JPS596843Y2 - ワイヤ−と板部材の結合構造 - Google Patents
ワイヤ−と板部材の結合構造Info
- Publication number
- JPS596843Y2 JPS596843Y2 JP8692380U JP8692380U JPS596843Y2 JP S596843 Y2 JPS596843 Y2 JP S596843Y2 JP 8692380 U JP8692380 U JP 8692380U JP 8692380 U JP8692380 U JP 8692380U JP S596843 Y2 JPS596843 Y2 JP S596843Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- pieces
- plate member
- plate
- connection structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はワイヤーと板部材の結合構造に関し、さらに詳
しくはシートベルト用アンカーとして好適なものに係る
。
しくはシートベルト用アンカーとして好適なものに係る
。
従来のこの種のものは、両側片部を対向状に折返して形
戊した挿入孔内にワイヤーを挿入し、カシメ付けて一体
化しているも、その両側片部が引張力で拡げられて結合
が緩む欠点があり、低引張用に限定されている。
戊した挿入孔内にワイヤーを挿入し、カシメ付けて一体
化しているも、その両側片部が引張力で拡げられて結合
が緩む欠点があり、低引張用に限定されている。
又、斯る両側片部の拡がりを阻止するべく、その外周り
にパイプを被せてカシメたものが提案され、高張力にも
耐えるよう改善されたが、その反面で別途所定口径およ
び肉厚,材質のパイプを用意しなければならず、且つ付
加したパイプを含めての大形プレス装置を必要とするも
のである。
にパイプを被せてカシメたものが提案され、高張力にも
耐えるよう改善されたが、その反面で別途所定口径およ
び肉厚,材質のパイプを用意しなければならず、且つ付
加したパイプを含めての大形プレス装置を必要とするも
のである。
本考案は叙上不備を解消したものであって、以下図面に
基づいてその実施の一例を詳細に説明する。
基づいてその実施の一例を詳細に説明する。
図面はシートベルト用アンカーを例示し、板1は金属製
にして、一方1aには取付け軸の孔6を、他方1bには
一側縁aの一半と他側縁bの他半とに夫々側片部2を鋳
造或いはプレス装置により打抜きして適宜のアンカー基
体状Aに或形している。
にして、一方1aには取付け軸の孔6を、他方1bには
一側縁aの一半と他側縁bの他半とに夫々側片部2を鋳
造或いはプレス装置により打抜きして適宜のアンカー基
体状Aに或形している。
両側片部2,2はワイヤー5の挿入方向のX軸と直交す
るY軸の相反する方向に平行状に延長しており、且つそ
の内側縁C,Cにはその一部又は全部を互いに喰込み可
能な牽制面3,3としている。
るY軸の相反する方向に平行状に延長しており、且つそ
の内側縁C,Cにはその一部又は全部を互いに喰込み可
能な牽制面3,3としている。
牽制面3,3は夫々側縁a,l)に対して少なくとも鋭
角状の角度を持つ斜面状(第1図)にし、この両牽制面
3,3はワイヤー5の挿入孔4を形或するべく折返した
状態で互いに接合すると共に、両側片部2,2がY軸方
向に離動するのを阻止可能に、互いにその動きを牽制し
得るようにしている。
角状の角度を持つ斜面状(第1図)にし、この両牽制面
3,3はワイヤー5の挿入孔4を形或するべく折返した
状態で互いに接合すると共に、両側片部2,2がY軸方
向に離動するのを阻止可能に、互いにその動きを牽制し
得るようにしている。
又、内側縁C,Cの一部に四部7とこれに噛合する凸部
8とを相対設けた態様(第4図)とするも任意であり、
この場合には牽制面3,3のズレを完全に阻止し得て、
その牽制機能を高め得る。
8とを相対設けた態様(第4図)とするも任意であり、
この場合には牽制面3,3のズレを完全に阻止し得て、
その牽制機能を高め得る。
斯くしたアンカー基体Aは両側片部2,2をその牽制面
3,3が接合するようにY軸方向に折返して一つの挿入
孔4を囲繞形或し、この挿入孔4にワイヤー5を挿入し
後、断面丸形或いは図面に示す如き断面六角形状にカシ
メて両者一体化する。
3,3が接合するようにY軸方向に折返して一つの挿入
孔4を囲繞形或し、この挿入孔4にワイヤー5を挿入し
後、断面丸形或いは図面に示す如き断面六角形状にカシ
メて両者一体化する。
これにより牽制面3,3は両側片部2,2をY軸方向に
開拡せぬよう牽制妨げ、両側片部2,2はその挿入孔4
内にワイヤー5を締着し、ワイヤー5とアンカー基体A
とは一体化した。
開拡せぬよう牽制妨げ、両側片部2,2はその挿入孔4
内にワイヤー5を締着し、ワイヤー5とアンカー基体A
とは一体化した。
本考案は以上のように、ワイヤーを抱えて並列した両側
片部の相隣れる内側縁の一部又は全部に互いに喰込みす
る斜面状の牽制面を設け、カシメて一体構造化するよう
にしたので、ワイヤーに加わる引張力が両側片部を引起
す如く拡げ働くも、両側片部のその動きが牽制面同士を
一層圧接せしめてさらに強く喰込み結着ならしめるもの
であり、それにより両側片部はその拡がりを阻止され、
それ故、ワイヤーと両側片部との間に設定されたカシメ
時の締着力が維持されて高張力に耐える特徴がある。
片部の相隣れる内側縁の一部又は全部に互いに喰込みす
る斜面状の牽制面を設け、カシメて一体構造化するよう
にしたので、ワイヤーに加わる引張力が両側片部を引起
す如く拡げ働くも、両側片部のその動きが牽制面同士を
一層圧接せしめてさらに強く喰込み結着ならしめるもの
であり、それにより両側片部はその拡がりを阻止され、
それ故、ワイヤーと両側片部との間に設定されたカシメ
時の締着力が維持されて高張力に耐える特徴がある。
そして、従来のパイプを不要として、最小部品数の単品
同士で結合製作でき、且つ板も両側片部ともどとプース
戒型手段等によリーエ程で容易に製作でき、経済的にも
低廉安価に提供することができる。
同士で結合製作でき、且つ板も両側片部ともどとプース
戒型手段等によリーエ程で容易に製作でき、経済的にも
低廉安価に提供することができる。
第1図は本考案ワイヤーと板部材との結合構造の一実施
例を示す平面図。 第2図は正面図。第3図はIII−III線に沿える縦
断面図。 第4図は他の実施例を示す平面図である。 図中、1は板、aは一側縁、bは他側縁、2は側片部、
Cは内側縁、3は牽制面、4は挿入孔、5はワイヤー
例を示す平面図。 第2図は正面図。第3図はIII−III線に沿える縦
断面図。 第4図は他の実施例を示す平面図である。 図中、1は板、aは一側縁、bは他側縁、2は側片部、
Cは内側縁、3は牽制面、4は挿入孔、5はワイヤー
Claims (1)
- 板の一側縁の一半と他側縁の他半とに夫々側片部をY軸
の相反する方向に平行状に延設せしめると共に該両側片
部の内側縁の一部又は全部に互いに喰込みする斜面状の
牽制面を設け、両側片部をその牽制面が接合するように
並列状に折返して一つの挿入孔を形威してワイヤーを挿
入しカシメとなるワイヤーと板部材の結合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8692380U JPS596843Y2 (ja) | 1980-06-21 | 1980-06-21 | ワイヤ−と板部材の結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8692380U JPS596843Y2 (ja) | 1980-06-21 | 1980-06-21 | ワイヤ−と板部材の結合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5710867U JPS5710867U (ja) | 1982-01-20 |
JPS596843Y2 true JPS596843Y2 (ja) | 1984-03-02 |
Family
ID=29449066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8692380U Expired JPS596843Y2 (ja) | 1980-06-21 | 1980-06-21 | ワイヤ−と板部材の結合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596843Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5863646U (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-28 | カシオ計算機株式会社 | 商品別集計機能を有する電子レジスタ |
-
1980
- 1980-06-21 JP JP8692380U patent/JPS596843Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5710867U (ja) | 1982-01-20 |
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