて本発明者らは、主としてアルミナよシなる耐火性担
体に、鉄酸化物、セリウム酸化物および少なくとも1種
の貴金属元素を担持せしめてなる排ガス浄化用触媒の調
製に際し、セリウム原料として有機酸セリウム塩を、ま
た鉄原料として水溶性鉄塩を用い、これら両者を水に溶
解した水溶液にアンモニア水を添加して水溶液のP l
−(を60〜9.0に調整し、この際必要により有機酸
アンモニウム塩を添加してなる水溶液Aと、貴金属元素
化合物を含有する水溶液Bとを含浸液として用いること
を特徴とする、上記触媒の調製方法を提案し、上記水溶
液Aと水溶液Bをそれぞれ単独にまだは混合して含浸担
持せしめると、触媒有効成分である鉄、セリウム、白金
、パラジウムおよびロジウムが触媒表面より内部へ30
0ミクロンまでの深さに実質的に全て担持せしめること
ができることを開示したのである。
この方法によると高活性、高耐久性の他にも種々の利点
がある。すなわち鉄、セリウムを共に触媒表面から極め
て浅い局部、だとえば200ないし250ミクロンまで
の深さ域にのみ担持せしめ、かつ効果的々濃度に上げら
れるため、原料の使用量が従来法よりも非常に少なくて
すむという経済的な面と、担体の中心部に鉄、セリウム
が担持されないので触媒の比重増加が最小限にすみ暖機
性をそこなわないことが挙げられる。すでに述べた中心
部の鉄がアルミナと反応を起こし強度を損なう危険性も
なくなる。そして、鉄原料に硝酸イオンを用いないなら
ば、硝酸根を全く使用しないため、焼成時に有害ガスで
あるNOxが発生するととも少なくなり、触媒の工業的
調製法として推奨しつる方法ともなる。
本発明は、この方法をさらに推し進め、この方法におい
て貴金属元素の1種がとくに他の貴金属元素にくらべて
使用量が少量の場合にも活性が十分に発揮されるよう有
効に担持せしめる方法を提案するものであり、とくにロ
ジウムが白金もしくは白金とパラジウムの合計に対し著
しく少量の場合、たとえば重量比でVs −/z5(天
然産出比はpt :pd :Rb= 19:5.5:1
、すなわちRh/(PL + Pd )=l/24.5
である)のような触媒を製造する場合にロジウムのみは
担体の有効部すなわち表層の30〜80ミクロンの深さ
に重点的に担持せしめる方法を開示するものである。
すなわち、本発明は以下の如く特定しうる。
(1)主としてアルミナよりなる耐火性担体に、鉄酸化
物、セリウム酸化物および少なくとも2種の貴金属元素
を担持せしめてなる排ガス浄化用触媒の調製に際し、(
イ)少々くとも1種の貴金属元素化合物を含有しかつセ
リウム原料として有機酸セリウム塩を用い、鉄原料とし
て水溶性鉄塩を用い、両者を水に溶解した水溶液にアン
モニア水を添加して水溶液のP Hを6.0〜90に調
整し、この際必要により有機酸アンモニウム塩を添加し
てなる水溶液Aと、(ロ)その他の少なくとも1種の貴
金属元素化合物を含有する水溶液Bとを含浸液として用
いることを特徴とする上記触媒の調製方法。
(2)  セリウム原料として酢酸第一セリウムを用い
ることを特徴とする上記(1)記載の方法。
(3)鉄原料として有機酸鉄塩を用いることを特徴とす
る上記(1)i!だは(2)記載の方法。
(4)有機酸鉄塩が塩基性酢酸鉄まだはクエン酸鉄アン
モニウムであることを特徴とする上記(3)記載の方法
(5)水溶液Aと水溶液Bとをそれぞれ単独に使用担体
の飽和吸水量の07〜1.3倍の液量にて含浸せしめか
つ各含浸工程の前には乾燥ないし焼成により水分を除去
せしめることを特徴とする(1)、(2)、(3)また
は(4)記載の方法。
(6)上記水溶液Aと水溶液Bとを用いるに際し、それ
ぞれの水溶液の液量を、担体の飽和吸水量の015〜0
85倍の範囲となし、かつその合計液量が当該飽和吸水
量の0.7〜1.3倍になるように調整してそれぞれ単
独で含浸せしめ、さらに各含浸工程を連続して行なうこ
とを特徴とする一ヒ記(1)、(2)、(3)または(
4)記載の方法。
(7)貴金属元素が白金、パラジウムおよびロジウムか
らなる群から選ばれた少ねくとも1種であることを特徴
とする上記(1)、(2)、(3)、(4)、(5)・
・または一記載の方法。
(8)貴金属としてロジウムのみを含有する水溶液Bと
貴金属として白金および/またはパラジウムを共存せし
めてなる水溶液Aとを用いることを特徴とする上記(1
)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)または(
7)記載の方法。
本発明方法は、上記に二って特定されるが、さらに具体
的には以下のごとく説明される。
本発明に使用される有機酸セリウム塩には酢酸第一セリ
ウム、蓚酸セリウム、クエン酸セリウム等あるが、溶解
性から酢酸第一セリウムが最も好ましい。
水溶性鉄塩として本発明に使用できるものは、硝酸第二
鉄やモール塩の如き無機鉄塩や、−塩基性酢酸鉄、クエ
ン酸鉄アンモニウム、蓚酸鉄、蟻酸鉄等の有機酸鉄塩が
ある。この中で一塩基性酢酸鉄あるいはクエン酸鉄アン
モニウムが最も好ま(F12PtCI、 )を使用する
場合、これをそのまま使用することは液のPHが6〜9
0所で白金を安定して溶解維持せしめることができず不
都合である。
従ってたとえばアンモニカル白金、ジニトロジアミノ白
金の如き白金化合物に変換して用いることが必要となる
パラジウム化合物としては塩化パラジウム、硝酸パラジ
ウムその細氷溶性パラジウム塩を用いることができる。
またロジウム化合物としては塩化ロジウム、硝酸ロジウ
ムその低水溶性ロジウム塩を用いることができる。
本発明に使用される担体は粒状担体の場合、その型状は
、l+を定なものに限らない。たとえば球状、円柱状、
破砕型不定型いずれも良く、平均粒径は2〜7 mm程
度で充分強度のあるものが選ばれる。
J−14体月質は主と[7て適格活性アルミナと呼ばれ
る、ガンマ、シータ、デルタ、擬ガンマ型等のアルミナ
に一部必要によってバリウム、ランタン、ンリカ、ネオ
ジミウム、ジルコニア等の耐熱性向上tτりを含むこと
ができる。
411体の物理w件として見掛比重0.8Y/cc以下
、好捷しくけ0.5 Y /cc以下でBET表面積は
25〜300 m’/’V、好ましくは50〜200 
m’/ V、平均細孔径60〜1000オンクストロム
、好t L < iJ:50〜700オンゲストロム、
全細孔容積o、scc/y以」二のもので、充分外耐摩
耗性、耐熱衝撃性を兼ね(+!itえたものが選ばれる
本発明の好ましい触媒調製法を以下に具体的に記述する
才ず第1に担体の飽和吸水量の015〜085倍の範囲
の液量の貴金属元素化合物水溶液B1とくにロジウム塩
水溶液を調製し、担体に含浸せしめしばらく静置(室温
下5分以上)する。ついで上述した如き水溶液Aを、セ
リウム、鉄、白金、パラジウムを含有せしめた形で、そ
の液量が上記水溶液Bと合計して飽和吸水量の07〜1
.3倍と々る量に調製して含浸し、乾燥後、空気中また
は水素含有の窒素気流中300〜600℃で焼成して完
成触媒とする。
本発明の別の触媒の製法とI7てロジウムを担持する際
、担体の飽和吸水量の0.8〜13倍の液量を用いて含
浸担持後、1度乾燥、さらに所望ならば焼成を行って、
次に上記鉄、セリウム、白金、パラジウムを含む水溶液
を同じく担体の飽和吸水量の08〜1.3倍の液量を用
いて含浸担持を行い、更に乾燥、焼成により完成触媒を
えることもできる。
本発明方法遂行上、留意すべきこととして本発明者らは
以下の如き知見をえている。
1 塩化ロジウムを用いると担体アルミナとの結合力を
生むのにやや時間がかかり、室温ならば5分易−」二、
好ましくは10分以上、最も好ましくは15分以上の静
置熟成処理が必要である。
加熱した塩化ロジウム水溶液の使用は必要熟成時間の短
縮に効果があり、特に50℃以上好ましくは60℃以上
の温度の水溶液の使用の場合熟成時間は5分以内に短縮
することが可能である。
2 硝酸ロジウムを用いると塩化ロジウムの場合に比べ
て担体アルミナとの結合力を生じせしめることが容易で
、熟成処理も5分程度で充分効果がイシIられる。
3、 上記熟成処理がないか捷たけ不充分な場合は、後
に41−!持されるpe、Ce、P’yPd水溶液の作
用テロジウムが担体内部の方に押し込まれ、結果として
触媒表面にRhを濃度高く担持することができない。
4 ロジウムを相体に各粒子均−に含浸するには理論的
には担体飽和吸水量に近い程良いわけであるが、後段の
Fe、Ce、Pt、Pdの担持液の溶解度、粘度に悪影
響が出ない最適範囲としてロジウムの液量は、担体飽和
吸水量の0.15〜0.85倍、好1しくは0.4〜0
85倍、最も好ましくは0,6〜0.85倍が良い。
また、鉄、セリウム、白金、パラジウム含有水浴液に関
しても本発明者等は次の知見をえている。
5、 添加する有機酸のアンモニウム塩は安定剤(バッ
ファー)としてPHの急変を緩和しまた調整後の液の溶
解安定性を増大せしめる効果がある。
6、 バッファーの量を多くしすぎるとp e 、 C
e + ” ’及びpdは深くまで含浸させる傾向があ
る。
7、 アンモニアを加えてPHを上昇させる際、6以下
もしくは6に近い酸性側ではアルカリ性側にあるときと
くらべてFe 、 (le、 pt及びPdは深くまで
含浸される傾向がある。
8、PHが7〜8付近でFe、Ce、Pt及びpdの浸
透性は最も好ましい深さにコントロールせしめることが
できる。さらにPH9以上にするとFe。
Ce溶液は沈澱を生じ含浸せしめることができなくなる
本発明の触媒の製法は、上記3元触媒の製法に最適であ
るが、それのみに限定されるものではなV)。例えば、
貴金属として、白金とパラジウムとを相持せしめた酸化
触媒の製造に際し、白金液とパラジウム液を共に担体の
飽和吸水量以下でかつ金側が飽和吸水量の0.7〜1.
3倍に々るように配分し引きつづいてもしくは間に担体
との結合力を強める熟成を置いて含浸を完結させ、その
後乾燥および必要により活性化を行って触媒を完成する
ことができる。
本発明の2回の含浸の間における熟成方法は既述の静置
熟成の他に硫化水素ガス、アンモニアガス等の乾燥ガス
と接触をさせて行っても良い。
1だ本発明の応用として、他のプロセス用触媒の製造に
利用が可能であり、特に触媒構成元素が2種以上で構成
成分比が一方が他方に比べて著しく少い場合に有効であ
る。
本発明に使用されるpeおよびCeは使用量が少なすぎ
ると酸素貯蔵能力が不足し充分な3元活性の維持ができ
ず、また反面多すぎると担体の細孔をふさぐ結果から触
媒活性をそこなうことに女る。
本発明の有用な実施においてはl+’e、Ceの使用量
は完成触媒1リットル当り原子ダラムで表わしてCeは
0.5〜30′y、鉄は0.5〜20fが選ばれる。
pcとCeの原子比は5:1〜1:5が良く、好ましく
は3:1〜1:3であり、特に高温度に対する安定性を
考慮すると1.5:1〜1:1.5が良い。
本発明の触媒浅層部近辺のFe、 Ceの担持量を分析
する手法として、完成触媒をクロロホルム等の不溶性溶
剤中で振とうまもうさせ、その脱離粉体を螢光X線法で
分析することによりpe、Ceの触媒の表層部における
濃度を定量分析でき、li”Cとして0.3〜5チ、セ
リウムは0.5〜15係といった範囲の担持濃度が好咬
しい。
使用される白金族金属の使用量および白金族元素が複数
種使用される場合その相対重量比は、価格、天然産出比
を充分考慮して決定される。とくにlRhを用いる時は
pt : Rhの重量比は10:1〜】9:1が採用さ
れる。使用白金族金属の総量は触媒1リットル当り01
〜302、好捷しくけ0.3〜209が選ばれる。
本発明の触媒は鉄、セリウムを必項元素としているが、
これに加えうる成分としてNi、Co、Mn等があり、
1だセリウムを含む混合希土原料を用いることも可能で
ある。
本発明に使用される担体は粒状担体の場合、その型状は
、特定なものに限らない。たとえば球状、円柱状、破砕
型不足型いずれも良く、平均粒径は2〜7 y+m程度
で充分強度のあるものが選ばれる。
担体拐質は主として通常活性アルミナと呼ばれる、ガン
マ、シータ、デルタ、擬ガ;/マ型等のアルミナに一部
必要によってバリウム、ランタン、シリカ、ネオジミウ
ム、ジルコニア等の耐熱性向−」−斉1jを含むことが
できる。
40体の物理特性として見掛比重0.8 f / cc
以下、好才しくは0.5 fl / CC以下でBHT
表面積は25−300m’/f、好ましくは50〜20
0771/ f、平均細孔径60〜1000オンゲスト
ロム、好ましくiso〜700オンゲストロム、全細孔
容積05cc / 1以上のもので、充分な耐摩耗性、
耐熱@撃性を兼ね備えたものが選ばれる。
以下に実施例を挙げて詳しく述べるが、本発明はこれ等
実施例に限定されるものではない。
実施例1 活性アルミナで2〜4■直径の球状担体(ローンブーラ
ン社製、BIT表面積1307B、”/ 17’ 、見
掛比重0.46 y /cc ) sリットルを内部に
プラスチックライニングを施した内径55ぼの回転ドラ
ムの中に投入した。
ロジウムとして0.256グラム相当を含む塩化ロジウ
ムを260リツトルの脱・イオン水に溶解した液を耐圧
容器に入れ窒素でo、 s kg/dの圧力をかけたス
プレーノズルより上記回転ドラム中の担体」二に吹きか
け含浸処理を行った。物体粒子に均一にロジウム液が配
分される様注意深く、ドラム回転数とスプレーノズルの
大きさが選ばれた。
使用したロジウム液の液量は担体総吸水量の75係にあ
たる。
ロジウノ・の和動された相体は30分間室温で静1it
QA成を行った後、次の含浸処理が行われた。
鉄、セリウド、白金およびパラジウムを溶解含有せしめ
た第2の含浸液の調製に先だち、使用さhる白金化合物
としてアンモニヵル白金水溶液を以下の手法で製造した
ずなわち、100r白金/リツトル濃度の塩化白金酸(
I(d)tcl、 ) 100 Ceを三ロア 7 ス
:+に投入し、この中へ10規定アンモニア水、55c
cをゆるやかなt’3L拌のもとに加えオレンジ色の沈
澱を生じせしめた。次いでフラスコをマントルヒーター
を装着しゆっくりと攪拌をつづけながら70℃まで30
分かかつて加温すると、先のオレンジ色沈澱は再溶解し
液の色調も黄色に変化した。この白金液外↓さらに1時
間70 ”Cに保ちゅっくシ攪拌をつづけて反応を終り
、冷却後金液量が250 ccになるように脱イオン水
を加えた。この溶液のP Hはおよそ95であり、ここ
に溶解している白金をアンモニカル白金と呼ぶ。ついで
酢酸第一セリウムの一水和塩をセリウムが80P相当含
まれるように、まだ鉄として32r相当含まれるように
クエン酸鉄アンモニウムを0,5リツトルの脱イオン水
に加え、更に40fの酢酸アンモニウムを加え充分攪拌
溶解せしめた。この液に濃アンモニア水を滴下し溶液の
PHを7.0まで上昇させた。別途白金として4.32
1相当を含むアンモニカル白金水溶液108 CCとパ
ラジウムとして171v相当を含む硝酸パラジウムの液
17ccを用意し、これ等溶液を前記鉄、セリウムを含
む溶液に順次混合溶解せしめた後、水を加えて全量を0
.871,1ツトルに調整した液を上記ロジウムを担持
せしめた担体にふりかけ表面が乾燥するまでドラム内に
熱風を吹きかけ含浸を終了せしめた。
この鉄、セリウム、白金、パラジウムを含む液の量は担
体総吸水量の25係に相当する。
含浸の終った担体は次に150℃で2時間乾燥せしめた
後、500°Cで2時間空気中で焼成し完成触媒とした
実施例2 実施例1で行った製法の中で塩化ロジウムを用いる代り
に硝酸ロジウムを用い、址たロジウムJu持後室γ1.
!1での静置熟成を5分に綿めて次の含浸操作を続けた
以夕lは全く実力亀例1と同様の方法で触媒をえ/こ。
製した。
ず在わぢ、セリウムとしてIOF相当の酢酸第一セリウ
ムを300 ccの脱イオン水にとがし、次いで酢酸ア
ンモニウム5yを添加、次いで41の鉄を含むクエン酸
鉄アンモニウムを投入、t?L拌のもとてアンモニア水
を加えP I−Iを70まで上昇させた。ここで白金と
して0.54f?相当のアンモニヵル白金水溶液、0.
2147のパラジウムを含む硝酸パラジウム水溶液、0
.0325’のロジウムを含む塩化ロジウム液を加え、
約15分後、沈族のないことを確めてからアンモニア水
を少量加えPHを73寸で上昇させ、全液清を430 
Ceに調整し、この71kを用いて上記1tの担体を含
浸させた。その後150°Cで2時間乾燥後、電気炉に
移し500 ℃で3時間空気中で焼成して完成触媒をえ
た。
実施例3 実施例1および2でえられた触媒AおよびBと比較例1
でえられた触媒Cは実エンジンの排ガスを用いてその耐
久性能の面から評価された。
各触媒はステンレス製多管式反応器に充填され、V型8
気筒エンジンの全排ガスが通された。耐久条件は入口ガ
ス温度700〜720℃、空間速度300.000HR
’空燃比はほぼ化学量比で100時間老化せしめるもの
であった。
更に被毒による触媒劣化も促進させる目的で、使用した
ガソリンには鉛として0005グラム/ガロン、リン(
P)として0015グラム/ガロンとなるように有鉛ガ
ソリンおよび潤滑油添加剤が加えられた。
老化の終った触媒は反応器ごと小型4気筒エンジン(1
800cc排気量)EFI型に接続され3元反応性能の
評価がなされた。
反応条件は入口ガス温度550℃、空間速度80.0O
OI(R〜1であり、触媒入口ガス組成を実際のクロー
ズトループ型エンジンの排出ガス特性に類似さぜるため
外部発振器信号により制御されだ1)12、±1.OA
−/F幅の振動ガスを供給し、その平均空燃比を化学当
量点を中心に0.3A/F  IJラッチから0.3 
A、 / F IJ−ン側(希薄側)まで変化させ各々
の触媒の入口ガスと出口ガスの濃度分析よりその転化率
を求めた。
イ(1られだ各触媒の空燃比対転化率のグラフで一酸化
炭素(CO)転化率曲線と一酸化窒素(No)転化率曲
線の交点をクロスオーバーポイント値とし、才たその対
応する空燃比での炭化水素(HC)の転化率の高さを性
能の基準とすると共に、理論化学尚−1i比」:すo3
A、/Fリッチ(濃厚側)と03A/F !j−ン(希
薄側)の空燃比に対するCO,l−ICおよびNo転化
率の高さも加え総合的に評価し上記4種の触媒の3元性
能を表にまとめたところ第1表をえた。
第 1 表 (転化率、単位係) Sm−・拳 実施例4 実施例1および比較例1でえられた触媒AおよびCをE
PMA法(エレクトロンプローブマイクロアナリシス)
によりその内部方向への鉄とセリウムの濃度分布変化を
hl・1べた。
10粒ずつ選ばれたサンプルはポリエステル樹脂中に埋
められ、円柱型触媒の中央を通る面で切断し、元型破断
面を出した後、充分平滑な面になるよう研麿した後カー
ボン蒸着し、これを高滓製EMX −7型BPMAで分
析した。
破断面の円周部から中心を通る直線の上をゆっくり電子
ビームをスキャンさせ連続的にロジウムのt持性X線の
強匪をグラフに書かせたところ、添付図1および図2か
えられた。
図1で明白なように本発明による方法ではロジウノ、が
表層に最も濃度高く以下内部に向って濃度が減少するパ
ターンであり、表層からおよそ50ミクロン寸での領域
に全質的に全てのロジウムがJIJ持されている。一方
図2では、ロジウムのX線強度が著しく弱く、また触媒
表層から内部200ミクロンまでの領域にわたり存在し
ていると思われる結果を示した。
尚、実施例2でえられた触媒も同様のEP M A分析
法によりロジウムの担持分布を調べたところ、実施例1
でえられた触媒のものと非常に良く似たパターンかえら
れた。
実施例5 実施例1、実施例2および比較例1でえられた触媒を各
々502とり、平底フラスコに入れ120CCのクロロ
ホルムを各々加えでシェーカーでおよそ30分振とうさ
せた。
触媒の摩耗粉で濁ったクロロホルム液を触媒と分離し蒸
発皿でクロロポルムを気化乾固してえられた粉末中のロ
ジウムとを各々螢光X線法で定量分析した。摩耗粉の重
量より各触媒粒が均一にけずれたと仮定して表層から1
5〜20ミクロンが摩耗した計算になった。分析結果は
、 B          1450// C350〃 上の結果はIi”、 P M Aで観察してえた知見と
一致し、本発明の触媒はロジウムが効果的に触媒表面に
担持されていることがわかる。
実施例6 実施例1の触媒調製法において使用担体を変えた以外は
全て同様の方法で触媒を調製した。すなわち、直径2.
4 ran s平均長さ4 mmの円柱状のアルミナ担
体(BP’r’表面積1 ]、 Om / f、見掛は
比重0.5f/cc、平均細孔径約150オングストロ
ーム、ザ・キャタリスト社製)8tをとり、これを用い
て実施例1のように触媒を調製した。
(B、 L用いた液量は塩化ロジウムの第1液が28リ
ットルであり、Jl”e、 Ce 、 P t 、 J
)dを含む第2液は094リットルであり、各々の液量
は相体の総吸水量の各//75.25%に相当する。
この触媒は、r> p M Aで担持分布状態を調べた
ところ、実施例1とよく似たパターンで約50ミクロン
丑でに大部分のロジウムが担持されていることが旬り、
エンジンでの耐久性能も実施例Jの触媒に匹敵する良好
なものであった。
実施例7 実施列6で用いたと同じ担体1tを使い実施例1と同じ
組成、相持量の触媒を次の方法で調製し/こ。ずなわぢ
、ロジウム金属として0.055’に相当する塩化ロジ
ウムを含む430 ccの水溶液を用いて上記担体を含
浸しその後150 ’Cで2時間乾燥した。
次いでセリウムとして105’相当の酢酸第1セリウノ
、の−水第1」塩を310ccの脱イオン水に溶かし、
次いで酢酸アンモニウム57を添加、次いで鉄どしで4
2相当を含むクエン酸鉄アンモニウムを投入、糟拌のも
とてアンモニア水を加えP Hを68まで上昇させた。
ここで白金として0542相当のアンモニカル白金水溶
液13.5 CGとパラジウムとして0217相当の硝
酸パラジウム水溶液2、1 ccを添加溶解せしめた。
その後少量のアンモニア水を加えてP i(を7.3 
iで上昇させた液に水を加えて全液量を430 CCに
調整してすでにロジウム付和体に含浸担持を行った。つ
いで150℃、2時間の乾燥後、500℃で3時間空気
中で焼成して触媒を完成した。
この触媒はEPMAによる担持分布状態測定によると実
施例1とよく似たパターンでセリウム、鉄、白金および
パラジウムは表層から200ミクロンまでの深さに担持
され、更にロジウムは表面からおよそ40〜45ミクロ
ンの深さにほとんど担持されていることが判明した。
実施例8 実施例7の触媒調製法においてロジウムの担持と鉄、セ
リウム、白金およびパラジウムの相持の順を変えた以外
は実施例7と同様な処方で触媒を調氷iした。
すなわち、才ず釦1、セリウム、白金およびバラジウノ
、を含浸担持後、乾燥、焼成を行って次いでロジウムを
Jl1持し乾燥して触媒を完成せしめた。
このf’+・+! //1.(はE P M A分析に
より担持分布測定を行ったところ、実施例7とよく似た
パターンであったが、ロジウムは若干深く表面から55
〜60ミクロン寸での深さに担持されていることが判明
した。
【図面の簡単な説明】
図1は実施例1によってえられた触媒のロジウムの相持
分布を表わし、図2は比較例1によってえもれた触媒の
それである。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主としてアルミナよりなる耐火性担体に、鉄酸化
    物、セリウム酸化物および少なくとも2種の貴金属元素
    を担持せしめてなる排ガス浄化用触媒の調製に際し、(
    イ)少なくとも1種の貴金属元素化合物を含有し、かつ
    セリウム原料として有機酸セリウム塩を用い、鉄原料と
    して水溶性鉄塩を用い、両者を水に溶解した水溶液にア
    ンモニア水を添加して水溶液のP Hを6.0〜9.0
    に調整し、この際必要により有機酸アンモニウム塩を添
    加してなる水溶液Aと、 (ロ)その他の少なくとも1種の貴金属元素化合物を含
    有する水溶液Bとを含浸液として用いることを特徴とす
    る、上記触媒の調製方法。
  2. (2)セリウム原料として酢酸第一セリウムを用いるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲(1)記載の方法。
  3. (3)鉄原料として有機酸鉄塩を用いることを特徴とす
    る特許請求の範囲(1)または(2)記載の方法。
  4. (4)有機酸鉄塩が塩基性酢酸鉄またはクエン酸鉄アン
    モニウムであることを特徴とする特許請求の範囲(3)
    記載の方法。
  5. (5)水溶液Aと水溶液Bとをそれぞれ単独に使用担体
    の飽和吸水量の07〜1.3倍の液量にて含浸せしめか
    つ各含浸工程の前には乾燥ないし焼成により水分を除去
    せしめることを特徴とする特許請求の範囲(1)、(2
    )、(3)または(4)記載の方法。
  6. (6)上記水溶液Aと水溶液Bとを用いるに際し、それ
    ぞれの水溶液の液量を、担体の飽和吸水量の0515〜
    0.85倍の範囲となしかつその合計液量が当該飽和吸
    水量の07〜1.3倍になるように調整してそれぞれ単
    独で含浸せしめ、さらに各含浸工程を連続して行なうこ
    とを特徴とする特許請求の範囲(1)、(2)、(3)
    または(4)記載の方法。
  7. (7)貴金属元素が白金、パラジウムおよびロジウムか
    らなる群から選ばれた少なくとも1種であることを特徴
    とする特許請求の範囲(1)、(2)、(3)、(4)
    、(5)Φ・またはφ記載の方法。
  8. (8)  貴金属としてロジウムのみを含有する水溶液
    Bと貴金属として白金および7寸たけパラジウムを共存
    せしめてなる水溶液Aとを用いることを特徴とする特許
    請求の範囲(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
    (6)寸たけ(7)記載の方法。
JP57191939A 1982-11-02 1982-11-02 排ガス浄化用触媒の製法 Pending JPS5982946A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57191939A JPS5982946A (ja) 1982-11-02 1982-11-02 排ガス浄化用触媒の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57191939A JPS5982946A (ja) 1982-11-02 1982-11-02 排ガス浄化用触媒の製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5982946A true JPS5982946A (ja) 1984-05-14

Family

ID=16282965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57191939A Pending JPS5982946A (ja) 1982-11-02 1982-11-02 排ガス浄化用触媒の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5982946A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02102737A (ja) * 1988-10-13 1990-04-16 Cataler Kogyo Kk 排気浄化触媒製造用ロジウム含有溶液の調製方法
WO2010101219A1 (ja) 2009-03-06 2010-09-10 株式会社アイシーティー 排ガス浄化用触媒

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02102737A (ja) * 1988-10-13 1990-04-16 Cataler Kogyo Kk 排気浄化触媒製造用ロジウム含有溶液の調製方法
WO2010101219A1 (ja) 2009-03-06 2010-09-10 株式会社アイシーティー 排ガス浄化用触媒
KR20110129381A (ko) 2009-03-06 2011-12-01 아이씨티 코., 엘티디. 배기가스 정화용 촉매
US8808653B2 (en) 2009-03-06 2014-08-19 Umicore Shokubai Japan Co., Ltd. Catalyst for purifying exhaust gas

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6140461B2 (ja)
CN101080275B (zh) 催化剂、排气净化催化剂以及催化剂的制造方法
CN1085109C (zh) 氧化铝、氧化铈和氧化锆基组合物、其制法和催化剂用途
JPS59142849A (ja) 廃棄物制御用の二重に促進された白金族金属触媒
JPH0513702B2 (ja)
KR0153448B1 (ko) 배기가스 정화용 촉매 및 그 제법
JPS5813495B2 (ja) 球状アルミナ粒子の製造法
JP2001504078A (ja) 酸化セリウムウオッシュコート
CN111068710A (zh) 一种炭烟燃烧的催化剂及其制备方法和应用
US3819535A (en) Catalyst for oxidation of hydrocarbons and carbon monoxide
US2200522A (en) Catalyzer and method of preparing it
JP3275356B2 (ja) 排ガス浄化触媒の製造方法
JPS5982946A (ja) 排ガス浄化用触媒の製法
CN114733514B (zh) 一种含不同形貌隐钾锰矿型钾锰复合氧化物的整体式催化剂及其制备方法、应用
CN108927142A (zh) 一种整体式scr催化剂及其制备方法和用途
JPH0747288A (ja) 担持触媒の製造方法
JPH08229394A (ja) 酸化物担持触媒担体の製造方法
WO2002055194A1 (fr) Catalyseur destine a la clarification d'oxydes d'azote
CN114797830B (zh) 一种具有低温催化性能的铈锆固溶体及其制备方法和应用
JPS6320036A (ja) 排ガス浄化用触媒の製造方法
JP2798690B2 (ja) 排ガス浄化用触媒の製造方法
JPH0848502A (ja) 炭化水素の水蒸気改質方法
SU762964A1 (ru) Способ приготовления гранулированного катализатора для окисления окиси углеро) в двуокись углерода
JPS6339637A (ja) 遷移金属含有層を有する無機酸化物構造体の製造方法
JPS6241066B2 (ja)