JPS5968849A - 情報記憶媒体 - Google Patents

情報記憶媒体

Info

Publication number
JPS5968849A
JPS5968849A JP57178815A JP17881582A JPS5968849A JP S5968849 A JPS5968849 A JP S5968849A JP 57178815 A JP57178815 A JP 57178815A JP 17881582 A JP17881582 A JP 17881582A JP S5968849 A JPS5968849 A JP S5968849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
information
adhesive
forming layer
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57178815A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Ando
秀夫 安東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP57178815A priority Critical patent/JPS5968849A/ja
Publication of JPS5968849A publication Critical patent/JPS5968849A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/26Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、たとえばデジタル・オーディオ・ディスク(
DAD)用のコンパクトディスク(CD)や、ビディオ
ディスクに用いられる集光したレーザ光等のビーム光に
よって少くとも情報を読取ることができる情報記憶媒体
及び画像ファイルやCOM (コンピューターアウトプ
ットメモリー)用の光ディスクなど記録・再生が可能な
情報記憶媒体の改良に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、ビーム光によって少くとも情報を読取ることがで
きる情報記憶媒体の1つとして、U8P −36654
83に示されるように2枚の透明基板10.10の間に
中間平板2.1を介在させたものがある。これは第1図
に示すように2枚の透明基板10.10の片面にそれぞ
れ情報形成層(記録N)3を形成したのち、これら情報
形成層3,3が互いに内側に彦るようにして中間平板1
1の外側に接着層4を介して重合接着した構造となって
いる。
このように中間平板11が透明基板10゜10間に存在
するものは、中間平板JZを有しないものに比べ温湿度
の変化に伴う曲り等の影響を受は難いといった長所を有
する。しかしながら、従来例のものは透明基板10側に
情報形成層3を形成するものであるから、情報処理を安
定し次状態で行なうためにトラッキングガイド用凹凸8
′を形成する場合には2枚の透明基板10.10のそれ
ぞれに形成し彦ければならず、製造コストが高くなる。
また、表面凹凸形状をもった透明基板10側から情報形
成層3に対してビーム光(レーザー光)を通して書込み
、読取りをする場合には透明基板10全体の厚さにむら
があった場合には情報形成層3上でのビームスポットに
収差が出るため、厚さむらの少ない透明基板10を必要
とする。また、情報形成層3上でのビームスポットを充
分に小さくするため集光レンズのNAを大きくとらなけ
ればならず、このため表面に凹凸形状を持った透明基板
ZOを充分厚くすることができず、情報記憶媒体全体の
機械的強度を充分高くすることができない。また、接着
層4となる接着剤として光硬化型接着剤を用いることが
できず、硬化に時間がかかシ作業性が悪いといった問題
がある。
またトラッキングガイド用凹凸8′を形成した透明基板
1を作る時に例えば射出成形法により作成した場合、透
明基板1内に光学的歪み(複屈折)が残シやすく、透明
基板lを介して情報形成層3に対して記録ないしは再生
を行なう場合に光学的な悪影響を及はしゃすい。
〔発明の目的〕
本発明は、上記事情にもとづきなされたもので、その目
的とするところは、2枚の透明平板間に中間基板が存在
する構造のもので、製作が容易かつ低コストであシなが
ら情報処理を安定した状態で行なえるようにした情報記
憶媒体を提供しようとするものである。
〔発明の概要〕
本発明は、かかる目的を達成するために、中間基板の両
面に記録層ないしは光反射層からなる情報形成層を形成
し、これら情報形成層の外側にそれぞれ接着層を介して
透明平板を重合することを基本構造としたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第2図を参照して説明する。
この情報記憶媒体は、信号情報ないしはトラッキングガ
イドを持つ表面凹凸部8′を機械的もしくは射出成形法
等によシ形成した中間基板2の両面にそれぞれ記録層な
いしは光反射層からなる情報形成層3、接着層4、およ
び透明平板lを順次積層した構造となっている。
これは、たとえば中間基板2としての厚さ0.5〜3m
mのアクリル、ポリカーボネート等のプラスチック板な
いしはアルミ等の金属板の両面に、例えばTe r A
tを300〜500X真空蒸着して情報形成層3とする
。このとき、蒸着源を入れたポートを下に置き、中間基
板2を上に置いて片面に蒸着したのち反転して残シの面
にも蒸着する。
5− その後、ディップ法にょ多情報形成層3,3の外側にエ
ポキシ糸ないしはアクリル系の常温硬化型のもののほか
に光硬化型の接着剤を塗布し、この接着層4となる接着
剤が硬化する前に厚す1.5IIII+の例えば注型法
にょシ作成したアクリル板よシなる透明平板I、lを2
枚外側から挾み込み接着する。このときの接着層4の厚
みは50〜200 ttmである。その場合熱硬化型接
着剤の場合、全体を高温にしなければならず、その時に
中間基板2や透明平板lに歪みが入ることがある。また
常温硬化型接着剤を用いた場合には固着に時間がかが9
作業性が良くない。
接着剤に光硬化型接着剤を用い、硬化時に透明平板Iを
通して紫外線照射すれば瞬時にして硬化する。
しかして、この積層構造の情報記憶媒体にあっては、つ
き゛のような利点がある。
1)情報の記録・再生が安定良く行なえるためのトラッ
キングガイド用凹凸部8′・8′を中間基板2の両面に
形成することができ、従来のよ6一 うに2枚の透明平板1.1の片面にそれぞれ形成するも
のに比べ、製造コストを安くすることができる。
1:)中間基板2に多少厚さむらがあっても、従来のよ
うに表面に凹凸部8を持った透明基板10側から情報形
成層3に対してビーム光を通して簀込み、読取りを行な
うものに比べその影響を受は難い。
111)表面凹凸形状をもった中間基板2の厚みを充分
に厚くすることができ、情報記憶媒体全体としての機械
的強度を充分に高くすることができる。
1v)接着層4となる接着剤として光硬化型接着剤を用
いることができ、製造時の量産性を向上できる。
なお、上述の第1の実施例(第2図)において、信号情
報ないしはトラッキングガイドとしての表面凹凸部8′
を中間基板20表面に直接形成し、その上に情報形成層
3を形成したものについて説明したが、これに限るもの
ではない。
たとえば第3図に示すように中間基板2と情報形成層3
との間に信号情報ないしはトラッキングガイドを持つ表
面凹凸層8を形成してもよい。この情報記憶媒体の作シ
方としては、厚さ1.5mmのアクリル板ないしはポリ
カーボネート板からなる中間基板2の両面に光硬化型樹
脂により信号情報ないしはトラッキングガイドを持つ表
面凹凸層8をそれぞれ形成したのち、これらの上に情報
形成層3として真空蒸着ないしはスパッタ蒸着によりT
eないしけAtを500X形成する。つぎに、スピナー
コーティング法ないしはディ、プ法により光硬化型樹脂
からなる接着剤を情報形成層3,3上に塗布する。さら
に厚さ1〜1.5 mmのアクリル板からなる透明平板
1.1をその上に重ねたのち、透明平板1.1ごしに両
面に紫外線を照射して光硬化型樹脂からなる接着剤を固
着して接着層4,4とする。
このときの接着層4,4の厚みは15〜100μmであ
る。
しかして、この積層構造の情報記憶媒体にあっては、前
述の第1の実施例(第2図)のものと同様の利点がある
。なお、この構造のものにあっては、主として光硬化性
樹脂が用いられる表面凹凸層8と中間基板2との界面に
記録・再生用のビーム光が透過することがないので、中
間基板2と表面凹凸層8との密着強度を上げるため、中
間基板2の表面を化学処理または機械的処理によシ荒し
ておくことができる。また、信号情報ないしはトラッキ
ングガイドを持つ表面凹凸層8の中をビーム光が通過す
ることがないので信号情報ないしはトラッキングガイド
を持つ表面凹凸層8として不透明な材質を選ぶことがで
きる。
また、第4図に示すように、第2図のものに加えて中間
基板2と情報形成層3との間に下部中間層9を形成しで
もよい。この情報記憶媒体の作り方としては、厚さ1.
0〜2.Olwのアクリル板ないしはポリカーボネート
板から成る中間基板2の両面に真空蒸着またはスパッタ
蒸着によシ酸化膜またはフッ化膜を50〜2000X9
− 形成するか、あるいはディッ・ブ法ないしはスピナーコ
ーティングによりは水性のある有機樹脂を5〜100μ
mコーティングし、下部中間層9を形成する。さらにそ
の上に情報形成層3として真空蒸着ないしはスパッタ蒸
着によl) Te  またはAAを300〜500X形
成する。その後ディップ法又はスピナーコーティング法
によシ接着層4を10〜200μm形成し、厚み1〜2
■のアクリル板よシ成る透明平板Iを両側からはさみ、
接着層4を固着させる。接着層4としては光硬化型樹脂
を用いる。
しかして、この積層構造の情報記憶媒体にあっては、前
述の第1の実施例(第2図)の利点に加えて次のような
利点がある。
下部中間層9の効果として記録層ないしは光反射層から
なる情報形成層3と中間基板2との密着強度を向上させ
万一情報形成層3に水分が侵入しても情報形成層3が中
間基板2から剥離しないようにしたυ接着層4形成時に
情報形成層3に傷が付きにくくさせることができる。中
10− 開基板2上の情報形成層3に水分が侵入した時中間基板
2と情報形成層3の結合力よシも水の中間基板2に対す
る吸着力の方が強い場合には情報形成層3と中間基板の
界面に水が入ジ情報形成層3を剥離させてしまうことが
ある。中間基板2にプラスチックを用いた場合、coo
H基十〇=O基、OH基基剤局所的分極しているものも
ある。それに対しZnO、MgO、MgF2等各電気陰
性度間に大きなひらきのある2つ以上の原子からなる物
質を下部中間層9として形成すると下部中間層9と中間
基板2間の密着強度が高くなる。また、−回の真空中で
(一度も真空を破らずに)下部中間層9と記録層ないし
は光反射層からなる情報形成層3を積層ないしは一部を
オーバラップして作成すると下部中間層9と情報形成層
3間の密着強度が高くなる。下部中間層9の厚みは20
0〜1000Xが適当である。
さらに、この構造のものにあっては、下部中間層9が中
間基板2と情報形成層3あるいは信号情報ないしはトラ
ッキングガイドを持つ表面凹凸層8との間のバインダー
的役割を果たしているので、中間基板2の物質を任意に
選ぶことができる。またそれに応じて下部中間層9を選
定する時の条件に光学的特性を考慮する必要がない。(
下部中間層9は不透明であってもよい。)また、第5図
に示すように、第2図のものに加えて、中間基板2と情
報形成層3との間に、中間基板2側に位置して信号情報
ないしはトラッキングガイドを持つ表面凹凸層8、情報
形成層3側に位置して下部中間層9を形成してもよい。
この情報記憶媒体の作シ方としては、厚さ1、5 mの
アクリル板ないしはポリカーボネート板から成る中間基
板2の両面に光硬化型樹脂から成る信号情報ないしはト
ラッキングガイドを持つ表面凹凸層8を形成する。さら
に、その上に両面から真空蒸着ないしはスパッタ蒸着に
よ、6 sto・5102 +フッ化マグネシウム等を
200〜5001程度形成し、下部中間層とする。そし
てさらにその上に両面から真空蒸着ないしはスパッタ蒸
着によシ情報形成層3としてTo又はAtを500X形
成する。その後ディップ法又はスピナーコーティング法
によシ接着層4を10〜200μm形成し、厚み1〜2
mのアクリル板よシ成る透明平板lを両側からはさみ接
着層4を固着させる。接着層4としてはエポキシ系接着
剤、シリコーン系接着剤、アクリル系接着剤を用いる他
には光硬化型接着剤を用い、情報形成層3を光硬化型接
着剤を介して透明基板1をはさんだ後、紫外線照射して
接着層4を固着させる方法を用いると接着が比較的容易
にできる。
しかして、この積層構造の情報記憶媒体にあっては、情
報形成層3と信号情報ないしはトラッキングガイドを持
つ表面凹凸層8との間の密着性を分極性のある下部中間
層9によシ増加させることができる。また、信号情報な
いしはトラッキングガイドを持つ表面凹凸層を形成する
光硬化型樹脂内に含まれるアルカリ成分やハロゲン系原
子やその他の不純物原子が情報形成層3に侵入し、情報
形成層3が劣化しないよう下部中間層9が遮へい層の役
を果たすという利点13− がある。
また、第6図に示すように、第2図のものに加えて中間
基板2と情報形成層3との間に中間基板2側に位置して
下部中間層9、情報形成層3側に位置して信号情報ない
しはトラッキングガイドを持つ表面凹凸層8を形成して
もよい。
この情報記憶媒体の作り方としては、厚さ0.5〜1.
5篩のアクリル板から成る中間基板20両面にディップ
法又はスピナーコーティング法によシ下部中間層9を5
〜100μm形成する。その上に信号情報ないしはトラ
ッキングガイドを持つ表面凹凸層8を形成した後、情報
形成層3としてToないしけAtを300〜600X真
空蒸着、イオン蒸着、スパッタ蒸着のいずれかの方法で
形成する。さらにその上にディップ法又はスピナーコー
ティング法によ多光硬化型樹脂をコートし、透明平板I
として厚さ1.2 m又は1.5mのアクリル板を乗せ
、そのアクリル板を通してW照射し、光硬化型樹脂を硬
化させて接着層4とする。
14− 下部中間層9の材質としてはブタジェンラバーを用いる
しかして、この積層構造の情報記憶媒体にあっては、つ
ぎのような利点をもつ。
1)下部中間層9、信号情報ないしはトラッキングガイ
ドを持つ表面凹凸層8の材質として透明性や光学的特性
の悪い材料を任意に選ぶことができる。下部中間層9に
は光が通過することがないので中間基板2と信号情報な
いしはトラッキングガイドを持つ表面凹凸層8との間の
密着強度を上げるためブタジェンラバー等の不透明な材
質を下部中間層として用いることができる。
iI)表面凹凸層8がレーザー光を透過する透明基板1
0側にある場合には表面凹凸層8と透明基板IOとの界
面でレーザー光が反射し、そのために情報読取り用光学
系に悪影響を及はすことがある。しかしこの構造では表
面凹凸層8は光の通シ道にないのでそのようなことがな
い。
l11)下部中間層9が中間基板2と表面凹凸層8との
間のバインダー的役割をするので、中間基板2の材質を
任意に選ぶことができ、それに応じて下部中間層を選定
する時の条件に光学的特性を考慮する必要がない。
(v)接着層4を形成する接着剤としては光硬化型のも
のを用いることができ、量産性が向上する。
また、第7図に示すように、第6図のものに加えて、情
報形成層3と信号情報ないしはトラッキングガイドを持
つ表面凹凸層8との間に下部中間層9 を形成してもよ
い。この情報記憶媒体の作シ方としては、厚さ1〜2m
のアクリル板ないしはポリカーボネート板よシなる中間
基板2の両面にディップ法ないしはスピナーコーティン
グ法によシ下部中間層9 としてブタジェンラバーを塗
布する。さらにその外側に光硬化型樹脂によシ信号情報
ないしはトラッキングガイドを持つ表面凹凸層8を形成
した後下部中間層9 として5io2膜、フッ化マグネ
シウム膜ないしはCr膜を真空蒸着法ないしはスパッタ
蒸着法によシ50〜200X形成する。その後情報形成
層3として真空蒸着法ないしはスパッタ蒸着法によりT
e膜を500X形成した上に厚さ1.5 vmのアクリ
ル板から成る透明平板Iで外側からはさみ、接着剤を用
いて固着する。接着層4としてはエボシキ系ないしはシ
リコーン系、アクリル系の接着剤から成シ、厚さは50
〜200μmである。
しかして、この積層構造の情報記憶媒体にあっては、つ
ぎのような利点がある。
1)光硬化型樹脂よシなる信号情報ないしはトラッキン
グガイドを持つ表面凹凸層8は一般に中間基板2との密
着強度が悪い。中間基板2と表面凹凸層8との密着強度
を上げるための下部中間層9′として不透明なものを選
ぶことができる。
11)中間基板2の両面にディップ法などで一度に下部
中間層9′を形成することができる。
111)情報形成層3七表面凹凸層8とのバインダー(
密度強度を上げるもの)として下部中間17一 層9′を不透明なものなど任意・に選べる。
i■)中間基板2と表面凹凸層8との密着性を上げるた
め中間基板20表面をわざと荒すことができる。(表面
に細かい凹凸があると物理的に結合力が増す。) つぎに、上記第1〜第6の実施例(第2図〜第7図)に
おける透明平板1の厚みを第8図を参照して説明する。
透明平板Iの表面にごみ10が付着するとレーザー光1
2の光路がさまたげられ、充分な量のレーザー光12が
記録層ないしは光反射層から々る情報形成層3に達しな
くなる。金子行光がNA=0.6のレンズでしばられた
とする。透明平板Iの屈折率n = 1.5とすると第
8図のaとCの比は0.6÷1.5 = 0.4よ、9
a:c=5:2よってc:b=2:4.6゜2c:b=
20:23となる。今ごみ10の直径が0.5 tmと
すると透明平板lの厚みbは0.575■以上ないとレ
ーザー光11の光路は完全にさえぎられてしまう。一般
に良くあるごみ10のサイズはだいたい直径0.5 w
以下が多いとする18− と透明平板lの厚みは0.6tm以上必要となる。
以上、第1〜第6の実施例(第2図〜第6図)において
、中間基板の両面に記録層ないしは光反射層からなる情
報形成層を形成し、これら情報形成層の外側にそれぞれ
接着層を介して透明基板を重合することを基本構造とし
たものについて説明した。これらのものにあっては、1
)製造プロセスとしてトラッキングガイドや信号情報用
ピットを転写して成形する板が第1図では2枚必要なの
に、本発明のものは透明平板lは単なる平板で良く、製
造コストが低くてすむ。
11)第1図のように表面にトラッキングガイドないし
は信号情報用ピットのための凹凸部8′を持った透明平
板1を成形する時、透明平板lの材質で吸湿性の低いポ
リカーボネート等メルティングポイントの高いものを用
いると、成形時に透明平板lの中に光学的歪みが残って
しまい読取り光学系に悪影響を及ばず。本発明では成形
時に光学的歪みが残ったにしても中間基板2の中を光が
通過しないので影響ない。
111)接着層4に光硬化型接着剤を用いることによシ
非常に短時間に組立(接着)ができ、作業性が良い。
iv)透明平板1の厚みが0.6 tmn以上なので表
面に付いたごみの影響を余シうけない。
■)下部中間層9には光が通らないので中間基板2と記
録層ないしは光反射層としての情報形成層3との密着強
度を上げるためには不透明な材質を下部中間層9として
用いることができる。
■1)第1図のように表面にトラッキングガイド々いし
は信号情報用ピットのための凹凸部8′を持った透明基
板210を射出成形等の方法により成形する場合を考え
る。透明基板10の材質として凹凸形状の転写性の良い
材質は一般に耐熱性に乏しく、吸湿による体積変化量が
大きい。
そのため熱や高湿条件にあうと外側の透明基板10は容
易に変形してしまう。それに対し本発明では中間基板1
が耐熱性に乏しく、吸湿による体積変化量が大きくても
、外側ではさんでいる透明平板1の材質として耐熱性に
優れ比較的吸湿量の少ないとしてポリカーがネート板や
注型法によって作成したアクリル板等を用いることによ
多情報記憶媒体全体としての特性がより安定化される。
■ID  第1図の構造の場合レーザー光を集光させる
対物レンズの収差の関係から透明基板10の厚みは至る
所均−で厚みに対する寸法に対しても高精度が要求され
る。それに対し本発明でトラッキングガイドないしは信
号情報用ビット21− のための凹凸を転写する中間基板1に対してはグローバ
ルに見た厚みムラが多少あってもさしつかえない。本発
明のものは透明平板1として表面が平担な板であれば厚
みムラの少ない板を作ることは容易である。
viii)  さらに本発明では中間基板2の厚みを任
意に変えることができる。したがって中間基板2の材質
として耐熱性が低く、吸湿による体積変化量の大きなも
のを用いたにしても充分な厚みを持つようにしてやるこ
とにより容易な変形は生じにくくなる。また中間基板2
が厚ければそれだけ機械的強度も増す。それに対し第1
図の構造の場合には透明基板10の厚みを余り厚くする
ことができなかった。情報形成層3でのレーザービーム
スポットを充分に小さくするためには集光レンズのNA
を大きくとらなければならないからである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、従来の透明基板
側に情報形成層を形成するようにし22− たものに比べ、製作が容易かつ低コストでありながら、
情報処理を安定した状態で行なえる情報記憶媒体を提供
できるといった効果を奏する。
またたとえば射出成形法により作成したため内部に光学
的歪み(複屈折)を持ち、トラッキングガイド用凹凸8
′を表面に有する透明基板1を通して情報形成層3に対
して記録あるいは再生を行なう必要が々く、例えば注型
法により作成したアクリル板等光学的歪み(複屈折)の
ほとんどない透明平板1を介して情報形成層3に対して
記録・再生を行々うので光学的悪影替がない。また中間
基板2としては透明である必要がないので中間基板2の
材質を広い範囲から選べる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す概略的断面図、第2図は本発明の
一実施例を示す概略的断面図、第3図ないし第7図は本
発明のそれぞれ異なる他の実施例を示す概略的断面図、
第8図は透明基板の表面に付着したごみの影響を示す説
明図である。 1・・・透明平板、2・・・中間基板、3 ・t12録
層寿いしは光反射層からなる情報形成層、4・・・接着
層、8・・・信号情報ないしはトラッキングガイドを持
つ表面凹凸層、9・・・下部中間層、8′・・・表面凹
凸部、9′・・・下部中間層、10・・・透明基板、1
1”・・中間平板、12・・レーザー光。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ビーム光によシ少くとも情報を読取ることが
    可能な情報記憶媒体において、中間基板と、この中間基
    板の両面に形成された記録層ないしは光反射層からなる
    情報形成層と、これら情報形成層の外側にそれぞれ接着
    層を介して重合された透明平板とを具備してなることを
    特徴とする情報記憶媒体。
  2. (2)接着層の少くとも一部は光硬化性樹脂からなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の情報記憶媒
    体。
  3. (3)中間基板と情報形成層の少くとも一部の間に下部
    中間層が存在することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の情報記憶媒体。
  4. (4)  情報形成層の外側に設けられた透明平板の厚
    さを0゜6fi以上としたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の情報記憶媒体。
JP57178815A 1982-10-12 1982-10-12 情報記憶媒体 Pending JPS5968849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57178815A JPS5968849A (ja) 1982-10-12 1982-10-12 情報記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57178815A JPS5968849A (ja) 1982-10-12 1982-10-12 情報記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5968849A true JPS5968849A (ja) 1984-04-18

Family

ID=16055140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57178815A Pending JPS5968849A (ja) 1982-10-12 1982-10-12 情報記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5968849A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59203253A (ja) * 1983-05-04 1984-11-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光デイスクおよびその製造方法
JPS6111948A (ja) * 1984-06-26 1986-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録担体
JPS62129955A (ja) * 1985-11-29 1987-06-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光デイスク
EP0409663A2 (en) * 1989-07-21 1991-01-23 Japan Synthetic Rubber Co., Ltd. Optical disc, preparation thereof and reading method

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59203253A (ja) * 1983-05-04 1984-11-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光デイスクおよびその製造方法
JPS6111948A (ja) * 1984-06-26 1986-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録担体
JPS62129955A (ja) * 1985-11-29 1987-06-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光デイスク
EP0409663A2 (en) * 1989-07-21 1991-01-23 Japan Synthetic Rubber Co., Ltd. Optical disc, preparation thereof and reading method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3241560B2 (ja) 光学記録媒体及びその製造方法
US6014364A (en) Optical information recording medium and method of manufacturing
JPH08329523A (ja) 光ディスク
WO1999000794A1 (fr) Support d'enregistrement optique et dispositif de disque optique
JP4258037B2 (ja) 光記録媒体と、これを用いた光記録再生装置
KR920000425B1 (ko) 광학식 정보 기록디스크의 제조방법
JPH10283683A (ja) 光記録媒体及びその製造方法
JPS5968849A (ja) 情報記憶媒体
JPH09147417A (ja) 光学記録媒体およびその製造方法
US20040184397A1 (en) Optical recording medium, method of producing the same and protective film-forming resin
JP3537701B2 (ja) 光学記録媒体、光学記録媒体の製造方法、および、光学記録媒体の製造装置
JPH09204686A (ja) 光デイスク及び光デイスクの製造方法
JPH09134547A (ja) 光学記録媒体およびその製造方法
TW319868B (ja)
JPH0750035A (ja) 光ディスクの製造方法及びその製造装置
JP3671484B2 (ja) 光学記録媒体
JPH0258743A (ja) 光学式ディスク
JPH09167382A (ja) 貼り合わせディスク及びその製造方法
JPH03141050A (ja) 光記録媒体
JP4260929B2 (ja) 光学的情報記録媒体及びその製造方法
WO2003012784A1 (en) Optical recording medium, method of producing the same and protective film-forming resin
JP3000656B2 (ja) 情報記録媒体及びその製造方法
JPH09161334A (ja) 光学記録媒体の製造方法
JPH103695A (ja) 多層光ディスク及びその製造方法
JP2003233930A (ja) 光学記録媒体