JPS597615Y2 - 作業機用駆動軸の軸直結機構 - Google Patents

作業機用駆動軸の軸直結機構

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Publication number
JPS597615Y2
JPS597615Y2 JP1978074501U JP7450178U JPS597615Y2 JP S597615 Y2 JPS597615 Y2 JP S597615Y2 JP 1978074501 U JP1978074501 U JP 1978074501U JP 7450178 U JP7450178 U JP 7450178U JP S597615 Y2 JPS597615 Y2 JP S597615Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
cylindrical portion
key
groove
ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978074501U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54176050U (ja
Inventor
弘 加藤
Original Assignee
桜電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 桜電機株式会社 filed Critical 桜電機株式会社
Priority to JP1978074501U priority Critical patent/JPS597615Y2/ja
Publication of JPS54176050U publication Critical patent/JPS54176050U/ja
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Publication of JPS597615Y2 publication Critical patent/JPS597615Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は手持ち操作型作業機のように重量が大きくならな
いという条件のもとで、比較的径の小さい原動機駆動軸
と作業用回転体の伝達軸軸端とを直結する場合に用いて
有効な作業機駆動軸の直結機構に関するものである。
例えばコンクリートの締固めに用いる棒状パイブレータ
や、掘削孔内の湧水を孔外に排出するための水中ポンプ
、或は可搬式の小型アースオーガー、その他コンクリー
トの表面を削り取るコンクリート研削機などのように、
野外において使用される作業機であって、モーターやエ
ンジンなどの動力源からの動力がフレキシブルシャフト
を介して遠くに離れた作業用回転体に伝達される各種手
持ち操作型作業機では、動力源駆動軸の軸端と回転体を
回転する伝達軸としてのフレキシブルシャフト軸端との
軸継手部が手持ち操作をし易いようにするためと重さを
軽くするために直径2.5乃至3.5cm程度の小径な
フレキシブルホース内に収納されなければならない。
このため接続される両軸の外形を8mm程度、また両軸
を接続する筒型軸継手としての筒の外形を12 mm程
度の小径のものとしなければならず、従って筒の肉厚は
2mm弱となって内周面にキーを係止するにつき十分な
深さのキー溝を切削することができない。
このような問題を解決するためには、フレキシブルシャ
フトの軸端に継手としての筒を一体に溶接し、一方の軸
と筒とが連結された状態として、この筒に軸方向に沿っ
た割溝形の切欠き溝を設け他方の動力源駆動軸の軸端に
該切欠き溝に係合する突出長さのキーを埋め込むように
することが考えられる。
しかしながら筒にこのような切欠き溝を設けることは、
筒に軸方向の亀裂を設けることと同じになり、筒の強度
を損なう原因となるので好ましい解決とはいえない。
このため従来におけるこの種の軸直結機構では、前記の
一方の軸端に溶接された筒の切欠き溝内に筒内に突出し
得るキーを埋込んで、このキーの外側面部分を筒の外周
面とロウ付け溶接することにより切欠き溝内に一体に固
定するという方法がとられていた。
しかしながらこの方法は一本毎の筒にキーをロウ付けす
るという作業上の手数を要し、作業能率が悪いうえに精
度的にも好ましくなく、また仕上げ作業として部分的に
はみ出した融着材を削り取る作業も必要となり、製作工
程上に問題があった。
本案はこのような問題を解消するべく、肉厚の薄い筒の
内周にキーを簡単な手段によって設けられるようにした
ものであり、回転体の伝達軸軸端に切欠き溝を切込んだ
軸嵌合用の筒部を設け、内周の一部に突片を有するよう
に打抜いた多数枚のリングを、夫々突片が前記筒部の切
欠き溝内に挿合されるようにして筒部の外周に嵌め込ん
で行くことにより、筒部の切欠き溝内に多数枚のリング
突片の重合連続による一連のキーが形或されるようにし
たことを特徴とするものである。
次に本案を図示の実施例について詳記すれば、1は図示
外の起振体等の回転体に回転を伝える伝達軸10の軸端
に設けられた筒部であり、軸方向に沿って切欠き溝2が
設けられている。
筒部1の外周にはキー4を形戒するためのリング3が多
数枚重合された形で嵌め込まれている。
このリング3は第2図の如く内径が筒部1の外径に嵌め
込まれる大きさを有すると共に、内周面には筒部1の切
欠き溝2内に挿入されて先端が筒部1の内周面より突出
する高さをもった突片5を有するように金属板を打抜い
て形或されており、このリング3を一枚づつ突片5が切
欠き溝2内に挿入されるように順次筒部1の外周に嵌め
込んで行き、多数枚のリングの重合によって筒部1の内
側に一連のキー4が連続して形或されるようになってい
る。
筒部1に嵌め込まれたリング3の終端を固定するために
は、適宜の手段例えば筒部の先端に細溝8を周設してお
き、この細溝6に、第4図に示す如き、馬蹄形の環状バ
ネ7を嵌め込むことにより、終端リング3が軸外に脱落
しないようにすればよい。
この終端リングの固定手段としては、上記以外の手段例
えば、リング3の外径と同じ外径をもったナットを筒部
の回転方向とは逆ねじによって嵌め込むような手段によ
って固定してもよい。
このように多数枚のリング3を嵌め合わすことによって
内部にキー4が形或された筒部1内には、キー4が挿通
するキー溝9を軸端に刻設した原動機等の駆動軸軸端8
をキー溝9にキー4が挿通するようにして挿入せしめる
ことにより駆動軸軸端8の回転が筒部1に伝達される。
以上の如く本案に係る軸直結機構は、筒部1に切欠き溝
2を軸方向に沿って設けておき、内周に該切欠き溝2に
挿入し得る突片5を設けたリング3を多数枚夫々突片5
が切欠き溝2内に挿入するようにして、該筒部1の外周
に嵌合したため、筒部1内には突片5の連続による一連
のキー4が極めて簡単に形戒することができ、従来のこ
の種の筒部の如くキーをロウ付けするという面倒な作業
を一切省略できることになり、組立作業を著しく能率的
に行なえ、そのコストも低廉化し得るという利点を有す
る。
勿論夫々のリング3は突片5の下部が切欠き溝2内に位
置しているので、嵌め込まれた夫々のリング3は筒部1
の外周を回転することがないと共にキー4は各リング3
の突片5が重合されて一連に連続されることにより形或
されるので、その強度も充分帯有しており、従って終端
リング3′の固定を振動にも充分耐え得るものとしてお
けばキー4自体が振動により破損することがなく、安全
に使用できるという利点を有する。
またリング3は内周面の突片5が切欠き溝2内を埋めて
キー4を形或すると共に、筒部1の外周を完全に保護補
強するので、筒部1は切欠き溝2を有しているとはいえ
、この切欠き溝2を駆動軸軸端8との保合回転伝達に際
しての疲労により拡開して筒部1の破損を招くという問
題点がないなどの利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案に係る軸直結機構の構造を示す縦断面図、
第2図はリングの斜視図、第3図は第1図のIII−I
II線における断面図、第4図は第1のIV−IV線に
おける断面図である。 図において1・・・・・・筒部、2・・・・・・切欠き
溝、3・・・・・・リング、4・・・・・・キー、5・
・・・・・リング突片、6・・・・・・細溝、7・・・
・・・環状バネ、8・・・・・・駆動軸軸端、9・・・
・・・キー溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作業用回転体を回転する伝達軸10の軸端に切欠き溝2
    を切込んだ軸嵌合用の筒部を設け、該筒部1の外周には
    内周の一部に前記切欠き溝2に挿入し得る突片5を有す
    るように打抜いた多数枚のリング3を、夫夫突片の5が
    切欠き溝2に挿入されるように嵌合して終端のリング3
    を筒部1の筒端に固定することにより筒部1内に突片5
    の重合連続によるキー4を形或し、各キー4が挿入し得
    るキー溝9を有する駆動軸軸端8を前記筒部1内に挿入
    させてなる作業機用駆動軸の軸直結機構。
JP1978074501U 1978-06-02 1978-06-02 作業機用駆動軸の軸直結機構 Expired JPS597615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978074501U JPS597615Y2 (ja) 1978-06-02 1978-06-02 作業機用駆動軸の軸直結機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978074501U JPS597615Y2 (ja) 1978-06-02 1978-06-02 作業機用駆動軸の軸直結機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54176050U JPS54176050U (ja) 1979-12-12
JPS597615Y2 true JPS597615Y2 (ja) 1984-03-08

Family

ID=28988087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978074501U Expired JPS597615Y2 (ja) 1978-06-02 1978-06-02 作業機用駆動軸の軸直結機構

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Country Link
JP (1) JPS597615Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS516624U (ja) * 1974-07-02 1976-01-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS516624U (ja) * 1974-07-02 1976-01-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54176050U (ja) 1979-12-12

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