JPS597702B2 - アルフア − (2− ( p− クロロフエノキシ ) − イソプチル ) − ベ−タ − ニコチノイルグリコ−ルエステルノ セイゾウホウオヨビチヨウセイヤクザイ - Google Patents
アルフア − (2− ( p− クロロフエノキシ ) − イソプチル ) − ベ−タ − ニコチノイルグリコ−ルエステルノ セイゾウホウオヨビチヨウセイヤクザイInfo
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- JPS597702B2 JPS597702B2 JP50105573A JP10557375A JPS597702B2 JP S597702 B2 JPS597702 B2 JP S597702B2 JP 50105573 A JP50105573 A JP 50105573A JP 10557375 A JP10557375 A JP 10557375A JP S597702 B2 JPS597702 B2 JP S597702B2
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- ester
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D213/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D213/02—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D213/04—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
- C07D213/60—Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D213/78—Carbon atoms having three bonds to hetero atoms, with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
- C07D213/79—Acids; Esters
- C07D213/80—Acids; Esters in position 3
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Pyridine Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はα一〔2−(p−クロロフェノキシ)−イソブ
チリル〕−β−ニコチノイルグリコールエステルの製造
法に関する。
チリル〕−β−ニコチノイルグリコールエステルの製造
法に関する。
α−〔2−(p−クロロフエノキシーイソブチリル〕−
β−ニコチノイルグリコールエステルは47℃で融解す
る既知の化合物である。
β−ニコチノイルグリコールエステルは47℃で融解す
る既知の化合物である。
薬剤調剤の成分として、α−〔2−(p−クロロフェノ
キシ)−イソブチリル〕−β−ニコチノイルグリコール
エステルは過剰脂肪(hyperlipoidemia
l)の場合及びトリグリセラードやコレステリン価が増
大した場合に脂質低減効果を有する。臨床テストは患者
1日当りα−〔2−(p−クロロフェノキシ)−イソブ
チリル〕−β−ニコチノイルグリコールエステル3 0
0!!19の投与で、患者の血液中に含まれるコレステ
リン、トリグリセラード、フオスフアチツド及び遊離脂
肪酸が顕著に減少したことを示した。α一〔2−(p−
クロロフェノキシ)−イソブチリル〕−β−ニコチノイ
ルグリコールエステルの製造法は既に知られている。
キシ)−イソブチリル〕−β−ニコチノイルグリコール
エステルは過剰脂肪(hyperlipoidemia
l)の場合及びトリグリセラードやコレステリン価が増
大した場合に脂質低減効果を有する。臨床テストは患者
1日当りα−〔2−(p−クロロフェノキシ)−イソブ
チリル〕−β−ニコチノイルグリコールエステル3 0
0!!19の投与で、患者の血液中に含まれるコレステ
リン、トリグリセラード、フオスフアチツド及び遊離脂
肪酸が顕著に減少したことを示した。α一〔2−(p−
クロロフェノキシ)−イソブチリル〕−β−ニコチノイ
ルグリコールエステルの製造法は既に知られている。
ドイツ特許第1941217号によれば、2−(p−ク
ロロフェノキシ)−イソ酪酸はリン酸及びp−トルエン
スルホン酸の触媒量の存在下に過剰のエチレングリコー
ルと反応して半エステルを形成する。そしてこの半エス
テルをテトラヒドロフラン中で、氷で冷却しながら過剰
量のニコチン酸塩化物と反応させる。酢酸を用いて再結
晶させると、100℃の融点を有するα一〔2−(p−
クロロフェノキシ)−イソブチリル〕一β−ニコチノィ
ルグリコールエステル塩酸塩が70%の収率で得られた
。この知られた方法は所望の化合物を有効な収率で得て
いるが、ある不利益をもつている。半エステルと反応さ
せるニコチン酸塩化物は、加水分解し易く、従つて反応
は水分が排除される条件下に行われねばならない化合物
である。更にこの反応の間、遊離塩酸が生成し、使用す
る装置は腐食に耐えることが特に必要となる。本発明の
目的は、上記不利益を実質的に排除し、所望生成物の収
率を高めたα−〔2−(p−クロロフェノキシ)−イソ
ブチリル〕−β−4コチノイルグリコールエステルの改
善された製造法を提供することにある。
ロロフェノキシ)−イソ酪酸はリン酸及びp−トルエン
スルホン酸の触媒量の存在下に過剰のエチレングリコー
ルと反応して半エステルを形成する。そしてこの半エス
テルをテトラヒドロフラン中で、氷で冷却しながら過剰
量のニコチン酸塩化物と反応させる。酢酸を用いて再結
晶させると、100℃の融点を有するα一〔2−(p−
クロロフェノキシ)−イソブチリル〕一β−ニコチノィ
ルグリコールエステル塩酸塩が70%の収率で得られた
。この知られた方法は所望の化合物を有効な収率で得て
いるが、ある不利益をもつている。半エステルと反応さ
せるニコチン酸塩化物は、加水分解し易く、従つて反応
は水分が排除される条件下に行われねばならない化合物
である。更にこの反応の間、遊離塩酸が生成し、使用す
る装置は腐食に耐えることが特に必要となる。本発明の
目的は、上記不利益を実質的に排除し、所望生成物の収
率を高めたα−〔2−(p−クロロフェノキシ)−イソ
ブチリル〕−β−4コチノイルグリコールエステルの改
善された製造法を提供することにある。
本発明によれば、α−〔2−(p−クロロフエノキシ)
−イソブチリル〕−β一エチルクロライドエステルをニ
コチン酸アルカリ塩と反応させるα−〔2−(p−クロ
ロフエノキシ)−イソブチリル〕−β−ニコチノイルグ
リコールエステルの製造法が提供される。
−イソブチリル〕−β一エチルクロライドエステルをニ
コチン酸アルカリ塩と反応させるα−〔2−(p−クロ
ロフエノキシ)−イソブチリル〕−β−ニコチノイルグ
リコールエステルの製造法が提供される。
本発明によつて提供される反応条件下では、所望エステ
ルは90〜95%の収率で生成する。高級アルキル塩化
物α一〔2−(p−クロロフエノキシ)−イソブチリル
〕−β一エチルクロライドエステルがピリジン誘導体、
ニコチン酸塩との反応の間に、ピリジンの窒素が実際に
は4級化しないと云うことは熟練者には驚きであつた。
ルは90〜95%の収率で生成する。高級アルキル塩化
物α一〔2−(p−クロロフエノキシ)−イソブチリル
〕−β一エチルクロライドエステルがピリジン誘導体、
ニコチン酸塩との反応の間に、ピリジンの窒素が実際に
は4級化しないと云うことは熟練者には驚きであつた。
それはピリジンがセチルクロライド又は他の高級アルキ
ル塩化物と反応して、主としてN−セチルピリジウムク
ロライドが得られることが、Dr.W.KnOblOc
kによつて編集された合成薬剤(SYN−THETIS
HEARZNEIMITTEL)ハンドブツク〔ベルリ
ンのArademie−VerIagから1961年に
出版〕第531頁によつて知られているからである。そ
れ故、本発明によるα−〔2−(p−クロロフエノキシ
)−イソブチリル〕−β一エチルクロライドエステルと
ニコチン酸アルカリ塩との反応によつてピリジンの窒素
が実際にアルキル化せず、所望するα−〔2−(p−ク
ロロフエノキシ)−イソブチリル〕−β−ニコチノイル
グリコールエステルが90〜95%の収率で得られるこ
とは驚くべきことである。本発明による方法では、好ま
しくはニコチン酸のナトリウム塩(Na−ニコチネート
)が用いられるが、例えばLi−ニコチネート又はK−
ニコチネートの如き他のアルカリ塩もまた好適である。
ル塩化物と反応して、主としてN−セチルピリジウムク
ロライドが得られることが、Dr.W.KnOblOc
kによつて編集された合成薬剤(SYN−THETIS
HEARZNEIMITTEL)ハンドブツク〔ベルリ
ンのArademie−VerIagから1961年に
出版〕第531頁によつて知られているからである。そ
れ故、本発明によるα−〔2−(p−クロロフエノキシ
)−イソブチリル〕−β一エチルクロライドエステルと
ニコチン酸アルカリ塩との反応によつてピリジンの窒素
が実際にアルキル化せず、所望するα−〔2−(p−ク
ロロフエノキシ)−イソブチリル〕−β−ニコチノイル
グリコールエステルが90〜95%の収率で得られるこ
とは驚くべきことである。本発明による方法では、好ま
しくはニコチン酸のナトリウム塩(Na−ニコチネート
)が用いられるが、例えばLi−ニコチネート又はK−
ニコチネートの如き他のアルカリ塩もまた好適である。
反応は、好ましくは充分に高い沸点を有する極性溶剤中
で行われ、本発明の目的のために使用し得る溶剤類ぱテ
トラ−ヒドロフラン、ジメチルホルマミド及びジメチル
−スルホキシドであつて、その例の中ではジメチルホル
マミドがα一〔2−(p一クロロフエノキシ)−イソー
ブチリル〕−β−ニコチノイルグリコールエステルの最
高の収率を得るので特に好ましい。本発明による方法は
全く高い温度で行われる。120〜1800の温度が用
いられる反応装置の極性溶剤中での反応に好適である。
で行われ、本発明の目的のために使用し得る溶剤類ぱテ
トラ−ヒドロフラン、ジメチルホルマミド及びジメチル
−スルホキシドであつて、その例の中ではジメチルホル
マミドがα一〔2−(p一クロロフエノキシ)−イソー
ブチリル〕−β−ニコチノイルグリコールエステルの最
高の収率を得るので特に好ましい。本発明による方法は
全く高い温度で行われる。120〜1800の温度が用
いられる反応装置の極性溶剤中での反応に好適である。
かかる温度では、事実上完全に反応させるには約20〜
200分間の反応持続が必要であり、反応温度が一層高
いときは、より短かい時間でさえ満足する反応が得られ
る。α一〔2−(p−クロロフエノキシ)−イソブチリ
ル〕−β−ニコチノイルグリコールエステルを製造する
ための本発明の方法は、α−〔2一(p−クロロフエノ
キシ)−イソブチリル〕−β−エチルクロライドエステ
ルを沸騰するジメチルホルマミト沖でNa−ニコチネー
トと30〜120分間反応させるとき、特によい収率が
得られる。
200分間の反応持続が必要であり、反応温度が一層高
いときは、より短かい時間でさえ満足する反応が得られ
る。α一〔2−(p−クロロフエノキシ)−イソブチリ
ル〕−β−ニコチノイルグリコールエステルを製造する
ための本発明の方法は、α−〔2一(p−クロロフエノ
キシ)−イソブチリル〕−β−エチルクロライドエステ
ルを沸騰するジメチルホルマミト沖でNa−ニコチネー
トと30〜120分間反応させるとき、特によい収率が
得られる。
同時に、反応によつて形成される揮発性の不純物類を除
くために沸騰しているジメチルホルマミドからジメチル
ホルマミドの約5%を留去することが有利である。反応
が終つたら、反応混合物を室温まで冷却して生成した塩
化ナトリウムをf別し、次いで少量のジメチルホルマミ
ドで数回洗滌する。洗滌したジメチルホルマミドを反応
溶液と合わせ、次に真空中で徐々に温度を上げて蒸留に
より該溶液からジメチルホルマミドを完全に除去する。
そこに残留した真にジメチルホルマミドのない粗α−〔
2−(p−クロロフエノキシ)−イソブチリル]一β−
ニコチノイルグリコールエステルをイソプロパノール中
に吸収させ、漂白剤を加えたのちイソプロパノールを煮
沸させて約40〜120分撹拌する。その後漂白剤は熱
溶液からF別される。好適な漂白剤の例はTOnsil
7OCCである。次に所望生成物を含んだ暖かいP液を
冷イソプロパノールと約1:1の割合に混合すると所望
エステルの結晶化がはじまる。6〜8℃で約6〜10時
間後に、所望生産物は大部分晶出し、その結晶泥はかき
回され、細かく砕かれて乾燥される。
くために沸騰しているジメチルホルマミドからジメチル
ホルマミドの約5%を留去することが有利である。反応
が終つたら、反応混合物を室温まで冷却して生成した塩
化ナトリウムをf別し、次いで少量のジメチルホルマミ
ドで数回洗滌する。洗滌したジメチルホルマミドを反応
溶液と合わせ、次に真空中で徐々に温度を上げて蒸留に
より該溶液からジメチルホルマミドを完全に除去する。
そこに残留した真にジメチルホルマミドのない粗α−〔
2−(p−クロロフエノキシ)−イソブチリル]一β−
ニコチノイルグリコールエステルをイソプロパノール中
に吸収させ、漂白剤を加えたのちイソプロパノールを煮
沸させて約40〜120分撹拌する。その後漂白剤は熱
溶液からF別される。好適な漂白剤の例はTOnsil
7OCCである。次に所望生成物を含んだ暖かいP液を
冷イソプロパノールと約1:1の割合に混合すると所望
エステルの結晶化がはじまる。6〜8℃で約6〜10時
間後に、所望生産物は大部分晶出し、その結晶泥はかき
回され、細かく砕かれて乾燥される。
かくして白ないし淡黄色のα一〔2−(pクロロフエノ
キシ)−イソブチリル〕−β−ニコチノイルグリコール
エステルが70〜75%の収率で得られる。母液の再生
の間と、更に約20%のエステルが本発明の方法を用い
るようにして分離され、合計収率約90〜95%が達成
できる。本発明による方法に用いられる反応剤、溶剤及
び補助剤は概して容易に入手し得る出発物質であり商業
的に得られる。もし、α一〔2−(p−クロロフエノキ
シ)−イソブチリル〕−β一エチルクロラィドエステル
が要求される量及び/又は純度で利用することができな
いならば、その時はエステルは、例えばエタノール塩化
物とp−クロロフエノキシーイソ酪酸から全く容易に得
ることができる。例えばエタノール塩化物4モルをp−
クカロフエノキシ一酪酸1モルと共に三弗化ボロンの触
媒量(酸について約5%)の存在下に約100℃に加熱
すればよく、この温度で50分〜60分間反応させる。
次いで過剰エタノール塩化物を蒸留によつて除去し、残
渣をクロロホルム中に入れ、10%の重炭酸ソーダ溶液
で数回洗滌する。次に分別蒸留にかける。α−〔2−(
p−クロロフエノキシ)−イソブチリル〕一β一エチル
クロライドエステルはアスピレータ一で分解することな
く蒸留することが可能である。沸点は13トル(TOr
r)で181℃である。本発明を以下の実施例によつて
更に詳説する。
キシ)−イソブチリル〕−β−ニコチノイルグリコール
エステルが70〜75%の収率で得られる。母液の再生
の間と、更に約20%のエステルが本発明の方法を用い
るようにして分離され、合計収率約90〜95%が達成
できる。本発明による方法に用いられる反応剤、溶剤及
び補助剤は概して容易に入手し得る出発物質であり商業
的に得られる。もし、α一〔2−(p−クロロフエノキ
シ)−イソブチリル〕−β一エチルクロラィドエステル
が要求される量及び/又は純度で利用することができな
いならば、その時はエステルは、例えばエタノール塩化
物とp−クロロフエノキシーイソ酪酸から全く容易に得
ることができる。例えばエタノール塩化物4モルをp−
クカロフエノキシ一酪酸1モルと共に三弗化ボロンの触
媒量(酸について約5%)の存在下に約100℃に加熱
すればよく、この温度で50分〜60分間反応させる。
次いで過剰エタノール塩化物を蒸留によつて除去し、残
渣をクロロホルム中に入れ、10%の重炭酸ソーダ溶液
で数回洗滌する。次に分別蒸留にかける。α−〔2−(
p−クロロフエノキシ)−イソブチリル〕一β一エチル
クロライドエステルはアスピレータ一で分解することな
く蒸留することが可能である。沸点は13トル(TOr
r)で181℃である。本発明を以下の実施例によつて
更に詳説する。
実施例8310kgのα一〔2−(p−クロロフエノキ
シ)−イソブチリル〕−β一エチルクロライドエステル
、4350k9のNa−ニコチン酸塩及び600001
のジメチルホルマミドを撹拌器及び塔を備えた反応槽に
入れ、撹拌しながら150〜155℃に加熱して60分
間反応させる。
シ)−イソブチリル〕−β一エチルクロライドエステル
、4350k9のNa−ニコチン酸塩及び600001
のジメチルホルマミドを撹拌器及び塔を備えた反応槽に
入れ、撹拌しながら150〜155℃に加熱して60分
間反応させる。
反応の工程中31のジメチルホルマミドが常圧下に蒸留
塔を通して除かれる。反応が終つたとき、析出物を室温
に冷却し、分離された食塩を沢過によつて除去する。次
いでf別ケーキをジメチルホルマミド約81で洗滌する
。▲液を15〜20t0rrで減圧蒸留せしめ、この工
程中にジメチルホルマミド601を除去する。
塔を通して除かれる。反応が終つたとき、析出物を室温
に冷却し、分離された食塩を沢過によつて除去する。次
いでf別ケーキをジメチルホルマミド約81で洗滌する
。▲液を15〜20t0rrで減圧蒸留せしめ、この工
程中にジメチルホルマミド601を除去する。
蒸留残渣をイソプロパノール51及び活性炭0.5kg
と共に60分間還流下に撹拌し、それから加圧沢過で▲
過する。次いで▲過ケーキをイソプロパノール約21で
洗滌する。最後に▲液を冷イソプロパノール31と混合
し、10℃で結晶させる。一夜放置後、反応生成物を遠
心分離し、真空乾燥室中30℃で乾燥する。次のパツチ
に於ては、イソプロパノールに代えて母液が用いられる
。融点46〜48℃のα−〔2−(p−クロロフエノキ
シ)−イソブチリル〕−β−ニコチノイルグリコールエ
ステル約10k9が得られる(理論量の91%)生成物
は次の分析特性を有する。
と共に60分間還流下に撹拌し、それから加圧沢過で▲
過する。次いで▲過ケーキをイソプロパノール約21で
洗滌する。最後に▲液を冷イソプロパノール31と混合
し、10℃で結晶させる。一夜放置後、反応生成物を遠
心分離し、真空乾燥室中30℃で乾燥する。次のパツチ
に於ては、イソプロパノールに代えて母液が用いられる
。融点46〜48℃のα−〔2−(p−クロロフエノキ
シ)−イソブチリル〕−β−ニコチノイルグリコールエ
ステル約10k9が得られる(理論量の91%)生成物
は次の分析特性を有する。
C ;計算値;59.40%、実測値;59.22%H
; 〃 4.95%、 〃 4.98%Cl
; 〃 9.80%、 〃 9.59%N
;計算値; 3.85%、実測値; 3.88%本発明
によつて製造されるα一〔2−クロロフエノキシ)−イ
ソブチリル〕一β−ニコチノイルグリコールエステルは
淡黄色の透明な粉末であつて、調剤製造に活性試薬とし
て使用され得る。
; 〃 4.95%、 〃 4.98%Cl
; 〃 9.80%、 〃 9.59%N
;計算値; 3.85%、実測値; 3.88%本発明
によつて製造されるα一〔2−クロロフエノキシ)−イ
ソブチリル〕一β−ニコチノイルグリコールエステルは
淡黄色の透明な粉末であつて、調剤製造に活性試薬とし
て使用され得る。
人間にも動物にも、例えば粉剤、錠剤、軟かいゼラチン
カプセル及び硬いゼラチンカプセルの如き経口施薬によ
つて血液中のコレステリン、トリグリセラィドホスフア
チツド及び遊離脂肪酸の含量を顕著に軽減する。α一〔
2−(p−クロロフエノキシ)−イソブチリル〕−β−
ニコチノイルグリコールエステルはまた、時間的に遅れ
て活性試薬を放つような粒剤、錠剤及びカプセルに使う
こともできる。経口的に用いるのに好適な薬剤は例えば
各カプセルが混合ワクス245労中にα−〔2−(p−
クロロフエノキシ)−イソブチリル〕一β−ニコチノイ
ルグリコールエステル300即を含有するゼラチンカプ
セルからなるものである。本発明の態様は以下の通りで
ある。(1) α−〔2−(p−クロロJャGノキシ)−
イソブチリル〕−β一エチルクロライドエステルをニコ
チン酸ソーダと反応させる特許請求の範囲1記載の方法
。
カプセル及び硬いゼラチンカプセルの如き経口施薬によ
つて血液中のコレステリン、トリグリセラィドホスフア
チツド及び遊離脂肪酸の含量を顕著に軽減する。α一〔
2−(p−クロロフエノキシ)−イソブチリル〕−β−
ニコチノイルグリコールエステルはまた、時間的に遅れ
て活性試薬を放つような粒剤、錠剤及びカプセルに使う
こともできる。経口的に用いるのに好適な薬剤は例えば
各カプセルが混合ワクス245労中にα−〔2−(p−
クロロフエノキシ)−イソブチリル〕一β−ニコチノイ
ルグリコールエステル300即を含有するゼラチンカプ
セルからなるものである。本発明の態様は以下の通りで
ある。(1) α−〔2−(p−クロロJャGノキシ)−
イソブチリル〕−β一エチルクロライドエステルをニコ
チン酸ソーダと反応させる特許請求の範囲1記載の方法
。
(2)高沸点を有する極性溶剤中で行なう特許請求の範
囲1又は上記(1)項記載の方法。
囲1又は上記(1)項記載の方法。
(3)溶剤がジメチルホルマミドである上記第(2)項
記載の方法。
記載の方法。
(4) 120〜180℃の温度で行う特許請求の範囲
1及び上記第(リ〜(3)項記載のいずれかの方法。
1及び上記第(リ〜(3)項記載のいずれかの方法。
(5)反応を20〜200分間行う特許請求の範囲1及
び上記第(1)〜(4)項記載のいずれかの方法。(6
)α−〔2−(p−クロロフエノキシ)−イソブチリル
〕−β一エチルクロラィドエステルをNa−ニコチネー
トと沸騰ジメチルホルマミド中で30〜120分間反応
させる上記第(5)項記載の方法。(7)反応の終点で
ジメチルホルマミドを蒸留によつて大部分分離し、残渣
をインプロパノール中で結晶させる上記第(6)項記載
の方法。
び上記第(1)〜(4)項記載のいずれかの方法。(6
)α−〔2−(p−クロロフエノキシ)−イソブチリル
〕−β一エチルクロラィドエステルをNa−ニコチネー
トと沸騰ジメチルホルマミド中で30〜120分間反応
させる上記第(5)項記載の方法。(7)反応の終点で
ジメチルホルマミドを蒸留によつて大部分分離し、残渣
をインプロパノール中で結晶させる上記第(6)項記載
の方法。
(ト)実質的に前記実施例で記載の特許請求の範囲1記
載の方法。
載の方法。
(9)特許請求の範囲1及び上記第(1)〜(8)項記
載の方法によつて製造されたα−〔2−(p−クロロフ
エノキシ)−イソブチリル〕一β−ニコチノイルグリコ
ールエステル。
載の方法によつて製造されたα−〔2−(p−クロロフ
エノキシ)−イソブチリル〕一β−ニコチノイルグリコ
ールエステル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 α−〔2−(p−クロロフェノキシ)−イソブチリ
ル〕−β−エチルクロライドエステルをニコチン酸のア
ルカリ塩と反応させることを特徴とするα−〔2−(p
−クロロフェノキシ)−イソブチリル〕−β−ニコチノ
イルグリコールエステルの製造方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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