JP4415716B2 - 屋根の防水構造 - Google Patents

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本発明は、傾斜した屋根面の勾配屋根の軒先を外壁の上端部で囲んで樋状に形成された壁勝屋根に関し、特に、該壁勝屋根における防水構造に関する。
従来、傾斜した屋根面を有する勾配屋根(例えば、切妻屋根や寄棟屋根)が外壁の内側に収まるようにするとともに、外壁の上端部(パラペット)が屋根面の下側縁部より上方に延出するようにした都市向けの住宅が提案されており、意匠性の向上が図られている(例えば、特許文献1参照。)。また、このような屋根構造を有する住宅において、勾配屋根の傾斜の延長線がパラペット部の上端より下方に位置する構成とすることで、勾配屋根部から勢いよく流れる雨水がパラペットから外に飛散しないようにした技術が公開されている(特許文献2参照。)。
さて、本出願人は、このような住宅において、勾配屋根の軒先部を外壁の上端部で囲んで樋状に形成した壁勝屋根を提案しており、該壁勝屋根は意匠性の向上とともに勾配屋根の軒先の雨樋としての機能を果たしている。
そこで、該壁勝屋根には、パラペット部及び、屋根面と壁勝屋根との連結に雨水が浸入しないように防水を図る必要が生じてくるが、本出願人は、従来、図13及び図14に示すような鋼板ユニットにより樋部の防水を図っていたのである。
即ち、従来の鋼板ユニット50は樋の底部に配置される鉄板52の両側(パラペット側と勾配屋根側)に塩ビシート等のシート部材53を一体的に溶着して構成されていた。そして、パラペット側シート部材53bと勾配屋根側シート部材53aの端部を、パラペット側面にタッカ―等で止めるとともに、勾配屋根2の軒先に立設された軒先下地板6に対してビス等で止めるようにしていた。
そして、前記鋼板ユニット50上面から、勾配屋根側及びパラペット側の各立ち上がり部分に塩ビ鋼板で構成される補強板を配置するとともに、前記各シート部材13a・13bの端部から勾配屋根の屋根面、及びパラペットの上面にかけて塩ビ鋼板のジョイント鋼板55・56を配置することで壁勝屋根の樋部及びパラペットの防水を図るようにしていたのである。
特開平11−36537号公報 特開2002−21243号公報
上記の背景技術に基づき、本発明においては、壁勝屋根における樋部の防水施工をより容易に行うべく改良を加えた鋼板ユニットを提供することであり、壁勝屋根の防水性の向上と施工性の向上を図ることのできる防水構造を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、傾斜した屋根面を有する勾配屋根の軒先の周囲を外壁の上端部で覆うことで樋状に形成した屋根の防水構造において、底面を構成する野地板と、外壁の上端部で構成されるパラペットの内側面と、前記勾配屋根の軒先の下部に配置された軒先下地板と、から構成される樋状の下地に、樋底部に配されるスペーサと、該スペーサ上に配置される鋼板と、該鋼板に一体的取り付けられるとともにパラペット側及び勾配屋根側に立ち上げられたシート部材と、前記パラペット側に立ち上げられたシート部材の先端部の外側に取付られた鋼板片と、から構成される鋼板ユニットを配置したものである。
請求項2においては、前記鋼板ユニットの鋼板における、勾配屋根側及びパラペット側の両立ち上がり部を上方に屈曲したものである。
請求項3においては、前記鋼板ユニットの勾配屋根側シート部材を、勾配屋根側の立ち上がり部から軒先下地板に沿って勾配屋根の傾斜面に固定するとともに、パラペット側シート部材を、パラペット側の立ち上がり部からパラペット下地板に沿ってパラペット上面に固定したものである。
請求項4においては、前記パラペット上面に形成される水切板上に水密材を配置するとともに、前記鋼板ユニットの鋼板片を、該水密材の上方に配置して固定したものである。
請求項5においては、隣接して配置される前記鋼板ユニットのジョイント部を粘着テープで固定し、該粘着テープの上面に防水シートを貼設するとともに、勾配屋根側及びパラペット側の立ち上がり部に補強シートを配置し、樋底部であって前記防水シートの上面に保護シートを配置したものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、壁勝屋根の防水を確実に行いうるとともに、現場での施工工程の減少及び、部材点数の削減を図ることができるのである。
請求項2においては、現場での施工工程の減少及び、部材点数の削減により低コストで確実な防水を図ることができる。
請求項3においては、軒先下地板と勾配屋根の軒先との連結を覆うようにして、連結部の防水を図ることができるとともに、パラペットの内側部及びパラペットの内側角部の防水を図ることができ、鋼板ユニットの防水範囲を向上することができる。
請求項4においては、パラペット側シート部材の端部の防水性を向上することができ、パラペット上面と鋼板ユニットとの接着面から雨水等の浸入を防止することができる。
請求項5においては、隣接して配置される鋼板ユニット間のジョイント部の防水性を向上するとともに、防水層の保護により長寿命化を図ることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係る屋根構造を示す側面断面図、図2は鋼板ユニットの構成を示す斜視図、図3は屋根側の防水構造を示す斜視図、図4は同じく側面断面図、図5はパラペット側の防水構造を示す斜視図、図6は同じく側面断面図、図7はパラペット上面の防水構造を示す拡大断面図、図8はパラペット入隅部の防水構造を示す斜視図、図9はパラペット出隅部の防水構造を示す斜視図、図10は鋼板ユニットの勾配屋根側ジョイント部の防水構造を示す斜視図、図11は同じくパラペット側ジョイント部の防水構造を示す斜視図、図12はオーバーフロー管の取付構造を示す斜視図、図13は従来の屋根側の防水構造を示す斜視図、図14は従来のパラペット側の防水構造を示す斜視図である。
まず、本発明に係る壁勝屋根の構造について説明する。
図1に示すように、壁勝屋根1は、傾斜した屋根面を有する勾配屋根2が外壁3の内側に収まるようにするとともに、外壁の上端部(パラペット)4が屋根面の下側縁部より上方に延出して、樋状に形成されている。
該壁勝屋根1の底部は野地板5により形成され、該野地板5と、勾配屋根2の軒先下部に立設された軒先母屋7の表面(屋外側面)に配置された軒先下地板6と、パラペット4側に立設されたパラペット下地板8と、から樋状の壁勝屋根1の下地が形成されている。
そして、該壁勝屋根1の下地の表面上に鋼板ユニット10が配置されて、樋状の壁勝屋根の防水が図られるものである。
図2に示すように、前記鋼板ユニット10は、壁勝屋根1の底部となる野地板5上に配されるスペーサ11と、該スペーサ11の表面上に配された鋼板12と、該鋼板12両端に溶着されるとともに、勾配屋根側及びパラペット側に延設されたシート部材13a・13bと、パラペット側シート部材13bの先端部に取付られた鋼板片15から構成されている。
前記スペーサ11は断熱材等で構成され、勾配屋根2側からパラペット4側に下方傾斜するように厚みを変えて形成されており、壁勝屋根1に流れる雨水が屋外側となるパラペット側へ流れるようにしている。また、前記鋼板12は勾配屋根2側及びパラペット4側をそれぞれ上方へ屈曲させて、両側の立ち上げ部の形状と合致するように形成されている。
前記鋼板12の両側立ち上がり部には、塩ビシート等の防水性を有するシート部材13が溶着されており、鋼板12に対して溶着されて一体的に取付けられている。
また、パラペット側のシート部材13bの先端部屋外側には、鋼板片15が溶着されており、該鋼板片15はパラペット4の上面にビス等で固定されているものである。前記鋼板12・15はそれぞれ塩化ビニル等の合成樹脂を表面に貼り付けた鋼板(以下、塩ビ鋼板)で構成されている。
なお、前記シート部材13と前記鋼板片15の表面材とはともに塩ビ系材質で形成されているため、溶着が容易となっており一体的に形成されるものである。
以上のような構成の鋼板ユニット10を壁勝屋根1の下地に配置する際には、図3及び図4に示すように、勾配屋根2側のシート部材13aを軒先下地板6の表面に沿わせて、該シート部材13aの先端側を勾配屋根2の傾斜面にタッカ―等で固定する。そして、軒先下地板6に対してシート部材13aの両端側をタッカ―等で固定するのである。
また、図示しないが、勾配屋根2の傾斜面に固定されたシート部材13aの先端側上にはポリエチレン等で形成される絶縁シートが施工され、該絶縁シート上には軒先水切が配置され、その上面にルーフィングが施工されるようにしている。
このように鋼板ユニット10の勾配屋根側シート部材13aを配置することで、軒先下地板6と勾配屋根2の軒先との連結を覆うようにして、該連結部の防水を図ることができる。このため、従来のように軒先下地板6と勾配屋根2の軒先との連結にジョイント鋼板を配することなく、また立ち上がり部に補強板を配する必要がないため、施工性の向上及び部品点数の削減を図ることができる。
また、図5及び図6に示すように、パラペット4側のシート部材13bは、パラペット下地板8の表面に沿うように配置され、該シート部材13bの先端部に取付られた鋼板片15をパラペットの上面にビス等で締結することで固定されている。
このようにパラペット4の上面に渡ってシート部材13bが配置されていることで、パラペット4の内側部及びパラペット4の内側角部の防水を図ることができるのである。
ここで、図6及び図7にて、パラペット4上面における防水構造について説明する。
パラペット4の上面には、パラペット笠木下地レール22上に支持された水切板23が配置され、該水切板23の上面には水密材21が配置されており、該水密材21を上方から押えつけるように、前記鋼板ユニット10の鋼板片15を配置しているものである。該鋼板片15の上方には笠木取付具24を介してパラペット笠木25が配されている。
前記水密材21はスポンジ状に形成され、両面テープ等で前記水切板23の上面に取付られており、鋼板片15により上方から押し付けることにより収縮して、鋼板片15と水切板との隙間を密閉する。
また、前記水切板23はパラペット4の上面を覆うように配置されており、屋外側の端部を外方向に屈曲した構成としている。
そして、前記水密材21より屋内側であって鋼板片15上方からビス等を打ち込むことで、鋼板片15と前記水切板23の隙間からの水の浸入を防止できるようにしているのである。
続いて、パラペット4側の出入隅部の防水構造について説明する。
図8(a)(b)に示すように、パラペット4の入隅部の角部及び底部にはシート部材29が配されるとともに、該シート部材29の表面側の上部には防水下地材30が配され、該防水下地材30のシート部30bの表面の上部に補強シート32が配される構成としている。
前記シート部材29は塩ビシート等で形成され、鋼板ユニット10と一体的に構成されている。
また、前記防水下地材30は、パラペット4に配置される鋼板部30aと、該鋼板部30aの表面に貼設されるシート部30bとで構成されており、前記鋼板部30aを鋼板ユニット10の鋼板片15上にビス等を打ち込むことで固定するようにしている。なお、前記鋼板部30aは塩ビ鋼板で構成され、前記シート部30bは塩ビシートで構成されているものである。
前記シート部30bはパラペット4の内側面に沿うように貼り付けられ、鋼板ユニット10との接着面にはシーリング材が充填されて接着面の隙間の防水を図っている。
また、前記シート部30bの表面上であって、入隅部には塩ビシート等で構成される補強シート32が配されており、痛み易い入隅の補強を図っているものである。
また、前記防水下地材30のシート部30aと、鋼板ユニット10の鋼板片15及びシート部材13bとの接着面にはそれぞれシーリング材が充填されており接着面の隙間の防水を図っている。
さらに、前記防水下地材30のシート部30a裏面に配置された鋼板部30aとパラペット上面との接着面には水密材21が配されており、防水下地材30の内部に雨水が浸入しないようにしている。
以上のような入隅部の構成により、パラペット入隅部の補強を図るとともに、防水性の向上を図ることができるのである。
また、図9(a)(b)に示すように、パラペット4の出隅部の内側下角部には塩ビシート等の合成樹脂で構成されるシート部材39が鋼板ユニット10と一体的に構成されるとともに、該シート部材39の表面上側には出隅部の形状に沿って形成された防水下地材35が配置されて角部を覆っており、パラペット4の出隅部の防水を図っているものである。
前記防水下地材35はパラペット4の上面に配置される鋼板部35aと、該鋼板部35aの表面側に貼設されるシート部35bとから構成されている。
なお、前記鋼板部35aは塩ビ鋼板で形成され、前記シート部35bは塩ビシートで形成されているため、鋼板部35aとシート部35bとは溶着されて一体的に形成されているものである。
前記防水下地材35のシート部35b及び鋼板部35aは鋼板ユニット10の鋼板片15上にビス等により固定されるとともに、パラペット4の上面との接合部には水密材21が挟みこんで固定されており、前記シート部30bと鋼板ユニット10の鋼板片15及びシート部材13bとの接着面にはシーリング材が充填され、接合部に生じる隙間からの雨水の浸入を防止しているものである。
また、前記シート部35bと鋼板ユニット10のシート部13bとの接着面にはシーリング材が充填されて、接着面の防水が図られているものである。
このように、パラペット4の出隅部にシート部材を重ねるように配置して、その接着面にシーリング材を充填したので、パラペットの痛み易く剥れ易い出隅部を補強できるとともに、防水性の向上を図ることができるのである。
続いて、隣接して配置される鋼板ユニット10同士のジョイント部49における防水構造について説明する。
図10及び図11に示すように、隣接する各鋼板ユニット10・10のジョイント部49には粘着テープ(クラフトテープ)が貼設されて、両ユニット10・10を連結するとともに、該クラフトテープ上から防水シートとしてのパッチベルト41を配置して、該パッチベルト41と鋼板ユニット10との接着面にシーリング材を充填して隙間を塞ぐようにしている。
前記クラフトテープ及びパッチベルト41は、鋼板ユニット10の底部から勾配屋根2とパラペット側4の両側に立ち上がって配置され、鋼板ユニット10のシート部両端の位置に合わせて配置されており、各鋼板ユニット10・10のジョイント部49を隈なく密閉できるようにしている。
また、ジョイント部49に配置されたパッチベルト41の上面であって、両側(勾配屋根2側とパラペット4側)の立ち上がり部には「く」字状に折曲された補強シート42が配置されており、パッチベルト41の立ち上がり部の補強を図っているものである。
また、前記パッチベルト41上面であって鋼板ユニット10の底部側には、保護シート43がシーリング材によって貼り付けられており、該保護シート43により防水層としてのパッチベルト41を保護するようにしているものである。
以上のように、隣接して配置される各鋼板ユニット10・10のジョイント部49に防水層としてクラフトテープ及びパッチベルト41を配置するとともに、その立ち上がり部に補強シート42を配置し、鋼板ユニット10底部におけるパッチベルト41上に保護シート43を配置したので、パッチベルト41にてジョイント部の防水を図るとともに、補強シート42にて立ち上がり部の補強を図り、保護シート43にてパッチベルト41を保護して寿命の向上を図ることができるのである。そして、ジョイント部49の防水性の向上を図ることができるのである。
次に、前記壁勝屋根2に設けられるドレイン部及びオーバーフロー管の構造及び、その防水構造について説明する。
壁勝屋根は意匠性の向上とともに、勾配屋根の雨樋としての機能を有するため、ドレイン部及び、オーバーフロー管を設けているものである。
壁勝屋根は、通常のバルコニー等とは異なりメンテナンスが行い難いため、万一、ドレイン部が詰って機能しなくなった場合のためオーバーフロー管を設けている。
図12(a)に示すように、壁勝屋根の鋼板ユニット10に、ドレイン孔が開口され、該ドレイン孔近傍の側壁に位置するパラペット下地板8にオーバーフロー管を取り付けるための孔48が開口されている。該ドレイン孔上に配置される鋼板ユニット10にはドレイン管47が一体的に設けられており、鋼板ユニット10に設けたドレイン管47が前記ドレイン孔に挿通されるようにしている。そして、鋼板ユニット10が上面に配されたドレイン管47にはストレーナが挿し込まれるものである。
また、図12(b)に示すように、前記孔48の表面側には鋼板ユニット10のシート部材13bが配置されるため、該孔48の部分をカッター等でカットして、孔48が外部に露出するようにしている。
そして、該孔48にはオーバーフロー管37が挿し込まれ、該オーバーフロー管37にはストレーナが配置されるものである。
前記オーバーフロー管37の端部にはシート部材37aが一体的に設けられており、該シート部材37aをパラペット側部に接着して、接着面にシーリング材を充填することで防水を図っている。
このように、オーバーフロー管37をパラペット側部に設けた孔47に挿し込んで、その接着面を防水加工しているので、壁勝屋根のドレイン部が詰ってしまった場合においても、壁勝屋根に溜まる雨水を前記オーバーフロー管37を介して排水することができるのである。
なお、以上に説明した壁勝屋根の防水構造においては、勾配屋根2の屋根材に薄物屋根材を適用したものであるが、屋根材は平瓦等においても適用可能であり、屋根材の種類には関わらず防水を図ることができるものである。
本発明に係る屋根構造を示す側面断面図。 鋼板ユニットの構成を示す斜視図。 屋根側の防水構造を示す斜視図。 同じく側面断面図。 パラペット側の防水構造を示す斜視図。 同じく側面断面図。 パラペット上面の防水構造を示す拡大断面図。 パラペット入隅部の防水構造を示す斜視図。 パラペット出隅部の防水構造を示す斜視図。 鋼板ユニットの勾配屋根側ジョイント部の防水構造を示す斜視図。 同じくパラペット側ジョイント部の防水構造を示す斜視図。 オーバーフロー管の取付構造を示す斜視図。 従来の屋根側の防水構造を示す斜視図。 従来のパラペット側の防水構造を示す斜視図。
符号の説明
1 壁勝屋根
2 勾配屋根
3 外壁
4 パラペット
5 野地板
6 軒先下地板
8 パラペット下地板
10 鋼板ユニット
12 鋼板
13 シート部材
13a 勾配屋根側シート部材
13b パラペット側シート部材
15 鋼板
21 水密材
23 水切板
41 パッチベルト
42 補強シート
43 保護シート
49 ジョイント部

Claims (5)

  1. 傾斜した屋根面を有する勾配屋根の軒先の周囲を外壁の上端部で覆うことで樋状に形成した屋根の防水構造において、
    底面を構成する野地板と、外壁の上端部で構成されるパラペットの内側面と、前記勾配屋根の軒先の下部に配置された軒先下地板と、から構成される樋状の下地に、
    樋底部に配されるスペーサと、該スペーサ上に配置される鋼板と、該鋼板に一体的取り付けられるとともにパラペット側及び勾配屋根側に立ち上げられたシート部材と、前記パラペット側に立ち上げられたシート部材の先端部の外側に取付られた鋼板片と、から構成される鋼板ユニットを配置した
    ことを特徴とする屋根の防水構造。
  2. 前記鋼板ユニットの鋼板における、勾配屋根側及びパラペット側の両立ち上がり部を上方に屈曲した
    ことを特徴とする請求項1に記載の屋根の防水構造。
  3. 前記鋼板ユニットの勾配屋根側シート部材を、勾配屋根側の立ち上がり部から軒先下地板に沿って勾配屋根の傾斜面に固定するとともに、
    パラペット側シート部材を、パラペット側の立ち上がり部からパラペット下地板に沿ってパラペット上面に固定した
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の屋根の防水構造。
  4. 前記パラペット上面に形成される水切板上に水密材を配置するとともに、
    前記鋼板ユニットの鋼板片を、該水密材の上方に配置して固定した
    ことを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の屋根の防水構造。
  5. 隣接して配置される前記鋼板ユニットのジョイント部を粘着テープで固定し、該粘着テープの上面に防水シートを貼設するとともに、
    勾配屋根側及びパラペット側の立ち上がり部に補強シートを配置し、
    樋底部であって前記防水シートの上面に保護シートを配置した
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の屋根の防水構造。
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