JPS597442A - 送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ワークをプレスに供給するための送扁２ り装置に関する。

従来からこの種の送り装置としては、プレスの金型に対
して正確な位置にワークの供給を行なおうとすれば送り
スピードを低下させねばならなかった。しかし、最近は
プレス加工の高能率化を図るためにワークを迅速にかつ
正確な位置に供給する必要性が著しく高まりつつある。

本発明はこの点に鑑みてなされた全く新規な発明であっ
て、プレスの金型に対して極めて正確゛な正規位置に、
高スピードでワークを供給可能とすることを目的とする
。

以下、図示の実施例に基き本発明を詳説する。

（１）　（１）はプレスの左右乃至ワーク供給上流側の
左右に平行に配設される搬送杆であって、横断面円形の
丸棒型とされると共に、複数の係止部（２）・・・が突
設され該係止部（２）は、搬送杆（１）の矢印へ〕方向
への揺動にてワーク（３）の左右端部を係止状に・持上
げる。

（４）は該搬送杆（１）がその軸心廻りに揺動自在とし
て挿通された外筒体で、該外筒体（４）は下金型やべＡ
、　　３ ラドや床面等に立設された固定支脚（５）の上端の孔部
（６）に矢印（Ｃ）　（Ｉ）のように往復動自在に挿通
されて支持されている。また、外筒体（４）の基端側に
は流体圧揺動モータ等のロータリアクチュエータ（７）
のケースが固着されると共にその駆動軸（７ａ）は、前
記搬送杆（１）に連結され、該アクチュエータ（７）の
作動により、搬送杆（１）は矢印α〕又は逆に矢印の）
のように軸心廻りに揺動する。そして、外筒体（４）と
共に該搬送杆（１）は、矢印（Ｃ）　ＣＩ）の如く軸心
方向に往復動自在である。

左右一対の外筒体（４）　（４）は横杆（８）にて橋絡
され、左右が一体的に矢印Ｃ）Ｏ））方向へ往復動する
ようになっている。

しかして、（９）は矢印但）チ）のように往復直線運動
する駆動用流体圧シリンダで、該シリンダ（９）のピス
トンロンド（９ａ）には凹凸歯を列設したラック００が
固着され、該ラックα０にピニオン（１υが噛合してラ
ック・ピニオン機構（Ｐ）が構成される。α功は左右方
向に横架された回転軸で、軸受Ｑ３　（１３・・・にて
枢支されていると共に、該回転軸α２の左右端部には円
１綱昭５９−７４４２　（２） 盤状の揺動部材０４）が固着され、いわば、揺動部材θ
ａが左右の車輪であって回転軸Ｑ功が車軸のようにして
設けられている。該揺動部材０→は、前記ピニオン０υ
に回転軸ａツにて連動連結されており、矢印０）０）の
ように正逆回転する。

００は、円盤状揺動部材Ｑ４１の外周の一部に球面継手
０Ｏを介して一端が枢結されると共に他端が同様の球面
継手０Ｑを介して横杆（８）の端部に枢結されたロッド
である。このロッドα０によって、揺動部材０４）の正
逆回転（Ｇ）（ロ）が、外筒体（４）及び搬送杆（１）
の往復直線運動（Ｃ）　（Ｉ）に変換される。

このように、駆動用流体圧シリンダ（９）の往復動直線
運動（Ｅ）　（Ｆ）を、一旦、正逆回転運動Ｇ）（ロ）
に変換後、再度往復直線運動（Ｃ）　ＣＤＩに逆変換す
る。シリンダ（９）は略等速にて往復動するのであるが
、上記の２度の変換により、搬送杆（１）及び外筒体（
４）は、往復動の始端と終端では、速度が小で、中間に
て高速となる。

なお、搬送杆（１）の上流側端部は軸心方向（Ｃ）　（
Ｉ）に摺動自在、かつ軸心廻りに揺動自在として、支持
形　５ 部材α力にて枢支される。さらに有底筒体０８）にて該
上流側端部は被覆されて保護されている。また、揺動部
材０４）は円盤状以外に、揺動腕状に形成するも好まし
い。またワーク（３）の形状や重量等に対応して係止部
（２）・・の形状や寸法は自由に設定出来る。

そしてプレスの加工はドロー、トリム、カット、フオー
ム、その他のいずれにも適用可能であって、まず第５図
の右側に手や機械により載置台（１’Ｊ　（１９・・・
上に載せたワークは、第６図（１）（１１）の仮想線か
ら実線のように揺動ＩＡ）　して持上けられ、その後、
シリンダ（９）の作動にて、ラック・ピニオン機構（Ｐ
）、揺動部材０４）、ロッド００等を介して搬送杆（１
）が矢印（Ｑ方向に移動して１ピツチだけワークを送り
、停止し、そこで矢印［Ｆ］）方向に搬送杆（１）が揺
動して、係止部（２）が下方に逃げて、ワークは下金型
等の上に置かれる。そこでプレスの上金型を降下させて
所定のプレス加工を行なう。この加工時に、搬送杆（１
）は矢印（Ｄ）方向に復帰させておけは、上記搬送を繰
り返すのである。

本発明は以上詳述したように、駆動用シリンダ届　６ （９）の往復直線運動を一旦正逆回転運動に変換後、再
度往復直線運動に逆変換するように構成したから、搬送
杆（１）の係止部（２）にて持上げられたワーク（３）
は、その動き始め及び終りが静かに加速・減速されるた
め、位置づれを発生せず、金型の正確な位置にワーク（
３）が置かれ、プレス加工の精度が向上し、不良品の発
生率も著しく低減出来た。しかも、１ピツチの送りスピ
ードを増加させても、送り作動の始めと終りが緩やかな
加速・減速であるために、前後左右方向の位置っれが生
じず、全体としてプレス加工の作業能率向上に寄与出来
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す側面図、第２図は第１
図の（１−Ｉ）断面図、第３図は要部側面図、第４図は
断面側面図、第５図は平面図、第６図は係止部の側面図
である。 Ｐ・・・ラック・ピニオン機構、（１）・・・搬送杆、
（２）・・・係上部、（３）・・・ワーク、（９）・・
・シリンダ、Ｑｌ）・・・ピニオン、α荀・・・揺動部
材、α均・・・ロッド。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ／　プレスへワークを供給する送り装置に於て、ワーク
   （３）を持上ける係止部（２）・・・が突設されると共
   に軸心廻りに揺動自在であってかつ軸心方向に往復動自
   在として取付けられた搬送杆（１）と、往復直線運動す
   る駆動用流体圧シリンダ（９）と、該シリング（９）の
   往復直線運動を正逆回転運動に変換するラック幸ピニオ
   ン機構（Ｐ）と、該ラック・ピニオン機構（Ｐ）のピニ
   オン（１１）に連動連結して正逆回転する揺動部材α４
   ）と、該揺動部材Ｑ４）と上記搬送杆（１）とを連動連
   結して正逆回転を往復直線運動に変換するロッドＱｉ２
   とを有し、上記シリンダ（９）の往復直線運動を一旦正
   逆回転運動に変換後、再度往復直線運動に逆変換するよ
   うに構成したことを特徴とする送り装置。