JPS5979796A - 静電感熱転写記録シ−ト及びその記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は例えばファクシミリ、プリンタ等に適する画像
記録方法であり、現像、定着が不要な直接記録で、かつ
記録用紙として普通紙が使〔発明の技術的背景とその問
題点〕 従来、ファクシミリ、プリンタ等に適用されている記録
力ｆす、どし、では、静電記録、感熱記録、・ｆンクノ
・ノｌＲ１，：　ｆ；：　ｚ熱転写記録等があるが、そ
れぞれ−Ｊ−τ−短を゛：イｉしている。特に最近の記
録装置に、１、）い−ＣｋＪ、装ｆ６．を小形化にでき
ること、酋油紙を使用Ｑきイ）ことが望まれており、熱
転１７１記録が有端ノＡ′、記録方法の１つである。

し７かし、従来の熱転写記録はサーマルヘッドからの熱
をｉ：ｔ、ｌ（ｑ：へ写シートに伝熱する際、多大の熱
体外ロスが生じる。通常サーマルヘッドで発生−４る熱
エネルギーの約１割が伝達されるにす〆）工い。このた
めリーーマルヘッドに印加する電気エネノｌ入こ−が大
きくなり、特に記録速度を高り・１（化する’ｆｌｉ　
書、ｊ；源の大形化が避けられない。またリーマＩＩへ
、ノドで発生する熱エネルギーの約１割が伝、達される
ことは、逆に言えば約９割の熱エネル’＋”−７ｉ’リ
ーマルヘツドのマウン）　Ｋ　蓄１Ｍされることな意味
し、サーマルヘッドマウントの放熱対１１Ｙを施こず必
要から、サーマルへノドマウントの汁形化に限界がある
。さらに記録の高速化を図る際、サーマルヘッド発熱体
の熱応答により制限されると共に、記録濃度均一化のた
めには記録周期に応じて発熱体への印加エネルギーを制
御する等の複雑な制御が必要となる。

〔発明の目的〕 本発明はこれらの欠点を除去するため、誘電体層を有す
る転写シート（以下静電感熱転写記録シートと記す°）
を用い、放電現象に伴なって発生する熱エネルギーで、
インクを記録用紙に転写させるようにしたもので、以下
図面につぃ゛（詳細に説明する。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明の第１の実施例であって、１は静電感熱
転写記録シート、２は静電感熱転写記録シート１に密着
される記録用紙、３は記録電極、４はバイアス電極であ
る。静電感熱転写記録シート１はベースフィルム７　ａ
　％　誘ｔ　体Ｎｌｂ、インク層１ｃを積層して形成さ
れる。ここでベースフィルム１ａは適度の導電性を有す
ルア］？　ｖエステルフィルム、ポリイミドフィルム、
コンデンサ紙等であり、ベースフィルム１ａと誘電体層
１　ｂ　ｉ、ｔ、静電記録紙の類似の構成となって」６
す、一定値ｖＴ□（約５００　Ｖ　）以上の高電圧を印
加すると、放電によりギヤツノ°（１を越え−（昌に荷
・９クーンが誘電体層１ｂ上に形成される。

すなわら、例えばバイアス電極４に＠−ＩＤのバイアス
・やルスを印加ずれば、バイアス電極４とペースフ、イ
ルｂ　１　ａの容置結合により、記録電極３の直下のベ
ースフィルム１ａが略々＋Ｅ　（７）　％位にバイアス
される。この時記録電極３に−Ｅの電圧が印加されると
、結局記録電極３と静電感熱転写記録シート１０間に略
々２Ｅの電圧が印加されたことになり、２Ｅ）ｖ、、で
あれば放電が起こる。なおギャップｄは電極とシートを
圧接した時の等何曲なギャップであり、通常数／／ｍで
ある。しかし、この放電は誘電体層Ｊｂ上に電１．ｌｊ
・やターンが形成された後停止するので、放電に伴なっ
て発生する熱エネルギーは小さい。

そこで、第２図に示す様に、記録電極３及びバイアス電
極４への印加電圧の極性を多数回変化させ、必要回数放
電を引き起こすことにより、放電に伴なう熱エネルギー
でインク層ＩＣのインク（熱溶融性または熱弁光性）が
記録用紙２に転写する。すなわち第２図（ａ）の如く記
録電極３に負椅性電圧−Ｅ（例えば−４００Ｖ）を印加
すると放電が起こり、負の電荷パターンを形成した後、
放電が停止する。次に第２図（ｂ）の如（、記録電極３
に正極性電圧十Ｅ（例えば＋　４００　Ｖ　）を印加す
ると再び放電が起こり、狛の電荷ノ９ターンを消去した
後新たな正の電荷・ぐターンを形成し、放電が停止する
。これを必ルスを印加電圧としているが、正弦波電圧で
もよい。また静電記録と同様にバイアス電極４を分割し
て、分割１〜だバイアス電極に記録位置を指定する機能
を付与することも可能である。

第３図は本発明の第２の実施例であって、５はアース電
極である。この例は第１図の実施例からバイアス電極４
を除去した例であり、ベースフィルム１ａは常にアース
されており、記録電極３には十丁：、−１・：の交播電
圧が印加される。

た１１ニしこの」↓）イ）バイアス電圧を用いないので
Ｅ〉ｖＴ）、とする必安がある。この第２の実施例にお
いてはベースフィルム１ａ１インク層１　ｃ　％記録用
紙２は適度の導電性を有する必要がある。

なｔ、τ第２図の場合、容量結合によりバイアス電圧が
ベースフィルム１ａに誘起されるため、印加周期によっ
てレベルシフトが発生するが、第３図の場合＆；ｌ’ベ
ースフィルム１ａとアース電極５：１ｊα流結合フ、（
ので、印加周期によるレベルシフト１１７’にい。また
アース電極５は、第４図に示−Ｊ如く静電感熱転写記録
シート１に直接させても、１、く、こθ）　Ｉｌ”１合
記録用紙２の導電性の有無は問題とフ、（らな℃・０さ
らに第３図または第４図に：ｔ、；　ｔ・て、アース電
極５にバイアス電圧（第２図〕回（；ｐ）を伺−１−ｉ
することも可能である。

な、【・務’、１４１１ζ４１〜第４図において発生す
る熱エネルギーｕ、ｉ’−、放雷、いよって流れる電流
の′１１を流路で発４［するジーール熱と放電時の空気
中のイオン　４が１１’、；　Ｉｉ　３またはシート１
に衝突する際発生する熱である。

〔発明の効果〕

以」−説明した様に、本発明は静電記録と同様の放電親
線をくりかえし発生させ、インクを熱転写するものであ
り、以下の特徴を有する。

（１）　　シート自身が発熱するので、従来のサーマル
ヘッドによる熱転写記録に比べて、熱伝達のエネルギー
ロスがなく高効率であり、高速な記録装置への適用が可
能である。

（２）多針電極の適用が可能であり、従来の静電記録に
用いられている固体走査法が適用可能である。

（３）従来の高価なサーマルヘッドを用いる必要がＩＩ
＜、記録ヘッドの経済化が図れる。

（４）高速な記録装置に適用した場合でも、従来のサー
マルヘッドに見られる熱の履歴効果（前回の熱パルスが
充分立下らないことによるドツトのにじみ）がない。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の第１の実施例の説明図、４’
２３図、第４図は本発明の第２の実施例のｉ゛・１１，
１叫１゛イ１てｔ”Ｉ　Ｚ’　ＰＩ３・・・ベースフィ
ルム、ＪＬＬ・・・誘ＴＴｒ　体層、ＩＣ・・・インク
層、２・・・記録用紙、３・・・記〈イ；電極、４・・
・・４・ｆアス′ｔイ１極１，６・・・了−スミ極、出
願入代１１１１人　　弁狸士　鈴　江　武　彦へ１１図 （ａ）　　ｋ″″′図　　（ｂ） 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）ペースフィルノ、の一方の面に誘電体層を形成し
   、該ベースフィルムの他方の面にインク層を形成したこ
   とを！１￥徴とする静電感熱転写記（１、シ　−　ト　
   。 （２）　　インク層とし゛Ｃ１適度の導電性を有するイ
   ンク層を用いることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の静電感熱転写記録シート。 （：１）　　ベースフィルムとして、適度の導電性をｆ
   イスるベースフィルムを用いることを特徴とする特ｉ′
   「請求の範囲第１項記載の静電感熱転写記録シー　ト。 （４）　（−スフィルムの一方の面に誘電体層を形成し
   、該ベースフィルムの他方の面にインク層を形成してな
   る静電感熱転写記録シートと記録用紙を密着させ、該静
   電感熱転写記録シートに対して高’ｆｌ−ｊ、圧を印加
   して放電現象を引き起こし、該放電現象に伴なって発生
   する熱エネルギーにより、前記静電感熱転写記録シート
   のイン（［リ　静電感熱転写記録シートに印加する高電
   圧と１〜て、正極性と負極性が交互に変化する電（６）
   記録用紙として、適度の導電性を有する