JPS597383B2 - 静電潜像現像剤 - Google Patents
静電潜像現像剤Info
- Publication number
- JPS597383B2 JPS597383B2 JP54118765A JP11876579A JPS597383B2 JP S597383 B2 JPS597383 B2 JP S597383B2 JP 54118765 A JP54118765 A JP 54118765A JP 11876579 A JP11876579 A JP 11876579A JP S597383 B2 JPS597383 B2 JP S597383B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- toner
- latent image
- electrostatic latent
- additive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、長寿命にして印字品質のよい静電潜像現像
剤に関するものである。
剤に関するものである。
従来のこの種の現像剤は、長寿命化するためキャリヤの
形状を球状にしていた。
形状を球状にしていた。
従つてトナーと混合し現像剤として用いる場合、現像剤
の電気導電率が下がり現像時に単なる誘電体として働き
、その結果、静電潜像のエッジの電界が現像時において
も潜像の中心部より大きくなり、印字品質に中ぬけ現像
が生じるという欠点があつた。この発明は上記の欠点を
除去するためになされ・たもので、現像剤に添加剤とし
て磁性体の上にカーボンにより導電性を付与した樹脂を
コーティングした粒子を混合したものである。
の電気導電率が下がり現像時に単なる誘電体として働き
、その結果、静電潜像のエッジの電界が現像時において
も潜像の中心部より大きくなり、印字品質に中ぬけ現像
が生じるという欠点があつた。この発明は上記の欠点を
除去するためになされ・たもので、現像剤に添加剤とし
て磁性体の上にカーボンにより導電性を付与した樹脂を
コーティングした粒子を混合したものである。
以下図面についてこの発明を詳細に説明する。第1図は
この発明の現像剤に加える添加剤の断面図である。
この発明の現像剤に加える添加剤の断面図である。
この図で、1は磁性体で、これに導電性樹脂2をコーテ
ィングし、粒子状の添加剤3が形成される。導電性樹脂
2としては、4級アンモニウム塩構造をもつイオン解離
型のもの、またはカーボンブラックが分散されたブレン
ド型樹脂がよい。第2図は第1図の添加剤3を添加した
現像剤の動作原理説明図であり、4はキャリヤ、5はト
ナーである。
ィングし、粒子状の添加剤3が形成される。導電性樹脂
2としては、4級アンモニウム塩構造をもつイオン解離
型のもの、またはカーボンブラックが分散されたブレン
ド型樹脂がよい。第2図は第1図の添加剤3を添加した
現像剤の動作原理説明図であり、4はキャリヤ、5はト
ナーである。
添加剤3のまわりの導電性樹脂2は、トナー5と摩擦帯
電系列の同じものにする。
電系列の同じものにする。
これにより、トナー5は、添加剤3には付着しにくくな
り、第2図に示されるようにキャリヤ4とキャリヤ4の
間に入り現像剤の抵抗値を下げる。第3図にこの発明に
よる添加剤3を加えた場合と、加えない場合の現像剤の
測定結果を示す。
り、第2図に示されるようにキャリヤ4とキャリヤ4の
間に入り現像剤の抵抗値を下げる。第3図にこの発明に
よる添加剤3を加えた場合と、加えない場合の現像剤の
測定結果を示す。
横軸に電界強度〔り/cTn〕、縦軸に流れる電流密度
〔A/d〕をとる。第3図中のaは添加剤3(第1、図
)を加えない場合の特性であり、bは添加剤3を加えた
場合の特性である。この特性においては、キャリヤは直
径約100μmの球状のものを用い、トナーは直径5〜
20μmの絶縁性のものを用いている(トナー濃度重量
比2%)。
〔A/d〕をとる。第3図中のaは添加剤3(第1、図
)を加えない場合の特性であり、bは添加剤3を加えた
場合の特性である。この特性においては、キャリヤは直
径約100μmの球状のものを用い、トナーは直径5〜
20μmの絶縁性のものを用いている(トナー濃度重量
比2%)。
添加剤の直径は10〜30μmのものを用い、重量比2
CfA加えている。この結果、第3図の特性図で明らか
なように、添加剤を加えた特性bの方が加えない特性a
よりも流れる電流が大幅に増大していることがわかる。
CfA加えている。この結果、第3図の特性図で明らか
なように、添加剤を加えた特性bの方が加えない特性a
よりも流れる電流が大幅に増大していることがわかる。
以上説明したようにこの発明は、現像剤の抵抗値を下げ
るように添加剤を加えたので、この現像剤により感光体
や誘電体上の静電潜像を現像した場合には静電潜像のエ
ツジ部のみの電界が大きくなることがなく、中ぬけのな
い高品質の現像を行うことができる。そして、この発明
では添加剤として磁性体の外周全面に導電性樹脂をコー
テイングしたので、磁性体が大きくてもその表面を導電
性とすることができるため、磁力を大とすることができ
、そのため現像中にトナーと一緒になつて添加剤が消耗
することを防止できる。さらに、導電性樹脂はトナーと
同じまさつ静電系列のものを用いたので、トナーが添加
剤に付着しない等の利点を有する。
るように添加剤を加えたので、この現像剤により感光体
や誘電体上の静電潜像を現像した場合には静電潜像のエ
ツジ部のみの電界が大きくなることがなく、中ぬけのな
い高品質の現像を行うことができる。そして、この発明
では添加剤として磁性体の外周全面に導電性樹脂をコー
テイングしたので、磁性体が大きくてもその表面を導電
性とすることができるため、磁力を大とすることができ
、そのため現像中にトナーと一緒になつて添加剤が消耗
することを防止できる。さらに、導電性樹脂はトナーと
同じまさつ静電系列のものを用いたので、トナーが添加
剤に付着しない等の利点を有する。
第1図はこの発明の現像剤に加える添加剤の断面図、第
2図は第1図の添加剤を加えたこの発明の一実施例によ
る現像剤の動作原理説明図、第3図は従来例とこの発明
の現像剤との測定結果を示す特性図である。 図中、1は磁性体、2は導電性樹脂、3は添加剤、4は
キヤリヤ、5はトナーである。
2図は第1図の添加剤を加えたこの発明の一実施例によ
る現像剤の動作原理説明図、第3図は従来例とこの発明
の現像剤との測定結果を示す特性図である。 図中、1は磁性体、2は導電性樹脂、3は添加剤、4は
キヤリヤ、5はトナーである。
Claims (1)
- 1 感光体または誘電体上の静電潜像を現像する現像剤
において、トナーおよびこのトナーより径が大きく磁性
をもつた球状キャリアの他に、径が前記トナーより大き
く、かつ、前記球状キャリアより小さく、かつ、磁性体
の外周全面に高分子樹脂にカーボンブラックを分散させ
た前記トナーと同じまさつ帯電系列の導電性樹脂をコー
ティングした粒子を混合したことを特徴とする静電潜像
現像剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54118765A JPS597383B2 (ja) | 1979-09-18 | 1979-09-18 | 静電潜像現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54118765A JPS597383B2 (ja) | 1979-09-18 | 1979-09-18 | 静電潜像現像剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5643644A JPS5643644A (en) | 1981-04-22 |
JPS597383B2 true JPS597383B2 (ja) | 1984-02-17 |
Family
ID=14744501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54118765A Expired JPS597383B2 (ja) | 1979-09-18 | 1979-09-18 | 静電潜像現像剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597383B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5840557A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-09 | Canon Inc | 電子写真用現像剤 |
-
1979
- 1979-09-18 JP JP54118765A patent/JPS597383B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5643644A (en) | 1981-04-22 |
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