JPS597390Y2 - 暗渠用筒体の接続構造 - Google Patents

暗渠用筒体の接続構造

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JPS597390Y2
JPS597390Y2 JP15801579U JP15801579U JPS597390Y2 JP S597390 Y2 JPS597390 Y2 JP S597390Y2 JP 15801579 U JP15801579 U JP 15801579U JP 15801579 U JP15801579 U JP 15801579U JP S597390 Y2 JPS597390 Y2 JP S597390Y2
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JP
Japan
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underdrain
joint
sheet
annular
winding
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JP15801579U
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JPS5677540U (ja
Inventor
武美 石原
Original Assignee
タキロン株式会社
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、暗渠用筒体の接続構造に関し、更に詳しくは
、環状部1と外径が環状部1の外径よりも小径となった
谷用環状部2とが交互に連続する暗渠用筒体3を形威し
、継手4の少くとも両側部を変形可能な巻き用シート状
部4aとし、巻き用シート状部4aの内面に上記谷用環
状部2とほぼ同じピッチで突条5を突設し、両側の巻き
用シート状部4aを隣りあう暗渠用筒体3の端部にそれ
ぞれ巻いて取着手段6により巻き用シート状部4aを環
状に保持すると共に各突条5をそれぞれ谷用環状部2の
外周に嵌め込んで戊る暗渠用筒体の接続構造に係るもの
である。
従来合戒樹脂にて形威した暗渠用筒体3を接続するに当
っては、第1図に示すように筒体のソケット7を用いて
接続していた。
すなわち筒状のソケット7の内面に係止突部8を設け、
ソケット7の両端よりそれぞれ暗渠用筒体3の端部を嵌
め込んで、係止突部8を谷用環状部2に係止させていた
この場合合戒樹脂製の暗渠用筒体3の弾性力を利用して
内面に係止突部8を有するソケット7に暗渠用筒体3を
嵌め込んでいた。
一方田などに暗渠の施工をするに当っては稲刈りが終っ
た後でおこなわれるのが通常であり、季節的には秋の終
りから冬におこなわれるものである。
ところで秋、冬は気温が低いため合或樹脂の暗渠用筒体
3及びソケット7の双方が硬くなって弾性力がなくなり
、係止突部8を有するソケット7で暗渠用筒体3を接続
するのかきわめて困難になるという問題があった。
本考案は上記の点に鑑みて考案したものであって、その
目的とするところは秋や冬などの外気温が低い場合であ
っても巻き用シート状部を暗渠用筒体の端部に巻くとい
う作業のみで簡単且つ確実に接続できる暗渠用筒体の接
続構造を提供するにある。
本考案を以下実施例により詳述する。
図中3は合或樹脂にて形威した暗渠用筒体であって、環
状部1と外径が環状部1の外径より小径となった谷用環
状部2とが交互に連続して暗渠用筒体3が形威してある
ここで第3図の実施例のものにあっては、環状部1は厚
肉となっていて変形し難いものであり、谷用環状部2は
薄肉で変形性を有しており、この谷用環状部2に多数の
小孔9が穿孔してある。
また第6図の実施例のものは環状部1と谷用環状部2と
が垂直な環状壁10によって連続させられているもので
あり、この第6図の実施例のものも谷用環状部2に多数
の小孔9が設けてあると共に谷用環状部2部分が変形可
能となっている。
図中4はポリエチレンのような軟質合戊樹脂やゴム等の
変形可能な材料にて形或した継手であって、継手4の少
くとも両側部が変形可能な巻き用シート状部4aとなっ
ている。
したがって実施例としては、継手4の両側部が変形可能
な巻き用シート状部4aとなっているものと、継手4の
全体(すなわち両側部だけでなく中央部分も)がシート
状をしていて変形可能な巻き用シート状部4aとなって
いるものとの2種類が考えられる。
まず、継手4の全体がシート状をした変形可能な巻き用
シート状部4aの例について説明する。
第2図又は第5図に示すように全体が一枚のシートにて
形或された継手4の内面には谷用環状部2と同じピッチ
で突条5が突設してある。
この継手4の両端には一枚のシートにて形或された継手
4を環状にした場合に継手4を環状状態に保持するため
の取着手段6が設けてある。
この取着手段6としては、例えば第2図に示すように合
或樹脂線材を輪状に形威した多数の雌止着具11と、合
成樹脂線材の先端をJ状に曲げた多数の雄止着具12と
で取着手段6を形威し、シートにて形或した継手4の一
端に雌止着具11を設け、他端に雄止着具12を取付け
て、雌止着具11を雄止着具12に着脱自在に係止する
ことでシートにて形或した継手4の環状状態を保持する
ようにしたり、あるいは第5図に示すようにシートにて
形或した継手4の一端に係止部13を他端に被係止部1
4を設けて係止部13と被係止部14を取着手段6とし
、係止部13に被係止部14を係止することで継手4の
環状状態を保持するようにするものである。
ここで第5図の中央の平坦部17は暗渠用筒体3同士を
対向させた時の調節部分であり、対向する2つの暗渠用
筒体3,3同士の切口端部が環状部1同士であってもぴ
ったりと接続ができるものである。
なお取着手段6として第2図、第5図のものにのみ限定
されないのはもちろんであり、例えば弾性クリップ、針
金、あるいはその他のものであってもよいのである。
なおまたシートにて形威した継手4は平板状のものでも
、突条5と同方向に巻きぐせのあるようなものでもよく
、あるいは第6図のように突条5が形或されたものであ
ってもよい。
しかして暗渠用筒体3同士を接続するに当っては、暗渠
用筒体3の端部同士を対向させ、この対向した暗渠用筒
体3の端部同士をシートにて形威した継手4でおおって
継手4を取着手段6によつて環状に保持するものである
この場合継手4両側部の巻き用シート状部4aの内面の
各突条5がそれぞれ両側の暗渠用筒体3の谷用環状部2
の外周に嵌め込まれるものである。
ここで第6図のように垂直な環状壁10を有する場合に
は抜け止め効果がいっそう大となるものである。
なお突条5に小突起15を設けておき、小突起15を谷
用環状部2に設けた小孔9に嵌め込むようにしておくと
更に接合が確実となり、抜け止め効果が大となるもので
ある。
第7図には本考案に用いる継手4の更に他の実施例が示
してある。
すなわち第7図の実施例のものにあっては、継手4の両
側部が変形可能な巻き用シート状部4aとなっており、
中央部は筒状部4bとなっており、第7図の実施例では
筒状部4bが蛇腹状となっていて曲げが可能としてある
上記のように両側部にのみ巻き用シート状部4aを形或
するには、例えば第8図に示すような筒状体18の両側
部を想像線で示すように切り込むことによって形或する
ことができる。
このとき筒状体18として従来使用していたソケットを
用いてもよいものである。
この両側部のみがシート状部4aとなり中央部が筒状部
4bとなったものは、両側部のシート状部4aをそれぞ
れ暗渠用筒体3の端部に巻いて弾性クリップや針金等の
取着手段6によってシート状部4aを環状状態に保持す
るのである。
また筒状体18を両端にわたって切断して全体がシート
状となった継手4とすることもできるものである。
更に第10図に示すように筒状体18の中央部の筒状部
4bの部分を残こして筒状体の両端を長手方向に切断し
た継手4とすることも出来るものである。
ところで継手4を用いて暗渠用筒体3を接続するのであ
るが、土16中に埋設施工するに当っては、例えば10
0m程度の長さの暗渠用筒体3をトレンチヤーなどの溝
掘り機にそなえつけたドラムに巻き廻し、溝掘りをしな
がら溝内に暗渠用筒体3を入れていき、該暗渠用筒体3
の端部が゛きたら別の暗渠用筒体3の端部とを継手4で
接続し、また同様に溝内に接続した暗渠用筒体3を入れ
ていき、その後溝に土をうめもどして暗渠の施工を完了
するのである。
このように暗渠用筒体3をドラムに巻き廻すことができ
るように暗渠用筒体3は谷用環状部2部分が変形自在と
なっているものである。
また継手4も巻き廻しに支障がないように、またスムー
スに敷設作業ができるように変形性を有するだけでなく
、かさばらないように薄いものとし、特に取着手段6部
分がかさばらないようにするものである。
かくて本考案にあっては、叙述のように継手の少くとも
両側部を変形可能な巻き用シート状部とし、巻き用シー
ト状部の内面に谷用環状部とほぼ同じピッチで突条を突
設し、両側の巻き用シート状部を隣りあう暗渠用筒体の
端部にそれぞれ巻いて取付手段により巻き用シート状部
を環状に保持すると共に各突条をそれぞれ谷用環状部の
外周に嵌め込むので、対向した暗渠用筒体の端部同士を
巻き用シ・一ト状部を巻くという作業のみで暗渠用筒体
同士を接続でき、特に秋や冬のように外気温が低くて暗
渠用筒体が硬くなっている場合であっても、硬くなって
いることに関係なく、継手で簡単且つ迅速に接続できる
ものであり、しかも突条を谷用環状部の外周に嵌め込む
ことで引張り力が作用しても接続が抜けず、正確な接続
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従未例の断面図、第2図は本考案の一実施例の
分解斜視図、第3図は同上の接続状態を示す断面図、第
4図は同上の施工状態を示す断面図、第5図は同上の取
着手段の他の実施例の斜視図、第6図は同上の暗渠用筒
体の他の実施例の接続状態を示す断面図、第7図は同上
の継手の他の実施例の斜視図、第8図は第7図の継手を
形戊するための筒状体の斜視図、第9図は同上の筒状体
より形或した継手の更に他の実施例の斜視図、第10図
は同上の筒状体より形戊した継手の更に他の実施例の斜
視図であって、1は環状部、2は谷川環状部、3は暗渠
用筒体、4は継手、4aは巻き用シート状部、5は突条
、6は取着手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状部と外径が環状部の外径よりも小径となった谷川環
    状部とが交互に連続する暗渠用筒体を形戊し、継手の少
    なくとも両側部を変形可能な巻き用シート状部とし、巻
    き用シート状部の内面に上記谷用環状部とほぼ同じピッ
    チで突条を突設し、両側の巻き用シート状部を隣りあう
    暗渠用筒体の端部にそれぞれ巻いて取着手段により巻き
    用シート状部を環状に保持すると共に各突条をそれぞれ
    谷用環状部の外周に嵌め込んで威る暗渠用筒体の接続構
    造。
JP15801579U 1979-11-14 1979-11-14 暗渠用筒体の接続構造 Expired JPS597390Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15801579U JPS597390Y2 (ja) 1979-11-14 1979-11-14 暗渠用筒体の接続構造

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JP15801579U JPS597390Y2 (ja) 1979-11-14 1979-11-14 暗渠用筒体の接続構造

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JPS5677540U JPS5677540U (ja) 1981-06-24
JPS597390Y2 true JPS597390Y2 (ja) 1984-03-07

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JP15801579U Expired JPS597390Y2 (ja) 1979-11-14 1979-11-14 暗渠用筒体の接続構造

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JPS60144409A (ja) * 1984-01-05 1985-07-30 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 有孔管の接続構造
JP6564347B2 (ja) * 2016-06-06 2019-08-21 メインマーク・アクアテック株式会社 ドレイン管、その製造方法およびその製造装置

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