JPS59802Y2 - 導波管結合装置 - Google Patents

導波管結合装置

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JPS59802Y2
JPS59802Y2 JP16056279U JP16056279U JPS59802Y2 JP S59802 Y2 JPS59802 Y2 JP S59802Y2 JP 16056279 U JP16056279 U JP 16056279U JP 16056279 U JP16056279 U JP 16056279U JP S59802 Y2 JPS59802 Y2 JP S59802Y2
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JP
Japan
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waveguide
coupling
positioning
holes
plate
Prior art date
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Application number
JP16056279U
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English (en)
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JPS5677102U (ja
Inventor
隆弥 斎藤
秀成 北村
牧夫 鈴木
Original Assignee
日本電信電話株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、導波管相互間を結合ねしで結合する導波管
結合装置に関する。
マイクロ波の伝送路として用いられる導波管の結合は、
マイクロ波を伝搬モードを変えずに正確に伝送するうえ
で、著しく高い精度が要求される。
そこで、従来では、各導波管の結合部であるフランジに
高精度に穿たれた各位置決め孔に、位置決めピンを嵌挿
して位置決めを行い、しかるのち、上記フランジに設け
られたねし孔に結合ねヒを螺着して上記各導波管の結合
および固定を行っている。
ところで、このような結合手段にあっては、通常は複数
の上記位置決めピンおよび結合ねじを、1本ずつ各別に
位置決め孔およびねじ孔に挿入して各導波管の結合を行
っている。
したがって、位置決めピンおよび結合ねじの落下や紛失
を起し易く、結合作業が煩雑であるとともに、作業に多
大な時間を要した。
特に、導波管の寸法が小さくこれに伴って位置決めピン
および結合ねしが小さい場合や、導波管を結合すべき個
所が狭小で手が入り難く、十分な作業姿勢をとれない場
所での結合作業にあっては、上記弊害が顕著であり、ひ
いては導波管の結合状態が不十分なものとなるおそれが
あった。
この考案は、上記事情を考慮してなされたもので、その
目的とするところは、導波管相互間を結合するに際し、
位置決めピンや結合ねしの脱落等が起こらずしかも簡単
かつ迅速に結合することができ、特に導波管の寸法が小
さい場合や作業が困難な場所での結合において好適な導
波管結合装置を提供することにある。
以下、この考案を図面に示す一実施例を参照して説明す
る。
第1図a、l)は、この実施例における導波管結合装置
の概略構成図で、図中1は保持体としての板体を示して
いる。
この板体1は、四隅を切り欠いた正方形状の板からなり
、この板体1の各角部には所定径のねし孔2a、2b、
2C,2dが設けられている。
一方、結合ねし3 a 、3 b 、3 C,3dは、
先端より所定の長さだけねし山が螺刻され、上記ねし山
形酸部以外のねし4部の径は上記ねし山の谷径よりも小
さく定められている。
そして、これらの結合ねじ3 a 、3 b 、3 C
,3dは、前記ねじ。
孔2a、b、2C,2dに対して、それぞれわじ首部が
トコし孔2 a 、2 b 、2 C,2d内に遊挿さ
れる位置までねじ込まれる。
したがって、上記各結合ねじ3a 、3 b 、3 C
,3dは、板体1の各ねじ孔2a、2b。
2 C,2dにおいて、脱落することなく係止され、し
かもある程度自由に方向や位置を可変できるものとなる
また、前記板体1の結合ねじ3 a 、3 bおよび結
合ねじ3 C,3dの各中間部には、それぞれ貫通孔4
a 、4 bが穿たれている。
これらの各貫通孔4a。4bの内径は、位置決めピン5
a、5bの位置決め部の外径よりも小さく設定されてい
る。
即ち、上記位置決めピン5a、5bは、前記結合ねじ3
a、3b、3C,3dよりも所定の寸法(例えば後述す
るフランジの厚さ以上)たけ長くかつ後述する導波管フ
ランジの位置決め孔と略同−径を有する位置決め部と、
この位置決め部に連らなる基端部とからなっている。
この基端部は、前記貫通孔4 a 、4 bの内径より
も小さな外径を有し、前記貫通孔4a。
4bに対して、前記結合ねじ3a、〜、3dのねじ込み
方向とは逆の方向から遊挿されている。
そして、上記基端部の先端部には止め輪6 a 、6
bが取付けられている。
したがって、上記位置決めピン5a、5bは、前記板体
1の貫通孔4 a 、4 bにおいて、脱落することな
く係止され、しかもある程度自由に方向、位置を可変で
きるものとなっている。
さらに、前記板体1の中央部位には、図示する如く角孔
7が穿設されている。
この角孔7は、後述する導波管の本体外周に対して板体
1を移動自在に嵌合するためのものである。
次に、このように構成された結合装置の使用例を、第2
図を参照しながら説明する。
先ず、板体1を、第1の導波管8の本体に予め嵌合して
おき上記第1の導波管8の結合部、つまりフランジ9の
手前に位置させる。
次にこの状態から板体1を摺動させて、位置決めピン5
a 、5 bを、第1および第2の各導波管8,10
の7ランジ9,11の位置決め”JL 12 a 、1
3 aおよび12 b 、13 bに嵌挿し、上記第1
の導波管8と第2の導波管10との位置決めを行う。
ここで、上記位置決め孔12 a 、13 aおよび1
2b、13bは、各導波管8,10開ロ端が一致するよ
うに、フランジ9,11に極めて精密に穿設されたもの
である。
したがって、上記位置決めピン5a、5bの嵌挿により
導波管8,10は正確な位置決めがなされる。
また、そこで、上記位置決めピン5a、5bは、板体1
に対して基端部を遊挿係止されある程度可変自在に取付
けられているので、前記位置決め孔12a、13aと1
2 b 、13 b ニ対する上記各位置決めピン5
a 、5 bの取付位置の寸法誤差が吸収され、無理の
ない位置決め作業が可能となる。
なお、位置決め作業に於いて、位置決めピン5a、5b
が結合ねじ3a〜3dよりも所定の寸法だけ長いから、
結合ねじ3a〜3dの先端がフランジ11に当接した状
態では位置決めピン5a、5bの先端はフランジ11の
位置決め孔13a、13bに嵌挿されているので、両フ
ランジ9,11は確実に位置決めされる。
次に、上記位置決めピン5 a 、5 bをさらに嵌挿
させるとともに、両フランジ9,11を固定するため各
結合ねじ3 a 、3 b 、3 C,3dを、第1の
導波管フランジ9に設けられた貫通孔14 a 、14
b 、14C,14dを介して第2の導波管フランジ
11に設けられたねし孔15 a 、15 b 、15
C,15dにねじ込み、緊密に螺着させる。
このとき、上記結合ねじ3a 、3 b 、3 C,3
dは、先に述べた如く板体1に対しである程度可変自在
に設けられているため、上記結合ねじ3 a 、3 b
、3 C,3dを第2の導波管10のねし孔15a、
15b、15C,にわし込む際前記板体1に対する各結
合ねじ3 a 、3 b 、3 C,3dの螺着位置の
寸法誤差が吸収され、無理なく確実に結合ねじ3 a
、3 b 、3 C,3dの締め付けが行える。
なお前記第1の導波管8の貫通孔14 a 、14 b
、14C,14dの各内径は、第2の導波管10のね
し孔15a 、15 b 、15 C,15dの内径よ
りも大きく定められているので、上記貫通孔14a〜1
4dに結合ねじ3a〜3dが接触することはない。
ところで、前記位置決めピン5 a 、5 bおよび結
合ねじ3 a 、3 b 、3 C,3dは、先に述べ
た如く板体1に対して脱落することなく係止されている
したがって、前記位置決め作業、そして締め付は作業を
行う際に、上記位置決めピン5 a 、5 bおよび結
合ねじ3 a 、3 b 、3 C,3dが落下して紛
失するといった事態は回避される。
かくして、第3図に示す如く、第1−の導波管8と第2
の導波管10との結合がなされる。
すなわち、この装置においては、位置決めピン5a、5
bと結合ねし3a、〜、3dとを板体1に対して脱落す
ることなく係止し、しかも揺動自在に取付けておき、板
体1と共に第1の導波管8と第2の導波管10との結合
を行うようにしたので、結合作業中における結合ねしお
よび位置決めピンの落下紛失を防止でき、結合作業の簡
単化および迅速化をはかることができる。
特に、手が入り難く作業が困難な場所での結合や、導波
管の寸法が小さく結合わじ等も小さい場合等において、
優れた作業性を発揮し得る。
なお位置決め孔12 a 、12 bおよび13 a
、13 bと各りじ孔15 a 、−,15dとの位置
に対する板体1の貫通孔4 a 、4 bとねし孔2a
2 b 、2 C,2dどの位置の製作上の寸法誤差等
は確実に吸収されるので正確に無理なく導波管の結合を
行うことができる。
言い換えれば、上記各ねし孔2a、〜、2d及び貫通孔
4 a 、4 bを穿設するための寸法計測等、製作加
工を簡易に行うことができ、これにより生産性の向上を
はかることができる。
なお、この考案は、上記実施例に限定されるものではな
い。
例えば、板体として円板や多角形板を用いても良く、ま
た板体中央部に設けた角孔についても、第4図に示す如
く板体の一辺を切り欠いたものであっても良い。
このような切り込きを用いることにより、導波管の結合
部に対して、管の側方から極めて簡単にかつ速やかに結
合装置を装着することができ、特に導波管の長さが著し
く長い場合や、作業領域が狭い場合或は導波管8の両端
にフランジが取付けられている場合に有利である。
また保持体としては単なる板体以外のものでもよくたと
えば導波管の外周に移動自在に係合する部分の周辺に、
位置決めピンおよび結合ねしを取付ける面部を設けたも
のであってもよい。
また、板体の大きさおよび厚さについても特に制限され
るものではなく適宜定めることができる。
さらに、板体に設けられる貫通孔およびねじ孔の位置に
ついては、導波管の特性を損なわない範囲で導波管のフ
ランジに対応させれば、どのように定めてもよく、さら
にその数についても複数であれば如何に設定しても良い
さらに、位置決めピンを、結合作業終了後に止め輪を脱
して引き抜くよくにしても良い。
その他、結合ねじの種類や、上記結合ねしおよび位置決
めピンの板体に対する設置手法、つまり脱落することな
くかつ可動自在に設置する手段についても、この考案の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
以上詳述したように、この考案によれば、第1の導波管
本体に対して移動自在に装着された保持体に、複数の位
置決めピンおよび複数の結合ねじの基端部を遊挿係止す
ることにより、これらを脱落することなくかつ可動自在
に設けたので゛、導波管を精度良く、シかも簡単かつ迅
速に結合することができ、特に導波管の寸法が小さい場
合や作業が困難な場所での結合に好適な導波管結合装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a、l)はこの考案の一実施例を示す概略構成図
で、aは正面図、bは上記aの矢視A−Aの断面図、第
2図は本考案装置の使用例を示す斜視図、第3図は上記
装置の結合後を示す概略図、第4図はこの考案の他の実
施例を示す概略正面図である。 1・・・・・・板体、2a、b、2C,2d・・・・・
・ねじ孔、3a、3b 、3 C,3d−−−・−結合
ねし、4a、4b、14a、14b。 14 C,14d・・・・・・貫通孔、5a、5b・・
・・・・位置決めピン、6・・・・・・止め輪、7・・
・・・・角孔、8・・・・・・第1の導波管、9.11
・・・・・・フランジ、10・・・・・・第2の導波管
、12 a 、12b 、13 a 、13 b ・−
−−−−位置決め孔、15 a 、15 b 、15C
,15d・・・・・・ねじ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 結合すべき第1.第2の導波管における第1の導波管の
    外周にこの導波管の長手方向へ移動自在に装着され上記
    第1の導波管の結合用フランジの背面に対向する面部を
    有する保持体と、この保持体の面部における所定部位に
    設けた孔に基端を遊挿係止され前記各導波管の7ランジ
    に共通に設けた位置決め孔に対して嵌挿される位置決め
    ピンと、この位置決めピンより短かく形成され前記保持
    体の面部における所定部位に設けた孔に基端を遊挿係止
    され前記位置決めピンにより位置決めされた第2の導波
    管のフランジに設けたねし孔に対して前記第1の導波管
    のフランジに設けた貫通孔を介して螺着される複数の結
    合ねじとを具備したことを特徴とする導波管結合装置。
JP16056279U 1979-11-20 1979-11-20 導波管結合装置 Expired JPS59802Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16056279U JPS59802Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20 導波管結合装置

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JP16056279U JPS59802Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20 導波管結合装置

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Publication Number Publication Date
JPS5677102U JPS5677102U (ja) 1981-06-23
JPS59802Y2 true JPS59802Y2 (ja) 1984-01-11

Family

ID=29671691

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JP16056279U Expired JPS59802Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20 導波管結合装置

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