JPS60342Y2 - 護岸用ブロック - Google Patents

護岸用ブロック

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JPS60342Y2
JPS60342Y2 JP6224681U JP6224681U JPS60342Y2 JP S60342 Y2 JPS60342 Y2 JP S60342Y2 JP 6224681 U JP6224681 U JP 6224681U JP 6224681 U JP6224681 U JP 6224681U JP S60342 Y2 JPS60342 Y2 JP S60342Y2
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JP6224681U
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JPS57174526U (ja
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和夫 倉敷
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【考案の詳細な説明】 この考案は、本体の周囲に放射状の突起を設けたコンク
リートブロックを順次重合し、その周部を鉄線等の線材
て網状に連結するようにした護岸体に関するものである
鉄線蛇篭工は、透過性を有する撓み性の護岸体であるが
、中詰用の石材不足のためほとんど使用されていない。
この考案は、このような点に着目し、これに代る護岸体
を提供することを目的とする。
第1図は、第1実施例である。
本体1の中央部には通孔2を有し、球面状の凹部3.i
3よびこれと相似形とした凸部4が、正面および背面に
それぞれ設けである。
その周部には横長の通孔5が4個貫通している。
さらに本体1の周囲には、正背面側に張出部を有する突
起6が放射状に4個設けである。
第2図は、第1実施例のブロックを組み合わせたもので
ある。
突起6を相互に遊嵌させて組み合わせると、円形を形成
する。
また通孔2は合致して連通し通孔5は交互に配置されそ
の両端は連通する。
これを断面的に見ると、凹部3に凸部4を嵌合し通孔2
が連通している。
これは、縦方向の透過性の確保及び必要に応じて鉄線、
鉄棒等を挿通するためである。
凹部3の深さは凸部4の長さに比較して浅くしておき、
その差により隣接するブロックの本体1相互間に間隙7
を設け、透過性を確保するとともに、この範囲内で本体
1相互間を屈折可能にし、一連の護岸体に撓み性をもた
せるためである。
また、凹部3および凸部4を球面状として嵌合させたの
は、隣接する本体1相互間の位置を保持するとともに護
岸体に剪断抵抗力をもたせるためと、この球面を接点と
して屈折を円滑に作動させるためである。
突起6の正背面側に設けた張出部は、間隙7を外側から
覆い内部的空間の確保と、隣接するブロックの突起6と
の相互間において遊嵌させ、一連の護岸体に連続性と捻
り抵抗力をもたせるためである。
第3図は、第1実施例のブロックを連結して使用中の斜
視図である。
中央孔の通孔2に鉄線8を挿通するとともに、周部の通
孔5にそれぞれ2本の鉄線9,9をX字形に交差させて
順次連結したものである。
このようにすると、凹部3・凸部4の周りを囲んて鉄線
9,9により構成される網目の中に本体1の一部が若干
の余裕をもって保持され、この範囲内の屈折を許容する
とともに、座屈、張力、捻り等に抵抗する一連の護岸体
を構成する。
なお、中央部の通孔2に挿通した鉄線8は、特に連結力
を補強するような場合に用いるもので通常は使用しなく
てもよい。
第4図は、第2実施例である。
周囲の突起6を3個としたもので、土石流の多い河川に
おいて突起6の強度を大きくする必要がある場合等に有
効である。
第5図は、第3実施例である。
通孔5の中央において、本体1の外側に通ずる開口部を
設けたものである。
このようにすると、鉄線9を端部から通孔5に挿通する
煩雑さを解消し、組立作業を容易にする利点がある。
第6図は、第4実施例である。
本体1の周部にある通孔5を取り除いた点が前例と相違
している。
これを組み立てるには、突起6,6の間の周部において
、鉄線9,9をX字形に係合させて網状を形成しながら
順次連結する。
第7図は、第4実施例における周部の鉄線9゜9の係合
方法の実施例である。
イ、は普通の金網と同様に相対する鉄線9,9を互いに
折り曲げ掛は合わせたものである。
口、はC字形の板状係合具10の中の両側に相対する鉄
線9,9を入れ、これを押えて離脱しないように握持し
、X字形に分岐させたものである。
ハ、は0字形の環の一部を重複させて握持するようにし
た環状係合具11である。
二、はコイル状係合具12により握持したものである。
な北、前例においてもこの係合方法を利用することがて
きる。
第8図は、第5実施例のA形である。
横長の本体1の中央部には凹部3および凸部4が正面お
よび背面側にそれぞれ設けてあり、その周囲には正背面
側に円錐台形の張出部を有する突起6が放射状に6個設
けである。
第9図は、第5実施例のB形である。
本体1はA形と同様であるが、突起6をA形の中間に位
置するように設けである。
第10図は、A形とB形を組み合わせたものである。
前例と同様に周部の鉄線9,9を係合しながら突起6を
相互に遊嵌するとともに、凹部3に凸部4を嵌合して順
次連結すると、外形は楕円形を形威し、併せて内部的空
間を確保した一連の護岸体を構成する。
この護岸体は、根固工、護床工等に使用するものである
が、魚巣としても有効である。
このように、本体1の形状を円形以外の任意形とし、周
囲の突起6をそれぞれ中間部に位置するように二形式の
ブロックを組み合わせると、三角形、四角形、その他の
外形とすることができる。
また突起6の形状や寸法等を変化させても種々な外形と
することができる。
第11図は、第6実施例である。
本体1の中央部を厚くし、その周囲を薄くして間隙を確
保するとともに、本体1の外側に通ずる開口部を有する
通孔5を周囲の厚さの中央部においてのみ形成し、その
正背面側はクサビ形に切り欠いたものである。
これを組み合わせるには、中央孔の通孔2に鉄線8を挿
通し、隣接するブロック相互間の位置を保持するととも
に、相対する鉄線9,9を通孔8の両端に形成される溝
形の部分に掛けてX字形に折り曲げて網状とし、突起6
を相互に遊嵌させながら順次連結する。
この方法は、鉄線9,9を折り曲げた位置において、通
孔5の端部を一定位置に拘持するものであり、屈折量は
前例のものより少なく、陸上の法尻等で一部屈曲させて
並設する場合のように一定形状を持続する構造物として
利用すると便利である。
また、洪水時の応急工事や一般の仮工事等の場合には、
組立て解体作業が簡単で能率的である。
なお前例と同様な係合方法とすることもできる。
この考案による護岸体は、本体1の正背面側中央部を相
接して、その周りに間隙7を有し、網状の鉄線9,9に
より本体1、または突起6の一部を保持するとともに、
中央部を包囲するように連結して屈折可能とし、かつ正
背面側に張出部を有する突起6が隣接するブロックとの
相互間において遊嵌し、内部的空間と連続性および捻り
抵抗性を確保する構造であり、次のような効果がある。
1 組み立てが容易である。
2 透過性および撓み性を併せもつ護岸体である。
3 座屈、捻り、剪断等に対する抵抗力がある。
4 水になじみ易くかつ粗度係数が大きい。
5 内部の空間及び周囲の凹凸により、水中においては
魚巣として、また陸上においては草木の育成にもなじみ
、自然保護の面からも有効である。
6 陸上て組み立て水中に設置することができるのて、
水替が不要となり、省力、省エネルギ、水質汚濁防止等
に有効である。
7 重量が大きいので河川の掃流力に対する抵抗力が大
きい。
8 谷の形状に合わせて積立てると、透過性の谷止工と
しても利用てきる。
9 鉄線等の線材を使用して連結するので、護岸体の長
さを長短自由に使い分けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:第1実施例、イ:正面図、ロ:側面図、ハ:A
〜A断面図、二:B−B断面図。 第2図:第1実施例、イ:組み合わせた正面図、ロ:組
み合わせた断面図。 第3図:第1実施例の使用中の斜視図、第4図:第2実
施例の正面図、第5図:第3実施例、イ:正面図、ロ:
鉄線を挿通した斜視図。 第6図:第4実施例、イ:正面図、ロ:使用中の斜視図
。 第7図:イル二・・曲鉄線の係合方法の実施例、第8図
:第5実施例のA形、イ:正面図、ロ:A−A断面図、
ハ:平面図。 第9図:第5実施例のB形の正面図、第1o図:第5実
施例、イ:A形とB形を組み合ゎせた正面図、ロ:A形
とB形を組み合わせた断面図、ハ:A形とB形を組み合
わせた平面図。 第11図:第6実施例、イ:正面図、ロ:側面図、ハ:
A〜A断面図。 第12図:第6実施例、イ:通孔5の部・分拡大図、ロ
:鉄線を挿通した斜視図。 1・・・・・・フロックの本体、2・・曲中央部の通孔
、3・・・・・・凹部、4・囲・凸部、5・・曲周部の
通孔、6・・・・・・突起、7・・・・・・間隙、8・
・曲中央部に挿通した鉄線、9・・・・・・周部の網状
の鉄線、1o・・−−−−C字形の板状係合具、11・
・−−−−0字形の環状係合具 12・・・・・・コイ
ル状係合具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正面形状を円形または任意形とした本体1の周囲に、正
    面および背面側に張出部を有する突起6を設けて放射状
    を形成したブロックを、隣接する相互間において本体1
    の正面および背面側中央部を接し、かつ突起6を遊嵌さ
    せて重合するとともに、周部を網状に連結してなる護岸
    用ブロック。
JP6224681U 1981-04-27 1981-04-27 護岸用ブロック Expired JPS60342Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6224681U JPS60342Y2 (ja) 1981-04-27 1981-04-27 護岸用ブロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6224681U JPS60342Y2 (ja) 1981-04-27 1981-04-27 護岸用ブロック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57174526U JPS57174526U (ja) 1982-11-04
JPS60342Y2 true JPS60342Y2 (ja) 1985-01-08

Family

ID=29858445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6224681U Expired JPS60342Y2 (ja) 1981-04-27 1981-04-27 護岸用ブロック

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JP (1) JPS60342Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970013841U (ko) * 1997-01-25 1997-04-28 이근희 콘크리트 수중 블럭

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57174526U (ja) 1982-11-04

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