JPS5967934A - 減圧採血管 - Google Patents
減圧採血管Info
- Publication number
- JPS5967934A JPS5967934A JP57176231A JP17623182A JPS5967934A JP S5967934 A JPS5967934 A JP S5967934A JP 57176231 A JP57176231 A JP 57176231A JP 17623182 A JP17623182 A JP 17623182A JP S5967934 A JPS5967934 A JP S5967934A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blood collection
- collection tube
- gas
- sealed
- permeability coefficient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■8発明の背姐
技術分野
本発明は、減圧採血管に関づるものである。詳しく述べ
ると、減圧度の長期維持が可能な減斤−採血管に関づる
ものである。
ると、減圧度の長期維持が可能な減斤−採血管に関づる
ものである。
先行技術
減圧採血方式は溶血ヤ凝血が小さく、また汚染や水分蒸
散が少ない検体力胃9られ、まIζ効率面では採血準備
や器具の管理が単純化できるので広く使用されCいる。
散が少ない検体力胃9られ、まIζ効率面では採血準備
や器具の管理が単純化できるので広く使用されCいる。
しかして、このような減圧採血方式においで使用される
減圧採血管は、管状容器と穿刺可能な密封用ゴム栓とか
らなり、その密封容器内は減圧さ41. ’1おり、採
血釧の一端を血艙”に穿刺後、他端を前記ゴム栓に穿刺
して密封容器内部と連通さμることにより該容器内の負
圧にJ、り血液が流入して採血されものである。このよ
うな減圧採血管としては、従来、管状容器どしてガス透
過性がなくかつ透明性の良好な〜乙のとしてガラス製管
状容器、また止栓としてガス透過性が低くかつ穿刺可能
なものとしてブチルゴム製柱よりなるものが使用されて
さた。
減圧採血管は、管状容器と穿刺可能な密封用ゴム栓とか
らなり、その密封容器内は減圧さ41. ’1おり、採
血釧の一端を血艙”に穿刺後、他端を前記ゴム栓に穿刺
して密封容器内部と連通さμることにより該容器内の負
圧にJ、り血液が流入して採血されものである。このよ
うな減圧採血管としては、従来、管状容器どしてガス透
過性がなくかつ透明性の良好な〜乙のとしてガラス製管
状容器、また止栓としてガス透過性が低くかつ穿刺可能
なものとしてブチルゴム製柱よりなるものが使用されて
さた。
しかしながら、カラス!lI管状容器は、保存または運
搬中、もしくは使用中にl1lI!Jet Lやすく、
また重いという欠点があった。このため、軽量で透明な
合成樹脂製管状容器の使用について検討を行なっl〔が
、合成樹脂は人なり小なりガス透過性があるので、長期
間の保存中に周囲の雰囲気ガス、例えば空気が密封され
た減圧採血方式に透過してしまい、この結果、採血管内
の圧力が上昇して所定の減圧採血がでさ・ないことがl
’lJ明した。このため、合成樹脂製減圧採+In管を
使用しようとすれば、減圧包装容器内に保存覆る必要が
あった。しかるに、減圧包装容器による保存は、包装容
器が減圧容器であるために、極めて高価であるうえに、
密封おJ、び開缶に苫しく手間がががるのでコス1へ高
となるという欠点があった。
搬中、もしくは使用中にl1lI!Jet Lやすく、
また重いという欠点があった。このため、軽量で透明な
合成樹脂製管状容器の使用について検討を行なっl〔が
、合成樹脂は人なり小なりガス透過性があるので、長期
間の保存中に周囲の雰囲気ガス、例えば空気が密封され
た減圧採血方式に透過してしまい、この結果、採血管内
の圧力が上昇して所定の減圧採血がでさ・ないことがl
’lJ明した。このため、合成樹脂製減圧採+In管を
使用しようとすれば、減圧包装容器内に保存覆る必要が
あった。しかるに、減圧包装容器による保存は、包装容
器が減圧容器であるために、極めて高価であるうえに、
密封おJ、び開缶に苫しく手間がががるのでコス1へ高
となるという欠点があった。
また、ブチルゴム製柱体のベースとなるポリマーはそれ
白身では製品として必1な物性を有していないため、硫
黄、加硫促進剤等の助剤を添加づる等複雑な■程を経な
ければならないとともに、製造時に再生利用のできない
パリ部分が多く、生産ロスも大ぎくなる等の欠点があっ
た。よって熱可塑性Jラス1〜マーを含み再生が可能な
材質とづ−ることができるが、この材質は栓体としてブ
チルゴム製のものよりもガス透過性が大きいという欠点
がdうった。
白身では製品として必1な物性を有していないため、硫
黄、加硫促進剤等の助剤を添加づる等複雑な■程を経な
ければならないとともに、製造時に再生利用のできない
パリ部分が多く、生産ロスも大ぎくなる等の欠点があっ
た。よって熱可塑性Jラス1〜マーを含み再生が可能な
材質とづ−ることができるが、この材質は栓体としてブ
チルゴム製のものよりもガス透過性が大きいという欠点
がdうった。
■、究明の目的
したがって、本発明の目的は、新規な減圧採血管を提供
することにある。本発明の他の目的は、減圧度の長期紺
J:IIが可能な減圧採血管を提供づることにある。
することにある。本発明の他の目的は、減圧度の長期紺
J:IIが可能な減圧採血管を提供づることにある。
これらの諸L1的は、一端が閉塞しかつ他端が間口した
管状部材と、該開口端を密閉し!、:穿刺可能な栓部材
とJ、りなる採血管と、該採血管を収納した密閉容器と
よりなり、該採血管を構成する部材の少41りども一方
の材質に対プる透過係数が該採血管外雰囲気にりも高い
ガスを該採血管内に封入しかつ減圧状態に保ってなる減
圧採血管により達成される。
管状部材と、該開口端を密閉し!、:穿刺可能な栓部材
とJ、りなる採血管と、該採血管を収納した密閉容器と
よりなり、該採血管を構成する部材の少41りども一方
の材質に対プる透過係数が該採血管外雰囲気にりも高い
ガスを該採血管内に封入しかつ減圧状態に保ってなる減
圧採血管により達成される。
また、これらのifl!目的は、一端が閉塞しかつ他端
が間【コした管状部材と該開口端を密閉した穿刺可能な
栓部材とよりなる採血管と、脱酸素剤と、該採血管およ
び該脱酸素剤を収納した密閉容器とよりなり、該採血管
を構成づる部材の少なくとも一方に対づ゛る透過係数が
該採血管外雰囲気よりも高いガスを該採血管内に封入し
かつ減圧状態に保ってなる減圧採血管によっても達成さ
れる。
が間【コした管状部材と該開口端を密閉した穿刺可能な
栓部材とよりなる採血管と、脱酸素剤と、該採血管およ
び該脱酸素剤を収納した密閉容器とよりなり、該採血管
を構成づる部材の少なくとも一方に対づ゛る透過係数が
該採血管外雰囲気よりも高いガスを該採血管内に封入し
かつ減圧状態に保ってなる減圧採血管によっても達成さ
れる。
また、本発明は、該採血管を構成づる部材の少くとも一
方の材質に対するガス透過係数が採血管内封入ガスの透
過係数をAおよび採血管外雰囲気ガスの透過係数をBと
したとぎに20B>△〉1゜OB、りγましくは10B
>A>4Bである減圧採血管である。さらに、本発明は
、採血管内封入ガスがヘリウム、アルゴン、ネオン、酸
素、炭酸ガス、−酸化炭素、エタンおよびプロパンより
なる群から選ばれIζ少なくとも1種のガスである減圧
採血管である。また、本発明は、採血管内封入ガスがア
ルゴンまたは炭酸ガスである減圧採血管である。本発明
は、管状部材が合成樹脂製である減圧採血管である。ま
た、本発明は、合成樹脂がメチルチタクリレート樹脂で
ある減圧採血管である。
方の材質に対するガス透過係数が採血管内封入ガスの透
過係数をAおよび採血管外雰囲気ガスの透過係数をBと
したとぎに20B>△〉1゜OB、りγましくは10B
>A>4Bである減圧採血管である。さらに、本発明は
、採血管内封入ガスがヘリウム、アルゴン、ネオン、酸
素、炭酸ガス、−酸化炭素、エタンおよびプロパンより
なる群から選ばれIζ少なくとも1種のガスである減圧
採血管である。また、本発明は、採血管内封入ガスがア
ルゴンまたは炭酸ガスである減圧採血管である。本発明
は、管状部材が合成樹脂製である減圧採血管である。ま
た、本発明は、合成樹脂がメチルチタクリレート樹脂で
ある減圧採血管である。
さらに、本発明は、栓部材が熱可塑性エラストマーと、
ポリイソブチレンと、部分架橋ブチルゴムどの配合物よ
りなるものである減圧採血管である。
ポリイソブチレンと、部分架橋ブチルゴムどの配合物よ
りなるものである減圧採血管である。
■2発明の詳細な説明
つぎに、図面を参照しながら本発明の詳細な説明゛jる
。、ブなわら、第1図に示ずにうに、本発明にJ:る減
圧採血管1は、一端が閉塞しかつ他端が聞1」シた管状
部442と、該管状部材2の聞Iコ端3を密1ffl
した穿刺可能な栓部材とよりなるもので、該減If採血
管1は、第2図に示づJ:うに、必要にJ−り使用され
る脱酸素剤11とともに密封容器12内に収納されてい
る。しかして、前記減J工採血管1の内部空間5には、
該減圧採血τz1の採血管を構成する部Iの少なくとも
一方の材質、づなわち管状部材芯しくは栓部材あるいは
その両方に対づ°る透過係数が1)0記密月容器内雰囲
気ガスのそれJ:りも高いガスがj5J入されかつ減圧
状態に保たれている。
。、ブなわら、第1図に示ずにうに、本発明にJ:る減
圧採血管1は、一端が閉塞しかつ他端が聞1」シた管状
部442と、該管状部材2の聞Iコ端3を密1ffl
した穿刺可能な栓部材とよりなるもので、該減If採血
管1は、第2図に示づJ:うに、必要にJ−り使用され
る脱酸素剤11とともに密封容器12内に収納されてい
る。しかして、前記減J工採血管1の内部空間5には、
該減圧採血τz1の採血管を構成する部Iの少なくとも
一方の材質、づなわち管状部材芯しくは栓部材あるいは
その両方に対づ°る透過係数が1)0記密月容器内雰囲
気ガスのそれJ:りも高いガスがj5J入されかつ減圧
状態に保たれている。
この管状部材2を構成覆る部材としてはガラス以外に合
成樹脂として、できるだ(プガス透過牲の低いもの、好
ましくは窒素のガス透過性が1x10”cm3(S T
P ) c+n/cm2 − sea −cml1g
以下、特に好ましく【よ0.lx 10−110−1O
S T P ) cm/cm’・seΩ・cml1g以
下のもので、かつ透過性に優れ、保形性ないし機械的強
度の充分なものがよい。
成樹脂として、できるだ(プガス透過牲の低いもの、好
ましくは窒素のガス透過性が1x10”cm3(S T
P ) c+n/cm2 − sea −cml1g
以下、特に好ましく【よ0.lx 10−110−1O
S T P ) cm/cm’・seΩ・cml1g以
下のもので、かつ透過性に優れ、保形性ないし機械的強
度の充分なものがよい。
く°の代表的なものとしては、−例を挙げると、例えば
ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
塩化ビニル、エチレンービニルアルニl−ル共伍合体、
ポリエチレンラーレフタレ−1〜、6゜6−ナイロン、
6−ナイロン等があり、好ましくはポリメチルメタクリ
レート、エブーレンービニルアルコール共重合体等であ
り、最も好ましくはポリメチルメ・タデリレートである
。栓部材4を構成する材131としては、ブチルゴム以
外に後述覆るように使用時に採血針の穿刺が可能でかつ
該採血針の穿刺により採血側と栓部材との間が緩まない
だけの充分な弾性を有し、さらに再生利用が可能であり
しかも前記管状部材を構成づる合成樹脂と同様にガス透
過性の低いものが望ましい。その代表的なものとしては
、例えば熱可塑性エラス1へマーとポリイソブチレンと
部分架橋ブチルゴムどの配合物等があり、好ましくは熱
可塑性エクス1−マーとポリイソブチレンど部分架橋ブ
チルゴムとの配合物である。
ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
塩化ビニル、エチレンービニルアルニl−ル共伍合体、
ポリエチレンラーレフタレ−1〜、6゜6−ナイロン、
6−ナイロン等があり、好ましくはポリメチルメタクリ
レート、エブーレンービニルアルコール共重合体等であ
り、最も好ましくはポリメチルメ・タデリレートである
。栓部材4を構成する材131としては、ブチルゴム以
外に後述覆るように使用時に採血針の穿刺が可能でかつ
該採血針の穿刺により採血側と栓部材との間が緩まない
だけの充分な弾性を有し、さらに再生利用が可能であり
しかも前記管状部材を構成づる合成樹脂と同様にガス透
過性の低いものが望ましい。その代表的なものとしては
、例えば熱可塑性エラス1へマーとポリイソブチレンと
部分架橋ブチルゴムどの配合物等があり、好ましくは熱
可塑性エクス1−マーとポリイソブチレンど部分架橋ブ
チルゴムとの配合物である。
該配合物にJ3ける各成分の組成は、熱可塑性エラスト
マー100車員部当りポリイソブチレン1o。
マー100車員部当りポリイソブチレン1o。
〜200重川部1好ましくは120〜150重f口部で
あり、部分架橋ブチルゴム100〜200m1fiしく
は120〜150重量部である。
あり、部分架橋ブチルゴム100〜200m1fiしく
は120〜150重量部である。
熱可塑性エラストマーとしては、エチレン−プロピレン
ゴム系,ポリエステルエラストマー、ナイロンエラスト
マー系,スチレンーインプレンブ【コック共重合体,ス
チレン−ブタジェンブロック共重合体,ポリブタジェン
、熱可塑性ポリウレタン、水素添加スヂレンーブタジェ
ンブロック共重合体等がある。ポリイソブチレンは、分
子1 15,000〜200,000、好ましくは80
,000〜150000のものである。部分架橋ブチル
ゴムは、イソブチレンと少量(例えば0.3〜3.0モ
ル%)のイソプレンとを共重合させて得られるブチルゴ
ムを部分架橋してなるものである。
ゴム系,ポリエステルエラストマー、ナイロンエラスト
マー系,スチレンーインプレンブ【コック共重合体,ス
チレン−ブタジェンブロック共重合体,ポリブタジェン
、熱可塑性ポリウレタン、水素添加スヂレンーブタジェ
ンブロック共重合体等がある。ポリイソブチレンは、分
子1 15,000〜200,000、好ましくは80
,000〜150000のものである。部分架橋ブチル
ゴムは、イソブチレンと少量(例えば0.3〜3.0モ
ル%)のイソプレンとを共重合させて得られるブチルゴ
ムを部分架橋してなるものである。
前記減圧採血管1内の内部空IJ 5に封入されるガス
としては、採血管の管状部材若しくは栓部材に苅りる透
過係数が該採血管1外で密封容器12内の雰1′t11
気ガスのぞれよりも高いものであることが必要で、特に
採血管内封入ガスの透過係数をAおJ、び密封容器内雰
囲気ガスの透過係数をBとしたどきに20B>A>1.
08,好ましく ハ1 0B>A>48の範囲にあるも
のが望ましい。
としては、採血管の管状部材若しくは栓部材に苅りる透
過係数が該採血管1外で密封容器12内の雰1′t11
気ガスのぞれよりも高いものであることが必要で、特に
採血管内封入ガスの透過係数をAおJ、び密封容器内雰
囲気ガスの透過係数をBとしたどきに20B>A>1.
08,好ましく ハ1 0B>A>48の範囲にあるも
のが望ましい。
前記のごとき刺入ガスとしては、例えばヘリエム、アル
ゴン、ネAン,酸素,炭酸ガス、−酸化炭素,エタン、
プロパン、エチレン、プロピン。
ゴン、ネAン,酸素,炭酸ガス、−酸化炭素,エタン、
プロパン、エチレン、プロピン。
ブタン等があり、好ましくはヘリウム、アルゴン。
酸素、炭酸ガス等であり、最も好ましくはアルゴンまた
は炭酸ガスである。
は炭酸ガスである。
本発明で使用される密封容器72は、ガス遮断性のもの
でさえあれば特にその形状を限定されるものではないが
、−例を上げると、例えば第2図に示すように周縁部に
フランジ部13を右7゛る皿状容器本体14の前記フラ
ンジ部13にホットメル[・接着剤を介してビールオー
ブン可能にシート状蓋体15をヒートシールしてなるも
のがある。
でさえあれば特にその形状を限定されるものではないが
、−例を上げると、例えば第2図に示すように周縁部に
フランジ部13を右7゛る皿状容器本体14の前記フラ
ンジ部13にホットメル[・接着剤を介してビールオー
ブン可能にシート状蓋体15をヒートシールしてなるも
のがある。
まlc、この他にブリスター包装容器でもよいことはも
ちろんである。
ちろんである。
このようなガス遮断性の高い材わ1としては、ガス透過
性が0,1x 10−110−1O 3丁P ) am
/cm2 ・sec − cmH Q以下、好ましく
は0.001 X 10−+0cm3( S T P
) cm/cm2 ・sea − c+n1−1g以
下のも(1) −Cあって、例えば二軸延伸ポリプロピ
レンとエチレン−ビニルアル−]−ル共重合体と二軸延
伸ポリプロピレンどのラミネート、エチレン−ビニルア
ルコール共重合体とポリエチレンとのラミネート。
性が0,1x 10−110−1O 3丁P ) am
/cm2 ・sec − cmH Q以下、好ましく
は0.001 X 10−+0cm3( S T P
) cm/cm2 ・sea − c+n1−1g以
下のも(1) −Cあって、例えば二軸延伸ポリプロピ
レンとエチレン−ビニルアル−]−ル共重合体と二軸延
伸ポリプロピレンどのラミネート、エチレン−ビニルア
ルコール共重合体とポリエチレンとのラミネート。
ポリ塩化どニリデンとポリエチレンとのラミネート、ポ
リプロピレンと1チレン一ビニルアルコール共重合体と
ポリプ【]ピビレとのラミネート等がある。これらのラ
ミネートの総合厚みは5o=iso。
リプロピレンと1チレン一ビニルアルコール共重合体と
ポリプ【]ピビレとのラミネート等がある。これらのラ
ミネートの総合厚みは5o=iso。
μm1好ましくは100〜1000μmである。
脱酸素剤としては種々のものがあるが、−例を挙げると
、例えば炭化鉄,鉄カルボニル、酸化第一鉄,水酸化第
一鉄およびケイ素鉄からなる群から選ばれる少なくとも
1種の化合物とハロゲン化金属(必要により水を含む)
とよりなる酸素吸収剤(特開昭54−37088号)、
金属粉をハロゲン化金属で被覆してなる酸素吸収剤(特
開昭54−35184)号)等がある・ このような採血管1を包装容器12に収納覆るには、必
要にJ、り使用されるIIR 1lffl素剤とともに
採血管1を皿状容器本体14に収納し、ついでホットメ
ルト接着剤層を介して蓋体15をフランジ部13に当接
し、ヒートシールづ−ることにより密封づる。
、例えば炭化鉄,鉄カルボニル、酸化第一鉄,水酸化第
一鉄およびケイ素鉄からなる群から選ばれる少なくとも
1種の化合物とハロゲン化金属(必要により水を含む)
とよりなる酸素吸収剤(特開昭54−37088号)、
金属粉をハロゲン化金属で被覆してなる酸素吸収剤(特
開昭54−35184)号)等がある・ このような採血管1を包装容器12に収納覆るには、必
要にJ、り使用されるIIR 1lffl素剤とともに
採血管1を皿状容器本体14に収納し、ついでホットメ
ルト接着剤層を介して蓋体15をフランジ部13に当接
し、ヒートシールづ−ることにより密封づる。
本発明において前記のごときガスを採血管内に封入する
理由は、つぎのとおりである。例えば封入ガスがアルゴ
ンである場合、減圧採血管を密封容器内に保存すると、
11112112素剤がともに収納されていれば該密封
容器内は実質的に窒素だ【ノとなる。
理由は、つぎのとおりである。例えば封入ガスがアルゴ
ンである場合、減圧採血管を密封容器内に保存すると、
11112112素剤がともに収納されていれば該密封
容器内は実質的に窒素だ【ノとなる。
この場合、採血管内は窒素の分圧は実質的にゼロである
ので、密封容器内の窒素は採血管を透過して該採血管内
の分圧は増大するが、一方、採rfn管内のアルゴンに
ついていえば密封容器内のアルゴンの分圧はゼロに近い
ので、採血管内のアルゴンは管外へ透過しC密封容器内
へ拡散していく。しかも、符外より管内へ透過覆る速度
Jζりも、アルゴンが管内より管外へ透過する速度の方
が大きいので採血管内の全圧は増大Wずに、このために
必要な減圧j哀が保たれるので(ちる。しかしながら、
封入ガスの透過係数があまりに6人ぎ’71ざると、封
入ガスが抜【′:Jづざるので、採血管内は必要以上の
減圧度にある恐れがあり、そのため必要量Jス土の血液
が採取されることになる。したがって、前記関係式の範
囲内であることが望ましい。
ので、密封容器内の窒素は採血管を透過して該採血管内
の分圧は増大するが、一方、採rfn管内のアルゴンに
ついていえば密封容器内のアルゴンの分圧はゼロに近い
ので、採血管内のアルゴンは管外へ透過しC密封容器内
へ拡散していく。しかも、符外より管内へ透過覆る速度
Jζりも、アルゴンが管内より管外へ透過する速度の方
が大きいので採血管内の全圧は増大Wずに、このために
必要な減圧j哀が保たれるので(ちる。しかしながら、
封入ガスの透過係数があまりに6人ぎ’71ざると、封
入ガスが抜【′:Jづざるので、採血管内は必要以上の
減圧度にある恐れがあり、そのため必要量Jス土の血液
が採取されることになる。したがって、前記関係式の範
囲内であることが望ましい。
しかして、本発明による減圧採血管内の減圧度は、所定
の血液が管内に流入するに必要にしてかつ充分な負圧と
なるだけのしのであればよい。例えば内容積12B、9
の採血管の場合、血液を10m1採取しようとする場合
には7Gx (2/12) cmHc+のガス圧となる
J:うに減圧りけばJ、い。なお、前記減r[採血管内
には、必要により予め抗凝血剤を収納してJ3いてもよ
いことはもちろんである。
の血液が管内に流入するに必要にしてかつ充分な負圧と
なるだけのしのであればよい。例えば内容積12B、9
の採血管の場合、血液を10m1採取しようとする場合
には7Gx (2/12) cmHc+のガス圧となる
J:うに減圧りけばJ、い。なお、前記減r[採血管内
には、必要により予め抗凝血剤を収納してJ3いてもよ
いことはもちろんである。
■、具体的作用
以上のごとき構成を右する減圧採血管は、っぎのように
して使用される。すなわち、第2図に示す密封包装容器
12から器体15を剥離して所定のガスを封入して所定
の減圧度に減H−シた減圧採血管1を取出し、第3図に
示すように一端が閉塞しかつ他端が開口し、該閉塞端部
6のねじ穴7に採血針8を螺着した採血管ホルダー9内
に前記間[1部から嵌挿づる。この採血118は、例え
ば血管刺通部8aと栓穿刺部8bとよりなり、該栓穿刺
部8 t+には合成樹脂製のルアーアダプター10で包
装されている。ついで、採血針8の血管刺通部8bを血
管、例えば静脈に刺通し、さらに減圧採血管1を採血管
ボルダ−9の閉塞端部6へ押J工挿入すると、採血管8
の栓穿刺部8aがルアーアダプター10および栓部材4
を穿刺してその先端部が採血管1の内部空間5に達づる
ので、血管と該内部空間5とが連通し、該内部空間5内
の負圧により血管内の血液は減圧度に相当するだけ採血
管1の内部空間5内に流入する。ついで、採血針8の血
管刺通部8aを血管より外すことにより採血が終了する
。
して使用される。すなわち、第2図に示す密封包装容器
12から器体15を剥離して所定のガスを封入して所定
の減圧度に減H−シた減圧採血管1を取出し、第3図に
示すように一端が閉塞しかつ他端が開口し、該閉塞端部
6のねじ穴7に採血針8を螺着した採血管ホルダー9内
に前記間[1部から嵌挿づる。この採血118は、例え
ば血管刺通部8aと栓穿刺部8bとよりなり、該栓穿刺
部8 t+には合成樹脂製のルアーアダプター10で包
装されている。ついで、採血針8の血管刺通部8bを血
管、例えば静脈に刺通し、さらに減圧採血管1を採血管
ボルダ−9の閉塞端部6へ押J工挿入すると、採血管8
の栓穿刺部8aがルアーアダプター10および栓部材4
を穿刺してその先端部が採血管1の内部空間5に達づる
ので、血管と該内部空間5とが連通し、該内部空間5内
の負圧により血管内の血液は減圧度に相当するだけ採血
管1の内部空間5内に流入する。ついで、採血針8の血
管刺通部8aを血管より外すことにより採血が終了する
。
つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する
。
。
実施例 1
第1図に示すように、一端が閉塞しかつ他端が開口した
肉厚1mmの管状容器2をポリメチルメタクリレ−1〜
で作った。一方、熱可塑性エクス1〜マー (1,2−
ポリブタジ]ニン)25重1部、ポリイソブチレン(分
!Fi■100.000) 35重量部および部分架橋
ブチルゴム25重員部、流動パラフィン111部よりな
る配合物で栓部材で作り、前記管状容器2の聞(コ端3
に密栓し、該管状容器2内にアルゴンを11人し、減圧
度(管内圧) 150m1lll−l(]に保った。
肉厚1mmの管状容器2をポリメチルメタクリレ−1〜
で作った。一方、熱可塑性エクス1〜マー (1,2−
ポリブタジ]ニン)25重1部、ポリイソブチレン(分
!Fi■100.000) 35重量部および部分架橋
ブチルゴム25重員部、流動パラフィン111部よりな
る配合物で栓部材で作り、前記管状容器2の聞(コ端3
に密栓し、該管状容器2内にアルゴンを11人し、減圧
度(管内圧) 150m1lll−l(]に保った。
このようにして得られた減圧採血管1を、第2図に示覆
ように包装容器12に収納しlcのも、1(A15をホ
ットメルト接着剤を介してフランジ部13においてヒー
トシールした。このときのポリメチルメタクリレートに
対するアルゴンの透過係数は0.5x 10−+0cm
3(S T p ) cm/cm2− sec・cn+
1−1(+であり、また空気の透過係数は0,2X10
−10cm3(S T P ) cm/cm2 ・s
ec −cml−1gであった。
ように包装容器12に収納しlcのも、1(A15をホ
ットメルト接着剤を介してフランジ部13においてヒー
トシールした。このときのポリメチルメタクリレートに
対するアルゴンの透過係数は0.5x 10−+0cm
3(S T p ) cm/cm2− sec・cn+
1−1(+であり、また空気の透過係数は0,2X10
−10cm3(S T P ) cm/cm2 ・s
ec −cml−1gであった。
このようにして作成された減圧採血管1について大気中
に放置後の採血量の経時変化を試験したところ、第1表
の結果が得られた。
に放置後の採血量の経時変化を試験したところ、第1表
の結果が得られた。
実施例 2〜5
実施例1の方法のおいて、アルゴンの代りに酸素、炭酸
ガス、ヘリウムおよび一酸化炭素を封入した以外は同様
な方法を行なったところ、第1表の結果が得られた。
ガス、ヘリウムおよび一酸化炭素を封入した以外は同様
な方法を行なったところ、第1表の結果が得られた。
比較例 1
実施例1の方法にJ5いて、アルゴンの代りに空気2を
封入した以外は同様な方法を行なったところ、第1表の
結果が得られた。
封入した以外は同様な方法を行なったところ、第1表の
結果が得られた。
(以下余白)
第1表
採血量(ml)
製造 1年 2年 3年
試 料 14人ガス −膨−速 ff2 i
n実施例1 アルゴン 10,0 9,2 8.5
7.8実施例2 酸素 10,0 9,4 8,
9 8.4実施例3 炭酸ガス 10,0 10.0
9.6 8.7実施例4 ヘリウム 10.0 1
0.8 9.CI 8.5実施例5−酸化炭素 10
,0 70.0 9,5 8.4比較例1 空気
10.0 8,8 7.7 6.7なお、上記栓体を
ブチルゴム製のものとした場合も同様な結果が得られた
。
n実施例1 アルゴン 10,0 9,2 8.5
7.8実施例2 酸素 10,0 9,4 8,
9 8.4実施例3 炭酸ガス 10,0 10.0
9.6 8.7実施例4 ヘリウム 10.0 1
0.8 9.CI 8.5実施例5−酸化炭素 10
,0 70.0 9,5 8.4比較例1 空気
10.0 8,8 7.7 6.7なお、上記栓体を
ブチルゴム製のものとした場合も同様な結果が得られた
。
実施例6
実施例1〜5ど同様な方法において、脱酸素剤11とし
てエージレス(商品名:三菱瓦斯化学(株)製)を減圧
採血管1とともに密封包装容器に収納した以外は同様に
して密封した。このようにして作成された減圧採血管1
について採血(6)の経時変化を試験しところ、第2表
の結果が得られた。
てエージレス(商品名:三菱瓦斯化学(株)製)を減圧
採血管1とともに密封包装容器に収納した以外は同様に
して密封した。このようにして作成された減圧採血管1
について採血(6)の経時変化を試験しところ、第2表
の結果が得られた。
比較例 2
実施例6の方法において、アルー了ンの代りに空気を封
入した以外は同Sな方法を行なったところ、第2表の結
果が得られた。
入した以外は同Sな方法を行なったところ、第2表の結
果が得られた。
第 2 表
採血量(ml)
製造 1イ■ 2年 3年
試 料 1]大ガス n;’j jL<*
19実施例6 アルゴン 10.0 9.6 9.
3 9.0実施例7 酸素 10.0 9.8
9.5 り、2実施例8 炭酸ガス 10,0 1
0,0 9.8 9.4実施例9 ヘリウム 10.
0 11.0 9,7 9.5実施例1〇 −酸化炭
素 10.0 10,0 9.8 9.4比較例2 空
気 10.0′9.3 8.6 8.0なお、上
記栓体をブチルゴム製としたものとした場合も同様な結
果が得られた。
19実施例6 アルゴン 10.0 9.6 9.
3 9.0実施例7 酸素 10.0 9.8
9.5 り、2実施例8 炭酸ガス 10,0 1
0,0 9.8 9.4実施例9 ヘリウム 10.
0 11.0 9,7 9.5実施例1〇 −酸化炭
素 10.0 10,0 9.8 9.4比較例2 空
気 10.0′9.3 8.6 8.0なお、上
記栓体をブチルゴム製としたものとした場合も同様な結
果が得られた。
実施例 11
第1図に示づように、一端が閉塞しかつ他端が開口した
肉M 1 mmの管状容器2をガラスで作った。
肉M 1 mmの管状容器2をガラスで作った。
一方、熱可塑性エラストマー〈1,3−ポリブタジェン
単体)で栓部材4で作り、前記管状容器2の聞1コ端3
に密栓し、該管状容器2内にアルゴンを封入し、減圧度
(管内圧) 150mmH(]に保った。
単体)で栓部材4で作り、前記管状容器2の聞1コ端3
に密栓し、該管状容器2内にアルゴンを封入し、減圧度
(管内圧) 150mmH(]に保った。
このようにして得られた減圧採血管1を、第2図に示す
にうに包装容器12に収納したのち、蓋体15をボット
メ、ルト接着剤を介してフランジ部13においてと−1
−シールした。このときの1,3ポリブタジエンに対J
るアルゴンの透過係数は41.Ox10−10cm”
(S T P ) cm/cm2 −
Sec −cmml g であり、また空気の
透過係数は6,5X10−10cm3 (ST P
) cm/ cm2 − sec −cmll gであ
った。このようにして作成されlζ減圧採血管1につい
で大気中に放置後の採血量の経時変化を試験したところ
、第1表の結果が得られた。
にうに包装容器12に収納したのち、蓋体15をボット
メ、ルト接着剤を介してフランジ部13においてと−1
−シールした。このときの1,3ポリブタジエンに対J
るアルゴンの透過係数は41.Ox10−10cm”
(S T P ) cm/cm2 −
Sec −cmml g であり、また空気の
透過係数は6,5X10−10cm3 (ST P
) cm/ cm2 − sec −cmll gであ
った。このようにして作成されlζ減圧採血管1につい
で大気中に放置後の採血量の経時変化を試験したところ
、第1表の結果が得られた。
実施例 12〜15
実施例1の方法のおいて、アルゴンの代りに酸素、炭酸
ガス、ヘリウムJ3よび一酸化炭素を封入した以外は同
様な方法を行なったところ、第1表の結果が得られた。
ガス、ヘリウムJ3よび一酸化炭素を封入した以外は同
様な方法を行なったところ、第1表の結果が得られた。
比較例 3
実施例11の方法において、アルゴンの代りに空気を封
入しlζ以外は同様な方法を行なったところ、第3表の
結果が得られた。
入しlζ以外は同様な方法を行なったところ、第3表の
結果が得られた。
第 3 表
採血m<rnl>
製造 1年 2年 3年
試 料 封入ガス −Rf+* i* 4
*実施例11 アルゴン 10.0 8,9 8.
0 7,2実施例12 酸素 10.0 9,
2 8,4 7.8実施例13 炭酸ガス 10.
0 9,8 9.4 8.4実施例14 ヘリウム
10,0 10,3 9.2 8.1実施例15 −
酸化炭素 10,0 9.13 9.1 8.1比較例
3 空気 10.0 8.5 7.0 5.6実
施例 16〜20 実施例1〜5と同様な方法にJ3いて、脱e素剤として
エージレス(商品名:三菱瓦斯化学(株〉製)を減圧採
血管1とどもに密封包装容器に収納した以外は同様にし
て密封した。このようにして作成された減圧採血管1に
ついて採血量の経時変化を試験しkどころ、第4表の結
果が得られた。
*実施例11 アルゴン 10.0 8,9 8.
0 7,2実施例12 酸素 10.0 9,
2 8,4 7.8実施例13 炭酸ガス 10.
0 9,8 9.4 8.4実施例14 ヘリウム
10,0 10,3 9.2 8.1実施例15 −
酸化炭素 10,0 9.13 9.1 8.1比較例
3 空気 10.0 8.5 7.0 5.6実
施例 16〜20 実施例1〜5と同様な方法にJ3いて、脱e素剤として
エージレス(商品名:三菱瓦斯化学(株〉製)を減圧採
血管1とどもに密封包装容器に収納した以外は同様にし
て密封した。このようにして作成された減圧採血管1に
ついて採血量の経時変化を試験しkどころ、第4表の結
果が得られた。
比較例 4
実施例16の方法において、アルゴンの代りに空気を封
入した以外は同様な方法を行ったところ、第4表の結果
が得られた。
入した以外は同様な方法を行ったところ、第4表の結果
が得られた。
第4表
採血量(mffi)
製造 1年 2年 3年
試 料 封入ガス ユ Jl J
実施例16 アルゴン 10.0 9.2 8.5
7.8実施例17 酸素 10,0 9.4
8,9 8.3実施例18 炭酸ガス 10,0
10,0 9,7 9.3実施例19 ヘリウム
10.0 10.6 10,2 9.8実施例2〇
−酸化炭素 10.0 9.8 9.5 9.2比較
例4 空気 10.0 9.0 8.4 7.8
■0発明の具体的効果 以上述べたように、本発明は、一端が閉塞しかつ他端が
開口した管状部材と、該開口端を密閉した穿刺可能な栓
部材とよりなる採血管と、該採血管を収納した密封容器
とよりなり、該採血管を構成り′る部側の少なくとも一
方の材質に対づる透過係数が該採血管外雰囲気よりも高
いガスを該採血管内に」9人しかつ減圧状態に保ってな
る減圧採血管であるから、容器自体がある程度ガス透過
性のものであっても、封入ガスの方が採血管外雰囲気ガ
スよりも透過性が高いので、封入ガスの採血管外雰囲気
ガスとの分圧差による透過間の方が、採血管外雰囲気ガ
スの封入ガスとの分圧差にJ、る透過量より大ぎいので
採血管内は常に所定の減圧度に保たれるのである。
7.8実施例17 酸素 10,0 9.4
8,9 8.3実施例18 炭酸ガス 10,0
10,0 9,7 9.3実施例19 ヘリウム
10.0 10.6 10,2 9.8実施例2〇
−酸化炭素 10.0 9.8 9.5 9.2比較
例4 空気 10.0 9.0 8.4 7.8
■0発明の具体的効果 以上述べたように、本発明は、一端が閉塞しかつ他端が
開口した管状部材と、該開口端を密閉した穿刺可能な栓
部材とよりなる採血管と、該採血管を収納した密封容器
とよりなり、該採血管を構成り′る部側の少なくとも一
方の材質に対づる透過係数が該採血管外雰囲気よりも高
いガスを該採血管内に」9人しかつ減圧状態に保ってな
る減圧採血管であるから、容器自体がある程度ガス透過
性のものであっても、封入ガスの方が採血管外雰囲気ガ
スよりも透過性が高いので、封入ガスの採血管外雰囲気
ガスとの分圧差による透過間の方が、採血管外雰囲気ガ
スの封入ガスとの分圧差にJ、る透過量より大ぎいので
採血管内は常に所定の減圧度に保たれるのである。
また、前記密封容器内に脱M素剤を収納りる場合には、
該密封容器内は常に実質的無酸素状態に保たれるので、
仮りに好気性微生物が存在していても繁殖の心配はなく
、しかも封入ガスとして酸素を用いた場合、分圧差が大
きくなるので採血管外への透過が容易になる。また他の
ガスを封入した場合でも、採血管外雰囲気ガスとして空
気より窒素のほうが透過性が低いので、減圧度保持効果
が大ぎいのである。
該密封容器内は常に実質的無酸素状態に保たれるので、
仮りに好気性微生物が存在していても繁殖の心配はなく
、しかも封入ガスとして酸素を用いた場合、分圧差が大
きくなるので採血管外への透過が容易になる。また他の
ガスを封入した場合でも、採血管外雰囲気ガスとして空
気より窒素のほうが透過性が低いので、減圧度保持効果
が大ぎいのである。
特に、該採血管を椙或づる部材の少なくとも一方の材質
に対するガス透過係数が、採血管内封入ガスの透過係数
をΔおよび採血管外雰囲気ガスの透過係数をBとしたど
きに208>A>1.OB。
に対するガス透過係数が、採血管内封入ガスの透過係数
をΔおよび採血管外雰囲気ガスの透過係数をBとしたど
きに208>A>1.OB。
特に10 [3>Δ> 4.3の関係である場合には、
容器内が減圧されずぎることな(はぼ一定の減圧度を保
つことができるので好適である。また、封入ガスとして
、ヘリウム、アルゴン、ネAン、酸素。
容器内が減圧されずぎることな(はぼ一定の減圧度を保
つことができるので好適である。また、封入ガスとして
、ヘリウム、アルゴン、ネAン、酸素。
炭酸ガス、−酸化炭素、エタン、プロパン等、特にアル
ゴン又は炭酸ガスを使用すると、ガス透過係数が適当で
かつ安全性が高いので優れた効果が4r′Iられる。さ
らに、管状部材としてガラス以外にガス透過性の低い合
成樹脂製、特にメヂルメタクリレート樹脂製のものを使
用しても良好な結果が得られ軽量でかつ貯蔵、運搬中あ
るいは使用時に破損する心配がなく、さらに、栓部材と
してブチルゴム以外に熱可塑性エラストマーとポリイソ
ブチレンと部分架橋ブチルゴムとの配合物製のものを使
用しても、ガス透過性が低く、しかも裸面剣の穿刺によ
り公)ど止栓との間が緩むことなく充分な弾性おJ、び
機密性をもって採血針を保持覆るので、所定の採血が可
能となる。また、密封容器がガス遮断性を有する合成樹
脂シート製であるので、JH2酸素剤を収納した場合、
密封容器内を実質的に無酸素状態に保つことができる。
ゴン又は炭酸ガスを使用すると、ガス透過係数が適当で
かつ安全性が高いので優れた効果が4r′Iられる。さ
らに、管状部材としてガラス以外にガス透過性の低い合
成樹脂製、特にメヂルメタクリレート樹脂製のものを使
用しても良好な結果が得られ軽量でかつ貯蔵、運搬中あ
るいは使用時に破損する心配がなく、さらに、栓部材と
してブチルゴム以外に熱可塑性エラストマーとポリイソ
ブチレンと部分架橋ブチルゴムとの配合物製のものを使
用しても、ガス透過性が低く、しかも裸面剣の穿刺によ
り公)ど止栓との間が緩むことなく充分な弾性おJ、び
機密性をもって採血針を保持覆るので、所定の採血が可
能となる。また、密封容器がガス遮断性を有する合成樹
脂シート製であるので、JH2酸素剤を収納した場合、
密封容器内を実質的に無酸素状態に保つことができる。
第1図は本発明による減圧採血管の一例を示づ断面図で
あり、また第2図は減圧採血管を密封容器に収納した状
態を示す斜視図であり、また、第3〜4図は減圧採血管
の使用状態を示す断面図である。 1・・・減圧採血管、 2・・・管状容器、 3・・・
開[1端、 4・・・栓部材、 5・・・内部空間、
11・・・■党酸素剤、 12・・・密封容器。 綜 昧
あり、また第2図は減圧採血管を密封容器に収納した状
態を示す斜視図であり、また、第3〜4図は減圧採血管
の使用状態を示す断面図である。 1・・・減圧採血管、 2・・・管状容器、 3・・・
開[1端、 4・・・栓部材、 5・・・内部空間、
11・・・■党酸素剤、 12・・・密封容器。 綜 昧
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)一端が閉塞しかつ他端が間口した管状部材と、該
聞し]端を密閉した穿刺可能な栓部材とにりなる採血管
と、該採血管を収納した密封容器どよりなり、該採血管
を構成18部材の少なくとも一方の材質に対ヅる透過係
数が該採血管外雰囲気よりも高いガスよりも高いガスを
該採血管内に14人しかつ減圧状態に保ってなる減圧採
血管。 (2)該採血管を構成する部材の少なくとも一方のIh
に対りるガス透過係数が採血管内1J人ガスの透過係数
をAおよび密封容器内雰囲気ガスの透過係数をBとした
とぎに208>A>8である特許請求の範囲第1項に記
載の減圧採血管。 (3)該採血管を構成する部材の少なくとも一方の材質
に対するガス透過係数が、採血管内封入ガスの透過係数
をAおよび密封容器内雰囲気ガスの透過係数をBとした
ときに10B>A>43である特許請求の範囲第1項に
記載減圧採血管。 (4)採血管内封入ガスが、ヘリウム、アルゴン、酸素
、炭酸ガス、−酸化炭素、エタンおよびプロパンよりな
る群から選ばれた少なくとも1秤のガスである特許請求
の範囲第2項に記載の減圧採血管。 (5)採血管内封入ガスがアルゴン又は炭酸ガスである
特許請求の範囲第4項に記載の減圧採血管。 (6)管状部材が合成樹脂製である特許請求の範[11
1第1項ないし第5項のいずれか一つに記載の減圧採血
管。 (7)管状部(Δを構成づ゛る合成樹脂がメチルメタク
リレート樹脂である特許請求の範囲第6項に記載の減圧
採血管。 (8)栓部材が熱可塑性エラストマーど、ポリイソブチ
レンと、部分架橋ブチルゴムとの配合物よりなるもので
ある特許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか一つ
に記載の減圧採血管。 (9)一端が閉塞しかつ他端が間口した管状部祠ど法器
[1端を密閉した穿刺可能な栓部材とJ、りなる採血管
と、説酸素剤と、該採血管および該肌酸素剤を収納した
密封容器とJ、りなり、該採血管を構成づる部材の少な
(とも一方の材質に対する透過係数が該採血管外雰囲気
J、りも高いガスを該採血管内に封入しかつ減圧状態に
保ってなる減圧採血管。 (10)該採血管を構成する部材の少なくとも一方の材
質に対するガス透過係数が、採血管内封入ガスの透過係
数をAおよび密封容器内雰囲気ガスの透過係数をBとし
たときに20B>A>8である特許請求の範囲jiTQ
項に記載の減圧採血管。 (11)該採血管を構成づ“る部材の少なくとも一方の
材質に対するガス透過係数が、採血性向封入ガスの透過
係数をAおよび密封容器内雰囲気ガスの透過係数をBと
したとぎに10B〉△>4Bである特許請求の範囲第9
項に記載の減圧採血管。 (12)採血管内封入ガスがヘリウム、アルゴン、ネオ
ン、酸素、炭酸ガス、−酸化炭素、エタンおよびプロパ
ンよりなる群から選ばれた少なくとち1種のガスである
特許請求の範囲第10項に記載の減圧採血管。 (13)採血管内封入ガスがアルゴン;Eたは炭酸ガス
である特許請求の範囲第12項に記載の減1工採血管。 (1/1)管状部材が合成樹脂製である特許請求の範囲
第9項ないし第13項のいずれか一つに記載の減圧採血
管。 (15)管状部材をm成する合成樹脂がメチルメタクリ
レ−1・樹脂である特許請求の範囲第14項に記載の減
圧採血管。 (1G)栓部材が熱可塑性エラス1〜マーと、ポリイソ
ブチレンと、部分架橋ブヂルゴムとの配合物よりなるも
のである特許請求の範囲第9項ないし第15項のいずれ
か一つに記載の減圧採血管。 (17)密封容器がガス遮断性を有りる合成樹脂シート
製である特許請求の範囲第9項ないし第16項のいずれ
か一つに記載の減圧採血管。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57176231A JPS5967934A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 減圧採血管 |
EP83110048A EP0106290B1 (en) | 1982-10-08 | 1983-10-07 | Evacuated blood collecting device |
DE8383110048T DE3376194D1 (en) | 1982-10-08 | 1983-10-07 | Evacuated blood collecting device |
AU19960/83A AU546483B2 (en) | 1982-10-08 | 1983-10-07 | Evacuated blood collecting device |
US07/283,024 US4936314A (en) | 1982-10-08 | 1988-12-09 | Method of evacuating and preserving a blood collecting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57176231A JPS5967934A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 減圧採血管 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1338379A Division JPH02189131A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 減圧採血管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5967934A true JPS5967934A (ja) | 1984-04-17 |
JPS644455B2 JPS644455B2 (ja) | 1989-01-25 |
Family
ID=16009923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57176231A Granted JPS5967934A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 減圧採血管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5967934A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61176327A (ja) * | 1985-01-29 | 1986-08-08 | 積水化学工業株式会社 | 真空採血管 |
JPS61163607U (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-09 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5238993A (en) * | 1975-08-28 | 1977-03-25 | Svensson Jan Axel | Method and apparatus for correcting solution samples |
JPS5967933A (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-17 | テルモ株式会社 | 減圧採血管 |
-
1982
- 1982-10-08 JP JP57176231A patent/JPS5967934A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5238993A (en) * | 1975-08-28 | 1977-03-25 | Svensson Jan Axel | Method and apparatus for correcting solution samples |
JPS5967933A (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-17 | テルモ株式会社 | 減圧採血管 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61176327A (ja) * | 1985-01-29 | 1986-08-08 | 積水化学工業株式会社 | 真空採血管 |
JPH0510095B2 (ja) * | 1985-01-29 | 1993-02-08 | Sekisui Chemical Co Ltd | |
JPS61163607U (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS644455B2 (ja) | 1989-01-25 |
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