JP2934522B2 - 転写用の感圧性接着シート類 - Google Patents

転写用の感圧性接着シート類

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JP2934522B2
JP2934522B2 JP8104591A JP8104591A JP2934522B2 JP 2934522 B2 JP2934522 B2 JP 2934522B2 JP 8104591 A JP8104591 A JP 8104591A JP 8104591 A JP8104591 A JP 8104591A JP 2934522 B2 JP2934522 B2 JP 2934522B2
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裕 戸崎
千恵美 三倉
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直満 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は易剥離性支持体の上に感
圧性接着剤層が設けられたシート状やテープ状などの転
写用の感圧性接着シート類に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、感圧性接着剤はシート状やテープ
状などとして各種用途に使用されている。その中のひと
つに、転写用としての感圧性接着剤がある。これは、ネ
ームプレートなどの銘板をはじめ目盛板、事務用品など
の物品の固定の手段として幅広く用いられている。
【0003】このような転写用の感圧性接着シート類
は、易剥離性支持体の上に感圧性接着剤層が設けられた
ものであつて、その接着剤層面側から銘板などの貼着物
品に貼り合わせたうえで、上記の支持体を剥離すること
により、感圧性接着剤層が貼着物品に合致する形状で転
写されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、転写用の
感圧性接着シート類では、貼着物品の形状に合致する形
状で感圧性接着剤層が転写される必要があるが、従来の
この種のシート類は、支持体を剥離する際の接着剤層の
切れ性に問題があつて、上記の如き良好な転写性を得る
ことが困難であつた。
【0005】したがつて、本発明は、このような問題の
ない感圧性接着シート類を提供すること、つまり十分な
切れ性を有して、改善された転写性を示す感圧性接着シ
ート類を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために鋭意検討した結果、感圧性接着剤層
を構成する接着性ポリマーとして、特定の単量体から得
られる重合体を用いると共に、この重合体を用いた接着
剤層の伸び特性などを制御するようにしたときには、転
写性の良好な感圧性接着シート類が得られることを知
り、本発明を完成するに至つた。
【0007】すなわち、本発明は、易剥離性支持体の上
に、アルキル基の炭素数が10〜18のメタクリル酸ア
ルキルエステルを60重量%以上含む単量体の重合体を
含有してなり、かつその破断時の伸びが200〜250
0%で破断強度が100g/mm以下である感圧性接
着剤層が設けられていることを特徴とする転写用の感圧
性接着シート類に係るものである。
【0008】
【発明の構成・作用】本発明において単量体の主成分と
して用いられるメタクリル酸アルキルエステルは、炭素
数が10〜18の長鎖アルキル基を側鎖に有するもので
あつて、このような単量体はメタクリレート系であるこ
とによりアクリレート系のものに較べて極性が低く、こ
れより得られる重合体の分子間力を小さくし、しかもこ
の分子間力は上記長鎖のアルキル基を有することによつ
てさらに一層小さくなる結果、接着剤層の切れ性に好ま
しい結果を与える。
【0009】このようなメタクリル酸アルキルエステル
の具体例としては、メタクリル酸デシル、メタクリル酸
ドデシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステア
リルなどが挙げられ、その一種または二種以上が用いら
れる。
【0010】本発明においては、上記のメタクリル酸ア
ルキルエステルと共に、これと共重合可能な他の単量体
を用いることもできる。たとえば、(メタ)アクリル
酸、(無水)マレイン酸、イタコン酸、フマール酸、ク
ロトン酸などのカルボキシル基含有単量体が挙げられ、
この単量体は、カルボキシル基からなる官能基が架橋点
として作用するため、これを用いた重合体に良好な凝集
力を付与すると共に、金属銘板などに対する接着力の向
上に大きく寄与させることができる。
【0011】また、(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、
(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸アミ
ル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸
オクチル、(メタ)アクリル酸ノニル、(メタ)アクリ
ル酸2−エチルヘキシルなどのアルキル基の炭素数が1
〜9の(メタ)アクリル酸アルキルエステルのほか、ア
ルキル基の炭素数が10〜18のアクリル酸アルキルエ
ステル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ビニルピロ
リドン、スチレン、α−メチルスチレン、(メタ)アク
リル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−
ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸アミド、N−
メチロールアクリルアミド、(メタ)アクリル酸グリシ
ジルエステルなども、共重合可能な他の単量体として使
用できる。これらの単量体は、やはり接着力の向上や凝
集力の付与に役立つものである。
【0012】本発明に用いられる上記の単量体におい
て、主成分となる前記アルキル基の炭素数が10〜18
のメタクリル酸アルキルエステルの使用量は、全単量体
中、60重量%以上、好ましくは70〜99重量%の範
囲にあるのがよい。60重量%に満たない場合は、極性
が高くなつて、重合体の分子間力が強くなり、また表面
張力が高くなるため、好ましくない。
【0013】本発明においては、上記のアルキル基の炭
素数が10〜18のメタクリル酸アルキルエステルを主
成分とする単量体を重合原料として、これを溶液重合、
乳化重合、塊状重合などの公知の方法で重合させること
により、感圧性接着剤の主体成分となる重合体を生成す
る。
【0014】この重合体の分子量としては、ゲルパーミ
エーシヨンクロマトグラフによりスチレン換算の重量平
均分子量で一般に30万〜100万の範囲、好ましくは
40万〜80万の範囲にあるのがよい。重量平均分子量
が30万に満たない場合は、適度な凝集力が得られず、
また100万より大きくなると、分子鎖の伸張率が高く
なつて、伸びが大きくなりすぎるため、いずれの場合も
接着剤層の切れ性や転写形状の不良を生じやすい。
【0015】また、このような重合体の溶剤不溶分とし
ては、一般に20〜70重量%、好ましくは30〜50
重量%の範囲にあるのがよい。溶剤不溶分が20重量%
未満の場合は、接着剤層の切れ性が悪くなるだけでな
く、貼着物品を被着体に貼り付けたのちの保持性も悪く
なり、また70重量%より多くなると、貼着物品との密
着性が悪くなるために、転写形状が不正確となるなどの
問題を生じやすい。
【0016】なお、ここでいう溶剤不溶分とは、重合体
中のゲル分率を指し、トルエン溶媒中で平均孔径0.2
μmの弗素樹脂製膜を用い、23℃下で7日間抽出を行
つたものを次式により求めたものをいう。溶剤不溶分=
(残渣ゲルの重量/重合体全体の重量)×100(%)
【0017】重合体の溶剤不溶分を上記の如く設定する
には、重合原料や重合条件などを選択するだけで行うこ
ともできるが、通常は重合体の凝集力を高める方法とし
て一般に採用されている適宜の架橋処理を施すことによ
り、またこの架橋処理の条件を適当に選ぶことにより、
容易に行うことができる。
【0018】架橋処理の方法としては、たとえば、前
記単量体の重合時にエチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート
などの多官能性単量体を共重合させて内部架橋を施す方
法、重合体にイソシアネート系化合物、エポキシ系化
合物、過酸化物系化合物などの多官能性化合物からなる
架橋剤を加えて外部架橋を施す方法、重合体に電子線
や紫外線などの放射線を照射して架橋を施す方法などが
ある。
【0019】上記の方法において、多官能性単量体の
使用量は、全単量体中、通常0.01〜1.0重量%で
あるのがよい。また、上記の方法において、多官能性
化合物からなる架橋剤の使用量は、重合体100重量部
あたり、通常20重量部以下、好ましくは0.01〜1
0重量部の範囲であるのがよい。
【0020】本発明においては、上記の重合体に必要に
応じて粘着付与樹脂、可塑剤、軟化剤、充てん剤、顔
料、染料などの各種添加剤を配合して調製した接着剤溶
液を、片面または両面に剥離処理を施した易剥離性支持
体の処理面上に乾燥後の厚さが通常10〜100μmと
なるように塗布,乾燥したのち、片面剥離処理の支持体
では接着剤層面に任意の剥離性保護フイルムを貼り合わ
せたうえで、また両面剥離処理の支持体ではそのままの
状態で巻き取る。このような塗布,乾燥などの工程の前
かあるいは後に前記の架橋処理を施すことにより、さら
にはこれらの工程後に所定幅に裁断する裁断工程などを
付加することにより、転写用の感圧性接着シート類が得
られる。
【0021】ここで、上記の易剥離性支持体としては、
たとえば、厚さが通常10〜200μm程度の剥離処理
したポリエチレンフイルムや紙、ポリエチレンラミネー
ト紙などが用いられる。また、この支持体が片面剥離処
理である場合に接着剤層の形成後この上に貼り合わせる
剥離性保護フイルムとしては、上記支持体より剥離の軽
いものが用いられる。一方、上記支持体が両面剥離処理
である場合は、その両面の剥離力の異なるものが用いら
れる。
【0022】このようにして得られる本発明の感圧性接
着シート類は、その接着剤層の破断時の伸びが200〜
2500%で破断強度が100g/mm以下であるこ
とが必要で、特に好ましくは破断時の伸びが300〜8
00%で破断強度が10〜60g/mmの範囲にある
のがよい。上記伸びが200%未満では、支持体の剥離
後に支持体上への糊残りが生じたり、貼着物品との密着
性が悪くなり、また2500%を超えると、接着剤層の
切れ性が悪くなり、いずれも転写形状の不正確さや接着
力の不十分さなどの問題を生じる。また、破断強度が1
00g/mmより大きくなると、接着剤層が容易に破
断せず、作業性の不良や転写形状の不良などの問題を生
じる。
【0023】なお、破断時の伸びおよび破断強度は、接
着剤層を構成する接着剤を断面積1mmとなるように
ロツド状に成形し、オートグラフにて、23℃下チヤツ
ク間距離10mm,引張速度50mm/分で測定され
る。
【0024】感圧性接着剤層の破断時の伸びおよび破断
強度は、用いる重合体が前記特定の単量体組成からなる
ものであることから、その分子量や架橋処理条件を適宜
選択することにより、また溶剤不溶分などを調整するこ
とにより、さらには添加剤成分の種類や添加量などを適
宜選択することにより、容易に前記範囲に設定すること
ができる。なお、この設定にあたり、特に上記伸びを小
さくする方向に制御し、また適度な凝集力を得るため
に、接着剤層中に粒子径が100nm以下、好ましくは
10〜20nmの微粒子、たとえばシリカ、酸化アルミ
ニウム、酸化チタンなどの無機質微粒子を添加しておく
のが望ましい。添加方法は、易剥離性支持体の上に塗布
する前の接着剤溶液中に予め添加混合しておけばよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明の感圧性接着シー
ト類は、特定の単量体を主成分として得られる重合体を
感圧性接着剤の主体成分として用いると共に、これを易
剥離性支持体の上に設けてなる接着剤層の破断時の伸び
および破断強度が特定の値となるように設定したことに
より、接着剤層が十分な切れ性を有して、転写用として
非常にすぐれた性能を発揮する。
【0026】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を記載してより具体
的に説明する。なお、以下において、部とあるのは重量
部を意味する。また、重合体の溶剤不溶分(ゲル分率)
は前述の方法によつて、接着剤層の破断時の伸びおよび
破断強度は前述の測定方法でAG−2000A型オート
グラフ(株式会社島津製作所製)にて、測定したもので
ある。さらに、転写特性は、つぎの評価方法で判定し
た。
【0027】<転写特性>各実施例および比較例で作製
した感圧性接着テープの感圧性接着剤層(厚さ50μ
m、幅75mm,長さ100mm)の上に、厚さ1m
m,幅50mm,長さ50mmの銘板を2Kgのローラ
で圧着し、これをただちに剥離したときの感圧性接着剤
層の切れ性と転写形状の良否を判定した。切れ性は、良
好を○、やや良好を△、支持体上への糊残りがみられる
場合を×、と判定した。また、転写形状は、貼着物品
(銘板)と転写した感圧性接着剤層の形状が合致してい
る場合を○(周囲の平均寸法差が1mm未満)、転写し
た感圧性接着剤層が貼着物品の外周よりわずかに大きい
かあるいは小さい場合を△(周囲の平均寸法差が1〜3
mm)、転写した感圧性接着剤層が貼着物品の外周より
かなり大きいかあるいは小さい場合を×(周囲の平均寸
法差が3mmを超える)、と判定した。
【0028】実施例1 メタクリル酸デシル198部、アクリル酸2部、酢酸エ
チル200部、アゾビスイソブチロニトリル0.4部の
混合溶液を、60℃で10時間溶液重合して、重合体溶
液を得た。この溶液に、重合体100部に対して多官能
性イソシアネート化合物(トリメチロールプロパンのヘ
キサメチレンジイソシアネート付加物)3部を添加し
て、感圧性接着剤溶液を調製した。
【0029】つぎに、上記の感圧性接着剤溶液を、厚さ
が38μmの易剥離性支持体フイルム(剥離処理したポ
リエチレンテレフタレートフイルム)の上に、乾燥後の
厚さが50μmとなるように塗布し、100℃で5分間
乾燥したのち、幅75mmに裁断して、感圧性接着テー
プを作製した。
【0030】実施例2 単量体組成を、メタクリル酸ステアリル194部、メタ
クリル酸6部に変更した以外は、実施例1と同様にし
て、重合体溶液を得た。この溶液に、重合体100部に
対して多官能性エポキシ化合物(N,N,N′,N′−
テトラグリシジルm−キシレンジアミン)0.07部と
無機微粒子〔日本アエロジル(株)製のアエロジル13
0〕5部とを添加して、感圧性接着剤溶液を調製した。
つぎに、この溶液を用いて、実施例1と同様にして、感
圧性接着テープを作製した。
【0031】実施例3 単量体組成をメタクリル酸ラウリル200部に変更した
以外は、実施例1と同様にして、重合体溶液を得た。こ
の溶液に、重合体100部に対して有機過酸化物(ベン
ゾイルパーオキサイド)0.5部を添加して、感圧性接
着剤溶液を調製した。つぎに、この溶液を用いて、実施
例1と同様にして、感圧性接着テープを作製した。
【0032】実施例4 単量体組成を、メタクリル酸ラウリル140部、メタク
リル酸オクチル58部、アクリル酸2部に変更した以外
は、実施例1と同様にして、重合体溶液を得た。この溶
液に、重合体100部に対して多官能性エポキシ化合物
(N,N,N′,N′−テトラグリシジルm−キシレン
ジアミン)0.1部を添加して、感圧性接着剤溶液を調
製した。つぎに、この溶液を用いて、実施例1と同様に
して、感圧性接着テープを作製した。
【0033】比較例1 単量体組成を、メタクリル酸ラウリル80部、アクリル
酸ブチル114部、アクリル酸6部に変更した以外は、
実施例1と同様にして、重合体溶液を得た。この溶液
に、重合体100部に対して多官能性イソシアネート化
合物(トリメチロールプロパンのヘキサメチレンジイソ
シアネート付加物)3部を添加して、感圧性接着剤溶液
を調製した。つぎに、この溶液を用いて、実施例1と同
様にして、感圧性接着テープを作製した。
【0034】比較例2 単量体組成を、アクリル酸ラウリル196部、アクリル
酸4部に変更した以外は、実施例1と同様にして、重合
体溶液を得た。この溶液に、重合体100部に対して多
官能性エポキシ化合物(N,N,N′,N′−テトラグ
リシジルm−キシレンジアミン)0.1部を添加して、
感圧性接着剤溶液を調製した。つぎに、この溶液を用い
て、実施例1と同様にして、感圧性接着テープを作製し
た。
【0035】比較例3 架橋剤として、多官能性エポキシ化合物(N,N,
N′,N′−テトラグリシジルm−キシレンジアミン)
を重合体100部に対して0.5部用いるようにした以
外は、実施例1と同様にして、感圧性接着剤溶液を調製
した。つぎに、この溶液を用いて、実施例1と同様にし
て、感圧性接着テープを作製した。
【0036】以上の実施例1〜4および比較例1〜3の
各感圧性接着テープにつき、転写特性を調べ、その結果
を、用いた重合体の溶剤不溶分、接着剤層の破断時の伸
びおよび破断強度と共に、つぎの表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】上記の表1の結果から明らかなように、本
発明の感圧性接着テープは、感圧性接着剤層の切れ性お
よび転写形状が良好で、転写用として非常にすぐれた性
能を発揮するものであることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 直満 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日 東電工株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09J 7/02 C09J 133/10 WPI/L(QUESTEL)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 易剥離性支持体の上に、アルキル基の炭
    素数が10〜18のメタクリル酸アルキルエステルを6
    0重量%以上含む単量体の重合体を含有してなり、かつ
    その破断時の伸びが200〜2500%で破断強度が1
    00g/mm以下である感圧性接着剤層が設けられて
    いることを特徴とする転写用の感圧性接着シート類。
  2. 【請求項2】 感圧性接着剤層の重合体が重量平均分子
    量30万〜100万である請求項1の転写用の感圧性接
    着シート類。
  3. 【請求項3】 感圧性接着剤層の重合体の溶剤不溶分が
    20〜70重量%である請求項1または2の転写用の感
    圧性接着シート類。
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JP2013001761A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Nitto Denko Corp 粘着剤組成物、粘着剤層、および粘着シート
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