JPS597057Y2 - カ−ペツトの成形金型 - Google Patents

カ−ペツトの成形金型

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Publication number
JPS597057Y2
JPS597057Y2 JP413979U JP413979U JPS597057Y2 JP S597057 Y2 JPS597057 Y2 JP S597057Y2 JP 413979 U JP413979 U JP 413979U JP 413979 U JP413979 U JP 413979U JP S597057 Y2 JPS597057 Y2 JP S597057Y2
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JP
Japan
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mold
carpet
removable
molds
upper mold
Prior art date
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Expired
Application number
JP413979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55105320U (ja
Inventor
裕二 早津
Original Assignee
池田物産株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by 池田物産株式会社 filed Critical 池田物産株式会社
Priority to JP413979U priority Critical patent/JPS597057Y2/ja
Publication of JPS55105320U publication Critical patent/JPS55105320U/ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、カーペット、特に自動車用カーペットのよう
な立体的な形状を得るための威形金型の改良に関するも
ので゛ある。
(従来技術) 従来、立体的な形状のカーペットを或形するには、平面
的なカーペットを裁断し縫製して立体的な所望の形状を
得るのが一般的であった。
しかしながら、裁断.縫製による立体化は、きわめて面
倒な作業を必要とし、製作速度も遅く、かつ縫合部分が
外観を損ねる等の欠点があった。
そこで、近年カーペットの裏面に熱可塑性樹脂を塗布し
、これを戒形金型により加熱.挾圧し、しかる後に冷却
して所望の立体形状を得るという方法が採用されるに至
った。
このような或形方法で用いられる戊形金型としては、例
えば昭和49年特許出願公告第27099号公報に記載
されたもののように、戊形目的に適う形状の相補的な対
接面が形或された上型と下型とによりカーペットを挾如
するというものであり、所定の立体形状のみしか戒形で
きないものであった。
ところで、自動車用カーペットにおいては、車種により
カーペットの立体形状が少しづつ異なるのが普通であり
、そのために従来は夫々の車種に合った戒形金型を用意
する必要があった。
これでは、型数や型費が必然的に増加し、しかも上下型
の交換に多くの時間を費すという欠点を免れなかった。
(目白勺) 本考案は、上記事情に鑑みて考案されたものであり、型
数や型費を節約し、各種形状のカーペットを迅速に或形
することのできるカーペットの或形金型を提供すること
を目的とするものである。
(実施例) 以下本考案の実施例について図面を参照しながら説明す
ると、第1図は立体形状に戊形された完戊品のカーペッ
ト1を示し、中央の前後にユニバーサルジョイントやプ
ロペラシャフトの突出を包み込む隆起部2が立体的に威
形されると共に、隆起部2の一部には、前方から後方へ
左右二手に分れて延びるヒータやエアコン等からの空気
を移送するエアパイプから挿通するための凸部20が戒
形され、左右及び後端にアングル状の端部3,4が立体
的に戒形されている。
カーペット1の立体形状は各自動車メーカーにより規格
化され、床面積が同程度の車種の間では前記隆起部2や
端部3,4の立体形状は若干の差異があるにすぎず、又
、エアパイプが後方へ延びていない車種では凸部20は
不要であった。
例えばエアパイプが挿通する凸部20が必要な車種にお
いては、隆起部2の断面形状は第2図実線で示すように
なり、凸部20が不要な車種では同図二点鎖線で示すよ
うな形状となる。
また、端部3,4についても第3図、第4図に示す実線
部分と二点鎖線で示す形状に区分されているにすぎない
この場合、二種類の金型を夫々別個に用意することはき
わめて不経済である。
そこで、本考案は第5図以下に示す金型とした。
すなわち、第2図の実線部分で示した凸部20を戒形す
るときには、第5図aのようにし、二点鎖線部分で示し
た凸部20が不要である場合の成形は、同図bのように
すれば良い。
この金型は、上型5と下型6の他に着脱型7を有し、こ
れら着脱型7が上型5と下型6とのいずれの側にも取付
けられるようになっている。
第5図aにおいては、着脱型7は下型6の一部を構或し
、威形されるカーペット1は凸部20の形或されたもの
となり、第5図bにおいては、上型5の一部を構戊し、
凸部20の形威されないカーペット1が或形される。
さらにこの着脱型7について詳述すると、第6図に示す
ように、凸部20とほは゛同形状に形威される着脱型7
は、3つの先端部に夫々ボルト穴70が形威されている
そしてこの着脱型7を例えば下型6に取付けるには、着
脱型7の上方から本考案の係合部材であるボルト71を
挿通し、このボルト71の先端部を下型6側に設けため
ねじ部60に螺合すればよい(第7図参照)。
又、上型5に着脱型7を取付けるには、着脱型7の下方
からボルト71を挿通した後に、ボルト71の先端部を
めねじ部60と同様の上型5のめねじ部に螺合させれば
よい。
また、特に着脱型7が上型の一部を構威する場合、これ
ら着脱型7と下型6とが形或するきつい曲り部8,8は
、所望する曲り形状よりもきつめ(より直角に近く)に
形或してある。
これは、戊形後のカーペット1が平面形状に戻ろうとす
るので(特にきつい折曲部において顕著である)、この
戻りを予め計算に入れて所望の形状よりもきつい折曲部
に形威しておくことにより完戊品が丁度所望の形形にな
るようにするためである。
第8図は、端部3を或形するための金型であり、前記同
様に着脱型7が上下型5,6のいずれの側にも取付けら
れるようになっている。
この場合も、折曲角度のきつい個所は、第8図Cに示す
ような曲り部8を形威するように上型5と着脱型7とを
設計しても良い。
第9図は、端部4を或形するための金型であり、2個の
着脱型7,7の一方が上型5に取付けられる時に他方が
下型6に取付けられるようになっている。
尚、端部3及び4の戒形時に使用する着脱型7も、第7
図に示したような構或により上型5及び下型6に対して
着脱可能となっている。
また前記実施例では、着脱型7の金型への取付けをボル
トによって図っているが、その他の構或でもよく、一例
を第10図に示す。
図示の着脱型7の下型6への取付けは、両端部に膨頭部
90 .90を有する保合部材9を介して行うものであ
る。
すなわち、着脱型7の適宜の個所(例えば第6図におけ
るボルト孔70)に、保合部材9が嵌合される係止孔9
1を、下型6(上型5)側にも同様の係止孔92を形威
し、これら係止孔91,92に係合部材9の膨頭部90
を嵌合させ、着脱型7を下型6(上型5)に取付けるも
のである。
なお、金型の内部には図示しない加熱パイプと冷却パイ
プとが設けられ、基布の下面にポリエチレンの粉末を塗
布し、さらにこの下面にシュートを重ね合わせたカーペ
ット1を、あるいは単に基布の片面に熱可塑性樹脂を塗
布せしめたカーペット1を上型5と下型6とで挾圧した
際(油圧あるいは空圧シリンダ等によって上下金型5,
6を動作させる)、所定時間加熱パイプから放熱させて
カーペット1を加熱し、その後冷却パイプによりカーペ
ット1を冷却する。
カーペット1の加熱挾圧時にポリエチレン粉未あるいは
その他の熱可塑性樹脂が溶融し、その後の冷却狭圧によ
って固化し、カーペット1は所望の立体形状に仕上る。
この際、立体形状の変更は、着脱型7を下型6から上型
5へ、あるいはその逆に付け替えれば良い。
(効果) 以上説明したように、本考案によれば、上型と下型のい
ずれにも取付けられる着脱型をカーペットの折曲戊形個
所等に設けたので、着脱型の上下型への付け替えにより
全く別個の金型を用意することなく一対の上下型で異な
る立体形状を戊形することができる。
従って、型数や型費の節約となる。また、従来のように
上下型の交換に多くの時間を費すことがなくなり、単に
着脱型を付け替えるだけであり、これはきわめて迅速か
つ簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は完威されたカーペットの斜視図、第2図は第1
図II − II線断面図、第3図は第1図IIIII
I線断面図、第4図は第1図IV−IV線断面図、第5
図a,,1)は第2図の個所の二通りの形状を或形する
金型の断面図、第6図は第5図の着脱型の斜視図、第7
図は着脱型の下型への取付けを示す側面図、第8図a,
l)は第3図の個所の二通りの形状を或形する金型の断
面図、第8図Cは変形例を示す金型の断面図、第9図a
.bは第4図の個所の二通りの形状を或形する金型の断
面図、第10図a,l)は着脱型の別の取付け例を示す
断面図である。 1・・・・・・カーペット、5・・・・・・上型、6・
・・・・・下型、7・・・・・・着脱型、9・・・・・
・係合部材、71・・・・・・ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上型と下型とで加熱挾圧した後に冷却して所望の立体形
    状を戒形するカーペットの戒形金型において、 上型又は下型のいずれにも取付けられる着脱型と、上型
    又は下型との間に保合部材を介在させ、この保合部材の
    一方に着脱型を、他方に上型又は下型を係止させて、着
    脱型をカーペットの折曲威形個所等に設けたことを特徴
    とするカーペットの戒形金型。
JP413979U 1979-01-17 1979-01-17 カ−ペツトの成形金型 Expired JPS597057Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP413979U JPS597057Y2 (ja) 1979-01-17 1979-01-17 カ−ペツトの成形金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP413979U JPS597057Y2 (ja) 1979-01-17 1979-01-17 カ−ペツトの成形金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55105320U JPS55105320U (ja) 1980-07-23
JPS597057Y2 true JPS597057Y2 (ja) 1984-03-05

Family

ID=28808802

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JP413979U Expired JPS597057Y2 (ja) 1979-01-17 1979-01-17 カ−ペツトの成形金型

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