JPS597924Y2 - 木材の連結具 - Google Patents

木材の連結具

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Publication number
JPS597924Y2
JPS597924Y2 JP8621279U JP8621279U JPS597924Y2 JP S597924 Y2 JPS597924 Y2 JP S597924Y2 JP 8621279 U JP8621279 U JP 8621279U JP 8621279 U JP8621279 U JP 8621279U JP S597924 Y2 JPS597924 Y2 JP S597924Y2
Authority
JP
Japan
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holes
present
water column
washer
load
Prior art date
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Expired
Application number
JP8621279U
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English (en)
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JPS563902U (ja
Inventor
武夫 森脇
明 林
Original Assignee
林精工株式会社
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Publication date
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Publication of JPS563902U publication Critical patent/JPS563902U/ja
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は木材の連結具さらに詳細には梁,モヤ,ケタあ
るいは基礎すなわち土台等における水柱の端部の連結装
置に関する。
従来梁の連結にはその木材の端部を第6図示のように複
雑な形状に加工して互いに嵌合していた。
しかしこれでは作業が複雑で熟練を要すると共に能率が
悪く、1日に3組程度しか造ることができながった。
本考案はか・る事情に鑑みてなされたもので、水柱の端
部を単に丸鋸により切れ目を入れるのみで容易に連結し
うる連結具を提供するものである。
以下図面につき本考案の一実施例を詳細に説明する。
第1図示のように鉄よりなる厚さ3mm、幅5cm、長
さ40cmの細長い堅牢な基板1の片面の中心にはその
長手方向に沿って中心に筒状部2を形或した厚さ2mm
、長さ7cmの山形の突入板3を溶接等により垂直に連
設する。
基板1の中心には上記筒状部に連通ずる透孔4を穿設す
る。
基板1の両端は突入板3の側に折り曲げると共にその端
面aを凸弧状に形戊し、この折曲部5,5も突入板3の
両端に溶接する。
基板1の両端より中心寄りの位置にも係合板6,6をそ
の折曲部5,5と平行で基板1に対し垂直に連設する。
上記突入板3の両側にはボルト挿入用の孔7,7を穿設
する。
なおこの孔7,7は基礎の水柱を連結するときには不要
である。
また基板1には複数個の釘孔を設けてもよい。座金9は
鉄よりなる厚さ2mm、幅4cm、長さ25 cmの板
の両端を垂直に折り曲げ、さらにその折曲部10.10
基部外面に凹み11.11を入れたもので、その両端に
は上記孔7,7の同じ間隔に透孔12,12を穿設し、
さらにその透孔12,12の周縁にはバーリング加工を
施して内側に盛上るバリ13,13を形戊したものであ
る。
次に本考案による連結方法を説明する。
第2図示のように互いに連結する水柱20.21の端部
には例えば丸鋸によりその上下両面に端部より水柱20
.21の中心線に沿って前記突入板3の高さと略等しい
深さに切込み22,22,23.23を入れる。
この切込み22,22,23.23の点より垂直方向に
上記折曲部5,5と係合板6,6の高さと幅に相当する
深さと小さな切込み24.24・・・・・・, 25
. 25・・・・・・を設ける。
かくして上記連結具の突入板3の両側を夫々切込み22
,22,23.23に挿入し、また折曲部5,5、係合
板6,6を切込み24 .24・・・・・・,25.2
5・・・・・・に打ち込み、第3図示のように上下の連
結具の筒状部2,2および透孔4,4内にボルト26を
挿通し、ナット27を締付ける。
次に水柱20.21に対し横方向に上記突入板3,3の
孔7,7・・・・・・に合致する横孔28,28,28
.28を穿設し、次に水柱20.21の端部両側面に座
金9,9を当て、この横孔28 ,28・・・・・・の
開口部に上記座金9の孔12.12・・・・・・を合わ
せ、金槌によりその折曲部10.10およびパリ13.
13を水柱20.21に打ち込む。
かくして上記透孔12,12、横孔28,28・・・・
・・、孔7,7・・・・・・内にボルトを挿入し、ナッ
トにより締付ければ水柱20.21の端部は互いに連結
されるものである。
なお上記実施例では連結具を2組用いているが、水柱の
幅が小さいときには1組でもよい。
このときには第1図ハ示のように基板1の端部5a,5
aを波形にして内側に折り返すとよい。
また係合板6 a ,6 bを2つ以上用いるとよい。
なお基礎柱を連結する場合には上記ボルト26は不要で
ある。
以上のように本考案によれば、水柱の端部に鋸による切
込みを入れるだけであるから加工が容易で、熟練を要さ
ず能率よく、(1組約30分)作業を行なうことができ
るものである。
また本考案により連結された水柱はその連結具が水柱に
密嵌係合しているので堅牢で、以下実験値によりそれを
示す。
本考案により高さl8Qmm、幅IQ5mmの米松より
なる水柱を連結し、第4図下部に示すようにそれを80
0mmの間隔で支持して上方よら押圧し、撓み量δ(m
m)と荷重W(kg)との関係を測定したところ表1の
通りであった。
なおAはたて方向に水柱を支持した場合、Bはよこ方向
に水柱を支持した場合を示す。
第4図は上記撓みδと荷重Wのグラフを従来と比較して
示すもので、A1は従来の方法により連結した水柱のた
ての強度、B1は同よこの強度を示す。
なおCは連結していない水柱の強度を示す。上記表1お
よび゛第4図から明らかなようにたての場合従来では線
A1で示すように一定たわみ(4mm)以上になると荷
重Wは増加せず、耐応力を失うが、本考案によれば高荷
重まで耐えることができ、またよこの場合は線B,B.
で示すように凡てのたわみにおいて、本考案の方が勝る
と共に従来の場合は弱い荷重で折れるが、本考案では高
荷重まで折れることがないものである。
本考案において座金9を使用すると座金9の折曲部10
.10およびパリ13.13は水柱に喰い込んでさらに
強度を増大させるもので、座金9のみにより連結したも
の・強度を前記と同じ条件で試験したところそのたわみ
量δ(mm)と荷重W(kg)との関係は表2の通りで
あった。
第5図は上記撓みδと荷重Wの関係を示すもので、Dは
上記本考案で用いた座金のグラフ、D1は通常の平帯座
金のグラフを示すもので、上記座金9は従来のものより
特にたわみが大きいときに耐荷重力が強いことを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,口は本考案の一実施例の連結具および座金概
要を示す斜視図、ハは他の実施例の連結具の側面図、第
2図は水柱の切込みを示す斜視図、第3図はその連結状
態の断面図、第4図は本考案の連結具のたわみと荷重の
関係を従来のものと比較して示すグラフ、第5図は同座
金のグラフ、第6図は従来の梁の連結部を示す側面図で
ある。 1・・・・・・基板、2・・・・・・筒状部、3・・・
・・・突入板、4・・・・・・透孔、5,5・・・・・
・折曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細長い基板の片面には長手方向に沿って中心に筒状部を
    形威した突入板を垂直に連設し、基板にはこの筒状部に
    連通ずる透孔を穿設し、この基板の両端はこの突入板の
    側に折り曲げてなる木材の連結具。
JP8621279U 1979-06-22 1979-06-22 木材の連結具 Expired JPS597924Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8621279U JPS597924Y2 (ja) 1979-06-22 1979-06-22 木材の連結具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8621279U JPS597924Y2 (ja) 1979-06-22 1979-06-22 木材の連結具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS563902U JPS563902U (ja) 1981-01-14
JPS597924Y2 true JPS597924Y2 (ja) 1984-03-12

Family

ID=29319443

Family Applications (1)

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JP8621279U Expired JPS597924Y2 (ja) 1979-06-22 1979-06-22 木材の連結具

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6180712A (ja) * 1984-09-28 1986-04-24 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス用集束回路板および自動車用ワイヤハーネス
JP2527953B2 (ja) * 1987-02-20 1996-08-28 住友電装株式会社 車両用電装部品と配線体との接続方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS563902U (ja) 1981-01-14

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