JPS5978348A - ビデオ画像の製版システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ビデオテープなどに記録したテレビジョン
信号等の連続映像信号から、１つのモニタテレビで選択
された画面より、高品質画像のカラーフィルム及び色分
解版をオフライン的に作成するビデオ画像の製版システ
ムに関する。

最近のビデオ技術の著しく・発達と妾、′及、印刷物の
多様化に伴う出版動向の変化により、ビデオテープ等に
記録されている連続映像情報の中のＪ９ｒ望画面を写真
や印桐、原稿等に利用するこ七かできるとな十７．ば、
多くのメリットが得られる。と（・うのは、カメラマン
がスチールカメラを用いてフィルム撮影する従来の方法
と比較して、速ｌｉｔ性、シャッタチャンス、シャッタ
音、フラッシュライト・。

低輝段等の制約から解放されると同時に、１ｉ々σ）ニ
ーズ族υ１］か期待できるからで矛）る。たとえば、ビ
デオテープ等に記録されている映像情報から直＋’ｚ　
”−Ｊ′ｍ、や印１１ｉ１１用製版を作成したり、映画
フィルムからテレシネ装置によってテレビの複合ビデオ
信号又はＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）信号を作成し、
これから直接印刷用製版を作成できるようになるなど従
来法に比較して低コストかつ迅速な出版等が可能となる
。

ところが、従来ビデオテープに記録されている映像情報
を印刷原稿として使用１−石場合、先ずビデオテープを
再生装置にセットして連続映像をスローある（・はスト
ップ再生等でＣＲＴ　（ブラウン管）上に表示し、その
画面を観察しながら所望の映像をスチールカメラで撮影
ｆる方法でフィルム原稿を作成後、そのフィルム原稿か
らカラースキャナ等の製版装置で色分解版を作成するよ
うにしている。したかつて、印８＋１原稿の良否Ｏ」テ
レビ画像の解像度に依存することになる。しかるに、我
国のカラーテレビジョン放送はＮＴＳＣ方式を採用して
おり、テレビ画像の大小Ｖごかかｊチらす走査線数５２
５本で１画ｒＭｊ　（１フレーム）を形成している。

そのため、１フレ一ム画像品賀はｊ’ｊｊｒ像力等で一
１ｉ、’：のカラーフィルムと比較して惨めて辺゛い　
まだ、連続ビデオ映像から所望画面を選択しスチールカ
メラで撮影する方式では、画像の質を良（するためにＣ
１ぼの色温度、　Ｒ（３ｆ３螢光体の発色特性及び輝度
域と、カラーフィルムの色温度２発色材髄性及び濃度域
との不整合から、カメラの前面に特殊な色温度変換フィ
ルタを挿入すると共に、カラーモニタの色相及びコント
ラスト等の調整を必要とするといった問題がある。しか
も、これらの補正だけでは必らずしも満足する色調が得
られるとは限らない。

さらに、テ１／ビ走査線本数は解像性の良否に太き（影
響する上、ＣＲＴ上に映し出された映像を正確に焦点合
わせしてカメラ撮影すると、この走査線がフィルム上に
横縞として顕著に記録されてしまう。このフィルム上に
記録された走査線は製版工程でモアレ縞を生じさせる原
因になるため、走査線を消去イーる撮影技術が要求され
る。たとえば、動きの少ない連続映像から所望の映像を
得るには、再生あるいはスロー再生しながら数フレーム
分を１枚のフィルム上に露光することによって走査線の
影響を消去しているか、完全には消去しきねないため着
干撮影の焦点をすら寸ようにしている。

ところが、この方法では所望する画面を正確に撮影する
のが難しくなると共に、画面がボケてしまう欠点がある
。このため、動きの大きい連続映像から所望の画像を得
るには、ストップ再生する必要が生じろ。通常３／４イ
ンチＶＴ几では、ストップ再生の場合１フイールドの映
像信号しか再生されず、ｃ＋＋ｒ上に映し出された映像
は垂直解像力が半分となり、前者の場合に比べて更（（
難しい走査線消去の（Ａげ′ヨ技術か襞求される。こび
）ような場合、一般的にカラーフィルムの解像力は５０
本／　ｍｍ前後であることから、カラーフィルムの解像
力の限界を逆利用した撮影方法を採って（・る。すなわ
ち、ＣｆＪ上の所望画像を走査線が１別できな（・まで
に縮小撮影することで走査線を消去している。したがっ
て、本来画像品質が悪いビデオ画像を４１！１′−小サ
イズでカラーフィルムに撮影するため、最終印刷サイズ
はへ６判〜Ａ７判位が限界であり、それ以上のサイズで
は商品的価値がないものとなる。また、小サイズのカラ
ー画像をベージレイアウト。

拡大製版−′４−ることにより、作業性が著しく悪（な
るといった欠点もある。

上述したような問題点を解決するためのテ１／ビジョン
画像製版装置として、たとえばテ１／ビジョン映像信号
を記録したビデオテープレコーダから所望の１フレーム
に対応する映像信号を胱出し、この映像信号を３原色情
号に変換し、３原色信号を印刷画像信号に変換し、この
印刷画像４ｍ号を製版用スキャナに供給することにより
印刷版を作製するものかあり、フレームメモリ装置と、
メモリからの何月をスキャナの走査速度に同期して順次
読υ−ｊ−ｆ手段と、Ｉ’ＪＴＳＣ信号を漏信号に変換
する手段と、［Ｂ信号をＹ（黄）１Ｍ（マゼンタ）。

Ｃ（シアン）、ＢＫ（墨）信号に変換してスキャナに供
給する手段とを全てオンラインで構成している。この装
置は上述した問題点をかなり有効に解消しているが、装
ｆｉ１４Ｎ成が全てオンラインのためＤ［望画面をイ」
）るためにビデオテープレコーダのスロー４Ｊｊ生、ス
トップ再生等を繰返していると、ビデオテープレコーダ
の寿命が縮まり、更にビデオテープレコーダの再生ヘッ
ドによる摩擦で、貴重な得意先のビデオテープを傷めて
しまうといった欠点がある。その上、この装置は構成を
全てオンラインにしているため、ビデオテープ編集作業
と信号変換処理作業とを独立して実行できず、作業性、
効率の点で問題がある。さらＫ、画像のジッタやドロッ
プアウトを電気的に補正するタイムベースコレクタ、画
像信号以外の雑音を除去するノイズリデューサ、画像の
輪郭強調を行なうディテールコレクタ等の必袈性につい
ては述べられていないため、画像の品位の面でも問題が
ある。

以上よりこの発明の目的は、上述の如き不都合・問題点
を解決したビデオ画像の製版システムを提供することに
ある。

以下にこの発明を説明する。

この発明は、１）ビデオテープ、ビデオディスク、フィ
ルム、スライド、テロップ、テレビジョン電波及びＴＶ
カメラ等からの映像信号を入力切換部を紅て入力し、映
像信号を画質劣化させることなくタイムコードと一緒に
マスタビデオテープに録画し、マスタビデオテープから
所望画面を選択した時の当該選択画面に対応するタイム
コードをクイムコ−トメモリ又は外部メモリに記憶させ
る入力編集部と、２）入力編集部とオンラインで構成さ
れ、マスタビデオテープ及びタイムコードメモリ、外部
メモリに基いて前記選択画面を自動的に抽出する自動選
択再生部と、この自動選択再生部からの画像信号の各走
査線信号間の時間的ずれ補正、雑音除去及び輪郭強調処
理を行なう画質向上部と、画像の高品質化に適した輝度
信号及びクロマ信号の分離から漏信号に変換すると共に
、ＴＶカメラ、キャプテンシステム（Ｃｈａｒａｃｔｅ
ｒａｎｄ　Ｐａｔｔｅｒｎ　Ｔｅ１ｅｐｈｏｎｅ　Ａｃ
ｃｅｓｓ　ＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＮｅｔｗｏｒｋ　Ｓ
ｙｓｔｅｍ　）等からのＲＧＢ信号を入力し、これらＩ
（ＧＢ倍信号独立して調整することができかっ色及び階
調の修正処理を行なう修正部と、入力編集部の画面を表
示すると共に、修正前の前記胆１３信号及び修正後の漏
信号を画面合成器を介してモニタ表示する表示部と、修
正されたＲＧＢ信号をディジタル化して記憶する記憶部
とを有して成る画像イぎ号変換処理部と、３）画像信号
変換処理部とはオフラインに構成し、画像信号変換処理
部の出力信号を書込んだフロッピーディスクに記憶され
た嵐追信号を、奇数フィールドの走査線情報及び偶数フ
ィールドの走査線情報として順次読出し、その間の情報
と２次元的内挿等によって補間した後、カラーフィルム
を作成するカラーフィルム作成システム又は筒品質の色
分解版を作成するレイアウト出力システムとを設けたも
のでｔ）る。

第１図はこの発明の入力編集部及び画像信号変換処理部
の一実施例を示すブロック図であり、入力装置の入力媒
体は映像信号を発生するものであれば何でも良（、ビデ
オテープ１１．ビデオディスク（又はフロッピーディス
ク）１２．フィルム（又はスライド、テロップ）１３．
テレビジョン電波１４が考えられる。ビデオテープ１１
及びビデオディスク１２は１画面を記録したものはかり
でな（、幾つかの画面を合成したものをも含ませること
ができ、これらの入力媒体１１〜１４はそれぞれＶｉ’
Ｒ（ビデオテープレコーダ）　２１．　ＶＤＲ、（ビデ
オディスフレコータ）２２．テレシネ装置＊２３　、　
ＴＶ受信機２４１Ｃよって映像信号に再生され、編集部
に伝送される。また、ＴＶカメラ５で撮像した映像ｊ゛
＾゛報（たとえばＮＴＳＣ方式）を、直接編集部に伝送
するようにしても良い。

これらの人力媒体のうち、得意先から提供されるものは
３７４インチ幅のＵ　−ｍａｔｉｃ　　ビデオカセット
テープか一般的であり、提供されたオリジナルカセット
テープを３７４インチ用ＶＴＲにセット後、モニタ画面
を観察しながら自動電子編集ユニットのスロー再生、ス
トップ再生つまみの繰作を繰返し、使用する画面を選択
することも可能である。ところが、実際の連続映像の中
から、得意先の所望″１−る画面を正確に選択すること
はかなり蛯しい押作となる。特に、シャッタチャンス的
な一画面をとらえるために、ＶＴＲのスロー拘生、スト
ップ再生等を繰返しているとＶＴＲの寿命が縮まり、更
にＶＴＲ，の再生ヘッドによる摩擦で得意先の貴重なビ
デオテープな傷めることにもなる。

かかる問題点を解決するため、この発明にお（・ては第
１図に示すように得意先から提供された３／４インチ幅
のビデオテープ１１を３／４インチ用のＶＴＲ２１にセ
ット後、編集部の入力切替部間及びタイムコード書込み
部３１を介して、１インチＶｉ’Ｒ，３２に予めセット
された１インチ幅ビデオテープ３３に再録画するように
している。１インチ幅ビデオテープ３３は、映像情報を
記録する映像トラックと晋声情報を記録する皆声トラッ
クとの他に、タイムコードを記録するタイムコードトラ
ックを有し、タイムコード書込み部３１を介して１イン
チ幅ビデオテープ３３に再録画することで、タイムコー
ドジェネレータ３４から発生されるタイムコードが　１
インチビデオチーブ３３上に１フレームの映像情報に対
応して連続的に記録される。このタイムコードを用いて
得意先が印刷に使用Ｉ−だ（・画面を指定できるため、
所望画面の抽出を正確かつ短時間に行なうことができる
。また、再録画時は自動編集ユニット４０で３／４イン
チＶＴＲ２１及び１イ／チＶＴ）ｔ　３２の再生停止制
御を行なっており、再録画状況は画面合成器７０を経て
（、ＲＴモニタ７１で観察できる。そのため、得意先か
ら提供された３／４インチ幅ビデオテープ１１を全部再
録画する必要がなければ、ｃｉｖｒモニタ７１で画像を
見ながら必要部分のみの再録画も可能である。また、他
の入力媒体による映像信号を入力する場合は、舛生じた
映像信号を入力切替部間によって切替え、３／４インチ
ビデオテープ１１の場合と同様にして１インチビデオチ
ー１３３に録画する。

以上のようにして再録画された１インチ幅ビデオテープ
おは、１インチ■１３２で一旦巻戻された後に再生され
る。再生は自動編集ユニット４０のスロー再生、ストッ
プ再生つまみの操作により行ない、その映像情報は画面
合成器７０を介してＣＲＴモニタ７１で観察可能である
。このＣＲＴモニタ７１はＹ（輝度信号）／Ｃ（クロマ
信号）分離デコーダを内蔵しており、高解像度ブラウン
管を用いているので、通常のモニタに比べて良好な画質
を得ることができるようになっている。したがって、再
録画の画像をＣＢ、Ｔモニタ７１に再生しなから、得意
先からの印刷使用画面指示病・あるいは得意先の立会い
のもとで、随時所望の画面な違び出すと同時に、操作卓
関門の画面選択指示用のフレーム指定スイッチを押すこ
とによって、タイムコードリーダ３６で読取られた選択
画面のタイムコードがタイムコードメモリ３７に登録さ
れる。かかるタイムコードの読取りはマイクロコンピュ
ータによって制御せられ、たとえば指定したフレームの
順番がマスタテープ上においてランダムに行なわれたと
しても、タイムコードメモリ３７にはフレーム番号の選
択順に該当するフレームのタイムコードが書込まれる。

また、登録するビデオテープ又は他の記録媒体が幾つか
あって登録をまとめて行なう場合や、カラーフィルム１
３から直ちに印刷分解版を作成しない場合には、登録し
たタイムコードを一旦外部メモリ３１３に記録する。な
お、外部メモリ３３としては、カセットテープ、フロッ
ピーディスク、紙テープ等を用いることかできる。また
、入力切替部間としてビデオスイッチャを用いれば、任
意の入力媒体の合成画を作成−することかできる。

このようにして登録が完了したビデオテープおからカラ
ーフィルム又は印刷分解版を作成する場合、先ずビデオ
テープおから登録した画面を抽出する。この抽出は外部
メモリ羽を使用しない場合には、登録冗了後に操作車力
のフレーム抽出スイッチを押すことにより、タイムコー
ドメモリ３７に記録されているタイムコードが記録され
ている順に読出され、フレーム検索回路５１へ送られる
。また、外部メモリ３８（たとえは紙テープ）を使用す
る場合にはその外部メモＩ７３３を再生装置（たとえば
紙テープリーダ）に装填し、上述と同様にして操作卓（
２）のフレーム抽出スイッチを押すことにより記録され
ているタイムコードが順次読出され、フレーム検索回路
５１へ送られる。そして、１インチＶ’ｌ”Ｒ３２がス
タート再生を開始し、予め各フレームに対応して記録さ
れて−・るタイムコードが順次タイムフードリーダ３６
で読取られてフレーム検索回路５１へ入力され、タイム
コードメモリ３７又は外部メモリ脂からのタイムコード
と比較される。両者が一致した場合には、フレーム検索
回路５１から該当する画像信号のフリーズ命令ＰＬが画
質向上部口内のノイズリデューサ６２に対して出力され
、所望のフレームがノイズリデューサ６２に内蔵された
フレームメモリに記憶されろ。同時に、フレーム検索回
路５１から１インチＶＴＲ３２に対して再生停止信号（
図示せず）が出力され、このＶＴＲ３２を停止させる。

なお、タイムコードリーダあがらの情報とタイムコード
メモリ３７（又は外部メモリ３８）からの情報とが一致
するまでの間は、ビデオテープ羽の再生画像信号ＲＶＤ
は画質向上部６０を介して伝送されている。一方、後述
する階調修正やフロッピーディスクへの格納作業が終了
して次のフレームを抽出する場合は、再び操作卓刃のフ
レーム抽出スイッチを押して１インチＶＴＲ３２を回転
させ、前述と同様にして次のフレーム番号のフレーム検
索を行なう。そして、次のフレームが前のフレームより
タイムコードが多ければ、ＶＴＲ３２は前方へ早送りし
、少なレナれば逆方向へ早春戻しを行なう。

このスタート、ストップ、早送り、早春戻しの操作は、
タイムコードメモリ３７又は外部メモリあの情報に従っ
てマイクロコンピユータの制御により行なわれる。また
、上述の１インチＶ’Ｉ’Ｒ３２は得意先から提供され
たビデオテープおの画質を極力劣化させないで、再録画
するためのものであるが、コストを下げる必要かある場
合には再収録時における多少の画質低下を許すならば、
３／４インチのｖＴ几を選定しても良い。ただし、この
場合、３／４インチ幅のビデオカセットテープにはタイ
ムコードトラックがないため、音声トラックを代用−す
ることになる。

この画質向上部６０はタイムベースコレクタ６１と、ノ
イズリデュ７す６２と、ディテールコレクタ６３とで構
成されている。タイムベースコレクタ６１　は通常ジッ
タと呼ばれるビデオ信号各走査線間の時間的なずれを補
正するためのもので、時間的にジッタを起こした状態の
ままでフレームメモリに記憶すると、各走査線のサンプ
ル開始点やサンプル画素数に違いが生じてしまうからで
ある。

ノイズリデューサ６２は各種雑音を抑制し、画質を改善
するためのもので、得意先から提供されたオリジナルの
３／４インチ幅ビデオテープ１１に録画されている画像
品質が雑音等で劣化していたり、ビデオ編集部あるいは
再録画されたビデオテープ３３の再生途中にある信号変
換系等で雑音が発生したりして画質が劣化したのを向上
させるものである。ディテールコレクタ６３は画像の水
平、垂直各々の方向の変化点を強調し、画像をくっきり
させるように輪郭強調処理を行なうものである。

画質向上部印で画質改善された画像信号几ＩＶは、■−
デコーダ５２に送られてＮ　Ｔ　Ｓ　Ｃ４６号からＲ（
赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）の１日清号に変換される。

このＩ−デコーダ５２はくし形フィルタによって輝度信
号Ｙ及びクロマ個分Ｃの分離を行なっているので、解像
度２色調とも優れた画像信号を得ろことができ、分離さ
れたＲＧＢ　（ｉ号はスイッチャ５３及びフレームメモ
リ８４を経て階調修正部７２に入力されると共に、画面
合成器７０を経てＣｌホモニタ７１の画（１７１Ａで観
察できるようになっている。また、スイッチャ５３には
ＴＶカメラ（胆３力式）、キャプテンシステム（ｋｇ３
信号）、マイクロコンビュ−タやオフィスコンピュータ
等からのＩＵＢ　ｌＱ号が人力されるようになっており
、スイッチャ５３の切替えによってこれらＪ（ＧＢ倍信
号取込むことができる。すなわち、スイッチャ５３を介
して取込まれたＲＧ１３信号はＡＤ変換器８３でディジ
タル化された後にフレームメモリ８４に蓄積さね、Ｉ）
Ａ変俟器８５でアナログ化されて画面合成器７０及び階
調修正部７２　　に送られる。また、階調修正部７２に
は操作卓５０で制御される修正器及び表示器５５が接続
されて％す、スイッチャ５３から入力される囮Ｂ化号の
それぞれに対して手動操作によりコントラスト修正、階
調の平行移動、ライト部あるいはシャドウ部の階調等の
肌整が可能で、修正結果は画面合成器７０　を矛王て（
、’Ｊ（、’１’モニタ７１に随時虐示されろ。しかし
て、修正器及び表示器５５より静止画像に対してカーソ
ル信号を挿入することによって、（Ｉ（、Ｔモニタ７１
に表示されている静止画像の任意の点でのビデオレベル
を、ビデオ白信号基準値０．７■に対する比較値で、修
正器及び表示器５５の衣示部に＆’Ｍ４ｉＫ表示−する
ことかできる。また、人力される庭伯号のそれぞれに対
して階調修正を加えた条件や、修正器及び表示器５５の
階調イじ圧用つまみのセット位置情報を、外部メモリ記
録再生装置を介して外部メモリ（たとえば磁気デーゾ、
λｔ（デーゾ）５７に記録できるようになっている。

かくして、修正器及び表示器５５により所要の修正が加
えられたＲ、Ｇ、Ｂ静止画像イｈ号は画面合成器７０　
　を経てＣｌ（Ｔモニタ７１に表示されると共に、その
修正が光子すると操作卓５０の修止兄了指示スイッチを
押すことにより、リアルタイムでＡｌ）変換器５４を介
して１走査線当り７６５画素のディジタル１８号に変換
され、Ｉｔ、（ｊ、Ｂ各信号に対応するフレームメモリ
８０に順次記憶され、１画面に対する１Ｍ１Ｂ１を号の
記録が終了する。ところで、Ｌｌｌ１１面合成器７０　
は入力イロ号を切替える切替スイッチ７２と、。

ｃｉ＜；ｒモニタ７■への出力をｆｕｌｌ　餉１するス
イッチャ７３とで構成されており、入力切替部加の呂刀
は切替スイッチ７２を経て１′（ＯＢデコーダ７４に供
給され、その出力かＣＲＴモニタ７１に表示されるよう
になっている。

−ＩＪ、−１ＣＲＴモニタ７１における表示方式は、先
ず画面全体を階調修正前の画像光示とし、その後に画面
合成器７０の切替えによって階調修正後の画像を画面全
体に表示するようにしても良く、画面の切替えは任意で
ある。なお、図に示１−如（１画面を２分割して、一方
を修正前の画像領域７１Ａとし、他方を修正後の画像領
域７１Ｂとする場合、画面の分割＃７１Ｃは画面合成器
７０１Ｃ設けられているツマミ等によって、任意位置に
設定し得るようになっており、分割＃ｆ７１Ｃを左右画
面端に設定した場合には丁度画面の切替えを行なうこと
と同じになる。

このようにしてフレームメモリ８０に書込まれた■（・
、Ｇ、Ｈの修正済み静止画像情報は、操作車間の操作に
よりセし／フタ８６を経てＲＣ３Ｂ毎に順次フロッピー
ディスクドライバ（ＦＤＤ　）　８１に送られ、ここで
フロッピーディスク８２に書込まれる。この書込みに当
っては、フロッピーディスク８２の書込速度に合せてフ
レームメモリ８０の読出しを制御する必要がある。また
、フレームメモリ８０はラインメモリをもって代えるこ
とができるが、この場合には書込みに要する時間は更に
長くなる。

これら）（ＧＢの画像情報を記憶したフロッピーディス
ク８２からは、第２図に示すようなオフライン構成のカ
ラーフィルム作成装ｆ１１ｖ’　１２０によってカラー
フィルムを作成し、また、カラースキャナ２２１によっ
て印刷分解版を作成する。こｒハカラースキャナは、必
要によってレイアウトスキャナ２２２に接続され、レイ
アウト画像を作成する。すなわち、カラーフィルム又は
レイアウト画像を得ようとする場合には、フロッピーデ
ィスク８２をフロッピーディスクドライバ１０１にセッ
トし、読出された画像情報をマルチプレクサ１０２を経
てフレームメモリ１０４に書込み、これをカラーフィル
ム作成装置１２０又はカラースキャナ２２１の走査速度
に合せて読出し走査線補間部１０３に送る。走査線補間
部１０３は所定の演算式に従って走査線との間の補間を
行なう。カラーフィルムを得ようとするとぎは、補間さ
れた高密度の画像情報を鴎のセレクタ１０５及びインタ
フェース１１０を介してカラーフイルム作成装＃１２０
に送り、カラーフィルムを得る。

なお、カラーフィルム作成装置１２０内には制御部が設
けられており、フレームメモリ１０４．セレクタ１０５
及びインタフェース１１０を制御するようになっている
。走査線補間部１０３へ転送される信号は、奇数フィー
ルドと偶数フィールドの走査線が番号の若い順序に交互
に読出され、ここで走査方式が飛越方式から順次方式に
切替えられ、この切替えシζよって飛越方式の欠点であ
るベアリングを防ぎ、画質の低下を未然に防止する。走
査線補間部１０３へ転送イる走査線の信号本数は、テレ
ビ（Ｎｉ’ＳＣ方式）の走査線本数５２５本からブラン
キング期間に相当する走査線数を引いた４８４本分の信
号である。走査線補間部１０３においては内挿針ｑを行
ない、走査線数を４８４本から約４倍の１９２４本に増
やし、露光の時に走査線の１部が重なり合うようにして
各別の線として認識できないようにする。また、内挿効
果によって解像力も増加することができる。

この発明における内挿計算は、ニアレストネイハー法、
ハイリニヤ法、キュービックコンポリコ−ション法をス
イッチの切替えによって選択できるよう構成している。

ニアレスト不イバー法は隣接した画素のデータをそのま
ま内挿点の画素データとするもので、２値化された画像
に適し、バイリニヤ法は走査線間のデータが直線的に変
化するものとして内挿点の画素データを決めるもので、
中間調の多い画像に適し、キＬ−ビックコンポリューシ
コン法は内挿点の周辺１６画素のデータの相関性から内
挿点の画素データを決めるもので、いずれの画像に対し
ても適している。この内挿割算は、１画面当り約１５０
万個の画素に対して内挿画素１画素当り１６回の乗算と
加；痺を行なう必要があるので、コンピュータのソフト
ウェア処理では演算速度が遅（時間がかかり過ぎる。そ
σ）ため、１：の発明では走査線＠間部１０３を論理回
路をもって構成し、次段の出力部にリアルタイムでデー
タを出力し、極めて高速なフィルム作成を可能にしてい
る。

一方、レイアウト画像用の色分解版を得る場合にはイン
タフェース１１０及び２１０を切替え、走査線補間部１
０３からの画像信号をインタフェース２１０を経てレイ
アウトスキャナシステム２２０のカラースキャナ２２１
に送り、レイアウトシステム２２２でレイアウト画像用
の色分解版を得る。レイアウト出力システム２２０の詳
細は第３図に示すようになっており、カラースキャナ２
２１はカラー原稿９文字原稿等の情報をスキャニング方
式でピックアップし、ピックアップされたアナログ画像
情報はＡＤ変換器でディジタル情報に変換され、一旦コ
ンピュータ２２３を経由して外部メモリ２２５に記憶さ
れる。外部メモリ２２５としては、記憶容量σ−）太ぎ
い磁気ディスク装置（約３００メガバイト）が１個ある
いは複数個あれば良い。また、画像処理編集装置２２４
にはキーボード、ディジタイザ。

モニタディスプレイが＋１設されており、これら装置を
使用して版下台紙のページレイアウト情報を入力＜　７
−１゜このベージレイアウト情報も、一旦コンピュータ
２２３を経由して外部メモリ２２５　Ｋ記憶さ涛１．る
。ブ［お、ページメイクアップをする場合は、画像処理
編集装置２２４のキーボードから命令を入力して、ベー
ジレイアウト情報をナイスプレイ上に呼出す。さらに、
キーボードから命令を人力し画像情報を外部メモリ２２
５の磁気ディスク装置から呼出し、指定されたトリ江／
グ位置に移動させる。次に、マスクに関する命令を人力
すると、トリミングサイズ以外の画像情報は画面上から
消去され、必要画像情報だけが残る。もしも調子的に不
満であれば、修正に関する命令でレタッチングも可能で
ある。ページメイクアップ時に必要な命令や機能には、
上述の絵柄の移動、マスキング。

修正以外に切抜き、絵柄の重なり処理、平網・網ふせ等
がある。オペレータによる−通りのページメイクアップ
処理が終了すると、こわらの画像情報はコンピュータ２
２３を経由して所定の磁気ディスク装置へ記憶される。

このページメイクアップ処理後の情報は、必要とすると
きに串力装置２２６からフィルム化して、Ｙ（黄）、Ｍ
（マゼンタ）、　ｃ　（シアｙ　）　、　ＢＫ（Ｍ）の
レイアウト済み色分解版２２７として得られる。

なお、第２図はカラーフィルムとレイアウト画像とを同
時に得ることのない場合のシステム例を示すものである
か、カラーフィルム及びレイアウトシステムを同時に得
ようとする場合には、第４図に示イカラーフイルム作成
システムと、第５図に示すレイアウト出力システムとを
別々に設ければ良（・。谷システムの動作は第２図の場
合と全く同様である。

以上詳ａｉに説明したように、この発明によねば、従来
のようにカラーブラウン管上に連続ビデオ画像を表示し
、所望画面を選定しスチールカメラで撮影する方式と比
較して画質が飛躍的に向上し、印刷１（適する画像を得
ることができる。これは、旧信号階調の修正、走査方式
の変換、２次元内挿処理により走査線の本数の増加を行
なうことで走査線を消去し、解像力を増強するなど各種
の画質向上処理を施したことに加え、タイムベーヌコレ
クタによるビデオ信号の時間的なずれの補正。

ノイズリデューサによるビデオ信号に含まれている雑音
信号の抑圧、ディテールコレクタによる画像の輪郭強調
を行なった効果によるものである。

また、スチールカメラで撮影する方法に比較して、極め
”Ｃ正確に画面選択して抽出することができる。

さらに、信号変換処理部と内挿処理及び出力部とがオフ
ライン構成となっているため、各々の作業を独立して行
なうことができると共に、任意の時点で作業を行ない得
るので作業効率の良い運用ができる。さらに、カラーフ
ィルム出力とカラースキャナ出力とを専用化できるとい
った利点があり、出力部にレイアウトスキャナシステム
を橋、大した場合には、製版工程の主要な作業である写
真処理、マスク作成等の合成準備２合成等労働集約的な
要素の多い手作業部門が自動処理可能になる等の効果が
期待できる。また、このシステムにおける表示モニタは
１つであり、画面合成器によって切替え単独又は同時に
モニタできるようになっているので、色調問題が解決さ
れると共に、経済的でもある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の入力部９編集部及び画像信号変換処
理部の構成例を示すブロック図、第２図はこの発明の出
力部の一例を示すブロック図、第３図はその一部を詳細
に示すブロック図、第４図及び第５図はそれぞれこの発
明の出力部の他の例を示すブロック図である。 １１・・・ビデオテープ、１２・・・ビデオディスク（
フロッピーディスク）、１３・・・フィルム（スライド
。 テロップ）、１４・・・テレビジョン電波、２］　、　
３２・・・ＶＴＲ１２２・・・ＶＤ几、お・・・テレシ
ネ装置、冴・・・ＴＶ受儒機、２り・・・ＴＶ右カメラ
３０・・・入力切替部、３１・・・りＩムコード書込み
部、４０・・・自ｉｊ１編集ユニット、５０・・・操作
卓、５２・・・Ｈ，ＧＢ　７”’　：Ｉ−タ、５３・・
・スイッチャ、ω・・・画質向上部、７０・・・画面合
成器、８０　＋　８４　＋　１０４・・・フレームメモ
リ、８２・・・フロッピーディスク、８１　、１０１・
・・フロッピーティスフドライバ、１０２・・・マルチ
プレクサ、１０３・・・走査線袖間部、１２０・・・カ
ラーフィルム作成装置、２２０・・・レイアウトスキャ
ナシステム、２２１・・・カラースキャナ、２２２・・
・レイアウトシステム。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （ａ）　　ビテオテープ、ビデオディスク、フィルム。 スライド、テロップ、テレビジョン電波及び′ｆＶカメ
   ラ等からの映像信号を入力切換部を経て入力し、前記映
   像信号を画質劣化させることなくタイムコードと一緒に
   マスクビデオテープに録画し、前記マスタビデオテープ
   から所望画面を選択した時の尚該選択画面に対応する前
   記タイムコードをタイムコードメモリ又は外部メモリに
   記憶させる入力編集部と、 （ｂ）　　前記入力編集部とオンラインで構成され、前
   記マスクビデオテープ及びタイムコードメモリ、外部メ
   モリに基（・て前記選択画面を自動的に抽出１−る自動
   選択可生部と、この自動選択再生部からの画像信号の各
   走査線信号間の時間的ずれ補正、雑音除去及び輪郭強調
   処理を行なう画質向上部と、画像の筒品質化に適した輝
   度信号及びクロマ信号の分離からｆＵＢ　（ｇ号に変換
   すると共に、ＴＶカメラ、キャプテンシステム等からの
   ｋＶＵＢ　４８号も入力可能な構成とし、これらｆ（（
   ｊＢ傷信号独立して調整することができかっ色及び階調
   の修正処理を行なう修正部と、前記入力編集部の画面を
   表示すると共に、修正前の前記韻Ｂ信号及び修正後のＲ
   ＧＢ信号を画面合成器を弁してモニタ表示する表示部と
   、前記修正された１（ＩＧＢ信号をテイジタル化して記
   ｔ！する記憶部とを有して成る画像信号変換処理部と、
   （Ｃ）　　前記画像信号変換処理部とはオフラインに構
   成され、前記画像信号変換処理部の記憶部に記憶された
   Ｉ（ＧＢ倍信号、奇数フィールドの走査線情報及び偶数
   フィールドの走査ｉ情報として順次読出し、その間の情
   報と２次元的内挿等によって補間した後、カラーフィル
   ムを作成するカラーフィルム作成システム又は高品質の
   色分〜を版を作成するレイアウト出力システムと、を具
   えたことを％徴とするビデオ画像の製版システム。