JPS5971351A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
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- JPS5971351A JPS5971351A JP18039382A JP18039382A JPS5971351A JP S5971351 A JPS5971351 A JP S5971351A JP 18039382 A JP18039382 A JP 18039382A JP 18039382 A JP18039382 A JP 18039382A JP S5971351 A JPS5971351 A JP S5971351A
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- Japan
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- phosphite
- thermal stability
- mma
- copolymer resin
- butylphenyl
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱安定性の優れたメタクリル酸メチル(MMA
)−スチレン(8t)共重合樹脂に関するものである
。
)−スチレン(8t)共重合樹脂に関するものである
。
従来のMMA −st共重合樹脂は、熱安定性に劣って
おり、成形機内に成形可能な温度(2008C以上)で
長時間(10分以上)滞留させるかまたは繰り返し使用
を行うと黄変を伴った分子量の低下及び強度の低下が起
こる。それに比ベメチルメタクリル樹脂(MMA樹脂)
は熱安定性に優れており、成形機内に高温で極端に長時
間滞留させたり、極端に多くの回数の繰り返し使用をし
ない限り、若干の黄変、分子量の低下及び強度の低下は
あるものの、従来のMMA −st共重合樹脂はど激し
くは劣化しない。
おり、成形機内に成形可能な温度(2008C以上)で
長時間(10分以上)滞留させるかまたは繰り返し使用
を行うと黄変を伴った分子量の低下及び強度の低下が起
こる。それに比ベメチルメタクリル樹脂(MMA樹脂)
は熱安定性に優れており、成形機内に高温で極端に長時
間滞留させたり、極端に多くの回数の繰り返し使用をし
ない限り、若干の黄変、分子量の低下及び強度の低下は
あるものの、従来のMMA −st共重合樹脂はど激し
くは劣化しない。
本発明者は、 MMA樹脂と同等以上の熱安定性を有す
るMMA −st共重合樹脂を得るべく鋭意研究した結
果、後述する特定な構造を有する亜リン酸エステルをM
MA−θを共重合樹脂に添加することにより、熱履歴に
よる黄変の度合、分子量の低下及強度の低下の度合がM
MA樹脂よりも小さいという、これまで予想し得なかっ
た優れた熱安定性を有したMMA −st共重合樹脂組
成物を見出し1本発明をなすに至った。
るMMA −st共重合樹脂を得るべく鋭意研究した結
果、後述する特定な構造を有する亜リン酸エステルをM
MA−θを共重合樹脂に添加することにより、熱履歴に
よる黄変の度合、分子量の低下及強度の低下の度合がM
MA樹脂よりも小さいという、これまで予想し得なかっ
た優れた熱安定性を有したMMA −st共重合樹脂組
成物を見出し1本発明をなすに至った。
MMA −st共重合樹脂は、MMAの含有量の比率を
増していくと、耐候性、機械的強度が向上してくるが、
逆に成形性、耐アルコール性が悪化し、又価格も高くな
るので、これらを総合的に判断するとMMAの含有量の
比率は25〜70重量係と規定される。
増していくと、耐候性、機械的強度が向上してくるが、
逆に成形性、耐アルコール性が悪化し、又価格も高くな
るので、これらを総合的に判断するとMMAの含有量の
比率は25〜70重量係と規定される。
即ち、本発明はMMA含有量が25〜70重量係である
MMA −st共重合樹脂100重量部にリン原子に結
合した酸素原子の少なくともひとつに2位または6位の
どちらか一方または両方[1−ブチル基を有するフェニ
ル基が結合した亜リン酸エステルを0.02〜0.5重
量部添加してなることを特徴とする熱安定性の優れたM
MA −st共重合樹脂組成物((関するものである。
MMA −st共重合樹脂100重量部にリン原子に結
合した酸素原子の少なくともひとつに2位または6位の
どちらか一方または両方[1−ブチル基を有するフェニ
ル基が結合した亜リン酸エステルを0.02〜0.5重
量部添加してなることを特徴とする熱安定性の優れたM
MA −st共重合樹脂組成物((関するものである。
以下本発明について更に詳しく説明する。
一般(で、亜リン酸エステルはヒンダードフェノール系
の酸化防止剤とともに従来からポリスチレン又はABS
樹脂に熱安定性を付与すべく用いられてきた酸化防止剤
である。従って亜リン酸エステルなMMA −et共重
合樹脂に適用することは比較的容易に考えつ(ことであ
るが、全ての亜リン酸エステルがMMA −et、共重
合樹脂の熱安定性改良に卓越した効果をもたらすわけ′
ではなく、ある特定の構造を有する亜リン酸エステル以
外をMMA−8を共重合樹脂に添加しても、MMA樹脂
を凌駕するどころか、MMA樹脂と同等の熱安定性を有
する樹脂組成物すら得ることはできない。
の酸化防止剤とともに従来からポリスチレン又はABS
樹脂に熱安定性を付与すべく用いられてきた酸化防止剤
である。従って亜リン酸エステルなMMA −et共重
合樹脂に適用することは比較的容易に考えつ(ことであ
るが、全ての亜リン酸エステルがMMA −et、共重
合樹脂の熱安定性改良に卓越した効果をもたらすわけ′
ではなく、ある特定の構造を有する亜リン酸エステル以
外をMMA−8を共重合樹脂に添加しても、MMA樹脂
を凌駕するどころか、MMA樹脂と同等の熱安定性を有
する樹脂組成物すら得ることはできない。
すなわち、リン原子に結合した酸素原子の少くともひと
つに2位または6位のどちらか一方または両方にt−ブ
チル基を有するフェニル基が結合した亜リン酸エステル
なMMA−’at共重合樹脂に適当量添加することによ
ってはじめてとび抜けてすぐれた熱安定性を付与できる
ことが本発明者によって見出された。このような特異顕
著な効果は全く予想外のものであり、本発明の成功はこ
の発見に負うところが大きい。本発明に用いる亜リン酸
エステルとしては、 4 、4’−ブチリデン−ビス(
3−メチル−6−t−プチルフェニルージーゾチル)フ
ォスファイト、 4 、4’−ゾチリデンービス(3−
メチル−6−t−ブチルフェニル−ジ−オクチル)フォ
スファイト、4゜4r−ブチリデン−ビス(3−メチル
−6−t−ブチルフェニル−ジ−デシル)フォスファイ
ト、4,4′−ブチリデン−ビス(3−1+ルー6−t
−ブチルフェニル−ジ−ドデシル)フォスファイト、4
,4′−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t−−7
”チルフェニル−ジ−テトラデシル)フォスファイト、
4 、4’−プチリデンービス(6−メチル−6−t−
ブチルフェニル−ジーへ牛すデシル)フォスファイト、
4.4′−ブナリデンービス(3−メチ/I/−6−を
−ブチルフェニルージーオクタデシル)フォスファイト
、4.4’−ブチリデン−ビス(3−″メチルー6−t
−ブチルフェニル−ジ−トリデシル)フォスファイトな
どの4,4′−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t
−ブチルフェニル−ジ−アルキル)フォスファイト知友
トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファ
イト等を挙ケることができる。
つに2位または6位のどちらか一方または両方にt−ブ
チル基を有するフェニル基が結合した亜リン酸エステル
なMMA−’at共重合樹脂に適当量添加することによ
ってはじめてとび抜けてすぐれた熱安定性を付与できる
ことが本発明者によって見出された。このような特異顕
著な効果は全く予想外のものであり、本発明の成功はこ
の発見に負うところが大きい。本発明に用いる亜リン酸
エステルとしては、 4 、4’−ブチリデン−ビス(
3−メチル−6−t−プチルフェニルージーゾチル)フ
ォスファイト、 4 、4’−ゾチリデンービス(3−
メチル−6−t−ブチルフェニル−ジ−オクチル)フォ
スファイト、4゜4r−ブチリデン−ビス(3−メチル
−6−t−ブチルフェニル−ジ−デシル)フォスファイ
ト、4,4′−ブチリデン−ビス(3−1+ルー6−t
−ブチルフェニル−ジ−ドデシル)フォスファイト、4
,4′−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t−−7
”チルフェニル−ジ−テトラデシル)フォスファイト、
4 、4’−プチリデンービス(6−メチル−6−t−
ブチルフェニル−ジーへ牛すデシル)フォスファイト、
4.4′−ブナリデンービス(3−メチ/I/−6−を
−ブチルフェニルージーオクタデシル)フォスファイト
、4.4’−ブチリデン−ビス(3−″メチルー6−t
−ブチルフェニル−ジ−トリデシル)フォスファイトな
どの4,4′−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t
−ブチルフェニル−ジ−アルキル)フォスファイト知友
トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファ
イト等を挙ケることができる。
ここに具体的に示した亜リン酸エステルのアルキル基は
直鎖アルキル基であっても分岐アルキル基であってもよ
い。またリン原子に結合した酸素原子に結合するアルキ
ル基を単一のものとして製造することは実際上困難であ
り、アルキル基の鎖長な異にする置換基を有する亜リン
酸エステルの混合物として得られるが、亜リン酸エステ
ルの安定剤としての性質は、置換基鎖長を異にする混合
物であっても実用上損なわれることはない。
直鎖アルキル基であっても分岐アルキル基であってもよ
い。またリン原子に結合した酸素原子に結合するアルキ
ル基を単一のものとして製造することは実際上困難であ
り、アルキル基の鎖長な異にする置換基を有する亜リン
酸エステルの混合物として得られるが、亜リン酸エステ
ルの安定剤としての性質は、置換基鎖長を異にする混合
物であっても実用上損なわれることはない。
亜リン酸エステルの添加量は、MMA−et共重合樹脂
100重量部に対して、0.02〜0.5重量部が好ま
しい。0.02重量部未満では熱安定性改良効果が十分
でなく、0.5重量部より多くしても効果が飽和する。
100重量部に対して、0.02〜0.5重量部が好ま
しい。0.02重量部未満では熱安定性改良効果が十分
でなく、0.5重量部より多くしても効果が飽和する。
亜リン酸エステルの添加方法としては、押し出し機で樹
脂に添加する方法、重合仕上工程で添加する方法等の慣
用手段が用いられる。
脂に添加する方法、重合仕上工程で添加する方法等の慣
用手段が用いられる。
剤、滑剤、可塑剤、香料等の添加を行うことができる。
以下に実施例、比較例及び参考例を挙げるが。
これらによって本発明は制限されるものではなく。
特許請求の範囲で種々の実施態様があることを理解され
るべきである。なお、部及係はいずれも重量基準で示し
た。
るべきである。なお、部及係はいずれも重量基準で示し
た。
実施例1
オートクレーブに純水50部及び第三リン酸カルシウム
0.5部と過硫酸カリウム0.002部を入れて十分攪
拌した。次に表に記載の割合からなるMMAとstの単
量体混合物50部とベンゾイルパーオキサイド(BPO
) D。2部を入れ、窒素ガスでオートクレーブ内の空
気を追い出した後、密閉して90’Oに昇温して重合を
開始した。そのまま90°Cの温度で7時間重合してか
ら130℃に昇湿し2時間重合した。重合液を冷却後内
容物を取り出し、中和、水洗、脱水、乾燥し粒状重合物
を得た。得られたMMA −at共重合のビーズ状重合
物に対して亜リン酸エステルとして4,4′−ブチリデ
ン−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニル−ジ−
アルキル)フォスファイト(アデカアーガス化学株式会
社製MAFjK〜260)を0.1係添加しヘンシェル
ミキサーで混合した後、押し出し機を用いてペレットと
した。このペレットから試験片を作成し熱安定性試験を
行った。熱安定性試験は、黄色度の変化率、相対粘度の
変化率、および強度の変化率で行なった。
0.5部と過硫酸カリウム0.002部を入れて十分攪
拌した。次に表に記載の割合からなるMMAとstの単
量体混合物50部とベンゾイルパーオキサイド(BPO
) D。2部を入れ、窒素ガスでオートクレーブ内の空
気を追い出した後、密閉して90’Oに昇温して重合を
開始した。そのまま90°Cの温度で7時間重合してか
ら130℃に昇湿し2時間重合した。重合液を冷却後内
容物を取り出し、中和、水洗、脱水、乾燥し粒状重合物
を得た。得られたMMA −at共重合のビーズ状重合
物に対して亜リン酸エステルとして4,4′−ブチリデ
ン−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニル−ジ−
アルキル)フォスファイト(アデカアーガス化学株式会
社製MAFjK〜260)を0.1係添加しヘンシェル
ミキサーで混合した後、押し出し機を用いてペレットと
した。このペレットから試験片を作成し熱安定性試験を
行った。熱安定性試験は、黄色度の変化率、相対粘度の
変化率、および強度の変化率で行なった。
熱安定性試験方法
〔1〕 黄色度の変化率
シリンダ一温度を260°Cとした2オンス射出成形機
のシリンダー内部に、樹脂を30分間滞留させた後に射
出成形し、その3シヨツト目の成形物(50X80X3
mm平板)の黄色度Y工、5を測定する。また同一条件
の射出成形機で滞留操作を行なわずに射出した成形物の
黄色度Yl、を測定する。黄色度の変化率 YID−(Y稲−Y工15)/Y恥×1DDを求め、樹
脂の熱安定性評価の指標とした。黄色度は日本電色工業
(株)社製00LORAND 0OLORD工FFER
KNi MBTIiJ MODKL ND −131D
oを用いて測定した。また同時に滞留後の色観察も肉眼
により行った。
のシリンダー内部に、樹脂を30分間滞留させた後に射
出成形し、その3シヨツト目の成形物(50X80X3
mm平板)の黄色度Y工、5を測定する。また同一条件
の射出成形機で滞留操作を行なわずに射出した成形物の
黄色度Yl、を測定する。黄色度の変化率 YID−(Y稲−Y工15)/Y恥×1DDを求め、樹
脂の熱安定性評価の指標とした。黄色度は日本電色工業
(株)社製00LORAND 0OLORD工FFER
KNi MBTIiJ MODKL ND −131D
oを用いて測定した。また同時に滞留後の色観察も肉眼
により行った。
〔2〕相相対変の変化率
〔1〕と同様の滞留操作を行った射出成形物(50x8
0x3閣平板)の相対粘度ηre1□5を測定する。滞
留操作を行なわずに射出した成形物の相対粘度ηrθ1
oを測定する。相対粘度の変化率ηre1D=(ηre
1o−ηre115)/ηre10 X 100を求め
樹脂の熱安定性評価の指標とした。相対粘度は、30°
C10,19/cQメチルエチルケトン溶液中で離合社
製、自動粘度計にて測定した。
0x3閣平板)の相対粘度ηre1□5を測定する。滞
留操作を行なわずに射出した成形物の相対粘度ηrθ1
oを測定する。相対粘度の変化率ηre1D=(ηre
1o−ηre115)/ηre10 X 100を求め
樹脂の熱安定性評価の指標とした。相対粘度は、30°
C10,19/cQメチルエチルケトン溶液中で離合社
製、自動粘度計にて測定した。
〔3〕強度の変化率
〔1〕と同様の滞留操作を行った射出成形物(J工5K
71131号型ダンベル試験片)の引張強度YP15(
K9/L:tn2)を測定する。滞留操作を行なわずに
射出した成形物の引張強度YPo(Kg / cm2)
をmlJ定する。引張強度の変化率YPD = (YP
o−YPl、) / YPoX I Q Qを求め、樹
脂の熱安定性評価の指標とした。引張強度はASTM
−D −638に定められた方法により行った。
71131号型ダンベル試験片)の引張強度YP15(
K9/L:tn2)を測定する。滞留操作を行なわずに
射出した成形物の引張強度YPo(Kg / cm2)
をmlJ定する。引張強度の変化率YPD = (YP
o−YPl、) / YPoX I Q Qを求め、樹
脂の熱安定性評価の指標とした。引張強度はASTM
−D −638に定められた方法により行った。
総合評価はYID 十ηrel D −)−YPD =
YηYで表わしYηY≦5をA、5<Y77Y≦10
をB、1[1<YηY≦15をC,15<YηY≦20
をり、20<YηYをEとして行った。これは熱安定性
が悪いほど、黄色度の変化率、相対粘度の変化率および
強度の変化率が大きくなるためである。詩千ヲ表1zホ
1゜実施例2 実施例1において、亜リン酸エステルとして4゜4′−
ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニ
ル−ジ−アルキル)フォスファイト0.1%をトリス(
2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト(チ
バがイヤー株式会社製イルガフオス168 ) 0.1
%にかえた以外、実施例1と同様な試験を行い、結果を
表に示した。
YηYで表わしYηY≦5をA、5<Y77Y≦10
をB、1[1<YηY≦15をC,15<YηY≦20
をり、20<YηYをEとして行った。これは熱安定性
が悪いほど、黄色度の変化率、相対粘度の変化率および
強度の変化率が大きくなるためである。詩千ヲ表1zホ
1゜実施例2 実施例1において、亜リン酸エステルとして4゜4′−
ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニ
ル−ジ−アルキル)フォスファイト0.1%をトリス(
2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト(チ
バがイヤー株式会社製イルガフオス168 ) 0.1
%にかえた以外、実施例1と同様な試験を行い、結果を
表に示した。
比較例1〜4
実施例解1における。亜リン酸エステルとして。
比較例1はジ−フェニルモノオクチルフォスファイト(
アデカーアーガス化学株式会社製MARK−C)、比較
例2はトリデシルフォスファイト(アデカ・アーがス化
学株式会社製MARK −3010)、比較例3はジラ
ウリルバイトロケゝンフオスファイト(城北化学工業株
式会社製JP212)、および比較例4はオクタデシル
−3−i、5−ジーを一フチルー4−ヒドロキシフェニ
ル)プカピオ不−ト(チバがイヤー株式会社製イルガノ
ックス1076)をそれぞれ肌1%添加した以外は実施
例1と同様な試験を行い結果を表に示した。
アデカーアーガス化学株式会社製MARK−C)、比較
例2はトリデシルフォスファイト(アデカ・アーがス化
学株式会社製MARK −3010)、比較例3はジラ
ウリルバイトロケゝンフオスファイト(城北化学工業株
式会社製JP212)、および比較例4はオクタデシル
−3−i、5−ジーを一フチルー4−ヒドロキシフェニ
ル)プカピオ不−ト(チバがイヤー株式会社製イルガノ
ックス1076)をそれぞれ肌1%添加した以外は実施
例1と同様な試験を行い結果を表に示した。
実施例6
実施例2においてトリス(2,4−ジーt−7”チルフ
ェニル)フォスファイトの添加量を0.3チにかえ試験
を行い、結果を表に示した。
ェニル)フォスファイトの添加量を0.3チにかえ試験
を行い、結果を表に示した。
比較例5〜6
実施例2においてトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェ
ニル)フォスファイトの添加量を、比較例5は0.01
係、比較例6は無添加として試験を行い結果を表に表し
た。
ニル)フォスファイトの添加量を、比較例5は0.01
係、比較例6は無添加として試験を行い結果を表に表し
た。
実施例4
実施例1に、おいて、MMA単量体を72部、at単量
体28部にかえ、亜リン酸エステルとして、トリス(2
,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト0.1
係を使用した以外、実施例1と同様な試験を行い、結果
を表に示した。
体28部にかえ、亜リン酸エステルとして、トリス(2
,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト0.1
係を使用した以外、実施例1と同様な試験を行い、結果
を表に示した。
実施例5
実施例4において、 MMA単量体を27部、θを単量
体を78部にかえた以外実施例4と同様な試験を行い結
果を表に示した。
体を78部にかえた以外実施例4と同様な試験を行い結
果を表に示した。
参考例
参考例として三菱レイヨン株式会社製MMA樹脂である
アクリペラ)VH(商品名)の熱安定性試験を実施例1
と同様に行なった結果を表に示した。
アクリペラ)VH(商品名)の熱安定性試験を実施例1
と同様に行なった結果を表に示した。
本発明のMMA−8+共重合樹脂の熱安定性にたいする
効果は表のように明らかである。すなわち、本発明に用
いられる亜リン酸エステルである4゜4′−ブチリデン
−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニル−ジ−ア
ルキル)フォスファイトおヨヒトリス(2,4−ジ−t
−ブチルフェニル)フォスファイトを0.1係添加した
実施例1、実施例2は無添加の比較例乙に比べて熱安定
性は大巾に改良されでおり、かつ参考例のMMA樹脂よ
りも高い熱安定性を示している。
効果は表のように明らかである。すなわち、本発明に用
いられる亜リン酸エステルである4゜4′−ブチリデン
−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニル−ジ−ア
ルキル)フォスファイトおヨヒトリス(2,4−ジ−t
−ブチルフェニル)フォスファイトを0.1係添加した
実施例1、実施例2は無添加の比較例乙に比べて熱安定
性は大巾に改良されでおり、かつ参考例のMMA樹脂よ
りも高い熱安定性を示している。
比較例1〜ろは本発明で特定した以外の亜リン酸エステ
ルである、ジフェニルモノオクチル・フォスファイト、
トリデシルフォスファイトおよびジラウリルハイド口デ
ン7オスファイトをそれぞれ0.1%使用したものであ
るが、本発明による実施例1,2に比べて熱安定性改良
効果は劣り、かつ参考例のMMA樹脂よりも熱安定性は
悪く、本発明による熱安定性改良MMA −st共重合
樹脂組成物より数段商品価値の劣るものしが得られない
。
ルである、ジフェニルモノオクチル・フォスファイト、
トリデシルフォスファイトおよびジラウリルハイド口デ
ン7オスファイトをそれぞれ0.1%使用したものであ
るが、本発明による実施例1,2に比べて熱安定性改良
効果は劣り、かつ参考例のMMA樹脂よりも熱安定性は
悪く、本発明による熱安定性改良MMA −st共重合
樹脂組成物より数段商品価値の劣るものしが得られない
。
また比較例4はヒンダードフェノール糸の酸化防止剤で
ある。オクタデシル−3−(3,5−ジーt−fチルー
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートを0.1係添
加したものであるが、熱安定性は極端に悪ろく、総合評
価はDであり、熱安定性改良効果はほとんどながった。
ある。オクタデシル−3−(3,5−ジーt−fチルー
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートを0.1係添
加したものであるが、熱安定性は極端に悪ろく、総合評
価はDであり、熱安定性改良効果はほとんどながった。
夾雄側乙のようにトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェ
ニル)フォスファイトを0.3%添加したものはほとん
ど劣化を示しておらず、本発明の優れた熱安定性改良効
果を示している。比較例5は実施例3のトリス(2+
4− シー t −ブチルフェニル)フォスファイトを
0.01 %と本発明で特定した量より少ない量を添加
した場合であるが、若干の改良効果は示しているが、実
施例1,2.31比べると熱安定性が劣る。
ニル)フォスファイトを0.3%添加したものはほとん
ど劣化を示しておらず、本発明の優れた熱安定性改良効
果を示している。比較例5は実施例3のトリス(2+
4− シー t −ブチルフェニル)フォスファイトを
0.01 %と本発明で特定した量より少ない量を添加
した場合であるが、若干の改良効果は示しているが、実
施例1,2.31比べると熱安定性が劣る。
実施例4はMMA含有量Zo係のMMA−θを一共重合
樹脂にトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォ
スファイトを0.1%添加したものであり、実施例2の
MMA含有量48チの場合と全く同様の熱安定性改良効
果が認められた。
樹脂にトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォ
スファイトを0.1%添加したものであり、実施例2の
MMA含有量48チの場合と全く同様の熱安定性改良効
果が認められた。
実施例5ではMMA含有量25%のMMA −st共重
合樹脂にトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フ
ォスファイトを0.1%添加したものであり、実施例1
,2および4と比べると、やや黄色が強くなる傾向が認
められたが、参考例のMMA樹脂の熱安定性よりも良好
であり、優れた熱安定性改良効果があった。
合樹脂にトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フ
ォスファイトを0.1%添加したものであり、実施例1
,2および4と比べると、やや黄色が強くなる傾向が認
められたが、参考例のMMA樹脂の熱安定性よりも良好
であり、優れた熱安定性改良効果があった。
手続補正書
昭和57年11月26日
特許庁長官若杉和夫殿
1 事件の表示
昭和57年特許願第180393号
2 発明の名称
樹脂組成物
6、補正をする者
事件との関係 特許出願人
住所 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号4 補正の
対象 明#l誉の発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 (1)明細書第8頁第8行のr Y工x、Jを「Yl、
。」と訂正する。
対象 明#l誉の発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 (1)明細書第8頁第8行のr Y工x、Jを「Yl、
。」と訂正する。
(2)明細書−第8頁第11行の
r YID −(YIo−YI、5)/YI。Xl00
J’t[Yより=(”o Y工30)/Y工0X10
0Jと訂正する。
J’t[Yより=(”o Y工30)/Y工0X10
0Jと訂正する。
(3) 明細書第8頁第19行の「ηret 15
J全「ηrθt3o、Jと訂正する。
J全「ηrθt3o、Jと訂正する。
(4) 明細書第9頁第2〜6行の
r ηrezD=(yyrelo−ηr8Z15)/η
retoX I DOJを「1rel D= (ηre
A O−ηrθt3o)/ηreto×100」と訂正
する。
retoX I DOJを「1rel D= (ηre
A O−ηrθt3o)/ηreto×100」と訂正
する。
(5)明細書第9頁第10行のr yp□5(Kり/L
、2 ) Jをr YP30 (Kf/cm2) Jと
訂正する。
、2 ) Jをr YP30 (Kf/cm2) Jと
訂正する。
(6)明細書第9頁第13行の
r YPD−(YPo−YP、 )/YPoX i Q
Q Jをr YPD−(YPOYP30 )/Ypo
x 1 DOjと訂正する。
Q Jをr YPD−(YPOYP30 )/Ypo
x 1 DOjと訂正する。
(7) 明細書第13頁第10行の「悪ろく」を「悪
く」と訂正する。
く」と訂正する。
Claims (1)
- メタクリル酸メチル含有量が25〜70重量係であるメ
タクリル酸メチル−スチレン共重合樹脂100重量部に
、リン原子に結合した酸素原子の少なくともひとつに2
位または6位のどちらか一方または両方にt−ブチル基
を有するフェニル基が結合した構造をした亜リン酸エス
テルを0.02〜0.5重量部添加してなることを特徴
とする熱安定性の優れたメタクリル酸メチル−スチレン
共重合樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18039382A JPS5971351A (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18039382A JPS5971351A (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5971351A true JPS5971351A (ja) | 1984-04-23 |
Family
ID=16082447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18039382A Pending JPS5971351A (ja) | 1982-10-14 | 1982-10-14 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5971351A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62209156A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-14 | Hitachi Chem Co Ltd | 光学素子用樹脂組成物 |
EP0733671A1 (de) * | 1995-03-18 | 1996-09-25 | Röhm Gmbh | Gegen Verfärbung bei thermischer Belastung stabilisierte Polymethacrylat-Formmassen |
-
1982
- 1982-10-14 JP JP18039382A patent/JPS5971351A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62209156A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-14 | Hitachi Chem Co Ltd | 光学素子用樹脂組成物 |
EP0733671A1 (de) * | 1995-03-18 | 1996-09-25 | Röhm Gmbh | Gegen Verfärbung bei thermischer Belastung stabilisierte Polymethacrylat-Formmassen |
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