JPS5971381A - 粘着フイルムの製造法 - Google Patents

粘着フイルムの製造法

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JPS5971381A
JPS5971381A JP18078982A JP18078982A JPS5971381A JP S5971381 A JPS5971381 A JP S5971381A JP 18078982 A JP18078982 A JP 18078982A JP 18078982 A JP18078982 A JP 18078982A JP S5971381 A JPS5971381 A JP S5971381A
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JP
Japan
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film
ionizing radiation
adhesive
irradiation
polypropylene film
Prior art date
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Pending
Application number
JP18078982A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Ishihara
石原 昭二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一旦被着体に貼着後、再び剥離しようと試み
ると粘着フィルムの基体フィルムが破壊してしまい再使
用が困難な粘着フィルムの製造法に関するものである。
従来、かかる粘着フィルムを製造するには基体フィルム
として透岬性・耐水性がすぐれ、しかも自身の破断・引
裂強度の低いセルローストリアセテートフィルム等のア
セテートフィルムを用い、通常の粘着剤組成物を塗布し
て行なうのが普通である。しかしながらアセテートフィ
ルムは破断・引裂しやすいとは言え、かなシの力ヲ要す
るのでアセテートフィルムラ基体フィルムとする粘着フ
ィルムは一旦貼着後であっても注意深く徐々に剥離しよ
うとすれば剥離可能であるし、又、破断・引裂強度は基
体フィルムの厚みに比例するだけで希望する値とするこ
とは出来ず、フィルムも高価である。
本発明は上記の従来技術の欠点を解消するものであって
延伸ポリプロピレンフィルムの一方の面に、電離放射線
照射により架橋及び硬化を起こす電離放射線感応粘着剤
組成物を塗布し、塗布後、電離放射線を照射することを
特徴とする粘着フィルムの製造法をその主旨とするもの
である。
以下、本発明について説明すると、まず本発明の粘着フ
ィルムは延伸ポリプロピレンフィルムを基体フィルムと
するものである。一般的なプラスチックフィルムにおい
ては電離放射線の照射により架橋と分解が同時に起きる
ことは知られている。延伸ポリブロビレンフィルムニ電
離放射線を照射するときはフィルムの破断・引裂強度の
機械的強度が著しく低下する。−例として厚み30μm
の延伸ポリプロピレンフィルムに電子線を照射した後、
振子式エレメンドルフ引裂強度測定器を用いて引裂強度
を測定した結果は次の通シである。
照射線量(Mrad)  引裂強度(F)  劣化率(
チ)0           15、6       
05           10、9     30.
110           10.1     35
.3本発明で用いられるところの無延伸ポリプロピレン
フィルムは1軸及び2軸延伸されたものであυ更に適宜
な印刷やアルミニウム蒸着等の加工を施したものであっ
てもよい。
電離放射線感応粘着剤組成物としては電離放射線照射に
より架橋及び硬化を起こすものであればいずれのもので
もよく、例えばSIS、 SB8等のブロックコポリマ
ーをエラストマーとじて用いたホットメルト型粘着剤や
アクリル酸エステル重合体等の通常のものが使用できる
。或いは上記の物質に更に架橋度・硬化度の向上や塗工
温度・塗工粘度の低下の目的で種々のアクリレートモノ
マーを添加してもよく、上記の粘着剤組成物100重量
部に対し、300重量部を限度として、より好ましくは
10〜100重量部添加するとよい。上記において添加
するアクリレートモノマーとしては粘着性を向上させる
意味で単官能アクリレートモノマーを用いるのがよく、
単官能アクリレートモノマーとしてはメチルアクリレー
ト、エチルアクリレートこプロピルアクリレート、ブチ
ルアクリレート、ヘキシルアクリレート、2−エチルヘ
キi/ /Izアクリレート、ドテシルアクリレート、
ベンジルアクリレート、アクリル酸、グリシジルアクリ
レート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシプロピルアクリレート、ジエチル了ミノエチルア
クリレート、アクリルアミド、N、N−ジメチルアクリ
ルアミド、N−メチロールアクリルアミド、ダイア七ト
ンアクリルアミド、N−tert−ブチルアクリルアミ
ド、アクリロニトリル等を挙げることができる。
上記した電離放射線感応粘着剤組成物は基体フィルムで
ある延伸ポリプロピレンフィルムの一方の面に適宜な方
法により塗布し、次いで電離放射線を照射する。塗布す
る方法としては使用する粘着剤組成物の粘度にもよるが
、溶剤で希釈せずに、よシ好ましくはホットメルトコー
ティングにより塗布すると、溶剤の揮散や溶剤の回収に
係わる問題がない。電離放射線としてはX線、γ線、電
子線等が使用できるが、このうち透過性がすぐれ、高速
処理の可能な電子線を用いるのがよく、コックロフトワ
ルトン型、バンプグラフ型、高周波型の電子線加速機を
用い、これらの加速機から放出される50〜1000K
eV、好ましくは100〜300 Kevの範囲のエネ
ルギーを持つものを用いるとよい。
又、電離放射線の線祉を1〜50 Mradの範囲で調
整することによシ基体フィルムの延伸ポリプロピレンフ
ィルムの厚みに応じて、適宜な分解を起こさせることが
でき、破断・引裂強度等を制御することができる。
上記のように電離放射線を照射した後、更にシリコーン
剥離紙や剥離性のプラスチックフィルム等を粘着剤塗布
面に貼り合わせても差支えない。
以上の本発明によれば粘着剤層の架橋・硬化と共に基体
フィルムの延伸ポリプロピレンフィルムの強度を低下さ
せること・ができるので、再使用の困難な粘着シートを
容易に製造出来る。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 上記組成の粘着剤組成物をホットメルトコーティング法
により延伸ポリプロピレンフィルム(厚み20μm)の
一方の而に塾膜厚みが25μmになるよう均一に塗布し
、塗布m)側より窒素気流中で加速エネルギー175 
KeV、照射線量8Mrad  の電子線を照射し、照
射後、剥離紙とうミネートした。得られた粘着フィルム
を25屈×25Mの大きさに裁断し、ステンレス板、塩
ビ板、アクリル板及び上質紙に重量2〜の圧着ローラを
3往復させて貼着した。貼着後の粘着フィルムを剥そう
としたところ、いずれも延伸ポリプロピレンフィルムが
破壊してしまい、再使用ができなかった。特に上質紙の
場合にはフィルムの破壊と共に被着体の上質紙の紙むけ
(紙間剥離)が生じ、再使用ができなかった。
実施例2 合成ゴム系ホットメルト粘着剤(セメダイン製、HPS
−20)を用い、厚み20 μmの延伸ポリプロピレン
フィルム上に塗膜厚みが30μmとなるよう均一に塗工
し、175 KeV、]、 Q Mradの電子線を実
施例1と同様にして照射した。
得られた粘着フィルムを実施例1の被着体に加えてアー
ト紙、ミラーコート紙にも貼着し。
剥離を試みだが、いずれにおいてもフィルムが破壊した
実施例3 厚み30μmの延伸ポリプロピレンフィルムの片面に印
刷を施し、更に印刷面に からなる粘着剤組成物を塗布し、以下実施例1と同様に
行ない、同様の結果を得た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)延伸ポリプロピレンフィルムの一方の面ニ、電離
    放射線照射により架橋及び硬化を起こす電離放射線感応
    粘着剤組成物を塗布し、塗布後、電離放射線を照射する
    ことを特徴とする粘着フィルムの製造法。
  2. (2)電離放射線塗布後の粘着剤組成物塗布面に更に剥
    離紙若しくは剥離性フィルムを貼り合わせることを含む
    特許請求の範囲第(1)項記載の粘着フィルムの製造法
JP18078982A 1982-10-15 1982-10-15 粘着フイルムの製造法 Pending JPS5971381A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6280625U (ja) * 1985-11-09 1987-05-23
WO2004087827A1 (en) * 2003-04-01 2004-10-14 Raflatac Oy A laminate, a self-adhesive label web and a method for manufacturing

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