JPS597267Y2 - タンク - Google Patents

タンク

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Publication number
JPS597267Y2
JPS597267Y2 JP1975060396U JP6039675U JPS597267Y2 JP S597267 Y2 JPS597267 Y2 JP S597267Y2 JP 1975060396 U JP1975060396 U JP 1975060396U JP 6039675 U JP6039675 U JP 6039675U JP S597267 Y2 JPS597267 Y2 JP S597267Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
tank
side wall
top plate
weir
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975060396U
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English (en)
Other versions
JPS51139418U (ja
Inventor
弘 井平
けい作 古閑
Original Assignee
セキスイコウジ カブシキガイシヤ
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Publication date
Application filed by セキスイコウジ カブシキガイシヤ filed Critical セキスイコウジ カブシキガイシヤ
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Publication of JPS51139418U publication Critical patent/JPS51139418U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS597267Y2 publication Critical patent/JPS597267Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、タンク側壁の外側に縦樋を付設し、天板上
の水を縦樋を通して流すようにしたタンクに関するもの
である。
従来、水のような液体を容れるタンクが屋外に設置され
た場合には、タンクの天板に降った雨水や雪の融れた水
は、側壁の周囲を伝って流れ落ちるままに放置され、排
水のための設備を特別に設けることは行なわれなかった
しかし、雨水が側壁を伝って流れ落ちると、天板の上に
堆積していた塵芥が雨水と共に流されて来て付着し、ま
た空気中のほこりが付着して美観を損なうばかりでなく
、常に湿気を含むようになり、側壁が腐蝕されるおそれ
があった。
また、側壁の表面に異物が付着していると、点検の際に
亀裂やピンホールが見落されて災害を招くおそれがあっ
た。
この考案は、天板の周囲に排水溝を設け、排水溝の中の
水を縦樋から排出することにより、上記のような欠点を
改善したものである。
すなわち、この考案は、側壁の上端を天板が覆っている
タンクにおいて、天板を中高にして周縁部を低くシ、天
板の周囲に堰根を張りめぐらし、天上上面の最下端に位
置する天板部分に孔を穿設するか、又はこの部分に近接
する堰板に孔を穿設し、孔から下方に向かう縦樋を側壁
の外側に設けてなるタンクである。
この考案のタンクを図面に基づいて説明すれは゛、次の
通りである。
第1図ないし第7図は、この考案のタンクの種々の例を
示した一部切欠断面図である。
第8図および第9図は、この考案のタンクの側壁を作る
ために使用する単位構或材の一例を示す一部切欠斜視図
である。
第1図において、タンクaは、側壁1と天板2とから構
或されており、天板2は中高で周縁部が低くなっている
側壁1は、金属もしくは合戊樹脂(例えばガラス繊維で
補強したポリエステル)で作られた平板11の内側に熱
絶縁材の層14が当接され、その上が平板11と同一材
料の板15で覆われている。
天板2も、側壁1と同様に、平板21の内側に熱絶縁材
の層23が当接され、その上が平板21と同一材料の板
24で覆われている。
側壁1の上端附近では、平板11だけが延長され、外側
へ向って水平方向に折曲された後、上方へ折曲され、断
面がL字状の堰板12が形成されている。
堰板12の内側には、天板2の周縁部が当接されている
堰板12の上方に向かって延びる部分は、天板2の厚み
よりも長く上に延びており、その結果天板の周囲に堰板
が張りめぐらされている。
天板2の上面の最下端には孔31が穿設され、孔31か
ら下方に向かう縦樋3が、タンクの外側において側壁に
沿って設けられている。
天板2の周縁が堰板12に当接されている部分は、これ
らが金属で作られている場合には溶接し、また合或樹脂
で作られている場合には接着するか、または熱硬化性合
或樹脂に浸漬したガラス繊維の層4を貼着して、気密に
接続することが望ましい。
第1図に示したタンクaの上に雨が降れば、雨水は天板
2の上を周縁に向かって流れ、周縁では堰板12によっ
てせき止められ、孔31から縦樋3を通って排出される
ので、雨水がタンクの側壁1を伝って流れ落ちることが
ない。
第1図に示したタンクaにおいて、側壁1は、堰板と一
体にして、例えば第8図に示した単位構戒材5を複数個
配列して作るのが便利である。
単位構或材5は直角四辺形の平板51の対向する2縁を
同一側に折曲して接合縁52とし、平板51の別の1縁
を延長し断面がL字状の堰板53を付設して断面Z形に
し、付設したL字状の1片を接合縁52の突出方向と逆
側に突出させ、平板51に熱絶縁材の層54を当接し、
熱絶縁材の層54の露出面を平板51と同一材料の板5
5で覆ったものである。
このような単位構戊材5を複数個並べ、堰板53を上に
位置させるとともに、タンク外に向けて単位構或材を同
一平面上に延長して行き、接合縁52同志を互いに突き
合わせて固定することにより、第1図に示したタンクa
の側壁1が作られる。
第2図において、タンクbは、第1図のタンクaとほぼ
同様に、側壁1上に天板2を乗せることによって構威さ
れている。
側壁1は、平板11の内側に熱絶縁材の層14が当接さ
れ、熱絶縁材層14の露出面が平板11と同一材料の板
15で覆われている。
天板2も、側壁1と同様に、平板21の内側に熱絶縁材
の層23が当接され、熱絶縁材層23の露出面が、平板
21と同一材料の板24で覆われている。
側壁1の上端附近では、平板11だけが延長され、上方
に延びて堰板13が形或されている・。
堰板13の内側には、天板2の周縁部が当接されている
填板13は天板2の厚みよりも長く上に延びており、そ
の結果、天板2の周囲に堰板13が張りめぐらされてい
ることになる。
天板2の上面の最下端に近接する堰板13に孔31が穿
設され、孔31から下方に向かう縦樋3が、タンクの外
側にタンク側壁に沿って、設けられている。
第2図に示したタンクbにおいて、側壁1は、例えば第
9図に示した単位構或材6を複数個配列して作るのが便
利である。
単位構或材6は、直角四辺形の平板61の対向する2縁
を同一側に折曲して接合縁62とし、平板61の上端に
近い部分63を堰板として残し、接合縁62の突出する
がわの平板61上に熱絶縁材の層64を当接し、熱絶縁
材層64の露出面を平板61と同一材料の板65で覆っ
たものである。
このような単位構或材6を、堰板63を上にして複数個
同一平面上に並べ、接合縁62同志を互いに突き合わせ
ると共に、例えばボルトにより互いに固定すると、第2
図に示したタンクbの側壁1が作られる。
第3図において、タンクCは、第1図のタンクaとほぼ
同様に、側壁1と天板2とから構或されている。
側壁1は、平板11の内側に熱絶縁材の層14が当接さ
れ、その上が平板11と同一材料の板15で覆われてい
る。
天板2も、側壁1と同様に、平板21の内側に熱絶縁材
の層23が当接され、その上が平板21と同一材料の板
24で覆われている。
天板1の周縁附近な、側壁1の外側へ張り出しており、
周縁では平板21だけが延長され、上方へ折曲されて堰
板22を形威している。
堰板22の上端は、さらに内側へ折曲されていてもよい
天板2の上面の最下端には、孔31が穿設され、孔31
から下方に向かう縦樋3が、タンクの外側で側壁に沿っ
て設けられている。
第4図において、タンクdは、第3図に示したタンクC
とほぼ同様であるが、天板2の周縁が側壁1の外側に張
り出していない点、及び天板2の上面の最下端に近接す
る堰板22に孔31が穿設されている点が異なっている
孔31から下方に向かう縦樋3がタンクの外側で側壁に
沿って設けられている。
第5図において、タンクeは、第4図に示したタンクd
とほぼ同様であるが、天板2の周縁附近では、板24が
水平方向に延長された後、上方へ折曲されて堰板22を
形戊している。
天板2の上面の最下端には、孔31が穿設され、孔31
から下方に向かう縦樋3が、タンクの外側で側壁に沿っ
て設けられている。
第6図において、タンクfは、第3図に示した夕ンクC
とほぼ同様であるが、側壁1および天板2には、熱絶縁
材の層およびそれを覆う板が設けられていない。
第7図において、タンクgは、第1図に示したタンクa
とほぼ同様であるが、側壁1および天板2には、熱絶縁
材の層およびそれを覆う板が設けられていない。
第2図ないし第7図に示したタンクbないしgの上に雨
が降れば、第1図のタンクaの場合と同様に、雨水は天
板2の上を周縁に向かって流れ、周縁では堰板12,1
3または22によってせき止められ、孔31から縦樋3
を通って排出されるので、雨水がタンクの側壁1を伝っ
て流れ落ちることがない。
また、縦樋3は側壁の外側に設けられているので、縦樋
3の付設が容易であり、清掃及び取替えに便利である。
上記のように、この考案のタンクは、雨水が側壁を伝っ
て流れ落ちることがないので、側壁が腐蝕されるおそれ
がなく、また側壁に異物が付着しないので、点検および
補修が容易であり、美観も保たれる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は、この考案のタンクの種々の例を
示した一部切欠断面図である。 第8図および第9図は、この考案のタンクの側壁を作る
ために使用する単位構或材の一例を示す一部切欠斜視図
である。 各図において、1は側壁、2は天板、3は縦樋、4は熱
硬化性合或樹脂に浸漬したガラス繊維の層、5および6
は単位構或材、11は平板、12および13は堰板、1
4は熱絶縁材の層、15は板、21は平板、22は堰板
、23は熱絶縁材の層、24は板、31は孔、51は平
板、52は接合縁、53は堰板、54は熱絶縁材の層、
55は板、61は平板、62は接合縁、63は堰板、6
4は熱絶縁材の層、65は板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側壁の上端を天板が覆っているタンクにおいて、天板を
    中高にして周縁部を低くシ、天板の周囲に堰根を張りめ
    ぐらし、天根上面の最下端に位置する天板部分に孔を穿
    設するか、又はこの部分に近接する堰板に孔を穿設し、
    孔から下方に向かう縦樋を側壁の外側に設けてなるタン
    ク。
JP1975060396U 1975-05-02 1975-05-02 タンク Expired JPS597267Y2 (ja)

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JP1975060396U JPS597267Y2 (ja) 1975-05-02 1975-05-02 タンク

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JP1975060396U JPS597267Y2 (ja) 1975-05-02 1975-05-02 タンク

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JPS51139418U JPS51139418U (ja) 1976-11-10
JPS597267Y2 true JPS597267Y2 (ja) 1984-03-06

Family

ID=28520844

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Families Citing this family (3)

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JPS471295U (ja) * 1971-01-20 1972-08-12
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