JPS597822Y2 - 通信装置用配線盤の構造 - Google Patents

通信装置用配線盤の構造

Info

Publication number
JPS597822Y2
JPS597822Y2 JP10041379U JP10041379U JPS597822Y2 JP S597822 Y2 JPS597822 Y2 JP S597822Y2 JP 10041379 U JP10041379 U JP 10041379U JP 10041379 U JP10041379 U JP 10041379U JP S597822 Y2 JPS597822 Y2 JP S597822Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
board
distribution board
wiring
telephone exchange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10041379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5619983U (ja
Inventor
勝洋 栗原
Original Assignee
明星電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 明星電気株式会社 filed Critical 明星電気株式会社
Priority to JP10041379U priority Critical patent/JPS597822Y2/ja
Publication of JPS5619983U publication Critical patent/JPS5619983U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS597822Y2 publication Critical patent/JPS597822Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Telephone Exchanges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案はキャビネットタイプの通信装置、特に電話交換
機の配線盤(所謂MDF)の構造に関するものである。
(技術背景) 電話交換機には当該電話交換機と内線電話機、局線等の
外線とを接続するために配線盤(所謂MDF)が設けら
れる。
キャビネットタイプの電話交換機においては上記配線盤
は電話交換機本体と同一のキャビネット内に設けられる
場合と、電話交換機本体のキャビネットとは別個に配線
盤用のキャビネットが設けられ、当該配線盤用のキャビ
ネット内に設けられる場合とがある。
配線盤が電話交換機本体のキャビネットに収められてい
る場合の電話交換機では通常設置される際電話交換機本
体のキャビネットが壁面等に固定され、また、配線盤が
電話交換機本体のキャビネットと別個のキャビネットに
収められている場合の電話交換機では通常配線盤を収め
たキャビネットを壁面等に固定し、電話交換機本体のキ
ャビネットは配線盤を収めたキャビネットを中心に回転
的に移動可能なように固定される。
即ちいずれの場合でも電話交換機は転倒を防止して安全
性を期すために壁面等建造物に固定される。
(従来技術の問題点) 技術背景で述べた様にいずれの形式においても配線盤が
収容されているキャビネットは壁面に固定されるため電
話交換機の設置時の配線盤への配線作業あるいは設置後
番号計画の変更等による配線盤の配線替作業等において
は配線盤が収められているキャビネットを移動すること
ができず、特に電話交換機の設置スペースが狭い場合に
はこれらの作業は困難を極める。
また配線盤が収められているキャビネット内での上記作
業は当該キャビネット内にはケーブルの係止部材等、配
線作業の障害物となるものが種々含まれており、キャビ
ネット内での上記作業は極めて非能率的とならざるを得
ない。
(本考案の目的) 本考案は以上に述べた従来技術の問題点を解決し、配線
盤への配線作業が容易に行なえる電話交換機用の配線盤
を提供することを目的とする。
(本考案の概要) 本考案は、以上の目的のために支柱をキャビネット内で
回転可能に軸支し、この支柱に端子板と当該端子板に接
続される布線の捕縛部材を取り付け、上記支柱を回転さ
せたとき上部端子板がキャビネット外に露呈するように
し、かつ上記捕縛部材が上記端子板との位置関係を不変
に保って当該端子板とともに移動することによって布線
の断線事故がないようにした。
(実施例の説明) 以下、配線盤を電話交換機本体とは別個のキャビネット
に収められたタイプの電話交換機に本考案を実施した例
について説明する。
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図a,bはそれ
ぞれ本考案の実施例において配線盤の端子板部分をキャ
ビネット内に収めた状態の横断面図、及び配線盤の端子
板部分をキャビネット外に引出した状態の横断面図、第
3図は本考案の実施例の要部である端子板取付用支柱の
回転の中心部分を示す斜視図、第4図はキャビネット内
の配線盤の位置関係を説明する横断面図である。
第1図〜第3図において、1は配線盤、2は配線盤収納
用のキャビネット、3は電話交換機本体、4は電話交換
機本体3を配線盤収納用のキャビネット2に回転的に移
動可能に取付けるための蝶番、5及び6は布線で、その
うち5は交換機本体3から配線盤1への布線用東線、6
は配線盤1から内線電話機や局線等外線への接続ケーブ
ル、7,8は配線盤収納用のキャビネット2の塞板、9
は配線盤1の回転の中心軸をなすビス、10は配線盤1
の回転を係止し固定するビス、11は配線盤収納用のキ
ャビネット2を固定する壁面である。
尚第3図は第1図のイの個所の拡大図であり、第1図口
の構造も第3図と同様の構威をとっている。
配線盤1において、1aは端子板、1bは端子板1aの
取付用支柱、1Cは端子板1aの取付台、1d及び1e
は布線5及び6を固定又は拘束するための布線捕縛部材
で、そのうち1dは布線用束線5を固定する板状部材(
以下、サポートという。
)、1eは接続ケーブル6を係止するリング状部材(以
下、リングという。
)、lbaは支柱1bの回転の中心となる孔、lbbは
支柱1bの回転を係止する溝孔である。
電話交換機全体の構或は第2図aに示すように電話交換
機本体3と配線盤1を収納しているキャビネット2とで
戒っており、双方は蝶番4を中心に電話交換機本体3が
回転移動可能に連結されている。
そしてキャビネット2が壁面11に固定され、電話交換
機本体3の底面に例えばキャスターが取付けられていて
電話交換機本体3は蝶番4を中心に回転移動が可能であ
る。
回転移動後の状態を第2図aにおいて2点鎖線で示して
ある。
キャビネット2内には支柱1bが垂直に設けられ、当該
支柱1bはキャビネット2の底と天井とに設定された回
転軸を中心に水平方向に回転可能に支承してある。
即ち支柱1bの上下の両端は同方向に直角に曲げられ、
第3図に示すように直角に曲げた部分に孔1baと溝孔
1bbが設けられていてビス9で軸支され、かつビス9
及び10を締め付けることによりキャビネット2に固定
される。
孔1baは通常の丸穴、溝孔1bbは外部に開口した状
態の溝穴になっており、ビス9,10をゆるめることに
より (完全に抜き取る必要はなく、特にビス9は抜き
取ってはならない。
)支柱1bをビス9 (−711ba)を中心に水平方
向(第3図の矢印方向)に回転させることかで゛きる。
支柱1bの回転の中心となる孔1baがビス9によって
キャビネット2内に固定される位置は、第4図に示すよ
うにキャビネット2の側面とビス9によって固定される
位置までの距離Aが孔1baと支柱1bに取付けられて
いる端子板1aの基板までの距離Bより長くない位置に
設定される。
したがって第2図aに示すように通常は端子板1aはキ
ャビネット2内に収められており、設置工事の際、ある
いは保守の際等、必要なときはキャビネット2の塞板8
を取り外し、支柱1bを固定しているビス9及び10を
ゆるめてビス9を中心軸にして支柱1bを回転させると
、第2図bに示すように端子板1aはキャビネット2の
側面に露呈する。
なお、上記距離A, Hの関係は支柱1bを回転移動
させたとき端子板1aの少くとも配線端子部分がキャビ
ネット2の外部に露呈する関係に設定されればよい。
支柱1bには第1図に示すように取付台1cを介して端
子板1aを取付けてある他にサポート1dおよびリング
1eが取付けられており第2図a, l)に示すよう
に電話交換機本体3からの布線用束線5はサポーHdに
固定され、外部への接続ケーブル6はリング1eにより
束縛される。
このようにして支柱1bを回転移動しても布線用束線5
と端子板1a、接続ケーブル6と端子板1aとの位置関
係が変わらないようにして、端子板移動に伴う布線の形
状変更は、強度が比較的強い束状部分(東線に形或した
部分)で専ら行なわれるようにしてあり、これによって
布線用束線5と接続ケーブル6から端子板1aに配線さ
れている個別リード線が配線端子部分で不要に曲げられ
るようなことがないようにし、支柱1bの回転移動に伴
う断線事故等を防止している。
(本考案の効果) 以上の実施例の説明で明らかなように本考案によれば電
話交換機の設置工事あるいは保守点検等の際に於で配線
盤工事を必要とするとき、配線盤を回転移動させること
によって端子盤をキャビネット外部に出すことができる
ので配線盤工事が容易にでき、また配線盤工事の終了後
は配線盤を再び回転させることで容易にキャビネット内
に収めることができ、しかもこのように端子板を回転移
動させても、端子板に接続されている個別リード線が折
り曲げられることはないので、端子板部分での断線事故
等が極めて少ないといった顕著な効果を享受することが
できる。
(本考案の適用範囲) 実施例の説明では、電話交換機本体と配線盤とが別体の
キャビネットに収納されている例を掲げたが電話交換機
本体と配線盤とが同一のキャビネットに収められている
場合でも本考案を実施することができ、また電話交換機
に限らず配線盤を有する通信装置(例えばデータ伝送機
器等)であれば、いずれにおいても本考案を実施するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の実施例を説明する図であり、第
1図は実施例の斜視図、第2図a, l)は実施例の
横断面図、第3図は実施例の要部(第1図イに示す部分
)の斜視図、第4図は実施例の配線盤の位置関係を説明
する横断面図である。 主な記号、1・・・配線盤、1a・・・端子板、1b・
・・支柱、1C・・・取付台、1d・・・布線捕縛部材
(サポート)、1e・・・布線捕縛部材(リング)、l
ba・・・回転の中心孔、lbb・・・支柱の係止用溝
孔、2・・・キャビネット、3・・・電話交換機本体、
5・・・布線(布線用東線)、6・・・布線(外部接続
ケーブル)、9・・・中心軸用ビス、10・・・支柱の
係止用ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キャビネット内に垂直に設けられ、水平方向に回転可能
    に軸支された支柱、上記支柱を回転することによって少
    くとも配線端子部分が上記キャビネットの外部に露呈す
    るような高さで上記支柱に取付けられた端子板と、上記
    支柱を回転することによって上記端子板との相互位置関
    係が不変であるように上記支柱に取付けられた布線捕縛
    部材でなる通信装置用配線盤の構造。
JP10041379U 1979-07-20 1979-07-20 通信装置用配線盤の構造 Expired JPS597822Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10041379U JPS597822Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 通信装置用配線盤の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10041379U JPS597822Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 通信装置用配線盤の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5619983U JPS5619983U (ja) 1981-02-21
JPS597822Y2 true JPS597822Y2 (ja) 1984-03-09

Family

ID=29333145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10041379U Expired JPS597822Y2 (ja) 1979-07-20 1979-07-20 通信装置用配線盤の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS597822Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5619983U (ja) 1981-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8093496B2 (en) Cable management system for moveable communication panels
CN1916754B (zh) 保安相机
US20100259145A1 (en) Modular Telecommunications Frame and Enclosure Assembly
US6060660A (en) Consolidation point enclosure
US5836551A (en) Bottom pivot wallmount bracket and wire management system
JPS597822Y2 (ja) 通信装置用配線盤の構造
JPS62107620A (ja) フロアコンセント
JPS62107626A (ja) フリ−アクセスフロアの配線システム
JPH0445399Y2 (ja)
JPH0424726Y2 (ja)
CN213151506U (zh) 一种新型挡线支架
JPS5936116Y2 (ja) 通信ケ−ブルの切替接続盤
JP3011237B1 (ja) 筐体のパネル構造
JPS62107625A (ja) フリ−アクセスフロアの配線システム
JP2545065B2 (ja) フロアコンセント
JP2669730B2 (ja) インナーコンセントの取り付け構造
JPH0424691Y2 (ja)
JPS6326056Y2 (ja)
KR200243586Y1 (ko) 스플리터 단자반
JPH0697674A (ja) 電子機器の壁掛け装置
JPS622567Y2 (ja)
JPH0347391Y2 (ja)
CN2269008Y (zh) 一种安置房间线缆和接插座的装置
JPH0527415Y2 (ja)
JPH0549140A (ja) アクセスフロアパネル