JPH0440435Y2 - - Google Patents

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JPH0440435Y2
JPH0440435Y2 JP1987102865U JP10286587U JPH0440435Y2 JP H0440435 Y2 JPH0440435 Y2 JP H0440435Y2 JP 1987102865 U JP1987102865 U JP 1987102865U JP 10286587 U JP10286587 U JP 10286587U JP H0440435 Y2 JPH0440435 Y2 JP H0440435Y2
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JP
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transmission shaft
main rod
socket
square
flexible
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JP1987102865U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はフレキシブル伝達軸及び主桿伝達軸を
連結するソケツト部を改良した刈払機に関するも
のである。
〔考案の背景〕
刈払機は、第1図に示される如く、エンジンか
らなる出力部1の回転をフレキシブル管2、主桿
3内の伝達軸を介して刈刃4に伝達して刈刃4を
回転させることによつて刈払作業を行うものであ
る。
前記フレキシブル管2、主桿3内の伝達軸を連
結する連結部の従来例を第2図により説明する。
フレキシブル伝達軸5の他端の角頭と主桿3内を
延び、他端が刈刃4に連結された主桿伝達軸7の
一端の角頭が連結するソケツト6は、強度上、フ
レキシブル伝達軸5の角頭が大きく設計されてい
るので両側に大小の角穴9を形成する必要があ
る。両側の角穴9を成形するには、一般にソケツ
ト6を二分割にして刃物の引抜切削により大小の
角穴9を貫通加工し、切粉の付着がないようにし
両者の角穴9を溶接等で接合して製作している。
貫通しているソケツト6では、フレキシブル管2
に充填されている潤滑剤がオイルシール8により
外周に漏れることはないがソケツト6の角穴9か
ら主桿3側に漏れ出てしまうという欠点があつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は、上記した従来技術の欠点をなくし、
伝達軸を連結するソケツトを改良し、特殊な部品
を付加することなく簡単な構造で潤滑剤が洩れ出
ないようにすることである。
〔考案の概要〕
本考案は、前記両伝達軸を連結するソケツトの
大径側の角穴を形成する際、丸穴から角穴に加工
するために使用される角柱形状刃物で加工する時
に削成される切削片の根元が常に母材と接合して
いることに着目し、これら切削片を押圧すること
によつて両角穴間を塞ぎ、潤滑剤が洩れ出ないよ
うに工夫したものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案を実施例図面を参照して説明する。
第1図は刈払機の斜視図で、上記した如く、出力
部1の回転をフレキシブル管2に挿通されたフレ
キシブル伝達軸5からソケツト6を介して主桿3
に挿通された主桿伝達軸7を経由して刈刃4に伝
達する。第3図は本考案によるソケツト6部を示
す一部断面図で、第4,5図はソケツト6の詳細
断面図である。主桿伝達軸7の角頭12を挿通さ
せる主桿伝達軸穴14の成形は一般に刃物を引抜
いて切削加工するので主桿伝達軸角穴14の外接
円よりも同軸上に配したフレキシブル伝達軸5の
角頭11を挿通させるフレキシブル伝達軸角穴1
3の内接円15の方が大きくなるように構成され
ている。フレキシブル伝達軸角穴13がまだ内接
円15に等しい丸穴のままの中途加工工程で内接
円15にほぼ等しい外径の円形蓋10を前記丸穴
の奥まで挿入する。次にフレキシブル伝達軸角穴
13を成形するために断面が該角穴13に等しい
角柱形状刃物を前記丸穴から押圧し、刃物角部か
ら削成される渦巻状切削片16が円形蓋10に圧
接されるまで角中柱形状刃物を押し進める。この
結果円形蓋10は渦巻状切削片16により埋設固
定されるようになる。
上記実施例によれば、ソケツト6の両側の角穴
13,14間が切削片16及び円形蓋10によつ
て塞がれれので、フレキシブル管2内の潤滑剤が
主桿3側に洩れ出る恐れはなくなる。
〔考案の効果〕 以上のように本考案によれば、フレキシブル伝
達軸と主桿伝達軸とを連結するソケツトの両側の
角穴間を角穴加工時に生成される切削片を押し付
けて塞ぐようにしたので、フレキシブル管内に充
填された潤滑剤が前記角穴より漏れ出ることがな
くなる。また前記ソケツトを一部品で構成できる
ので構造を簡単にできる等の効果を奏し得るよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案刈払機の一実施例を示す斜視
図、第2図は従来の伝達軸連結部の一例を示す部
分縦断側面図、第3図は本考案の伝達軸連結部の
一実施例を示す部分縦断側面図、第4図は第5図
の−線断面図、第5図は第3図のソケツト部
の詳細を示す拡大縦断側面図である。 図において、1は出力部、2はフレキシブル
管、3は主桿、4は刈刃、5はフレキシブル伝達
軸、6はソケツト、7は主桿伝達軸、8はオイル
シール、9は角穴、10は円形蓋、11はフレキ
シブル角頭、12は主桿伝達軸角頭、13はフレ
キシブル伝達軸角穴、14は主桿伝達軸角穴、1
5は内接円、16は渦巻状切削片である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 出力部の回転をフレキシブル管内のフレキシブ
    ル伝達軸及び該フレキシブル伝達軸に両側に角穴
    を有するソケツトを介して連結された主桿内の主
    桿伝達軸を介して刈刃に伝達し、該刈刃を回転さ
    せて刈払作業を行う刈払機であつて、 前記ソケツトの両側の角穴間を、大きい径の角
    穴を形成する際に押出し削成される切削片によつ
    て塞ぐようにしたことを特徴とする刈払機。
JP1987102865U 1987-07-03 1987-07-03 Expired JPH0440435Y2 (ja)

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JPS646832U JPS646832U (ja) 1989-01-13
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JPH0730030Y2 (ja) * 1991-01-18 1995-07-12 テルモ株式会社 穿刺針
JP2009297003A (ja) * 2008-05-15 2009-12-24 Husqvarna Zenoah Co Ltd 携帯型作業機
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JPS6041125B2 (ja) * 1982-04-07 1985-09-14 川崎製鉄株式会社 3基熱風炉による並列送風の操業方法

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JPS6041125B2 (ja) * 1982-04-07 1985-09-14 川崎製鉄株式会社 3基熱風炉による並列送風の操業方法

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JPS646832U (ja) 1989-01-13

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