JPS5971464A - 高密度編物の製造方法 - Google Patents

高密度編物の製造方法

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JPS5971464A
JPS5971464A JP17956982A JP17956982A JPS5971464A JP S5971464 A JPS5971464 A JP S5971464A JP 17956982 A JP17956982 A JP 17956982A JP 17956982 A JP17956982 A JP 17956982A JP S5971464 A JPS5971464 A JP S5971464A
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JP
Japan
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knitted fabric
denier
shrinkage rate
yarn
hot water
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Pending
Application number
JP17956982A
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English (en)
Inventor
雨宮 邦夫
彰 浮田
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Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はナイロンマルチフィラメント使いの高密度編物
の製造方法に関するものでめろ。従来。
編物は伸縮性が大きく1組織的にもルーズであるため0
通気性が大きく防風布に使用するには不向きであり、溌
水加工を施しても高い防水性を付与することカ月屯かし
く樹脂コーティング加工を併用しても十分な防水性が得
難く、その耐久性も不良でゐり、(漬水加工や樹脂コー
ティング加工の効果を十分に発現できない。樹脂コーテ
ィング加工の効果を生かすべく塗布量をLげれば1編物
本来の柔軟な風合並びに伸縮性が損なわれる。一般蛋こ
高密度編物を得る方法としては、製編密度をLげろ方法
9編機のゲージを高密度にする方法等があるがいずれに
も限界がゐろ。
また、li!M後起毛加工を行うことにより、高密度編
物とする方法も可能であるが2編物の厚み。
外観が変化してしまうため一般的な方法とはいい難い。
本発明者らはかかる従来方法の欠点を改善し。
高密度編物を製造する方法を研究し0本発明に到達した
ものでゐろ。
すなわち、本発明は、熱水収縮率が7%以しであり、単
糸デニールが2デニール以下でかつ、トータルデニール
が40〜80デニールのナイロンマルチフィラメント糸
条を用いて線側密度が24〜40ゲージの丸編機で通気
度IQQcc1014− sec以下の丸緬物を緬成し
、得られた編物をその面積収縮率が10%以上2通気度
が30ca/c4−si以下になるように液中で収縮処
理することを特徴とする高密度編物の製造方法である。
以下9本発明が法をさらに詳細に説明する。
本発明方法で用いるナイロンマルチフィラメントは、熱
水収縮率が7%以りであることが必要で。
熱水収縮率とは一定長の糸条を無荷重で沸騰水中に30
分間浸せきし、自然乾燥した後の収縮率のことをいい、
この熱水収縮率が7粥以下では本発明方法の効果な十分
に発現できない。また、該ナイロンマルチフィラメント
の単糸デニールは2デニール以下であることが必要で、
単糸デニールとはマルチフィラメント中のフィラメント
1本当りのデニール数のことを意味し、単糸デニールが
2テニール以下とするのは2テニール以りでは最終製品
の風合が硬くなるからでJ)る。更に該ナイロンマルチ
フィラメントのトータルデニールが40〜8゜デニール
であることを必要とするのは、該トーク+1/ 7’ 
:、 −ILI カ4Qデニール以下では編成後の厚み
が薄くなり、また、高密度になり難いからであり。
又、80デニール以りでは編成後の厚みが厚くなり。
最終製品の重さが重くなり、衣料としての着用感が悪く
なるからである。
サラに該ナイロンマルチフィラメントは原糸糸条を用い
るのが9必要であり、原糸以外では本発明方法の効果を
十分に発現できない。また、ナイロンを用いたのはナイ
ロンが合成繊維中2本発明が法の効果の発現が最も大き
いからである。該ナイロンマルチフィラメント原糸糸条
をm 針密11f カ24〜40ゲージである丸編機で
丸編物とするが。
編針密度とは1インチ当りの編針本数のことであり、該
ナイロンマルチフィラメント原糸糸条のトータルデニー
ルにより決定すればよいが、24ゲーレ以下では編物組
織が疎となり、高密度編物となり難く、40ゲージ以り
では実際を製編が不可能である。
まf: 、 ′MAai!後該m物(7) 通気度7k
 100cc/C4−気JJ。
下とするが、該編物の通気度が100cc/CJ・渡以
りでは本発明が法の目的である高密度編物を得ることが
できないからである。さらに該編物の編組織については
特に制限はない。
引続き、該編物の面積収縮率が10%以りとなるように
、該編物を液中で処理し、該編物の通気度を30cc/
cyl・東以下とするが、該編物の面積収縮率が10%
以七とするのは、  10%以下では高密度編物となら
ないからである。また、該編物の面積収縮率が10%以
りとなるように該編物を液中で処理するが、液中とは水
中めるいは膨潤収縮性を有する物質例えば酢酸、ギ酸、
リン酸、フェノール、プロパツール、ブタノール、ベン
ジルアルコール等の水溶液のことを意味し、処理とは該
液中で加熱処理、もみ処理を含む収縮加工のことを意味
している。該液での処理により、該編物の通気度を30
aa/cr4・渡以下とするが、該編物の通気度が3Q
cc/Cd−5w以下となるまうに、該液での処理条件
を変更することが必要である。すなわち、水中で行うか
、膨潤収縮性を有する物質の水溶液中で行うかゐろいは
、加熱処理するか、もみ処理するか等は。
該編物の処理後の通気度により決定すればよく本発明方
法では該条件について何ら制限しない。
本発明方法で行う液中での処理は1通常編物の処理で用
いるウィンス、液流染色機等ケ用いることができるが、
処理装置には伺ら制限はない。
本発明方法は以りの構成を有するもので2本発明方法に
より、ナイロンマルチフィラメントの高密度編物を製造
することが可能である。
以下本発明方法を実施例により説明するが9本発明はこ
れらに何ら制限されるものではないっ実施例1 ナイロンマルチフィラメント原糸70デニール、/48
フィラメント(熱水収縮率15%)を用い゛C32ゲー
ジの丸編機でインター[1ツク組株の2段両面綽物を編
成した後、該編物を液流染色機を用いて1■°Cで80
分間処理を行い実施例1とした。
実施例2 ナイロンマルチフィラメント原糸(7oデニール/48
フイラメント、熱水収縮率10%)を用いて。
実施例1と同一の方法9条件で柚成、処理を行い実施例
2とした。
実施例8 ナイロンマルチフィラメント原糸(70テニ−IL//
48フィラメント、熱水収縮率7%)を用いて実施例1
と同一の方法9条件で編成、処理を行い。
実施例3とした。
次に比較例1〜2を作成し、実施例1〜3の結果と共に
表1に示す。
表1から明らかな様に本発明方法(実施例1〜3)がい
かに優れているかがわかる。
比較例1 ナイロンマルチフ・fラメント原糸(70デニーIし/
48フィラメント、熱水収縮率5%)を用いて実施例1
と同一の方法1条件で編成、処理を行い。
比較例1とした。
比較例2 ナイロンマルチフィラメント原糸(70テ=  IL/
/48フィラメント、熱水収縮率3%)klT4い−c
実施例1と同一の方法9条件で、糾1週成し処理炙行署
、)。
比較例2とした。
表1 なお表1に記載の製品の通気度はJISI、−1096
(フラジール型試験機法)により測定した、実施例4 ナイロンマルチフィラメントH糸(5oテニール/48
フイラメント、熱水収縮率10%)を用いて40ゲージ
の丸編機でインターロック組織の2段両面編物を編成し
、実施例1と同一の液流染色機を用いてn−ブタノール
596*olの水溶液中で100℃にて30分間処理し
、実施例4とした。
実施例6 ナイロンマルチフィラメント13M糸(50デニール/
84フイラメント、熱水収縮率10% )を用いて実施
例4と同一の方法2条件で組成、処理を行い。
実施例5とした。
次に比較例8〜4を作成し、実施例4〜5の結果と共に
表2に示す。
表2から明らかなように本発明方法(実施例4〜5)が
優れた方法であることがわかる。
比較例8 ナイロンマルチフィラメントm 糸(505’ = −
ル24フィラメント、熱水収縮率10%)を用いて実施
例4と同一の方法2条件で編成、処理を行い、比較例8
とした 比較例4 ナイロンマルチフィラメント原糸N糸(5oデニール/
16フイラメント、熱水収縮率10%)ヲ用イテ実施例
4と同一の方法9条件で編成、処理を行い。
比較例4とした。
表  2 なお表2中の風合は官能検査による判定である。
実施例6 ナイロンマルヂフイラメントm1 糸(50デニール/
48フイラメント、熱水収縮率10%)を用いて40ゲ
ージの丸編機でモツク・ミラノ・リブ組織の2段両面編
物を編成し、実施例4と同一の方法で処理を行い、実施
例6とした。
実施例7 ナイロンマルチフィラメント原糸(50デニール/48
フイラメント、熱水収縮率10%)を用いて28ゲージ
の九覆糊機で実施例6と同一の方法1条件で編成し、実
施例4と同一の方法で処理を行い、実施例7とした。
実施例8 −)−(ロンマルチフィラメント原糸(5oテニール/
48フイラメント、熱水収縮率1096) ヲ用イテ2
4デージの丸編機で実施例6と同一のIJ法法条条件細
成し、実施例4と同一の方法で処理を行い、実施例8と
した。次に比較のため、比較例5を作成し、実施例6〜
8の結果と共に表8に示した。表3で明らかな様に本発
明方法(実施例6〜8)が佼れていることがわかる。
比較例5 ナイロンマルチフィラメント原糸(50テニール/48
フイラメント、熱水収縮率10%)を用いて20ケージ
の丸編機で実施例6と同一の方法9条件で編成し、実施
例4と同一の方法で処理を行い、比較例5とした。
表8 実施例9 ナイロンマlレヂフ・rうメント原糸(70テニー−レ
/68フイラ、メンi・、熱水収縮率10%)ヲ用イテ
32ノr−ジの丸編機でインク−〇ツク組織の2段両向
編物を編成した後、実施例6と同一の方法で処理を行い
、実施例9とした。
次に比較のため、比較例6〜7を作成12.実施例9の
結果と共に表4に示した7表4で明1うかな様に本発明
方法(実施例9)が優れていることがわかる。
比較例6 ナイロンマルチフイラメンh 原糸(100デニール/
96フイラノンl−、熱水収縮率10%)を用いて2・
1ゲージの丸編機で実施例9と同一の方法9条件で編成
(7,実施例9と同一の/J法で処理し、比較例6とし
tこ。
比較例7 す(ロンマルチフイラメンl−原糸(80テニlLz/
24フィラメンl−、熱水収縮率10%)を用いて40
ゲージの丸編機で実施例9と1「IJ−の)j法1条件
で編成し、実施例9と同一の力性で処理を行い、比較例
7とした。
表  4 実施例10 ナイロンマルチフィラメントfltl 糸(TOテ= 
−ル/68フィラメント、熱水収柘)率1296)を用
いて32ゲージの丸&1機でクロスミスインターロック
組織の2段両面編物を編成した後実施例1と同一の液流
染色機を用いて次の処方で染色を行い実施例1Oとした
次に該実施例10ニSumifluoil EM −1
1(住友化学!?、V 、エマルジョソタイプフッ素系
4%水剤)の8%S01.の溶液を含浸し、絞り率10
096でパッドし した後、乾燥、キュアレ、引続き、該編物に次の処方の
謝脂溶液を塗布した。
引続き、該−物を水中に導入し該塗布樹B旨を湿式凝固
させ乾燥した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱水収縮率が7%以tであり、単糸デニールが2
    デニール以下でかつトータルデニールが40〜80デニ
    ールのナイロンマルチフィラメント糸条を用いて編針密
    度が24〜40ゲージの丸編機で通気度100 c c
     /c4set、以下の丸紬物を編成し、得られたへ\
    編物をその面積収縮率が1096以t2通気度が80C
    C/cyI−%以下になるように液中で収縮処理するこ
    とを特徴とする高密度編物の製造方法。
JP17956982A 1982-10-12 1982-10-12 高密度編物の製造方法 Pending JPS5971464A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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