JPS597455B2 - 患者介助装置 - Google Patents

患者介助装置

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JPS597455B2
JPS597455B2 JP56156492A JP15649281A JPS597455B2 JP S597455 B2 JPS597455 B2 JP S597455B2 JP 56156492 A JP56156492 A JP 56156492A JP 15649281 A JP15649281 A JP 15649281A JP S597455 B2 JPS597455 B2 JP S597455B2
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hanging
stretcher
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JP56156492A
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正風 上田
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  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は患者の身体の清拭、寝具の交換、入浴或は移動
のため患者を床から持ち上げる介助装置に関する。
i患者を床に臥し
た侭、身体を清拭する際、2人の介助人が寝具の上に座
して1人の介助人は患者の身体を床から浮かし、もう1
人の介助人が手を差しのべて素早く清拭しているが、力
の要る仕事であって介助人を甚だしく疲労させていた。
又、患者を入浴させる際、患者を複数人で担ぎ上げて浴
槽に入れなければならず、介助人及び患者の両方に負担
が掛かる問題があった。
本発明は患者を載せた担架の下面にベルトを辷り込ませ
て、該ベルトを巻き上げることにより1人の介助人で簡
単に患者を床から持ち上げて介助出来、清拭、入浴、寝
具の交換等に便利な介助装置を提供するものである。
以下図面に示す実施例に基づき本発明を具体的に説明す
る。
第1図は介助装置を示しており、該装置は患者を載せる
担架8と該担架8を昇降させる駆動台1とで構成される
駆動台1は一対の台枠2,23間に2本のAり棒20,
20を平行に着脱可能に懸架し、両出り棒20間に2本
の吊りベルト3,3を係止し、1一方の台枠2に設けた
回転装置4により吊り棒20を回転させ、吊り棒にベル
ト3を巻いてベルト3,3上に載せられた担架8を引き
上げるのである。
各ベルト3,3の長さは、ベルトの先端を帛り棒20に
着脱可能に係止した時、ベルト3.3の中央部が床面に
垂れ下がってベルト上の担架8が床面に接する様に決め
られている。
各ベルト3,3の先端を吊り棒20,20へ着脱可能に
係止する方法は、面ファスナーの利用等、種々の方法を
採用出来るが、本実施例は第2図に示す如く、各吊り棒
20の両端寄りに夫々2枚の円板21をベルト3の幅長
さに対応する間隔を存して固定し、円板21に位相を一
致させて係止孔22 .22を開設する。
係止孔22は円板21の半径方向に延び外側が拡大して
いる。
ベルト3の端部にはベルトi=よりも長く両端が拡大し
たピン31をベルト3と直交して取付け、該ピン31を
前記円板21 ,21の孔22に嵌めてベルト3を吊り
棒20に着脱可能に係止する。
各吊り棒20の両端部は1対のフランジ23,23を突
設し、両フランジ23.23間に後記する台枠2の回転
受部5に係合する周溝24を形成している。
更に各吊り棒20,20の夫々一方の端面には後記する
回転装置4に係合する角軸状の保合部25が突設されて
いる。
台枠2,2aはパイプ製の横杆26の両端に接続ボック
ス27.27を介して脚杆28を突設し、脚杆28にキ
ャスター29を設けている。
各接続ボックス2Tには吊り棒20の回転受部5が形成
される。
回転受部5は接続ボックス21の相手台枠側の面に3つ
のベアリング51,52,52を仮想三角形の頂部に位
置して上方に1ヶ、下方に2ヶ回転自由に配備して構成
される。
上方のベアリング51は接続ボックス21に垂直面内で
回転自由に枢止したレバー53に軸支されている。
接続ボックス2γの上面には押え板54が水平面内で回
動可能に配備され、該板54の先端のクランプボルト5
5を前記レバー53に当ててレバー53従ってベアリン
グ51の持ち上がりを防いでいる。
一方の台枠2の両接続ボックス21,2γには回転装置
4が配備される。
回転装置4はウオーム41と該ウオーム41に係合した
ウオームギャ42及びウオームギャ42の回転中心に突
設され接続ボックス21を回転自由に貫通して前記3つ
のベアリング51 ,52.52で形成される回転受部
5の中央に突出した受軸43とで構成される。
受軸43には前紀吊り棒先端の保合部25が着脱自由に
嵌まる溝44が形成されている。
ウオーム41の一端には接続ボックス2γを貫通して角
軸45が突設され、該角軸に手廻しハンドル46が着脱
可能に取付けられる。
本実施例では両側のウオーム41 ,41は台枠2の横
杆26中に回転自由に嵌まった連結軸47で連結され、
一方のウオーム41を回転すれば両側の回転装置4,4
が作動する。
第4図に示す如く、一方の台枠2には担架8の振止め具
6が配備される。
該振止め具6は横杆26の中央に割りブロック61.6
1を固定し、該割りブロック61上に係止板62を水平
面内で回転可能に止めている。
係止板62の先端には後記する担架に突設した縦軸80
が着脱可能に嵌まる受孔63が開設されている。
担架8は第3図の如く主支え棒81と副支え棒82の2
本の支え棒と両支え棒間に張設される4枚のシート83
,84,85,86及び両支え棒間の間隔を固定する一
対の間隔固定板7,γで構成される。
各シート83〜86の幅は患者の頭部、背部、臀部、脚
部が載る幅に対応しており、夫々基端が副支え棒82に
固定されている。
患者の背部及び脚部が載るシ一ト84,86の先端には
係止杆81が取付けられ、他のシ一ト83 ,85の先
端にはバンド88 .88が取付けられている。
主支え棒81には上記係止杆87及びバンド88を係止
するフツク89及びバックル89aが形成されている。
間隔固定板1は一端に孔10、他端に嵌込み溝γ1を有
している。
嵌込み溝γ1は板γの上縁に開口する縦溝γ1aと該縦
溝71aの下端から孔γ0側に延びる横溝71bとでL
字状に穿いている。
上記間隔固定板1の孔10に主支え棒81の端部を挿脱
可能に嵌着し、嵌込み溝T1に副支え棒82の端部を着
脱可能に嵌める。
主支え棒81の一端側にラチェット式手動回転装置12
を配備する。
該装置12は第5図に示す如く、主支え棒81に爪車γ
3を固定すると共に爪車13に隣設してハンドルγ4及
び駆動爪75を具えたホイールγ6を回転自由に嵌め、
間隔固定板1には戻止め爪7Tを配備し、該爪1γに開
放用ハンドル18を連繋して構成されている。
又、各支え棒81,82の両端には前記吊りベルト3の
幅に対応する長さのローラ79,γ9が回転自由に取付
けられている。
又、一方の間隔固定板1の略中夫には第4図に示す如く
、前記台枠2の係止板62の受孔63に嵌まる縦軸80
を突設している。
第6図は本願の介助装置を利用して入浴させる時に使用
する組み立て式浴槽9である。
上記浴槽9はパイプで形成した基枠94と、防水シート
製の上面開口の折畳み自由な槽体90及び頭部洗髪用槽
95で構成される。
基枠94は第7図に示す如く、長手方向の両側枠体91
.91の中央から前後に2分割可能であり、更に長手方
向の両枠体91 .91に対し、両枠体91を連結する
連結杆92は枠体91に枢止93されており、第9図に
示す如く基枠94を両枠体91 ,91が接近する様に
菱形に折り畳み出来る。
浴槽9の組み立ては基枠94を組んだ後、長方形の基板
96を基枠94に嵌めて、次いで槽体90及び頭部洗髪
用槽95をセットする。
次に介助装置の使用方法を説明する。
台枠2,2aを対向配備して両台枠2,2aの回転受部
5,5に吊り棒20,20を懸架し駆動台1を組み立て
る。
この作業は各回転受部5の上部のベアリング51を枢止
したレバー53を第2図の2点鎖線で示す如く上向きに
開き、吊り棒20の先端を上方から残りの2つのベアリ
ング52,52上に載せ端部の周溝24にベアリング5
2を係合する。
この時同時に吊り棒先端の保合部25を回転装置4の受
軸43の溝44に嵌める。
レバー53を吊り棒20側に倒して該レバー53上のベ
アリング51を吊り棒20に幽てる。
接続ボックス21上の押え板54をレバー53側に回転
させ、クランプポルト55をレバー53に当てる。
これによって吊り棒20は台枠2に回転自由に連結され
、吊り棒20両端の周溝24に台枠2の各ベアリング5
L52が係合しているから、台枠2と吊り棒20が外れ
る虞れはない。
次に床或はベッドに臥している患者を担架に載せる。
この作業は各シート83〜86の先端を主支え棒81か
ら外しておき、シート83〜86の患者の背中へ辷らせ
、シート先端のバンド88或は係止杆81を主支え俸8
1のバックル89′ら或はフツク89に引掛ける。
上記状態でラチェット装置72を駆動してシート先端を
主支え棒81に巻きつけ、両支え棒81,82間にシー
ト83〜86を張設する。
これによって患者は担架に載せられた状態になる。
前記駆動台1を担架8の真下に位置させ、駆動台1両端
の吊りベルト3,3を担架8の両端の口−ラγ9,T9
にくぐらせて吊りベルト3の先端を吊り棒20の円板2
1の係合孔22に係止する。
手廻しハンドル46を操作して回転装置4を駆動し、吊
りベルト3を吊り棒20,20に巻き込み、担架8を上
昇させる。
介助に必要な高さ迄患者を持ち上げ、患者の身体のマッ
サージ、清拭等を楽に行なうことが出来る。
この時、台枠2上の振止め具6の係止板62を担架8側
に回転させ、該板62の受孔63に担架8の縦軸80を
嵌め、係止板62をクランプネジ64で止めれば、担架
8は定位から動くことはない。
臀部のシ一ト85のバックル89aを緩めて該シ一ト8
5だけを外すことが出来るから、患者のおむつの交換に
便利である。
介助装置を移動して患者を運ぶことも出来る。
患者を寝床に降すには、前記とは逆の手順により、吊り
ベルト3を締め、担架8を寝床に降した後、担架のラチ
ェット装置T2の戻止め爪7Tを解放してシート83〜
86を緩め、患者と床との間からシート83〜86を外
せばよい。
患者を入浴させるには、前記の様に介助装置によって患
者を担架ごと持ち上げた状態で、介助装置を浴槽9の上
方に位置させ、台枠2の回転装置4を操作して第10図
に示す如く、担架8の患者の頭部側の端部が浴槽9の縁
に当たる様に、担架を降せば患者は胸から下が担架ごと
浴槽9内に沈む。
担架8の頭部側のシ一ト83を外せば患者の頭部が頭髪
洗用槽95に対応し、頭を洗うことが出来る。
入浴終了後は担架ごと患者を浴槽から持ち上げればよい
又、駆動台1及び担架は組み立ての手順と逆の手順で簡
単に分解出来るから、収納に便利である。
尚、上記実施例では担架8を昇降させる回転装置4は手
廻しハンドル46によるものであるが、これに限定され
ることはなく、ウオーム41にモータを連繋して電動式
にすることも勿論可能である。
本発明は上記の如く、担架は主、副支え棒81,82間
のシート83,84,85,86は何れか一方の支え棒
に対して取外し自由であるから、シートを患者の背中に
無理なく辷り込ませて患者を担架に載せることが出来る
又シ一トは1枚ものでなく、複数設けたから、患者の頭
部、胴部、脚部等に分けてベルトを辷り込ませることが
出来、作業を楽に行なうことが出来る。
又、2本の吊り棒20,20に掛け渡した吊りベルト3
,3を吊り棒20に巻き付けて、吊りベルト3,3間に
載せた担架従って担架8上の患者を介助に必要な高さま
で簡単に持ち上げることが出来、清拭、蒲団の交換、更
には入浴が簡単に行なうことが出来、更に担架は間隔固
定板γによって主、副支え棒8L82の間隔は固定され
るから、担架を吊りベルト3,3間に載せて患者を持ち
上げる際、患者を圧迫することはない等優れた効果を有
す。
尚、本発明は上記構成に限定されることはなく特許請求
の範囲に記載の技術範囲内で種々の変形が可能であるの
は勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は介助装置の斜面図、第2図は回転受部の斜面図
、第3図は担架の斜面図、第4図は担架の振止め八の斜
面図、第5図はラチェット装置の斜面図、第6図は浴槽
の斜面図、第1図は浴槽の基粋の斜面図、第8図は槽体
の斜面図、第9図は基粋の折り畳み状態の平面図、第1
0図は入浴状態の斜面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 平行に対向配備された夫々両端に回転受部5,5を
    形成した一対の台枠2,2aと、台枠2,2a間に台枠
    と直交し前記回転軸受部に着脱可能に平行懸架される2
    本の吊り棒20 ,20と、両吊り棒20,20に跨っ
    て配備され一端は一方の吊り俸20に取付けられ他端は
    他方の吊り棒2に着脱可能に取付けられ且つ垂れた状態
    にて床面に接近可能な複数の吊りベルト3,3と、台枠
    上に配備され少なくとも一方の吊り棒20を回転させる
    回転装置4と、吊りベルト3,3上に載置される担架8
    とで構成され、担架は主支え棒81と副支え棒82の2
    本の支え棒と両支え棒間に複数のシート83,84,8
    5,86を張設し、各シート83〜86の一端を両支え
    棒81 ,82の内、少なくとも何れか一方の支え棒に
    対し取外し可能に止め、主支え棒81と副支え棒82の
    夫々端部間には間隔固定板1,1を配備し、該間隔固定
    板1の一端に開設した孔70に主支え棒81を嵌め、間
    隔固定板1の他端に開設した嵌込み溝71へ副支え棒8
    2を嵌めて形成されている患者介助装置。
JP56156492A 1981-09-30 1981-09-30 患者介助装置 Expired JPS597455B2 (ja)

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JPS5858046A JPS5858046A (ja) 1983-04-06
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2711143B2 (ja) * 1989-06-15 1998-02-10 ヤマハ発動機株式会社 エンジンの冷却ファン装置
JPH0630194Y2 (ja) * 1989-12-29 1994-08-17 オージー技研株式会社 入浴装置
JPH03113685U (ja) * 1990-03-09 1991-11-20

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JPS5858046A (ja) 1983-04-06

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