JPS597083Y2 - オフセツト印刷機の超音波給水装置 - Google Patents

オフセツト印刷機の超音波給水装置

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Publication number
JPS597083Y2
JPS597083Y2 JP1979185358U JP18535879U JPS597083Y2 JP S597083 Y2 JPS597083 Y2 JP S597083Y2 JP 1979185358 U JP1979185358 U JP 1979185358U JP 18535879 U JP18535879 U JP 18535879U JP S597083 Y2 JPS597083 Y2 JP S597083Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
mist
offset printing
supply device
duct
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979185358U
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English (en)
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JPS5594834U (ja
Inventor
満 岡崎
繁治 荒井
博幸 杉山
Original Assignee
小森印刷機械株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、オフセット印刷機の超音波給水装置に関する
オフセット印刷機の超音波給水装置とは、第1図に示す
ように超音波発振子1を水中で振動させた時、その振動
周波数が高くなると水が振動面に追従しなくなり、水面
2より細かな粒子となって飛散するという霧化現象を応
用したもので、水の細かな粒子を送風ダクト3より圧送
される空気に乗せて霧出口4よりオフセット印刷機の着
ローラー5や金ローラー6等に吹付け給水する装置であ
る。
しかして、前記霧化現象を起こさせるため6;は、LC
発振回路、RC発振回路、水晶発振回路と増巾回路とに
よって超音波発振子1を振動させ、この高周波の振動エ
ネルギーが水中7に向けて発せられることにより、水面
2より3〜5μの霧を発生させる。
そして、水面2より発生させた霧を送風ダクト3からの
風に乗せて霧出口4から着ローラー5または金ローラー
6等に、ある速度を持たせて吹きつけると、吹きつけた
霧の一部が着ローラー5または金ローラー6等被給水ロ
ーラーに付着する。
これは、霧が持っている表面張力が、被給水ローラーで
ある付着対象物に当った時の衝撃で破られるためである
しかし、この方法では、吹きつける霧の10〜20%が
付着対象物に付着するに過ぎず、他は空中に飛散してし
まい、その飛散した霧が印刷機のフレームやステーその
他の部品に付着し、これらの部材を錆させてしまうとい
う問題がある。
これは、回転する付着対象物の周囲に発生する薄い空気
の膜からなる層流が原因しているものと考えられる。
すなわち、霧が付着対象物に当りその表面張力が破られ
るには、この層流を突き破るだけの慣性力を必要とする
からで、実際には霧に付与された慣性力のうち可或りの
部分が、この層流を排除するためのエネルギーとして消
費されているからである。
本考案は、このような問題を解消すべくなされたもので
、霧の付着効率を高めると共に、付着対象物に付着しな
かった霧が印刷機の部品に付いて錆させないようにした
超音波給水装置を提供することにある。
第2図は本考案の一実施例を示すもので、第1図に示さ
れた霧出口4の上側、すなわち付着対象物8の矢印で示
す回転方向からみて上流側に排気ダクト10を設け、さ
らにこのダクト10および霧出口4の各外側には送風通
路11.12の開口端13,14が着ローラー5または
金ローラー6等の付着対象物8に対して、スリット状に
開口している。
当該送風通路11.12は送風ダクト3から空気が供給
されるように接続されており、一方排気ダクト10はい
ずれも図示しないフィルターを介して排風機に接続され
ている。
このような構造で、外部の送風機から圧送せられ、送風
ダクト3を通ってきた空気は、超音波給水ユニットに入
って、超音波発振子1によって発せられた霧と共に霧出
口4から付着対象物8へ吹きつけられる。
この時、霧出口4の上流側に設けた排気ダク)− 10
によって、付着対象物表面には負圧が生じ、層流がもっ
ているエネルギーを吸収するので、付着対象物への霧の
付着が円滑になされる。
一方、付着しなかった霧は付着対象物の表面に沿う風に
乗って流れようとするが、送風ダクト3から送風通路1
1.12に導かれスリット状の開口端13,14から吹
き出される空気がエアーカーテンとして作用し、霧はス
リット13.14の位置まで到達しえず、排気ダク}
10に流れ込む。
排気ダクト10の横はフィルターを介して排風機につな
がっているので霧出口周辺からの霧が空中に飛散する事
は全くなくなる。
そのため印刷機のフレームやステーその他の部品に霧が
付着することなく、従って錆を発生させることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はオフセット印刷機の超音波給水装置の説明図、
第2図は本考案の一実施例を示すオフセット印刷機の超
音波給水装置の説明図である。 1・・・・・・超音波発振子、2・・・・・・水面、3
・・・・・・送風ダクト、4・・・・・・霧出口、5・
・・・・・着ローラー、6・・・・・・金ローラー、8
・・・・・・付着対象物、10・・・・・・排気ダクト
、11・・・・・・送風通路、12・・・・・・送風通
路、13.14・・・・・・開口端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 超音波発振子1の振動により水を霧化する超音波給水ユ
    ニットと、この給水ユニットから発生した霧を付着対象
    物8へ吹付ける霧出口4と、この霧出口4の上流側に開
    口した排気ダクト10と、この排気ダクl− 10の上
    流側および前記霧出口4の下流側にそれぞれ開口するス
    リット状の開口端13.14をもった送風ダクト11.
    12とを備え、この開口端13.14からの空気噴出に
    よりエアカーテンを形戒することを特徴とするオフセッ
    ト印刷機の超音波給水装置。
JP1979185358U 1979-12-28 1979-12-28 オフセツト印刷機の超音波給水装置 Expired JPS597083Y2 (ja)

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JPS5594834U JPS5594834U (ja) 1980-07-01
JPS597083Y2 true JPS597083Y2 (ja) 1984-03-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63158252A (ja) * 1986-12-20 1988-07-01 Kazuo Maruta オフセツト印刷機の湿し方法並びに装置
US20100206190A1 (en) 2007-09-28 2010-08-19 Baldwin-Japan Ltd. Spray dampener
JP2010094928A (ja) * 2008-10-18 2010-04-30 Baldwin Japan Ltd スプレーダンプナ装置

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JPS52131106U (ja) * 1976-03-30 1977-10-05

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JPS5594834U (ja) 1980-07-01

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